HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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ピンクパンサー、007ほか、スパイ・探偵映画特集、選曲リスト

私、HALa9000が出演したDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.「スパイ・探偵映画特集」 (2014年10月11日放送) で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
ピンクの豹 / The Pink Panther (1963)

幼少の頃、大好きだったキャラクター、ピンクパンサー。あれが、探偵コメディ映画だったと知ったのはだいぶ大きくなってから。ピーター・セラーズ演ずるクルーゾー警部がいい感じ。ピーター・セラーズは、ロリータや博士の異常な愛情などキューブリック作品でもいい味出してるいい役者。



選んだ曲は、かの有名なテーマ曲。
Henry Mancini / The Pink Panther Theme
 

M-2:
007 シリーズ / James Bond films

スパイ映画といえば、やっぱり 007 ジェームズボンドだよね。特に特筆することもないね。



選んだ曲は、007 のテーマをイギリスのジャズ・ファンクバンド New Mastersounds がアレンジしたバージョン。
The New Mastersounds / Bondo Sama
 

M-3:
唇からナイフ / MODESTY BLAISE (1966)

モニカ・ヴィッティ主演のイギリス女スパイもの。映画としてはそんな面白くないんだけど、とにかくファッションやらインテリアやら音楽やらが 60's おしゃれ!!女子必見!!



選んだ曲は、テーマ曲。
John Dankworth / Modesty Blaise Theme
 

M-4:
コミック・ストリップ・ヒーロー / JEU DE MASSACRE (1967)

60's フランスのサスペンス。話は正直つまらないのだが、アートワークがギィ・ペラートってだけで、とりあえず見るしかない。



選んだ曲は、オープニング曲。
The Alan Bown Set / Jeu De Massacre
 

M-5:
セメントの女 / Lady In Cement (1968)

フランク・シナトラ主演の私立探偵もの。ヒロインは、ラクエル・ウェルチ!ショーシャンクの空にで穴を隠すために貼ってたポスターのラクエル・ウェルチ!恐竜100万年、ミクロの決死圏のラクエル・ウェルチ!ラクエル・ウェルチ大好き〜〜。そして、音楽もヒューゴ・モンテネグロで素晴らしい!しかしながら、内容はごく普通。



選んだ曲は、テーマ曲。
Hugo Montenegro / Lady In Cement


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以上、スパイ・探偵映画特集、選曲リストでした。


そして告知。

FMおだわら GMV
5月2日(土)夕方5時
5月4日(月)夜9時(再放送)

「アルマンド・トロヴァヨーリ特集」
にHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。

さらに、

GW 5/2・3・4・5の4日間、10:00〜17:00
熱海サンビーチに出現した巨大すべり台タイタンなどのアトラクションが楽しめる「エキサイティングパーク」のBGMを HALa9000が担当しています。

熱海サンビーチ「エキサイティングパーク」
http://www.ataminews.gr.jp/day/201504/0418.html

 

さらに、さらに、

毎週水曜、夜7時から
熱海銀座CAFE RoCAの夜営業にて
HALa9000がラウンジDJをしています。

熱海銀座 CAFE RoCA
http://caferoca.jp

CAFE RoCAでは、熱海をモチーフにしたTシャツや缶バッジほか、HALa9000 の プロジェクト 9000Graphics (9kg) オリジナルグッズも販売中!

 
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セッソ・マット、あの胸にもう一度ほか、セクシー・美女映画特集、選曲リスト

私、HALa9000が出演したDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.「セクシー・美女映画特集」 (2014年6月7日放送) で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
セッソ・マット / SESSOMATTO (1973)



ラウラ・アントネッリ主演のイタリア産オムニバスエロコメディ映画。テーマ曲のフレーズがフリッパーズ・ギターのグルーヴ・チューブでサンプリングされてた。渋谷系が流行ってた90年代にサントラが発売されて、もてはやされていた記憶。



選んだ曲は、テーマ曲。
ArmandoTrovaioli / Sesso Matto



 

M-2:
Vampyros Lesbos (1970)


西ドイツとスペインのセクシーホラー映画。日本未公開。レズビアンのヴァンパイアがたくさん出てくるのかと思いきや、2人くらいしか出てこない。エロいのかと思いきや、なんだかぼんやりからんでるだけで全然エロくない。とにかくつまらない。こりゃ、日本未公開でも無理ないわ……と納得の出来。ロンドンにいた頃、この手のマニアの人々もサントラは好きだけど、映画は見たことないと言っていて、よくこんなの見たねと感心された。ちなみにタランティーノのジャッキー・ブラウンでも、この映画の曲が使われていたが、見るならそちらを是非。あっちのが数段面白いので。パム・グリアー、年を取っても美人だし。



選んだ曲は、ジャッキー・ブラウンでも流れていたこの曲。
Manfred Hubler & Siegried Schwab / The Lions And The Cucumber


映画の内容はともかく、サントラは全曲素晴らしいので、音楽だけ聞くのが吉。



 

M-3:
キャンディ / CANDY (1968)



乙葉似のエロかわいい女子大生 (エヴァ・オーリン) が、おっさんたちを癒していくファンタジー。でもって、そのおっさんラインナップがマーロン・ブランド、ジェームズ・コバーン、リンゴ・スターなどものすごいことになっている。映像も音楽もサイケでポップ。エロだけど、おしゃれテイストなので、女子におすすめ。



選んだ曲は、ラストシーンあたりで流れるこの曲。
THE CHAPS / Ascension To Virginity



 

M-4: ジャックと豆の木 (1974)



手塚治虫率いる虫プロのスタッフが集まって作った、杉井ギサブロー監督劇場アニメデビュー作。今考えると、声の出演が市村正親、山本リンダ、樹木希林など豪華すぎて笑える。音楽も阿久悠やら都倉俊一やら、そうそうたるメンバー。ディズニーチックなキャラクターもみんなキュートでユニーク。これでつまんないわけがない。が、現在、大人の事情かなんかでDVDほか一切リリースされていない。こういう日本アニメこそ、もっと手に入れやすくするべき!名作!

