HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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ジャックと豆の木 (1974・日)

ついに、DVDが発売されました!伝説の日本アニメ!

★★★★★
98分/カラー
監督:杉井ギサブロー
音楽:三木たかし/井上忠夫/都倉俊一/阿久悠(歌詞)
声の出演:市村正親/山本リンダ/悠木千帆(樹木希林)/西村晃/左とん平

「ミュージカルファンタジー」と堂々映し出され、ファンキーな音楽とサイケな映像にあわせて左とん平がシャウトするオープニング。もうその時点で満点差し上げる。が、そのワクワクが最後まで続くんだからホントにすごい。貧乏なのに悲壮感がないジャックと肝っ玉おっ母と演歌犬クロズビー、ムーグチックな楽器をひいてる不思議を売る男、オドロオドロしく薄気味悪い雲の上のお城、そこに住む気が狂ってとろんとした目のマーガレット姫、家来のねずみたち、ハート柄パンツでおそいかかる巨人チューリップ王子、巨人症息子を利用しお城のっとり計画進行中のすっげー怖いノワール夫人。ロック、ポップ、ファンク、ブルース、エレクトロ(?)、演歌(!)とバラエティに富んだ素晴らしい音楽の数々。いやもうかききれない。それくらい、いい。
子供の頃、とにかく何度も見た日本のアニメ映画はこれと銀河鉄道の夜なのだが、その2本が同じ監督の手によるものだと知ったのはつい最近。どっかの説教じみたロリコンを評価する前にこの人をもっと評価した方がいいんじゃないか?日本のアニメ好きの皆さん。つーかサントラCDとDVDを出してくれよ!!頼む!!(2004年4月11日 20時13分 記)

……と、思っていたら、ついに出ました〜〜!この記事を書いてから実に10年以上経って、DVD発売!感無量!

<関連商品>
DVD:ジャックと豆の木 [DVD]
CD:山本リンダBEST(挿入歌「奇跡の歌」収録)
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セッソ・マット、あの胸にもう一度ほか、セクシー・美女映画特集、選曲リスト

私、HALa9000が出演したDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.「セクシー・美女映画特集」 (2014年6月7日放送) で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
セッソ・マット / SESSOMATTO (1973)



ラウラ・アントネッリ主演のイタリア産オムニバスエロコメディ映画。テーマ曲のフレーズがフリッパーズ・ギターのグルーヴ・チューブでサンプリングされてた。渋谷系が流行ってた90年代にサントラが発売されて、もてはやされていた記憶。



選んだ曲は、テーマ曲。
ArmandoTrovaioli / Sesso Matto



 

M-2:
Vampyros Lesbos (1970)


西ドイツとスペインのセクシーホラー映画。日本未公開。レズビアンのヴァンパイアがたくさん出てくるのかと思いきや、2人くらいしか出てこない。エロいのかと思いきや、なんだかぼんやりからんでるだけで全然エロくない。とにかくつまらない。こりゃ、日本未公開でも無理ないわ……と納得の出来。ロンドンにいた頃、この手のマニアの人々もサントラは好きだけど、映画は見たことないと言っていて、よくこんなの見たねと感心された。ちなみにタランティーノのジャッキー・ブラウンでも、この映画の曲が使われていたが、見るならそちらを是非。あっちのが数段面白いので。パム・グリアー、年を取っても美人だし。



選んだ曲は、ジャッキー・ブラウンでも流れていたこの曲。
Manfred Hubler & Siegried Schwab / The Lions And The Cucumber


映画の内容はともかく、サントラは全曲素晴らしいので、音楽だけ聞くのが吉。



 

M-3:
キャンディ / CANDY (1968)



乙葉似のエロかわいい女子大生 (エヴァ・オーリン) が、おっさんたちを癒していくファンタジー。でもって、そのおっさんラインナップがマーロン・ブランド、ジェームズ・コバーン、リンゴ・スターなどものすごいことになっている。映像も音楽もサイケでポップ。エロだけど、おしゃれテイストなので、女子におすすめ。



