HALa9000s CINEcolumn

映画って本当にいいもんですね
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2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968・米・英)

今まで見た映画の中で1番好きだ〜〜〜っ!レッツ右脳で鑑賞!


★★★★★
139分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
原作:アーサー・C・クラーク
出演:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスター、 ダグラス・レイン(HAL9000の声)

今まで見た映画の中で一番好きな映画。
好きすぎて、とくに感想がない。
くらいの勢いだったけど、
少しだけ思ったことをしたためてみる。

最近読んだ、社会心理学者のエッセイでこんな話が紹介されていた。
右脳と左脳を結んでいる脳梁が切断された人に
右脳だけに笑ってくださいという指示をだし、
笑ってもらったところで、
何故笑っているかと尋ねる。
すると、「あなたが面白い人だから」と答えた。

本当は、右脳が見た指示によって、その人は笑ったのだが
左脳にその情報が伝わっていないため、
勝手に左脳がもっともらしい理由をでっちあげたわけだ。

そして、今日、2001年宇宙の旅を映画館で見てきた。
僕はこの映画を見ると、毎回同じ場所で泣いたり寝たり
怖がったり気持ちよくなったりする。

ちなみに、その場所をいくつかざっと紹介すると
【1】オープニングタイトル、2001: A Space Odysseyという文字が
出た瞬間に自然と涙が出る。
【2】骨が道具になると気づいて、はじめて振りおろしたときに
みごとな角度で砕かれた骨がこちらに飛んでくると力がみなぎる。
【3】月に現れたモノリスを調査しにいって
記念撮影するあたりがものすごく怖い。
【4】HALが72時間後に故障するというパーツを交換する船外活動で
強烈な眠気を感じ、数分寝てしまう。
【5】自分が間違ってることを認め、情けないまでに命を懇願する
HALのスイッチを切っていくところで号泣。
【6】真っ白い部屋に通されるまでのサイケな映像場面で笑顔になる。
【7】年老いたボーマン博士を見るとものすごく怖い。
【8】地球とスターチャイルドがうつり、エンドクレジットに
切り替わる瞬間に号泣。
というような感じ。

これらは、説明が簡単そうなものもあるけど、
そうでもないものもあって、
結局はよくわからないけど、すげーーもんを見た!
という満足感だけいっぱい。
これってなんだろな〜とず〜っと疑問に思ってるけど、
右脳だけはその本当の理由を知ってるのかな?
それを表す言語を左脳がしらないので
意識としては、はっきりした理由がわからないけど、
それをなんとか説明したいのにできなくてもどかしいけど、
それはそれで、いいのかな?

ようは、ブルースリーの言う
Don't think, Feeeel!ということか。


CD:2001年宇宙の旅 [Soundtrack]
BOOK:決定版 2001年宇宙の旅
BOOK:未来映画術「2001年宇宙の旅」

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時計じかけのオレンジ / A CLOCKWORK ORANGE (1971・英)

キューブリックの人類に対する無条件の愛を見た?


★★★★★
137分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、エイドリアン・コリ、オーブリー・スミス、マイケル・ベイツ、スティーヴン・バーコフ
音楽:ウォルター・カーロス

オープニング。
赤と青の背景にシンプルな白い文字が出てるだけなのに
どうしてこんなにもインパクトがあって美しいのか…
その後も全編この調子でカッコイイんだから、たまったもんじゃない。
何度見てもキューブリックのセンスの良さにためいき。
映像や音楽のカッコよさは他でいくらでも
語られているので、ここでは内容にフォーカスしてみる。

実は原作の小説と映画ではラストが全然違う。
原作では、悪行三昧なアレックスくんの話は
すべて過去のもので、結局は体よく生きるために
まともな大人になってしまったアレックスくんが
昔は俺もとんがってたんだぜ〜
なんて、青春時代を回想してることになっている。

それに対し、
アレックスくんを生まれながらの悪として
最後まで描ききった
キューブリックはすばらしい。
暴力大好きな本性を無理矢理強制されて
生きた屍のようにされてしまったアレックスくんが
本来の自分に目覚め帰還する瞬間の爽快感。

この気持ちの良さは、
キューブリックに全部受け入れてもらった
という感じがするからなのかもしれない。
世間的に善いとされる行いをしなければ
決して愛されない世の中で

自分が自分であるのなら、
どんなに反社会的な人格であろうとも
その存在を認めます。
どんなに世の中の役に立たなくとも
この上なくクールです。
(ま、アレックスくんは悪い政治家の
イメージアッププロモーションの役に立ってるけどね〜)

と、言われているような気がするのだ。
いってみれば、無条件な愛情に満ちている?