以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=6


選んだ曲は、天空の城に住むお姫様が、悪い魔女に洗脳されて歌うこの曲。
山本リンダ / 完全にしあわせ



 

M-5:
あの胸にもういちど / THE GIRL ON A MOTORCYCLE (1968)



裸でレザースーツでバイクにまたがってるという時点でいい。アラン・ドロンに会いたくてしょうがないマリアンヌ・フェイスフルがエロかわいい。バイクで滑走しながら、最初から最後までアラン・ドロンとの素敵な日々を回想&妄想してるだけという衝撃のストーリー。ラスト含め、ものすごく印象に残る作品。美女セクシー映画にしては映画としても面白いので必見。



選んだ曲はタイトル曲。
Les Reed / Girl On A Motorcycle



 

M-6:
毛皮のヴィーナス / VENUS IN FURS (1969)



マゾの語源となったマゾッホ原作のエロ映画。ラウラ・アントネッリが美しすぎる!映画としては全然つまんないけど、彼女のヌードだけで、見といてよかった感。もちろん、音楽もよかった。

以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=199



選んだ曲は、劇中印象的なシーンで何度かかかるこの曲。
GP Reverberi / Malizie Di Venere


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以上、セクシー・美女映画特集、選曲リストでした。


そして告知。

FMおだわら GMV
2月28日(土)夕方5時
3月2日(月)夜9時(再放送)
「洋画の中の日本の曲特集」
にHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。

さらに、

3月4日(水)夜7時から
熱海銀座CAFE RoCAの夜営業にて
HALa9000がラウンジDJをしています。

熱海銀座 CAFE RoCA
http://caferoca.jp

CAFE RoCAでは、HALa9000 の プロジェクト、9000Graphics オリジナルグッズも販売中。
T shirts

上のTシャツは、三角の中に円周率かかれたデザイン。見た目と中身は違うこともあるよという意味。

 
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銀河鉄道の夜、2001年宇宙の旅ほかSF・宇宙映画特集、選曲リスト

昨年からDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.に、私HALa9000がちょくちょくゲスト出演しています。そこで、今回は2014年5月31日に放送されたSF・宇宙映画特集で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
銀河鉄道の夜 / Night on the Galactic Railroad (1985)


日本アニメ界で個人的に最も好きな監督、杉井ギサブローによる、不屈の名作。日本アニメ映画の中でこの作品が一番好き。一生好き。ガロで活躍した漫画家、ますむらひろしの猫キャラってのがいい。人間じゃない方が抽象的で感情移入しやすい。もはや、宮沢賢治の原作を超えてる。でもって、音楽は細野晴臣っていう!!!映像もストーリーも音楽も完璧!こんな素晴らしい映画が日本で作られたなんて、感動的。



ということで選んだ曲は、テーマ曲。

細野晴臣 / 銀河鉄道の夜 ファイナルテーマ


サントラCDはこちら
銀河鉄道の夜 Soundtrack



M-2:
2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968)


私のHALa9000という名前の元にもなっていて、とにかく大好きで何度も見ている映画。アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック、こんな最高のアトラクションを作ってくれてありがとう。これを見れば、人類の進化を感覚的に体験できると私は勝手に思っている。

ちなみに以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=209


ということで選んだ曲は、
2001年のオープニングで流れるツァラトゥストラをジャズファンクっぽいアレンジにしたカバーバージョン。

Ray McVay & His Orchestra / 2001: A Space Odyssey



M-3:
ダーク・スター / Dark Star (1974)


裏2001年宇宙の旅とも称される、ジョン・カーペンター監督のカルトSF。なんと脚本は、後にバタリアンなどで有名になるダン・オバノン。2人ともデビュー作からこんな飛ばしてたんか〜〜!と衝撃。映画としてのクオリティはチープでB級感が否めないけれど、センスや情熱がほとばしっている。

ビーチボールにしか見えないエイリアンをペットとして飼ってたり、自分の存在に疑問をもって爆発しようとする爆弾を船員たちが説得しに行ったり、ずいぶん前に死んで冷凍保存されてる船長に相談したり、といった素敵な内容。でもって、こんな冷静に考えたら意味不明でとんちんかんなストーリーなのに、なぜかラスト号泣。哲学的にすら思えてくる。

ちなみに、INFOBARがヒットしたau design projectの第三弾として発売された携帯電話、talbyはこの映画の登場人物の名前なのよね。だからってわけじゃないけど、ひそかに今まで使った携帯電話の中でtalbyが一番好き。デザインがやたらかわいかった。


ということで選んだ曲は、オープニングとエンディングでしつこく流れるこの曲。

John Yager / Benson Arizona

2001年がクラシックなら、こっちはカントリーだぜ!っていう安易な感じがいいですね。そして、ゼロ・グラビティで、ジョージ・クルーニーがカントリー音楽を聞いてるのはこの映画へのオマージュだと思う。



M-4:
NUDE ON THE MOON (1961)


日本未公開の18禁エロSF映画。女エド・ウッドと言われちゃったりしてるドリス・ウィッシュマンという巨乳が出てくるアホB級ポルノばっかりとってる女性映画監督の作品。でも、18禁とはいえ、ただ月の住人が裸でたわむれてるってだけのほのぼの映画だったりする。ストーリーも真面目な理系男の初恋物語みたいな感じだし。面白くはないけど、気になっちゃう映画。

詳細は、以前書いたコラムで確認してみてください。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=191


てか、検索したら日本のAmazonでもヒットした〜〜!びっくり!もちろん輸入版だけど。なんでも手に入るいい時代になったなぁ…しみじみ。

ということで選んだ曲は、全然映画とは関係なく、同じタイトルの曲。

Tipsy / Nude On The Moon

ちなみにこの曲は、東京ディズニーランドのトゥモローランドあたりで以前はヘビーローテされてたんだよね。でも、最近はTDLで、こういう曲がかかんなくなっちゃって、すごくつまんない。ここのところディズニーランドへいってもそれほど夢と魔法感がないのは、こういう細かい部分が変わっちゃったからなんじゃないかと思う。無駄にキャラグッズばかり増やしてないで、音楽とか技術とかにこだわった昔のディズニーランドに戻って欲しい。



M-5:
バーバレラ / BARBARELLA (1967)


ジェーン・フォンダ主演のセクシーSF。宇宙船のインテリアとかファッションとか音楽とかがいい感じ。全体的にエロティックなんだけど、セックスは錠剤を飲んで手を合わせるだけってのがなんか笑える。ちなみに、ちょうどこの時期、監督のロジェ・ヴァディムとジェーン・フォンダは実生活で結婚してたみたいね。

ちなみにロンドンで一番楽しかったパーティは、大好きなDJチームKarminsky Experienceにお呼ばれして行ったバーバレラパーティ。この映画のコスプレをした人たちが溢れかえってて、それこそ夢と魔法の国だった。あんなパーティに、また行きたい。