選んだ曲は、ラストシーンあたりで流れるこの曲。
THE CHAPS / Ascension To Virginity



 

M-4: ジャックと豆の木 (1974)



手塚治虫率いる虫プロのスタッフが集まって作った、杉井ギサブロー監督劇場アニメデビュー作。今考えると、声の出演が市村正親、山本リンダ、樹木希林など豪華すぎて笑える。音楽も阿久悠やら都倉俊一やら、そうそうたるメンバー。ディズニーチックなキャラクターもみんなキュートでユニーク。これでつまんないわけがない。が、現在、大人の事情かなんかでDVDほか一切リリースされていない。こういう日本アニメこそ、もっと手に入れやすくするべき!名作!

以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=6


選んだ曲は、天空の城に住むお姫様が、悪い魔女に洗脳されて歌うこの曲。
山本リンダ / 完全にしあわせ



 

M-5:
あの胸にもういちど / THE GIRL ON A MOTORCYCLE (1968)



裸でレザースーツでバイクにまたがってるという時点でいい。アラン・ドロンに会いたくてしょうがないマリアンヌ・フェイスフルがエロかわいい。バイクで滑走しながら、最初から最後までアラン・ドロンとの素敵な日々を回想&妄想してるだけという衝撃のストーリー。ラスト含め、ものすごく印象に残る作品。美女セクシー映画にしては映画としても面白いので必見。



選んだ曲はタイトル曲。
Les Reed / Girl On A Motorcycle



 

M-6:
毛皮のヴィーナス / VENUS IN FURS (1969)



マゾの語源となったマゾッホ原作のエロ映画。ラウラ・アントネッリが美しすぎる!映画としては全然つまんないけど、彼女のヌードだけで、見といてよかった感。もちろん、音楽もよかった。

以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=199



選んだ曲は、劇中印象的なシーンで何度かかかるこの曲。
GP Reverberi / Malizie Di Venere


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以上、セクシー・美女映画特集、選曲リストでした。


そして告知。

FMおだわら GMV
2月28日(土)夕方5時
3月2日(月)夜9時(再放送)
「洋画の中の日本の曲特集」
にHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。

さらに、

3月4日(水)夜7時から
熱海銀座CAFE RoCAの夜営業にて
HALa9000がラウンジDJをしています。

熱海銀座 CAFE RoCA
http://caferoca.jp

CAFE RoCAでは、HALa9000 の プロジェクト、9000Graphics オリジナルグッズも販売中。
T shirts

上のTシャツは、三角の中に円周率かかれたデザイン。見た目と中身は違うこともあるよという意味。

 
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銀河鉄道の夜、2001年宇宙の旅ほかSF・宇宙映画特集、選曲リスト

昨年からDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.に、私HALa9000がちょくちょくゲスト出演しています。そこで、今回は2014年5月31日に放送されたSF・宇宙映画特集で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
銀河鉄道の夜 / Night on the Galactic Railroad (1985)


日本アニメ界で個人的に最も好きな監督、杉井ギサブローによる、不屈の名作。日本アニメ映画の中でこの作品が一番好き。一生好き。ガロで活躍した漫画家、ますむらひろしの猫キャラってのがいい。人間じゃない方が抽象的で感情移入しやすい。もはや、宮沢賢治の原作を超えてる。でもって、音楽は細野晴臣っていう!!!映像もストーリーも音楽も完璧!こんな素晴らしい映画が日本で作られたなんて、感動的。



ということで選んだ曲は、テーマ曲。

細野晴臣 / 銀河鉄道の夜 ファイナルテーマ


サントラCDはこちら
銀河鉄道の夜 Soundtrack



M-2:
2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968)


私のHALa9000という名前の元にもなっていて、とにかく大好きで何度も見ている映画。アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック、こんな最高のアトラクションを作ってくれてありがとう。これを見れば、人類の進化を感覚的に体験できると私は勝手に思っている。

