HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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ジャックと豆の木 (1974・日)

ついに、DVDが発売されました!伝説の日本アニメ!

★★★★★
98分/カラー
監督:杉井ギサブロー
音楽:三木たかし/井上忠夫/都倉俊一/阿久悠(歌詞)
声の出演:市村正親/山本リンダ/悠木千帆(樹木希林)/西村晃/左とん平

「ミュージカルファンタジー」と堂々映し出され、ファンキーな音楽とサイケな映像にあわせて左とん平がシャウトするオープニング。もうその時点で満点差し上げる。が、そのワクワクが最後まで続くんだからホントにすごい。貧乏なのに悲壮感がないジャックと肝っ玉おっ母と演歌犬クロズビー、ムーグチックな楽器をひいてる不思議を売る男、オドロオドロしく薄気味悪い雲の上のお城、そこに住む気が狂ってとろんとした目のマーガレット姫、家来のねずみたち、ハート柄パンツでおそいかかる巨人チューリップ王子、巨人症息子を利用しお城のっとり計画進行中のすっげー怖いノワール夫人。ロック、ポップ、ファンク、ブルース、エレクトロ(?)、演歌(!)とバラエティに富んだ素晴らしい音楽の数々。いやもうかききれない。それくらい、いい。
子供の頃、とにかく何度も見た日本のアニメ映画はこれと銀河鉄道の夜なのだが、その2本が同じ監督の手によるものだと知ったのはつい最近。どっかの説教じみたロリコンを評価する前にこの人をもっと評価した方がいいんじゃないか?日本のアニメ好きの皆さん。つーかサントラCDとDVDを出してくれよ!!頼む!!(2004年4月11日 20時13分 記)

……と、思っていたら、ついに出ました〜〜!この記事を書いてから実に10年以上経って、DVD発売!感無量!

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DVD:ジャックと豆の木 [DVD]
CD:山本リンダBEST(挿入歌「奇跡の歌」収録)
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ハウルの動く城 / HOWL'S MOVING CASTLE (2004・日)

自分たちは特別だとかいって優越感に浸ってる気持ち悪い感じ。


★★☆☆☆
119分/カラー
監督・脚本:宮崎駿
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出演:倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、大泉洋

途中飽きてちゃんと見れてないから、
評価もなにもあったもんじゃないけど、
やっぱりなんだかな〜。

とりあえず、ハウルの声がなんか微妙と思ったら
木村拓哉なのか。なるほど。

冴えないオタク娘(ばあさん)と
ナルシスで勘違いしまくってるキモ男という
魅力のない者同士が
傷なめあって2人だけの世界に閉じこもってる感じ?
自分たちは特別だとかって優越感に浸ってるような 
気持ちのわる〜〜い感じ?

なんか、この主人公たち、
友達や仲間をあんまり大事にしないというか
いい人ぶってるけど、すごく利己的でヘコむ。 
これじゃ、友達いないのも仕方ないよな〜って思うけど、
そこは、周りの人間は悪だ敵だと決めつけてつっぱしる。
こういう人たちに振り回されるのすごく嫌だなと思ってヘコむ。

ジブリ作品てそゆの多いね。
友情があんまり出てこないつーか。
人付き合いつったら、
家族関係か恋愛関係か師弟関係みたいのばっかで。
ワイワイ楽しい仲間や友情ってのがなくて
どんよりした気分になる。

ま、散々酷評してきたが、唯一、 
パワーがなくなっちゃったボケばあさんと 
モサモサでふてぶてしい犬のコンビだけは
とてもカワイらしい。
この2人をメインにしたドタバタコメディだったら、 
すごく見たいのになぁ〜〜〜と心底思う。 
でも、そういう素敵なことはしないのが、ジブリ。

CD:ハウルの動く城 サウンドトラック [Soundtrack]
BOOK:魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 [単行本]

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ジェネラルルージュの凱旋 (2009・日)

堺雅人の笑顔が小日向文世にそっくり
 ジェネラルルージュの凱旋
★★★☆☆
123分/カラー
監督・脚本:中村義洋
脚本:斉藤ひろし
原作:海堂尊
出演:阿部寛、堺雅人、竹内結子、羽田美智子、山本太郎

爽やかすぎて裏がありそうな堺雅人の笑顔が
愛しの小日向文世にそっくりだという事に気づいてから、
堺雅人にぞっこんである。
日本人で最も好きな顔、小日向文世に毛が生えた!万歳!
ということで、その境雅人と
日本人で最も好きな体型、阿部寛
を拝みたいだけで鑑賞。
感想、阿部寛と堺雅人がカッコイイ。
できれば阿部寛の立ち姿がもっと見たい。
ちなみに内容は、つまんなくはないが、正直どうでもよい。
あぁ、でも、やっぱり、小日向文世が若かったらなぁ…
若き日の小日向文世を拝みたい。