ということで選んだ曲は、オープニングタイトル。

The Bob Crewe Generation Orchestra / Barbarella

この曲をBGMに、無重力空間で、銀色の宇宙服を着たジェーン・フォンダがストリップをはじめるというオープニングだけでも見る価値あり。



M-6:
銀河ヒッチハイク・ガイド / THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY (2005)


モンティ・パイソンなどにも関わってたイギリスの作家ダグラス・アダムズのSFコメディ小説が原作の映画。とにかく面白い!いかにもイギリスって感じのギャグが連発。

ところで、この作品の中に出てくるディープ・ソートっていうスーパーコンピュータが「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」って問いを出されて750万年間ずーっとフリーズして計算しまくった末に出した答えってのがあるのだが、googleにその問いを入力すると電卓機能が答えてくれるのだ。こういうgoogleの遊び心、たまらんね。ちなみにコンピュータのディープ・ソートって名前は、小説がかかれた当時大ヒットしていたディープ・スロートっていうポルノ映画の名前をもじってる。とことんバカだ。

さらに詳しい内容などは、以前書いたコラムで確認してみてください。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=132



ということで選んだ曲は、オープニングでイルカたちが地球を去っていくときの歌。

Joby Talbot / So Long & Thanks For All The Fish

ちなみに映画のナレーションをしてるのは、スティーヴン・フライ!すごく好きなイギリスのコメディアン。イギリスで語学学校へ通っているときに、この人のラジオをたくさん聞きなさいと先生に言われていた。確かにすごくキレイな英語を話す上、面白い(ただ、私は英語が苦手なのでちゃんとは聞き取れていないのが悔しい)。この人、おすすめ。

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以上、SF・宇宙映画特集、選曲リストでした。改めてリストアップしてみると、この回は、自分の趣味全開。おすすめ映画ばっかりなので、何の映画を見ようか悩んだときには、是非この辺のSFを選んでもらえたら嬉しい。



そして告知。
本日、2月23日(月)夜9時から
FMおだわら GMV
「エンニオ・モリコーネ特集」再放送です。

さらに、
2月28日(土)夕方5時
3月2日(月)夜9時(再放送)
「洋画の中の日本の曲特集」
もHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。





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2014年に見たおすすめ映画ベスト10、選曲リスト

12/20(土)に私HALa9000が出演した、DJ PAPA-QさんのFMおだわら グローバル・ミュージック・ヴィレッジ「2014年おすすめ映画ベスト10」。紹介した映画と曲はこんな感じでした。ちなみに2014年に見たというだけで、2014年以外の映画も入ってます。



第10位
ミッション:8ミニッツ / Source Code (2011)


ジェイク・ギレンホール主演のSFサスペンス。過去に起こった電車爆発事故の犯人を探るため、その事故現場の8分前を完全再現したバーチャル空間に意識を飛ばされ、何度もその8分間を経験させられる主人公。だんだんと犯人が分かってくると同時にどうやら他の乗客たちの様子も少しずつ変わってきているような…

予想外すぎるラスト!アクションコーナーにあったけど、完全にSFじゃん。SF魂炸裂じゃん。藤子F不二雄のSF短編好きなら絶対見るべし! 

監督はデビッドボウイの息子。前作、月に囚われた男もよかったし、いいセンスしてるな〜。





第9位
レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨人 / RAY HARRYHAUSEN: SPECIAL EFFECTS TITAN (2011)※2014日本DVDリリース


古い映画って映像技術が陳腐でなんだかなーっての多いけど、ハリーハウゼンのは、今見ても面白い。最先端なCGのリアルさはないのだが、生きている感覚があるというか、生き物の不気味さ面白さがみごとに表現されているモンスターたちの動きに見入ってしまう。このドキュメンタリーを見るとなんでハリーハウゼンの作る映像があんなにも魅力的なのかがわかってくる。結局、作ってる本人が、とにかく魅力的な人なんだよね。まず、あの膨大な量のクレイアニメをほぼ1人で作ってるなんて驚愕!なんつー集中力と根性。さらに、予算にみあった演出を考えたり、ウケる宣伝文句を考えたりと、マーケティングやマネジメントも得意っていう。1人でなんでもこなしちゃう。でもって、そうしてるのが楽しそう。こういう人になりたいなと強く思う。





第8位
最後のマイウェイ / Cloclo (2012)


60年代に活躍していたフランスの郷ひろみことクロード・フランソワ(愛称、クロクロ)の伝記映画。のちにフランク・シナトラが歌って大ヒットするマイウェイの原曲を歌ってた人。もう、この映画、60s好きにはたまらない。音楽とかファッションとか。でもって、クロクロの起伏が激しい性格やら破天荒な暮らしぶりやらが面白すぎる。こういう、壊れてるのになぜか魅力的なキャラってのが個人的に気になって仕方がない。ロード・オブ・ザ・リングのゴラムとかさ。いや、全然違うか。

そういえば、先日、高円寺で一緒にDJをしたエレキテルのポリさんは公開記念イベントに出演していたらしい。見に行きたかった〜!



ということで選んだ曲は、いわずもがな。

クロード・フランソワ / いつものように





第7位
明日、君がいない / 2:37 (2006)


冒頭、学校で誰かが自殺をはかる。一体それは誰なのか?障害でいじめられてる子、ゲイをカミングアウトした子など悩みを抱えた高校生たちが次々に描かれる。そして、衝撃かつ納得させられるラスト。そう、誰よりも悲しいオーラをまとってる人ってまさにこういう感じだ…

なにより驚くのがこの監督、22歳でこれ撮ったってこと。その若さで、なんつー洞察力。日本だと、桐島部活やめるってよってのがある種、若い感性で学校の人間模様を描いている似たようなテーマ(?)の作品かもだけど、あれより数段面白い。っていうか、あっちは特に面白くなかった。





第6位
リアリティのダンス / LA DANZA DE LA REALIDAD (2013)※2014日本公開


エル・トポ、ホーリー・マウンテン、サンタ・サングレ/聖なる血などカルトの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー最新作。もう80すぎのじいさんなのに、こんなの作るってすごい。てか、本人、今でもカッコイイし。つーか、若い頃よりカッコイイし。

ホドロフスキーの過去の映画の印象からすると思ったよりも地味で、ちょっと退屈かなと思ったけど、見終わったらものすごく救われた気分。なんというか、気分がスッとしてやる気でた。心が浄化された感じというか。なんだろね、この効果。ホドロフスキーって、エキセントリックだけど、めちゃくちゃ優しい人なんだろなぁと思う。どこかへ行きたくなった。冒険したくなった。馬と椅子のシーンが印象的でなぜか感極まる。 精神を癒されたい人は見るべし。