ちなみに以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=209


ということで選んだ曲は、
2001年のオープニングで流れるツァラトゥストラをジャズファンクっぽいアレンジにしたカバーバージョン。

Ray McVay & His Orchestra / 2001: A Space Odyssey



M-3:
ダーク・スター / Dark Star (1974)


裏2001年宇宙の旅とも称される、ジョン・カーペンター監督のカルトSF。なんと脚本は、後にバタリアンなどで有名になるダン・オバノン。2人ともデビュー作からこんな飛ばしてたんか〜〜!と衝撃。映画としてのクオリティはチープでB級感が否めないけれど、センスや情熱がほとばしっている。

ビーチボールにしか見えないエイリアンをペットとして飼ってたり、自分の存在に疑問をもって爆発しようとする爆弾を船員たちが説得しに行ったり、ずいぶん前に死んで冷凍保存されてる船長に相談したり、といった素敵な内容。でもって、こんな冷静に考えたら意味不明でとんちんかんなストーリーなのに、なぜかラスト号泣。哲学的にすら思えてくる。

ちなみに、INFOBARがヒットしたau design projectの第三弾として発売された携帯電話、talbyはこの映画の登場人物の名前なのよね。だからってわけじゃないけど、ひそかに今まで使った携帯電話の中でtalbyが一番好き。デザインがやたらかわいかった。


ということで選んだ曲は、オープニングとエンディングでしつこく流れるこの曲。

John Yager / Benson Arizona

2001年がクラシックなら、こっちはカントリーだぜ!っていう安易な感じがいいですね。そして、ゼロ・グラビティで、ジョージ・クルーニーがカントリー音楽を聞いてるのはこの映画へのオマージュだと思う。



M-4:
NUDE ON THE MOON (1961)


日本未公開の18禁エロSF映画。女エド・ウッドと言われちゃったりしてるドリス・ウィッシュマンという巨乳が出てくるアホB級ポルノばっかりとってる女性映画監督の作品。でも、18禁とはいえ、ただ月の住人が裸でたわむれてるってだけのほのぼの映画だったりする。ストーリーも真面目な理系男の初恋物語みたいな感じだし。面白くはないけど、気になっちゃう映画。

詳細は、以前書いたコラムで確認してみてください。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=191


てか、検索したら日本のAmazonでもヒットした〜〜!びっくり!もちろん輸入版だけど。なんでも手に入るいい時代になったなぁ…しみじみ。

ということで選んだ曲は、全然映画とは関係なく、同じタイトルの曲。

Tipsy / Nude On The Moon

ちなみにこの曲は、東京ディズニーランドのトゥモローランドあたりで以前はヘビーローテされてたんだよね。でも、最近はTDLで、こういう曲がかかんなくなっちゃって、すごくつまんない。ここのところディズニーランドへいってもそれほど夢と魔法感がないのは、こういう細かい部分が変わっちゃったからなんじゃないかと思う。無駄にキャラグッズばかり増やしてないで、音楽とか技術とかにこだわった昔のディズニーランドに戻って欲しい。



M-5:
バーバレラ / BARBARELLA (1967)


ジェーン・フォンダ主演のセクシーSF。宇宙船のインテリアとかファッションとか音楽とかがいい感じ。全体的にエロティックなんだけど、セックスは錠剤を飲んで手を合わせるだけってのがなんか笑える。ちなみに、ちょうどこの時期、監督のロジェ・ヴァディムとジェーン・フォンダは実生活で結婚してたみたいね。

ちなみにロンドンで一番楽しかったパーティは、大好きなDJチームKarminsky Experienceにお呼ばれして行ったバーバレラパーティ。この映画のコスプレをした人たちが溢れかえってて、それこそ夢と魔法の国だった。あんなパーティに、また行きたい。


ということで選んだ曲は、オープニングタイトル。

The Bob Crewe Generation Orchestra / Barbarella

この曲をBGMに、無重力空間で、銀色の宇宙服を着たジェーン・フォンダがストリップをはじめるというオープニングだけでも見る価値あり。



M-6:
銀河ヒッチハイク・ガイド / THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY (2005)