たしか、谷川俊太郎もこんなことを言っていたはず。

「理性は誤るとしても感情はどうか
泉のように吹き出て尽きることのない感情は
たとえそれが人を破滅に導こうとも
正しい」



CD:時計じかけのオレンジ [Soundtrack]
BOOK:時計じかけのオレンジ 完全版
DVD:MEDICOM TOY LIFE ENTERTAINMENT The Rocking Machine※じいさんちにあったアレ

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フラガール (2006・日)

松雪泰子の衝撃的な美しさを堪能せよ!


★★☆☆☆
120分/カラー
監督:李相日
脚本:李相日、羽原大介
出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸部一徳、富司純子、高橋克実、寺島進

松雪泰子の美しさに唖然。衝撃。
パーフェクトなルックス。
キャラ設定も最高。
あれだけで見たかいがあった。
岸辺一徳もよい感じ。
蒼井優って、見た目は好みじゃないけど演技うまいな〜。
その他、役者陣はみんないい感じと思う。

が、内容は…
クライマックスありすぎ。
泣かせようとしすぎ。
別れだの和解だのがしつこく何回もあるので
だんだん、どうでもよくなってくる。飽きる。
しかも、それらのシーンになると
イチイチテンポが悪くなる。

ラストのフラダンスシーンは
それほどよくないのに無駄に長い。
チアーズのチアシーンくらい面白ければ
延々やってもらってもいいけどさ〜〜。
 

CD:フラガール plus 1
CD:フラガール~ ジェイク・シマブクロ
DVD:あなたもフラガール DVDで学ぶはじめてのフラレッスン

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崖の上のポニョ / PONYO (2008・日)

 M・ナイト・シャマランの迷走っぷりとかぶる

★★☆☆☆
101分/カラー
監督・脚本:宮崎駿
声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、土井洋輝、奈良柚莉愛


オープニングの映像がなかなかキレイだったので
もしや面白いのかな?と思いきや
やっぱりつまらないのがさすがジブリ。

親を下の名前で呼び捨てなのが
なんか気持ち悪い。

お母さんが躁鬱病なのかなんなのか
行動が不安定でヘコむ。

ポニョの変形がグロテスクなのは面白い。

が、そんなグロい奴にちょっと会って親切にしただけで惚れられて
災害まで起すほどストーキングされるというストーリーに恐怖。
アメリをみたときのような怖さ。

さらに今まで以上に全開なロリコン、マザコンテイストにも恐怖。
手塚治虫よろしく女子の変身フェチっぷりにも恐怖。

人魚姫、ピノキオ、海底2万マイル、パプリカ
その他いろいろ、なんかどっかで見たような要素ばかり。

最終的にたまたま1発当ててしまい、
周りから実力以上にチヤホヤされちゃったために
1人よがりな作品しかつくれなくなった
M・ナイト・シャマランにそっくりな迷走っぷり。
でも、あっちは若手だけど、こっちはじいさんなので
より物悲しい…
裸の王様をリアルにみたというか。

誰か教えてあげたらいい。
絵はうまいって認めるから映画はもうがんばらなくてもいいよと。
実際、本人はそういわれたいんじゃないか。
ポニョって名前つけたとき、もっとみんなが
それはないっす、そろそろ目を覚ましたらどうですか?
って正直につっこんでくれると思ったんじゃないか?
だってポニョだよ??正気の沙汰じゃないよ?

ちなみにこんだけクソミソに言ってますが
ナウシカやらラピュタやら魔女の宅急便やらに
比べたらだいぶ面白いとは思います。


<関連商品>
CD:崖の上のポニョ サウンドトラック
DVD:ポニョはこうして生まれた。 ~宮崎駿の思考過程~

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Dr.パルナサスの鏡 / THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS (2009・英・カナダ)

 未来世紀ブラジル的怒りをモンティパイソン風に笑い飛ばす


★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・トロイヤー     パーシー、トム・ウェイツ


男前4人が1人を演じるつーとこばっかり
宣伝されちゃってる「Dr.パルナサスの鏡」。
最近はテリーギリアムもパッとしないし、
どうなんかな〜と思ってたけども、久々きた〜〜〜!