ホドロフスキー新聞っていうフライヤが、監督のインタビューなどがのっててかなり面白い。以下のサイトからダウンロードできるのでファンは要チェック。
http://www.uplink.co.jp/jodorowsky/





第5位
シュガーラッシュ / Wreck-It Ralph (2012)


ポスト、トイストーリー、モンスターズインクといっても過言ではない面白さ!監督はシンプソンズなどを手がけているリッチ・ムーア。

クッパ、ソニック、ザンギエフなどファミコン世代大興奮なキャラも続出で、ドット絵とか効果音とかゲームっぽい演出がたまらん。

でもって、舞台となる女の子レーシングゲーム、シュガーラッシュの中はチョコレート工場ばりのキラキラお菓子感でキュートったらない!デザインはアントニ・ガウディを参考にしたらしい。で、ちょこまかしてる王様はディズニーの不思議の国のアリスの王様をモチーフとしてるようだ。いいセンスだね。



ということで、選んだ曲はエンディングテーマ

アウル・シティー / When can I see you again?

ちなみにシュガーラッシュのゲーム音楽がAKB48なのだが、それもけっこうかわいい。




第4位
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 / Nebraska (2013)※2014日本公開


ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! 、アバウト・シュミットを見て以来、大好きすぎる監督、アレクサンダー・ペイン。

前回のファミリー・ツリーは、思ったよりグッとこなかったけど、今回のネブラスカはやばかった!頑固親父とボンクラ息子の珍道中。もう、下品でアホな人たちがいっぱいでてきてイライラする。こういう人々とあんまり関わりたくはないけど、そんなコミュニティの中でも人々は平凡にそれなりに幸せに生きている。人を否定も肯定もせず、淡々と描いている感じ。アレクサンダー・ペインは小津安二郎が好きらしいが、確かにそういうテイスト。ま、小津よりブラックユーモア的な部分が強いけど。ラスト、親父の思いに号泣。





第3位
スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー / Steve Jobs: The Lost Interview (2012)


ジョブズがAppleに復帰する直前のインタビュー映像。ただ、しゃべってるだけなのになんでこんなに面白いのか。名言、満載。

このインタビューの中でジョブズは「日常生活の枠の外に潜んでいる未知の存在、その精神を製品にも宿してやれば手にした人にも伝わるはずなんだ」と語っている。なるほど、最近のApple製品にはそれが宿ってなさそうなものが多いね。CMとかもダサいしね。残念だ。



ということで、選んだ曲は、MacOSX10.3の初回起動時に流れていた

Röyksopp / Eple

当時はMacを手に入れると心の底からワクワクしてたよなぁ…もうあの頃のAppleには戻らないのかなぁ…




第2位
ダークホース〜リア獣エイブの恋〜 / Dark Horse (2011)


ウェルカム・ドールハウス、ハピネス、ストーリーテリングなど、ダメ人間たちを辛辣に描きすぎて、見た人をしばらく浮上できなくさせるトッド・ソロンズ監督最新作。

今回は、日本の引きこもりニートからインスピレーションを得たとかで、30代半ばで親の会社にコネでいすわるフィギュアオタクのおっさんが主人公。なんもできないくせにプライドだけは高くて偉そうなことばかり言っているオタクおっさんの運命やいかに。ミアファロー&クリストファー・ウォーケンの毒親っぷりがみごと

4位にあげた「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」もそうだけど、一見バカみたいにみえる主人公の奇行に、実は意外なその人なりの理由が隠されていて、最後、それが分かるっていうストーリーが個人的に大好き。どんなミステリーよりもハッとする。そして号泣。

取るに足らないようなこと、どうでもいいようなささいなことが、ある人にとってはとても重要だったり、心の支えだったりするのだ。どんなに近くにいようと、人はそれを理解できない、されない切なさがしみる。



ということで、選んだ曲は、同じくトッド・ソロンズ監督作ストーリーテリングのエンディングテーマ。

Belle & Sebastian / Storytelling

ちなみに、ダークホースで主人公をどん底に突き落とすきっかけを作るセルマ・ブレアはストーリーテリングでも同じ人物を演じている。




第1位
ゼロ・グラビティ / Gravity (2013)


第86回アカデミー賞でアルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞した本作。

画面がグワングワンして、心臓キューてなる。怖くて泣きたい。具合悪い。映画つーか、宇宙体感アトラクション。映画館で3Dでみないと意味無い系。ということで、2013年の年末から2014年の年始にかけて映画館に4回も見に行ってしまった。それくらい面白かった。

もちろん、内容的にもカントリー音楽を聞きながら宇宙を漂うっていうダーク・スター的演出にグッとくるし、散々「もーダメだ〜」「あ、やっぱ帰れるかも」をウダウダ繰り返したあげく、最終的に死んでもいいからとりあえず頑張る!とふっきれるあたりは太宰治の走れメロスのようで大好き。



そして、もう1つ。

インターステラー / Interstellar (2014)

メメント、ダークナイト、インセプションなどでおなじみクリストファー・ノーラン監督最新作。

2001年宇宙の旅、ゼロ・グラビティ、ジュラシックパーク3、藤子・F・不二雄、コンタクトなどなどSF科学てんこ盛り。そして、全ての伏線をきっちり回収し、わかりやすくまとめているので、万人におすすめできる。ま、個人的にはもっと宇宙について悶々としたいので、そこが惜しいけど。最後は蛇足かな〜感は否めないけど。とはいえ、やっぱ宇宙好きにはたまらん感じ。

IMAXシアターで見ることをおすすめします。



ゼロ・グラビティではじまり、インターステラーで終わった2014年。宇宙SFが大好きな人間にはたまらない年となりました。ということで、選んだ曲は、

「2001年宇宙の旅サウンドトラック」より 美しく青きドナウ

結局、2001年宇宙の旅が好きすぎるっていうw





ちなみに、あんまり古いのを入れても見る機会が少ないかなということで、ベスト10にはここ10年以内の映画しか入れてません。あと、昔から好きで何度も見てるやつとかも入れてません。なので、そういうのも含めたベスト10に入れてないけど、今年見た216本(12/25現在)の中からおすすめ映画をざっとリストアップ。映画を見るときの参考にしてみてくださいませ。

