HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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チェンジリング / CHANGELING (2008・米)

個人的な真の目的は達成せずとも、戦うことには意義がある
CHANGELING

★★★☆☆
実際におこった、連続殺人事件を
クリントイーストウッドが映画化。
自分の息子がある日突然行方不明になり、
警察に通報するも相手にされず、
全く別の少年をあてがわれて事件解決と
あしらわれる母親役をアンジェリーナジョリーが演じている。

実際の事件自体はかなりグロいサイコ系なのだが、
映画ではその辺はあまりクローズアップされておらず、
やりたい放題で腐敗しまくったロス市警と
その実態をあばき、市民の権利や生活を守ろうとする人々
の戦いに焦点をあてている。

警察ににらまれたら最後、
どんなに正しいことを主張しようとキチガイ扱いされ
泣き寝入りするしかない理不尽な状況に強い憤りを感じる。
ここまで極端な例はないにしろ、
世の中は、そういうことがものすごく多い。
そして、そんな状態はよくないとわかっていても、
とばっちりを受けたくないもんだから、
自分たちの生活第一で我関せずな小市民。
まぁ、庶民じゃどうにもならないっちゃならないけどさ。
でも、自分のつまんない日常を守るため
何かを我慢するとか嫌だね、僕は。

ヒロインがラッキーだったのは、
ちょうど、警察にとどめをさす武器となる理不尽な事件と
捨てるものが何もないからこそ戦える、その被害者を探していた
ジョンマルコビッチ扮する牧師に目をかけられたこと。

いくら正しくても、いくら頑張っても
頭が悪かったり、たった1人だったりしては、
力の強いものには勝てない。
でも、とことん頭を使って、徐々に大勢の人を取り込んで
諦めずにじわじわ戦えば、正しい方が勝てるのだ。

ともかく、そういった事が手際よく表現されていて
途中までは非常によくできている。

が、しかし、最後はどうかな〜〜。
とってつけたような事実が暴かれていって
急に作り物っぽくなるんだよな。
そんなことあるわけねぇ〜!展開が安すぎる!

個人的には、
勝ってもその後の流れが変わるだけで、
実際にその戦いの恩恵をうけるのは戦った本人ではなく、
後に続く人たちで、その恩恵を受けてるはずの後世の人々は
それに気づくこともなく平和にくらし、それゆえ感謝もしない。
それでも、ヒロインの活動には意味があった。
という感じにしめてたら、最高だったんだけどな。


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映画「チェンジリング」を観た。 久しぶりにすごく良い映画を観た気がした。1930年前後のロサンゼルスで起った・・・
チェンジリング | ウォーキングStyleで行こう | 2009/03/09 9:27 AM