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DVD:チーム・バチスタの栄光
BOOK:ジェネラル・ルージュの凱旋(上)
BOOK:ジェネラル・ルージュの凱旋(下)

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パコと魔法の絵本 (2008・日)

ホラ、泣けよ!と脅されてるような涙カツアゲ映画
パコと魔法の絵本
★★★☆☆
105分/カラー
監督・脚本:中島哲也
原作:後藤ひろひと
出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、木村カエラ

非常に評価がしにくい。
主人公の女の子はかわいい。役所広司も泣かせる。
一見、雰囲気もチョコレート工場みたいで楽しそう。
でも、な〜〜んか全てが鼻につく。
全てがわざとらしい。
こういうのが好きなんだろ?ホラ笑えよ、泣けよ!
と脅されているような感じ。
弟が、涙カツアゲ映画と言っていたがホントそんな感じ。

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BOOK: パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)

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デトロイト・メタル・シティ (2008・日)

90年代、渋谷系にどっぷりハマってた恥ずかしい人必見!DMC
★★★★☆
104分/カラー
監督:李闘士男
脚本:大森美香
出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、松雪泰子、ジーン・シモンズ、秋山竜次、細田よしひこ、大倉孝二、岡田義徳、カジヒデキ

ピチカートファイブ、カヒミカリィ、コーネリアス、
カジヒデキ、小沢健二…と聞いて、ピンときたなら絶対見ろ。
松山ケンイチのあまりのキモさに、
渋谷系にハマってた若かりし頃を思い出し
居たたまれないこと間違い無し。
特にクラウザーさんが渋谷系バンドをやってる後輩と
遊園地のトイレでオシャレポップを
歌って踊る長回しシーンは、
なんのCGも効果も使っておらず
ただただ恥ずかしい。
が、映像や音響技術が発展したこのご時世で
これほどのアナログチープさはある意味衝撃的で、感動する。
ちなみに音楽が全部よい。
特に、金玉ガールズの「去勢せよ!」が素敵。


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BOOK:デトロイト・メタル・シティ (1)
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バレット・バレエ/ BULLET BALLET (1999・日)

銃にとりつかれたダメ男のカッコよさにシビれる前半20分、以降普通。

★★★☆☆
87分/モノクロ
監督・脚本:塚本晋也
出演:塚本晋也、真野きりな、中村達也、 村瀬貴洋、鈴木京香、井川比佐志

恋人(鈴木京香)が銃で自殺し、
それ以来、銃にとりつかれている男の話。

最初の20分くらいはすごいカッコイイ!面白い!

と思ったのに、しばらくしたら
ヤク中とか、ヤクザとか、レオンのマチルダ的な女子とか
非常にありがちな展開に。

鉄男もそうだが、塚本晋也映画って
勢いとセンスだけは突出してるのに
何か足りない感があるのがもったいない。
面白いのに、最終的に見終わると普通というか。
やっぱりインディペンデント映画だから
予算とかそういう大人の事情で
やりきってない感が出てしまうんだろうか?


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SURVIVE STYLE5+ (2004・日)

2時間も目的のないCMを見せられて、ぐったり。

★☆☆☆☆
120分/カラー
監督:関口現
脚本:多田琢
出演:浅野忠信、橋本麗香、小泉今日子、阿部寛、岸部一徳、麻生祐未、津田寛治、 荒川良々、三浦友和、 千葉真一

2時間、CMを見せ続けられているかのよう。
と思ったら、CM界で有名な人たちが作ってるのか、納得。

殺しても生き返る妻と、催眠術師の阿部寛のキャラクターは
なかなかカッコイイ。
カラフルな部屋他、セットもかわいいっちゃかわいい。
音楽の選曲もそこそこセンスがよく、ダサくない。
が、全ての要素の使い方に情緒が全くない。

たぶん、30秒くらい見るなら
どこを切っても確かに悪くないんだろうけど
それ以上は見てられない。疲れるったらない。
見たところで何も得るものもない。
強いて言えば、CM制作に興味がある人、
そういう業界を目指してる人には勉強になるのか?