 
  • アトミック・カフェ / The Atomic Cafe (1982)
  • Afflicted (2013)
  • IT (1990)
  • エクソシスト / The Exorcist (1973)
  • おしゃれ泥棒 / How to Steal a Million (1966)
  • 男と女 / Un homme et une femme (1966)
  • 俺たちに明日はない / Bonnie and Clyde (1967)
  • 怪盗グルーのミニオン危機一発 / Despicable Me 2 (2013)
  • 鍵泥棒のメソッド (2012)
  • 勝手にしやがれ / À bout de souffle (1960)
  • カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇 / Camille Claudel 1915 (2013)
  • 危険なプロット / Dans la maison (2012)
  • きみに読む物語 / The Notebook (2004)
  • ゲッタウェイ / The Getaway (1972)
  • 恋する輪廻オームシャンティオーム / Om Shanti Om (2007)
  • コールガール / Klute (1971)
  • ザ・ドア 交差する世界 / Die Tür (2009)
  • サスペリア / Suspiria (1977)
  • 幸せの行方… / All Good Things (2010)
  • 灼熱の魂 / Incendies (2010)
  • 人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル〜 / The Guilt Trip (2012)
  • スモール・アパートメント ワケアリ物件の隣人たち / Small Apartments (2012)
  • 卒業 / The Graduate (1967)
  • ダーティハリー(1971)
  • ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ / DIANA VREELAND: THE EYE HAS TO TRAVEL (2011)
  • タイピスト! / Populaire (2012)
  • 椿三十郎 / Sanjuro (1962)
  • Dearフランキー / Dear Frankie (2004)
  • 東京物語 / Tokyo Story (1953)
  • 閉ざされた森 / Basic (2003)
  • なんちゃって家族 / We're the Millers (2013)※2014日本公開
  • パシフィック・リム / Pacific Rim (2013)
  • パラノーマン ブライス・ホローの謎 / ParaNorman (2012)
  • ヒックとドラゴン / How to Train Your Dragon (2010)
  • ひみつの花園 / My Secret Cache (1997)
  • フォービデン・ゾーン / Forbidden Zone (1980)
  • ふしぎの国のアリス / Alice in Wonderland (1951)
  • ブラック・スワン / Black Swan (2010)
  • ヘッドハンター / Hodejegerne (2011)
  • ホビット 思いがけない冒険 / The Hobbit: An Unexpected Journey (2012)
  • ボルト / Bolt (2008)
  • マイライフ・アズ・ア・ドッグ / Mitt liv som hund (1985)
  • モナリザ・スマイル / Mona Lisa Smile (2003)
  • モンスターズ・ユニバーシティ / Monsters University (2013)
  • LIFE! / The Secret Life of Walter Mitty (2013)※2014日本公開
  • ライフ・オブ・デビッド・ゲイル / The Life of David Gale (2003)
  • 恋愛睡眠のすすめ / La Science des rêves (2006)
  • ローマの休日 / Roman Holiday (1953)



 
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2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968・米・英)

今まで見た映画の中で1番好きだ〜〜〜っ!レッツ右脳で鑑賞!


★★★★★
139分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
原作:アーサー・C・クラーク
出演:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスター、 ダグラス・レイン(HAL9000の声)

今まで見た映画の中で一番好きな映画。
好きすぎて、とくに感想がない。
くらいの勢いだったけど、
少しだけ思ったことをしたためてみる。

最近読んだ、社会心理学者のエッセイでこんな話が紹介されていた。
右脳と左脳を結んでいる脳梁が切断された人に
右脳だけに笑ってくださいという指示をだし、
笑ってもらったところで、
何故笑っているかと尋ねる。
すると、「あなたが面白い人だから」と答えた。

本当は、右脳が見た指示によって、その人は笑ったのだが
左脳にその情報が伝わっていないため、
勝手に左脳がもっともらしい理由をでっちあげたわけだ。

そして、今日、2001年宇宙の旅を映画館で見てきた。
僕はこの映画を見ると、毎回同じ場所で泣いたり寝たり
怖がったり気持ちよくなったりする。

ちなみに、その場所をいくつかざっと紹介すると
【1】オープニングタイトル、2001: A Space Odysseyという文字が
出た瞬間に自然と涙が出る。
【2】骨が道具になると気づいて、はじめて振りおろしたときに
みごとな角度で砕かれた骨がこちらに飛んでくると力がみなぎる。
【3】月に現れたモノリスを調査しにいって
記念撮影するあたりがものすごく怖い。
【4】HALが72時間後に故障するというパーツを交換する船外活動で
強烈な眠気を感じ、数分寝てしまう。
【5】自分が間違ってることを認め、情けないまでに命を懇願する
HALのスイッチを切っていくところで号泣。
【6】真っ白い部屋に通されるまでのサイケな映像場面で笑顔になる。
【7】年老いたボーマン博士を見るとものすごく怖い。
【8】地球とスターチャイルドがうつり、エンドクレジットに
切り替わる瞬間に号泣。
というような感じ。

これらは、説明が簡単そうなものもあるけど、
そうでもないものもあって、
結局はよくわからないけど、すげーーもんを見た!
という満足感だけいっぱい。
これってなんだろな〜とず〜っと疑問に思ってるけど、
右脳だけはその本当の理由を知ってるのかな?
それを表す言語を左脳がしらないので
意識としては、はっきりした理由がわからないけど、
それをなんとか説明したいのにできなくてもどかしいけど、
それはそれで、いいのかな?

ようは、ブルースリーの言う
Don't think, Feeeel!ということか。


CD:2001年宇宙の旅 [Soundtrack]
BOOK:決定版 2001年宇宙の旅
BOOK:未来映画術「2001年宇宙の旅」

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不意打ち / Lady in a cage (1964・米)

全ての映画はこれくらいオープニングに力を注いで欲しい!
Lady in a cage
★★★★☆
95分/カラー
監督:ウォルター・E・グローマン
脚本:ルーサー・デイヴィス
出演:オリヴィア・デ・ハヴィランド、アン・サザーン、ジェフ・コーリイ、ジェームズ・カーン、スキャットマン・クローザース

ひゃ〜〜!オープニングがカッコよすぎ!!!!
ローラースケートで浮浪者を踏みつける黒人ギャル
熱気ムンムンの中、カーセックスにいそしむカップル
ゴミ箱が爆発し、フタが宙を舞う
そして、車にひき殺された犬の死体
こんな不穏な日常シーンが次々ながれ、
そのスチールに格子のような模様が重なって、
文字がババーーン!超クーーーール!!!
この部分だけでも、見る価値あり。

溺愛している息子と2人暮らしの足の悪いばあさんが
家の真ん中にある檻型エレベーターで2階へあがる途中、
停電になり閉じ込められてしまう。
息子はあいにく外出中。
緊急ベルで外に助けを求めるがやってくるのはキチガイばかり、
家荒らされ放題。
ともかく、息子が帰ってくるまでの辛抱…と思いきや、
息子は母との関係を苦に本日、自殺をしに出ていったため
2度と帰ってこない。ガーン!
このばあさんの運命やいかに!

