HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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アバター / AVATAR (2009・米)

映像だけはすごい。3Dで映画館で見ないと価値ゼロ。
AVATAR

★★★☆☆
162分/カラー
監督・脚本:ジェームズ・キャメロ ン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィー ヴァー、ス ティーヴン・ラング、ミ シェル・ロドリゲス

結論、アバターも、2001年宇宙の旅同様、
その時代の最新技術を駆使して作った
驚愕の映像を鑑賞するための映画だという印象。

2001年は映像を見せることに徹して
その他の部分は最小限に抑えているのに対し、
アバターは映像に興味がない大衆をも呼び込むために
無駄な売りポイントをたくさんつけている感じ。

しかしながら、3D映像技術は
ディズニーランドのアトラクション感覚で
なかなか楽しいのに肝心の物語が
邪魔くさくてしょうがなく、非常に残念。

では、その残念な内容はというと、
ハリウッドの大型作品は、
主人公側を安易に正義と定義して
それが勝った負けたなんていうどうでもいいことに
一喜一憂するもの(スポーツ観戦と似てる?)が多いが、
アバターもその例にもれず陳腐。
ま、そういうのが好きな人もいるのは理解できるが、
自分は全然興味ない。

ちなみにアバター側の生活様式と精神性は
ネイティブアメリカンなど
古来から自然と共生する世界のようでもあり
オープンソースをはじめとする
インターネットの世界のようでもある。

が、結局のところ、
地球人もアバターの種族(ナヴィ)もやってること自体は
どっちもどっちでがっくり。

見た目や生活様式や信仰のアイコンが
自分と違う奴は敵なので、とりあえず攻撃しましょう
という考え方の似たもの同士が
無駄に小競り合いしてるだけなのね〜。
それぞれがお互いを認めないし譲らないのね〜。

そして、上映時間(得に後半の戦闘部分)が長すぎて、
途中で面倒くさくなってくる。
もう、人間側の一発目の攻撃のときに
あの神聖なでかい木がなんらかの不思議な力で
戦わずして退けて終了〜〜〜!全1時間半!
くらいのボリュームでよかったと思う。
だって、唯一の見どころ豪華な3D映像も
戦闘になったらよくある感じでつまらないんだもの。

個人的にはストーリーを全部とっぱらって
あーゆー星が発見されて、
その星の生体を紹介する
フェイクドキュメンタリーだったら
最高に楽しかったのにな〜と非常に残念。

ちなみにこの映画、
映画館で、それも3Dで見なかったら
見る価値なしだと思うので、

DVDになったら見ようと思ってるなら
今見に行っておいたがいいかもしんない。

そういえば、こういう陳腐なハリウッド大作を見ると
いつも思い出すのが、子供の頃大好きだった
ポピュラスというゲーム。

自分が神か悪魔になって、自分を信心する民を増やし
最終的にはハルマゲドンで相手側の民を全滅させた方が勝ち
というなんともハードコアなシミュレーションゲームで、
単純にゲームとしてもものすごく面白かったのだが、
僕が好きだったポイントは、
神と悪魔の差はスタート時の
陣地の場所とその土地の環境、民の数くらいのもので
やること自体は基本的には全く変わらず、
どちらでプレイするかも、プレイモードによっては
こちらで自由に選べるところだった。

あのゲームで、神と悪魔=正義と悪ってのは
状況を説明する際、わかりやすくするための
ただのアイコンでしかなく
どちらが正義でどちらが悪かという図式は
どの視点から物を見るかで決まるだけだ
と感じて、気分がスッキリしたのを覚えている。

どちらか一方だけが正しい、
正解が1つしかない、
1つの方法でしか解決しない
そんな世界だったら、僕は息が詰まってしまう。
何が本当かわからないカオスな世界で、あぁよかった。

<関連商品>
BOOK:アバター 公式完全ガイド
BOOK:The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books) (大型本)
CD:アバター [Soundtrack]



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