未来世紀ブラジル的な社会への怒りを
モンティパイソンのシュールお笑いテイストで描いてる。

信心深く真面目なわりに煩悩全開な永遠の命を持つ僧侶、Drパルナサスに
遊んだっていいんだぜと自由を満喫してる悪魔、Mr.ニックが
賭け事に誘って、大騒動。
その後もなんだかんだで世界を巻き込んで
ギャンブルに興じる2人だったが
賭けの対象が自分の娘となったら、
シリアスすぎて楽しめなくなってきた僧侶。
もう生きるのにも飽きてきたけど死ねないし…
と、絶望していたら、
宣伝でおなじみ男前4人(ヒース・レジャー、ジョニー・デップ、
ジュード・ロウ、コリン・ファレル)が扮する
謎の男トニーが現れ、また楽しくなってきた!
つー風刺ファンタジー。
不思議の国のアリスにも似たファンタジックな映像とカオス感。
悪い人もいないけど、いい人もいない素敵な感じ。

例えば、
謎の男トニーを追いかけてくるロシアのマフィアは
警官になれば合法的に暴力をふるい放題だぞ!と諭す僧侶と
ファミリーが大切よ!というマフィアのおかんに扮する悪魔
どちらを選択するか迫られる。
どっちもどっちじゃね〜かw。

大した差もないのに、
どっちが正しいとか悪いとか
選択するのは、もうウンザリだ!
くだらない他人の勝負につきあって
不自由に生きるのなんかまっぴらだ!

自分がこの世に存在してようとしてなかろうと、
世界は終わらない、誰も困らない
だから、大丈夫!!
思う存分自分の人生を楽しんでいい!

という社会に対する怒りが爆発している。

アバターの一神教的な
押し付けがましい正義を見たあとだったので、
非常にすがすがしい気分になれました。

そういえば、DrパルナサスとMr.ニックの戦いは、
石油業で大成功している金の亡者と
カルト宗教の布教につとめる若神父の
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を思い起こさせるが

「Drパルナサスの鏡」では、
それまでの流れを破壊するトリックスター、謎の男トニー
が出現したために
DrパルナサスとMr.ニックは対立してる敵同士であるように見えて
実は似た者同士の遊び仲間であること、
でもって、戦ってる本人たちは
自分の意思で戦い、楽しんでいるからいいけれど、
関係ない人々にとっては迷惑きわまりないので巻き込んじゃいけないこと
に気づいてそれぞれが次のステージへ進めたあたりがハッピーね。

それから、ロンドンで撮影されてることもあり、
映画全体がいかにもロンドンつー感じで
薄汚い雰囲気なのも個人的には懐かしく、
ポイント高い。たまには遊び行きたい。

CD:オリジナル・サウンドトラック『Dr.パルナサスの鏡』
BOOK:ヒース・レジャー追悼写真集 【3000部限定生産】

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アバター / AVATAR (2009・米)

映像だけはすごい。3Dで映画館で見ないと価値ゼロ。
AVATAR

★★★☆☆
162分/カラー
監督・脚本:ジェームズ・キャメロ ン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィー ヴァー、ス ティーヴン・ラング、ミ シェル・ロドリゲス

結論、アバターも、2001年宇宙の旅同様、
その時代の最新技術を駆使して作った
驚愕の映像を鑑賞するための映画だという印象。

2001年は映像を見せることに徹して
その他の部分は最小限に抑えているのに対し、
アバターは映像に興味がない大衆をも呼び込むために
無駄な売りポイントをたくさんつけている感じ。

しかしながら、3D映像技術は
ディズニーランドのアトラクション感覚で
なかなか楽しいのに肝心の物語が
邪魔くさくてしょうがなく、非常に残念。

では、その残念な内容はというと、
ハリウッドの大型作品は、
主人公側を安易に正義と定義して
それが勝った負けたなんていうどうでもいいことに
一喜一憂するもの(スポーツ観戦と似てる?)が多いが、
アバターもその例にもれず陳腐。
ま、そういうのが好きな人もいるのは理解できるが、
自分は全然興味ない。