中盤だれる感じもあるけれど、
大したこと起こってね〜のに、なにやら怖かった。
サイコが好きなら絶対見るべし。

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毛皮のビーナス / Malizie Di Venere (1969・伊)

 テーマ曲が秀逸!60’sなエロいお姉さんが素敵
venus in fur
★★☆☆☆
91分/カラー
監督:マッシモ・ダラマーノ
脚本:ファビオ・マッシモ
原作:レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホ
出演:ラウラ・アントネッリ、レジス・ヴァレ、レナート・カッシュ

90年代後半のビックビート旋風にやられてた人々には
Captain Funkのリミックスでもおなじみ(?)のテーマ曲

をバックに、ミニスカートのキレイなお姉さんが
半裸の青年と草むらを走ったり、
車の後部座席でキレイなお姉さんと
道でひろった青年がエロエロだったり、
お姉さんのSMプレイをメイドが覗き見していたり。
天気のいい公園でミニスカ
ドぴーかんなビーチでビキニなど
映し出される風景もことごとくナイス。

ストーリーはなんてことはない、
のぞき趣味&SM変態夫婦の
イタリア産ソフトポルノで
映画としては退屈ではありますが、
音楽も映像もキレイなお姉さんも
大変素敵なので、見たかいはあった。

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黄金の眼 / Danger: Diabolik (1967・伊・仏)

黄金の7人と007とバーバレラを低予算で頑張った感じ。
Danger Diabolik
★★☆☆☆
99分/カラー
監督・脚本:マリオ・バーヴァ
脚本:ディノ・マイウリ、ブライアン・ディガス、チューダー・ゲイツ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ジョン・フィリップ・ロー、マリーザ・メル、ミシェル・ピッコリ

しょーもない!
黄金の7人と007とバーバレラを足して
ルパン三世とか特撮レンジャーものもちょいと混ぜて
気付いたら、あれ?なんか、元よりだいぶ薄くなっちゃった?
つーような映画。

でも、テイストとしては、自分の好みストライクど真ん中。
目だけ出る全身黒タイツでボートや車で美女と逃走。
サンダーバード2号よろしく地面が盛り上がって
地下への入り口が現れて、中に入ると秘密基地。
くもりガラス越しにセクシーシャワーショット。
などなど、音楽もセットも衣装も全てが
めちゃくちゃおしゃれそう…にもかかわらず、
金銭的にもアイデア的にもチープすぎて
その全てが惜しく出来上がっている。

ちなみに、オースティンパワーズの1と2あたりは
この映画からもだいぶ影響受けてそう。

まぁ、映画としてはポンコツだけど、
60年代好きなら押さえておかねばならない作品です。
日本じゃDVDほか一切出てないのが残念。

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NUDE ON THE MOON (1961・米)

18禁バカSFなのに、何故かほんわか乙女チック
NUDE ON THE MOON
★★★☆☆
83分/カラー
監督・脚本:Doris Wishman
出演:Marietta, William Mayer, Lester Brown, Pat Reilly

夜空に満月のように浮かぶ地球のチープな絵をバックに
甘いメロディーの曲をフルコーラス歌い上げるだけの
安いオープニングに、しょっぱなからポカーーン…

カウンターパンチをくらって、放心しているうち、
NUDE(銃声)ON THE(銃声)MOON(銃声)
と、ゆるゆるタイトルアニメが。

そして、ヌードとかいいながら、
前半30分(上映時間1時間のうち)おっさん2人とブス1人の
三文芝居で一切ヌードなし。

…が、待ってました!
月にいったら、そこはヌーディストビーチならぬ、
ヌーディストムーンだった!という展開。

でも、南国バカンス風の月って…
どう見ても、不時着したのはどっかの川辺だし。
もちろん、宇宙服も、それで宇宙へ飛び出るのには
大変勇気がいります!というへっぽこな出来。

そして、月の住人にいたっては、
チョコレートをあげると、中身のチョコを捨て、
くるんであった紙を食ったりしてて
一体どういう設定なのか、全く意味不明。

でも、あまりのバカ映画っぷりに忘れがちだが
よくよく考えてみると、アダルトコーナーにあったくせに
月の住人が裸で生活しているという以外には
ほぼエロ要素がなく(唯一、ロケット打ち上げの際、
うっすらエロを想像させるようなチープ演出が入る程度)、
むしろ、全体を通してみるとほんわか乙女チックな
古いディズニーにも似た雰囲気にさえ彩られているのが、衝撃。

だって、
月へいけると大喜びの主人公。
そして、そんな彼をひそかに想う同僚の女子。
それまで全く恋愛に興味がなかった主人公は
そんな同僚の想いには微塵も気付かぬまま月へと旅立つ。
そして、月で出会った
マッパでチョコレートの包み紙を食う月の住人に初恋、
もう地球には戻らない!とだだをこねる。
も、2分後、あっさり地球に連れ戻され失恋。
がっくり肩を落としていると、
同僚が現れて(実は月の住人と同じ女優)、
あの月の住人の姿がフラッシュバック。
運命の人は、こんな近くにいたんだ〜!と主人公が同僚に抱きつく。
晴れて、乙女の片思いは成就しましたとさ。
という、今や少女漫画でも見れないであろう
超キュートでウブなラブストーリーなのである。

ムーディな音楽とも相まって、心底バカ映画なのにも関わらず、
見終わった後、2人の愛らしさに胸キュン必至?そうでもない?
この愛おしい感じは、ある種パンチドランクラブにも似てる?
いや、映画としては雲泥の差ですけど。

なにせ、監督は女エドウッドと称される
ドリスウィッシュマンですからね。

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ロシュフォールの恋人たち / Les Demoiselles de Rochefort (1967・仏)

 60sでお洒落でフレンチ!でも踊りは下手。
LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT
★★★☆☆
123分/カラー
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
出演:フランソワーズ・ドルレアック、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリス、ダニエル・ダリュー
音楽:ミシェル・ルグラン