映画ではないね。


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CD:「SURVIVE STYLE5+」Original Soundtrack
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A (1998・日)


★★★★☆
135分/カラー
監督:森達也
撮影:森達也/安岡卓治
音楽:朴保

サリン事件を起こしたオウムを許すことはできないが、これにうつされている荒木広報部長やその周りの信者たちをただオウムだからとやみくもに拒絶する社会ってまともだろうか?と思えてくる。部屋の汚さや修行がどうこういう部分は全く理解不能だが、それ以外はオウム信者といえど拍子抜けするくらい普通っぽい。そして、オウム側からのレンズ越しだと、オウムというだけでヒステリックになっている報道陣や警察や一般人の方がむしろ気味悪く見える。こう書くとオウム擁護だなどと短絡的に決めつける輩も出てくるだろうが、そうじゃない。どちらも同じという気がする。外で一悶着あって部屋に戻って信者たちがホッと一息ついて談笑してる様は一般人のそれと変わりがない。きっと、オウム信者に対していじめとしか見えないような扱いをしていた警官だって、職場や家に帰って同じようにやれやれ今日はまいったよ〜なんて話をしてるに違いない。本質が同じなのに、お互いが相手を理解しようと努力しなかった、できなかった結果があーゆー事件につながったのかもしれないね。

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BOOK:「A」?マスコミが報道しなかったオウムの素顔
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スウィングガールズ / SWING GIRLS (2004・日)

スペースチャンネル5の曲にだまされるな!よく考えろ!面白くないぞコレ!

★★☆☆☆
105分/カラー
監督・脚本:矢口史靖
音楽:ミッキー吉野/岸本ひろし
出演:上野樹里/貫地谷しほり/本仮屋ユイカ/竹中直人/小日向文世/谷啓

スペースチャンネル5が大好きなので一瞬いい映画なのかと勘違いしそうになったが、冷静に考えてみると映画としてはひどい。ウォーターボーイズもシルヴィ・バルタンの曲だけで、わりといい映画と勘違いしちゃってたことを改めて認識。反省。音楽の効果ってばおそろしい・・・。ということで音楽を抜きにしてみると、「きちんとドラマを見せるのはめんどくさいので、つまんないギャグや小手先の映像技術でお茶をにごしました」と言わんばかりの内容。ストーリーをないがしろにするなら、唯一光ってる選曲センスだけでも生かして、最後の演奏だけは中途半端に練習した素人ではなくプロの吹き替えにした方がよかったのでは?スクールオブロックの子たちくらいじゃないと感動できんよ。
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真夜中の弥次さん喜多さん (2005・日)

当時、読んでて全く意味不明だったのが、これでやっとスッキリ

★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:宮藤官九郎
音楽:ZAZEN BOYS
原作:しりあがり寿
出演:長瀬智也/中村七之助/小池栄子/阿部サダヲ/柄本佑/生瀬勝久/寺島進/竹内力/森下愛子/岩松了/板尾創路/桑幡壱真/大森南朋/おぎやはぎ/皆川猿時/古田新太/毒蝮三太夫/松本まりか/川口真理恵/あじゃ/前田綾花/松本真衣香/斉藤亜希子/勝俣幸子/山口智充/清水ゆみ/しりあがり寿/松尾スズキ/楳図かずお/中村勘九郎/毒蝮三太夫/研ナオコ/ARATA/麻生久美子/妻夫木聡/荒川良々

宮藤官九郎というと、ちらっとドラマなんかを見てみるとゲンナリするほどつまんないし、しりあがり寿もcomicアレ!で読んでたものの、絵汚いし、わけわかんねぇ!とあまりよい印象はなかったわけです。だから、どーせこれもアホな若者が喜ぶだけの寒い映画だろうと見てませんでした。が、家にビデオあったんで、たまたま見たらこれが案外よい出来でびっくり。もちろん、嫌いなテイストもなくはないですが、いろいろ納得できた。これだけの内容をきっちりわかりやすく、おとぎ話昔話風の雰囲気で形にするってのはかなり大変な作業と思う。で、宮藤官九郎の脚本って今まで、他人が映像化してたからおかしなことになってたんだろなという気もした。この人の脚本の正しい演技や映像やテンポってのはきっとこれ。原作の漫画についても、絵のせいで全然理解不能だったけど(まぁ全部は読んでないし)、ちゃんとしたストーリーがあったんだなとスッキリ。役者も主役をはじめなかなか嫌みがない演技でよい。中でもARATAのバーテンは印象的。唯一、面白くないのが松尾スズキ。この人、どの映画でも、「俺って面白いでしょ」オーラ出ちゃってて下手だなぁと思うのだけど、大人計画の舞台ではどうなの?うまいの?

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DVD:真夜中の弥次さん喜多さんでおなじみヒゲのおいらん
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