モンティ・パイソンなどにも関わってたイギリスの作家ダグラス・アダムズのSFコメディ小説が原作の映画。とにかく面白い!いかにもイギリスって感じのギャグが連発。

ところで、この作品の中に出てくるディープ・ソートっていうスーパーコンピュータが「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」って問いを出されて750万年間ずーっとフリーズして計算しまくった末に出した答えってのがあるのだが、googleにその問いを入力すると電卓機能が答えてくれるのだ。こういうgoogleの遊び心、たまらんね。ちなみにコンピュータのディープ・ソートって名前は、小説がかかれた当時大ヒットしていたディープ・スロートっていうポルノ映画の名前をもじってる。とことんバカだ。

さらに詳しい内容などは、以前書いたコラムで確認してみてください。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=132



ということで選んだ曲は、オープニングでイルカたちが地球を去っていくときの歌。

Joby Talbot / So Long & Thanks For All The Fish

ちなみに映画のナレーションをしてるのは、スティーヴン・フライ!すごく好きなイギリスのコメディアン。イギリスで語学学校へ通っているときに、この人のラジオをたくさん聞きなさいと先生に言われていた。確かにすごくキレイな英語を話す上、面白い(ただ、私は英語が苦手なのでちゃんとは聞き取れていないのが悔しい)。この人、おすすめ。

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以上、SF・宇宙映画特集、選曲リストでした。改めてリストアップしてみると、この回は、自分の趣味全開。おすすめ映画ばっかりなので、何の映画を見ようか悩んだときには、是非この辺のSFを選んでもらえたら嬉しい。



そして告知。
本日、2月23日(月)夜9時から
FMおだわら GMV
「エンニオ・モリコーネ特集」再放送です。

さらに、
2月28日(土)夕方5時
3月2日(月)夜9時(再放送)
「洋画の中の日本の曲特集」
もHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。





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2014年に見たおすすめ映画ベスト10、選曲リスト

12/20(土)に私HALa9000が出演した、DJ PAPA-QさんのFMおだわら グローバル・ミュージック・ヴィレッジ「2014年おすすめ映画ベスト10」。紹介した映画と曲はこんな感じでした。ちなみに2014年に見たというだけで、2014年以外の映画も入ってます。



第10位
ミッション:8ミニッツ / Source Code (2011)


ジェイク・ギレンホール主演のSFサスペンス。過去に起こった電車爆発事故の犯人を探るため、その事故現場の8分前を完全再現したバーチャル空間に意識を飛ばされ、何度もその8分間を経験させられる主人公。だんだんと犯人が分かってくると同時にどうやら他の乗客たちの様子も少しずつ変わってきているような…

予想外すぎるラスト!アクションコーナーにあったけど、完全にSFじゃん。SF魂炸裂じゃん。藤子F不二雄のSF短編好きなら絶対見るべし! 

監督はデビッドボウイの息子。前作、月に囚われた男もよかったし、いいセンスしてるな〜。





第9位
レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨人 / RAY HARRYHAUSEN: SPECIAL EFFECTS TITAN (2011)※2014日本DVDリリース


古い映画って映像技術が陳腐でなんだかなーっての多いけど、ハリーハウゼンのは、今見ても面白い。最先端なCGのリアルさはないのだが、生きている感覚があるというか、生き物の不気味さ面白さがみごとに表現されているモンスターたちの動きに見入ってしまう。このドキュメンタリーを見るとなんでハリーハウゼンの作る映像があんなにも魅力的なのかがわかってくる。結局、作ってる本人が、とにかく魅力的な人なんだよね。まず、あの膨大な量のクレイアニメをほぼ1人で作ってるなんて驚愕!なんつー集中力と根性。さらに、予算にみあった演出を考えたり、ウケる宣伝文句を考えたりと、マーケティングやマネジメントも得意っていう。1人でなんでもこなしちゃう。でもって、そうしてるのが楽しそう。こういう人になりたいなと強く思う。