ちなみにアバター側の生活様式と精神性は
ネイティブアメリカンなど
古来から自然と共生する世界のようでもあり
オープンソースをはじめとする
インターネットの世界のようでもある。

が、結局のところ、
地球人もアバターの種族(ナヴィ)もやってること自体は
どっちもどっちでがっくり。

見た目や生活様式や信仰のアイコンが
自分と違う奴は敵なので、とりあえず攻撃しましょう
という考え方の似たもの同士が
無駄に小競り合いしてるだけなのね〜。
それぞれがお互いを認めないし譲らないのね〜。

そして、上映時間(得に後半の戦闘部分)が長すぎて、
途中で面倒くさくなってくる。
もう、人間側の一発目の攻撃のときに
あの神聖なでかい木がなんらかの不思議な力で
戦わずして退けて終了〜〜〜!全1時間半!
くらいのボリュームでよかったと思う。
だって、唯一の見どころ豪華な3D映像も
戦闘になったらよくある感じでつまらないんだもの。

個人的にはストーリーを全部とっぱらって
あーゆー星が発見されて、
その星の生体を紹介する
フェイクドキュメンタリーだったら
最高に楽しかったのにな〜と非常に残念。

ちなみにこの映画、
映画館で、それも3Dで見なかったら
見る価値なしだと思うので、

DVDになったら見ようと思ってるなら
今見に行っておいたがいいかもしんない。

そういえば、こういう陳腐なハリウッド大作を見ると
いつも思い出すのが、子供の頃大好きだった
ポピュラスというゲーム。

自分が神か悪魔になって、自分を信心する民を増やし
最終的にはハルマゲドンで相手側の民を全滅させた方が勝ち
というなんともハードコアなシミュレーションゲームで、
単純にゲームとしてもものすごく面白かったのだが、
僕が好きだったポイントは、
神と悪魔の差はスタート時の
陣地の場所とその土地の環境、民の数くらいのもので
やること自体は基本的には全く変わらず、
どちらでプレイするかも、プレイモードによっては
こちらで自由に選べるところだった。

あのゲームで、神と悪魔=正義と悪ってのは
状況を説明する際、わかりやすくするための
ただのアイコンでしかなく
どちらが正義でどちらが悪かという図式は
どの視点から物を見るかで決まるだけだ
と感じて、気分がスッキリしたのを覚えている。

どちらか一方だけが正しい、
正解が1つしかない、
1つの方法でしか解決しない
そんな世界だったら、僕は息が詰まってしまう。
何が本当かわからないカオスな世界で、あぁよかった。

<関連商品>
BOOK:アバター 公式完全ガイド
BOOK:The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books) (大型本)
CD:アバター [Soundtrack]



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ホーリー・マウンテン / THE HOLY MOUNTAIN (1973・メキシコ・米)

消費社会、宗教、アート他、あらゆる原理主義に対するとんでもアンチテーゼ
THE HOLY MOUNTAIN
★★★★★
163分/カラー
監督・脚本・音楽・出演:アレハンドロ・ホドロフスキー
製作:アレン・クライン
出演:ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、アリエル・ドンバール

エルトポほかメキシコの変態映画でおなじみの
アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品。
エルトポもサンタサングレもそんなにグッとこなかったが、
これはすごい。全く意味がわからない。
にも関わらず、面白すぎる。

しょっぱな、マリリンモンローなケバいねえちゃん2人が
おっさんに化粧をおとされ、爪と服をはがされ、髪を刈られる。
シーンは変わって、キリスト風の男が、
手足のないフリークなおっさんと子供たちに
十字架にくくりつけられ石を投げられる。
その後、反撃。
逃げ切れなかったおっさんを捕まえボコボコにしたのち
一緒にマリファナを一服吸って休憩したら
フリークおっさんとキリスト男は大の仲良しに。
街にでると、殺人ショー?をやっており、
ビビットでカラフルな血が飛び散り
それを見て、観光客セレブたちが喜んでいる。
そのうち1人のマダムがそこへ駆けつけた警官にレイプされ大喜び。
早速、旦那と共にその様子を記念撮影。
見世物小屋では戦士の格好をした大量のカエルを爆破。
キリスト男は拉致され、石工で型をとられて
キリストマネキンを大量生産される…
ここまでで、ほんのオープニング程度。
全部書いてたらキリがないので、ここまで読んで
気になった人は見てください。