フランスのもろ60sなオシャレっ子のド定番映画。
お洋服とか音楽とか全てがとってもオシャレで素敵。
女の子には激しくおすすめ。
が、踊りは微妙?
ウェストサイド物語的集団ダンスが多く、
しかも、みなさんそこそこ下手?
集団ダンスは、やっぱりインドに限るな。

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CD:ロシュフォールの恋人たち リマスター完全版

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サテリコン / FELLINI-SATYRICON (1969・伊)

オタクは美少年の同性愛ばかりに注目しそうだが、美術と音楽をちゃんと鑑賞しなさい

★★★☆☆
128分/カラー
監督・脚本:フェデリコ・フェリーニ
音楽:ニーノ・ロータ
原作:ペトロニオ・アルピトロ
出演:マーティン・ポッター/ハイラム・ケラー/サルヴォ・ランドーネ/キャプシーヌ/アラン・キュニー/マックス・ボーン/マガリ・ノエル

なんすか、この気色悪いレーベルは?と届いたDVDに疑問。そういえば、今までフェリーニ見たことなかったから予約してみたんだっけ。というわけで初フェリーニ鑑賞。しょっぱなから、巨匠と言われるのも納得のエネルギッシュさ。映像や音楽が醸し出す雰囲気がとにかく素晴らしい。不思議な世界観に即どっぷりハマる。特に前半の少年が2人で歩いてく街(?)の様子や自称詩人の金持ちパーティなどは、怪しいサーカスや遊園地にも似た、MYSTやクーロンズゲートなどのゲームをしてるようなワクワク感。カラフルで奇妙で現実逃避にもってこい。ただ、ストーリーは全然わからん。紀元前ローマの退廃を描いているそうです。へぇ。興味なし。エログロ芸術バンザ〜イて思ってればいいかな。ダメかな?まぁ、話なんてどうでもいいっしょ。主役の青年が美少年奴隷を親友と取り合ったりしてるうちEDになってデブなおばさん相手して復活して、友達の死体食べて遺産相続ワーイなんていう内容だし。ところで、主役他、出てくる若造がこぞってポーの一族とかその辺の古い少女漫画に出てきそうな美少年なんで、オタクはそこに興奮しちゃったりすんのかなぁと思うとがっくり。萩尾望都など古い少女漫画はなかなか面白いものがあると思うんだが、その流れが何故、オタク女子用ホモ漫画に現在至ってしまったのか謎。

<関連商品>
BOOK:サテュリコン?古代ローマの諷刺小説
DVD:サテリコン
<関係ないけど、思い出した商品>
GAME:MYST(ミスト)PSP版
GAME:ARTDINK BEST CHOICE クーロンズ・ゲート-九龍風水傅-PS
COMIC:ポーの一族
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パーティ / THE PARTY (1968・米)

泡まみれで、サイケなペイントの象とはっちゃけたい!
パーティ
★★★☆☆
98分/カラー
監督:ブレイク・エドワーズ
脚本:トム・ウォルドマン/フランク・ウォルドマン
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:ピーター・セラーズ/クローディーヌ・ロンジェ/マージ・チャンピオン/スティーヴ・フランケン/デニー・ミラー/ギャヴィン・マクレオド/キャロル・ウェイン

ピーター・セラーズが浅黒く顔ぬって、ドジでまぬけなインド人という設定のコメディ。ピンクパンサー好きならこれも好きでしょ。靴ひもをなおそうと、足をのせた台がダイナマイトのスイッチで今撮影中の映画セットを大爆破など、ドタバタギャグをこきざみに連発。ベタなんだが、ついプッと笑ってしまうのが悔しい。そして、60年代のオサレな雰囲気。いい時代だよねぇ。今と違って美しいものばかりで疲れないもんねぇ。幸せな気分。まぁそれだけにテンポがゆったりすぎて、飽きる感じも多少ある。でもでも、なんつっても、ラストのクライマックス!いきなりサイケな象が出てきて、みんなで洗おうて洗ってたら家中泡で包まれて、みんなワーーーイ!ってはしゃいじゃう。もちろん、音楽も素敵すぎ!!あんなパーティ行きてぇ!!呼べ!

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CD:パーティ [SOUNDTRACK]
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コミック・ストリップ・ヒーロー(旧邦題:殺人ゲーム) / JEU DE MASSACRE/COMIC-STRIP HERO (1967・仏)

ギィ・ペラートのイラストだけは心躍る。が、他は普通。
コミック・ストリップ・ヒーロー
★★☆☆☆
96分/カラー
監督・脚本:アラン・ジェシュア
音楽:ジャック・ルーシェ
出演:ジャン=ピエール・カッセル/クローディーヌ・オージェ/ミシェル・デュショーソワ/エレオノール・イル/ギィ・サン・ジャン

パッケージがマンスフィールドのジャケなどでもおなじみ、ギィ・ペラートのイラストだったので、見てみた。イラストと実写がチープに合成されたモンドでサイケでちょっとイカレたカルト映画なのかなぁなんて期待してたんだが、いやぁこれがびっくり、ごく普通のサスペンスつーかなんつーか。確かに多少はアートっぽい演出もあるんだが、かなり地味で中途半端。左とん平っぽい声でシャウトなテーマ曲(?)も、いいようなそうでもないような。惜しい。でも、ギィ・ペラートのイラストがさらさら描かれていく様なんかはすっげーー楽しい。そこだけなら何度も見たい。

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CD:コミック・ストリップ・ヒーロー
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ひなぎく / SEDMIKRASKY (1966・チェコ)

女子校内の女子っぽい悪趣味さにぐったりなガーリー映画
ひなぎく
★★☆☆☆
75分/カラー
監督:ヴェラ・ヒティロヴァ
脚本:ヴェラ・ヒティロヴァ/エステル・クルンバホヴァ
出演:イヴァナ・カルバノヴァ/イトカ・チェルホヴァ

おしゃれ雑誌なんかでたぶんよく名前があがるこの映画。かわいい女子が出て来る、映像がおしゃれってんでずっと見たかったのよね。キャンディとかバーバレラとかワンダーウォールとかあの胸にもう一度とか果てはなまいきシャルロットなんかが大好きな自分はきっといけると思ったのさ。ところがどっこい、全然ダメ。あのねー、女子がかわいくねーの!いや、2人いるうち1人の顔はかわいいんだけど、なんだろなーセクシーさゼロ。憂い度ゼロ。半裸とか水着とか下着姿とかあんだけど、すこっしもエロくない。意味ねぇーー!食べ方とか仕草がいちいち下品つーか雑っつーか。女子校の中の女子って感じ?見ててイライラ。ムカムカ。映像的にはチェコだけにアートっぽいアニメーションシーンも入るんだが、それがまたちょっと不快な感じ。たぶん音楽が好みじゃない?とにかく自分と真逆なベクトルの悪趣味さに疲れてヘコむ。逆に言えば、このテイストが好きな人ならどっぷりハマれる映画ともいえる。
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ザ・スパイダースのゴーゴー向う見ず作戦 (1967・日)