ラストなんか、そんなんあり〜〜!!?
という、とんでもっぷり。

エログロオンパレードでありながら、
どこかキッチュでポップで美しい。
おかげで、元気になれました。


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プラダを着た悪魔 / THE DEVIL WEARS PRADA (2006・米)

出来のよいフェミニスト映画だが、夢セレブな女子は要注意
THE DEVIL WEARS PRADA
★★★☆☆
110分/カラー
監督:デヴィッド・フランケル
原作:ローレン・ワイズバーガー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ、サイモン・ベイカー

バカな女子向けの陳腐な映画なのかと思いきや
思ったよりも出来がよくてびっくり。
男気あふれる女がたくさん出てくるフェミニストな映画。
とにもかくにも、アンハサウェイがかわいい。
最初のダサダサな感じもカワイイけど、
やっぱ仕事のためにオシャレになった
あたりから超カワイイ。
自分もちょっとは見た目に気を使おうかしら?と思ったり。

でも、「夢セレブ」とか言ってる子が
こーゆー映画の表面的な部分にのみ感化され、
どうでもいいサービスや広告にのせられて
無い金を搾取され、結局後には何も残らない
ちょっとしたセレブ気分を味わうサービスを堪能し
現実逃避しているのかなと思うと少し哀れだ。

ま、最近はそんな女子もだいぶ少なくなったかも?
彼女らは今、婚活で必死かな?
農家でいいから嫁ぎたいとか言ってたり?

もし、あなたの夢が、
数年前の夢「セレブ」、今の夢「専業主婦」
だとしたら、お気をつけて。
それ、誰かの利益のために
押し付けられた夢かもしんないから。


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BOOK:プラダを着た悪魔 (名作映画完全セリフ集、英会話学習)

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ロバと王女 / PEAU D'ANE (1970・仏)

衣装や女の子のオシャレさは必見。でも娘に求婚する王様ってどうなん?
PEAU DANE
★★★☆☆
90分/カラー
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、ジャック・ペラン

ロシュフォールの恋人たちと同じくジャック・ドゥミ監督、
そして同じくカトリーヌドヌーブ主演のおとぎ話。
やっぱり衣装他、おしゃれさかわいさは必見。

が、美しいお妃が死んで、それ相応の美しさの後妻を探しているうち
娘がキレイだと気付いて、執拗なまでに求婚する王様ってどうなん?
そして、その後の展開も謎が多い。
おとぎ話って確かにこんな無茶なストーリー展開が多い気がするが、
そのままやらんでもいいんじゃないかという気も。

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不意打ち / Lady in a cage (1964・米)

全ての映画はこれくらいオープニングに力を注いで欲しい!
Lady in a cage
★★★★☆
95分/カラー
監督:ウォルター・E・グローマン
脚本:ルーサー・デイヴィス
出演:オリヴィア・デ・ハヴィランド、アン・サザーン、ジェフ・コーリイ、ジェームズ・カーン、スキャットマン・クローザース

ひゃ〜〜!オープニングがカッコよすぎ!!!!
ローラースケートで浮浪者を踏みつける黒人ギャル
熱気ムンムンの中、カーセックスにいそしむカップル
ゴミ箱が爆発し、フタが宙を舞う
そして、車にひき殺された犬の死体
こんな不穏な日常シーンが次々ながれ、
そのスチールに格子のような模様が重なって、
文字がババーーン!超クーーーール!!!
この部分だけでも、見る価値あり。

溺愛している息子と2人暮らしの足の悪いばあさんが
家の真ん中にある檻型エレベーターで2階へあがる途中、
停電になり閉じ込められてしまう。
息子はあいにく外出中。
緊急ベルで外に助けを求めるがやってくるのはキチガイばかり、
家荒らされ放題。
ともかく、息子が帰ってくるまでの辛抱…と思いきや、
息子は母との関係を苦に本日、自殺をしに出ていったため
2度と帰ってこない。ガーン!
このばあさんの運命やいかに!

中盤だれる感じもあるけれど、
大したこと起こってね〜のに、なにやら怖かった。
サイコが好きなら絶対見るべし。

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