★★★☆☆
監督:斎藤武市
脚本:倉本聰/才賀明
出演:堺正章/井上順/かまやつひろし/田辺昭知/井上孝之/大野克夫/加藤充(以上スパイダース)/林家こん平/イーデス・ハンソン/松原智恵子/柳家金語楼

ミスターかくし芸マチャアキのアイドル時代ですよ!華奢で中性的なルックス、天才的に面白い動きとリズム感、そして髪型!数年前、美容院でスパイダースのマチャアキみたいにしてくださいと注文し、ギャグととられた悲しい思い出もありますが、やっぱいいよ、この髪型。真似したいよ。動きも滅法真似したい。そして男前担当のジュンはやはりカッコイイ。どうみても外人だもん。でもってムッシュ他の音楽性もホントすんばらしい。と、スパイダース大好き話はこの辺にして、映画の内容ですが、これまたすごい。大磯ロングビーチ(ドキ!女だらけの水泳大会でおなじみ。いつしかやらなくなったな...)で歌の大会やってて(ヴィレッジ・シンガーズとかもちらとうつる)そこで優勝した美女が「私に向かってまっすぐ歩いてきた人の愛を受け入れます」なんて言ったのを真に受けてスパイダースが「じゃぁ行こう」と、ただひたすらまっすぐ歩くという。もちろんまっすぐ歩くわけですから、いろんな障害があるわけですがこれがまぁ無茶苦茶。刑務所に自ら入り、そこにマチャアキのドッペルゲンカーがいたり、死刑囚を尻目に13階段をのぼって何故かジュンが首吊って死んだり(でも、次のカットでは何事もなく生きてる。サウスパークのケニーの原点はこれか??)、家を破壊して通ったあと逆再生で元に戻したり、女子プロレスに乱入し最終的にクレーン車登場で勝ったり、外人妻がこん平と浮気してるのがバレて夫が2人を殺そうかどうしようか悩む横を通りながら「殺したがいいよ」「いや、話し合ったがいいよ」なんてお気楽かつバラバラなアドバイスをしていったり...あぁもう書ききれない。ちなみに挿入歌は大好きなメラメラとバンバンバンはなかったけど、ストーリーと関係なく急にナイスなお姉ちゃんたちが現れて素敵なステージでフルコーラス歌います。あと、オープニングがipodのCM(これまた原点??)みたいでクール。とこれだけ絶賛しといて★3つなのは、スパイダースがうつってないところは全然興味ないから。
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大冒険 (1965・日)

大冒険
★★★☆☆
106分/カラー
監督:古沢憲吾
出演:ハナ肇/植木等/谷啓/犬塚弘/安田伸/石橋エータロー/桜井せんり(以上クレイジー・キャッツ)/団令子/越路吹雪

深夜、テレビにて途中から鑑賞。クレイジー・キャッツ結成10周年記念のアクションコメディ映画だそうですが、なんすかこれは!敵はナチス(終盤にはヒットラーも当然登場。「やっぱ生きてたんだぁ」なんて植木等がお気楽な感想を述べる)。その手下で日本に送りこまれてるのが越路吹雪!何故か谷啓が民間発明家でカラーコピーを発明。植木等はさらわれた谷啓の妹団令子(どことなく若い頃の加賀まりこ似)を助けようと追うがナチスやら警察(ハナ肇他)やらに逆に追われて、車にへばりついてトラックへダイブ、ビルの屋上から突き落とされるが無事着地(突き落とした奴は一緒に落ちて死亡)、クレーンで吊らされるなど様々なアクションをこなし「面白かった」「いい運動になった」と散々な目にあってるのに尋常じゃないポジティブシンキンを披露。さすが無責任男。それから、まぁいろんな事があってつっこみどころ満載なまま展開し、急にドーンガーンドンガラガッタ♪(大冒険のテーマ、そのまんまな曲名!!)とクレイジー・キャッツのライブで終了。東京オリンピックやら万博やらでエネルギッシュだったこの頃の日本がなんだかうらやましい。
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ローズマリーの赤ちゃん / ROSEMARY'S BABY (1968・米)


★★★★★
137分/カラー
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ミア・ファロー/ジョン・カサベテス/ルース・ゴードン/シドニー・ブラックマー

若妻ローズマリーはみごもった子を悪魔崇拝者がねらってるのではないかと恐怖する。ようするにオカルトサイコホラーなのだが、怖いというより、すごく具合が悪くて天気も悪くてウツウツしてるのになんとなくウザイ人たちと会わなきゃいけない。なんで自分がこんな目にあわなきゃならないんだ!と理不尽に思う感覚。お気持ち、お察しします。が、最後の最後でローズマリーも周りとうまくやってける大人になってしまった感じがして一人取り残された気分。
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007 カジノロワイヤル / CASINO ROYAL (1967・英)


★★★★☆
130分/カラー
監督:ジョン・ヒューストン/ケン・ヒューズ/ロバート・パリッシュ/ジョセフ・マクグラス/ヴァル・ゲスト
出演:ピーター・セラーズ/デヴィッド・ニーヴン/デボラ・カー/ウィリアム・ホールデン/ウディ・アレン
音楽:バート・バカラック

まともな007ファンはこんなの007じゃない!と怒りそうだが事実007じゃないよね。豪華キャストが男だろうと女だろうと軒並みジェームズ・ボンドなんだから。いかにもイギリス的なギャグとお色気満載。ピンクパンサーやらモンティパイソンやらが好きなら嫌いなわけない。特にピーター・セラーズが拷問をうけるシーンや保安官やらインディアンまで巻き込んでの大騒ぎなラストは何度も見てしまう。そして音楽もバカラックなので、もちろん最高。ちなみにコーネリアスのファースト・クエスチョン・アワードのテーマってこのテーマ曲のまんまパクり。つーかオーティンパワーズなんかは映画自体丸々パクり。と、いろいろ再利用されてるので、これを押さえておけば、また違った場所で楽しめること間違いなし。
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