第8位
最後のマイウェイ / Cloclo (2012)


60年代に活躍していたフランスの郷ひろみことクロード・フランソワ(愛称、クロクロ)の伝記映画。のちにフランク・シナトラが歌って大ヒットするマイウェイの原曲を歌ってた人。もう、この映画、60s好きにはたまらない。音楽とかファッションとか。でもって、クロクロの起伏が激しい性格やら破天荒な暮らしぶりやらが面白すぎる。こういう、壊れてるのになぜか魅力的なキャラってのが個人的に気になって仕方がない。ロード・オブ・ザ・リングのゴラムとかさ。いや、全然違うか。

そういえば、先日、高円寺で一緒にDJをしたエレキテルのポリさんは公開記念イベントに出演していたらしい。見に行きたかった〜!



ということで選んだ曲は、いわずもがな。

クロード・フランソワ / いつものように





第7位
明日、君がいない / 2:37 (2006)


冒頭、学校で誰かが自殺をはかる。一体それは誰なのか?障害でいじめられてる子、ゲイをカミングアウトした子など悩みを抱えた高校生たちが次々に描かれる。そして、衝撃かつ納得させられるラスト。そう、誰よりも悲しいオーラをまとってる人ってまさにこういう感じだ…

なにより驚くのがこの監督、22歳でこれ撮ったってこと。その若さで、なんつー洞察力。日本だと、桐島部活やめるってよってのがある種、若い感性で学校の人間模様を描いている似たようなテーマ(?)の作品かもだけど、あれより数段面白い。っていうか、あっちは特に面白くなかった。





第6位
リアリティのダンス / LA DANZA DE LA REALIDAD (2013)※2014日本公開


エル・トポ、ホーリー・マウンテン、サンタ・サングレ/聖なる血などカルトの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー最新作。もう80すぎのじいさんなのに、こんなの作るってすごい。てか、本人、今でもカッコイイし。つーか、若い頃よりカッコイイし。

ホドロフスキーの過去の映画の印象からすると思ったよりも地味で、ちょっと退屈かなと思ったけど、見終わったらものすごく救われた気分。なんというか、気分がスッとしてやる気でた。心が浄化された感じというか。なんだろね、この効果。ホドロフスキーって、エキセントリックだけど、めちゃくちゃ優しい人なんだろなぁと思う。どこかへ行きたくなった。冒険したくなった。馬と椅子のシーンが印象的でなぜか感極まる。 精神を癒されたい人は見るべし。

ホドロフスキー新聞っていうフライヤが、監督のインタビューなどがのっててかなり面白い。以下のサイトからダウンロードできるのでファンは要チェック。
http://www.uplink.co.jp/jodorowsky/





第5位
シュガーラッシュ / Wreck-It Ralph (2012)


ポスト、トイストーリー、モンスターズインクといっても過言ではない面白さ!監督はシンプソンズなどを手がけているリッチ・ムーア。

クッパ、ソニック、ザンギエフなどファミコン世代大興奮なキャラも続出で、ドット絵とか効果音とかゲームっぽい演出がたまらん。

でもって、舞台となる女の子レーシングゲーム、シュガーラッシュの中はチョコレート工場ばりのキラキラお菓子感でキュートったらない!デザインはアントニ・ガウディを参考にしたらしい。で、ちょこまかしてる王様はディズニーの不思議の国のアリスの王様をモチーフとしてるようだ。いいセンスだね。



ということで、選んだ曲はエンディングテーマ

アウル・シティー / When can I see you again?

ちなみにシュガーラッシュのゲーム音楽がAKB48なのだが、それもけっこうかわいい。




第4位
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 / Nebraska (2013)※2014日本公開


ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! 、アバウト・シュミットを見て以来、大好きすぎる監督、アレクサンダー・ペイン。

前回のファミリー・ツリーは、思ったよりグッとこなかったけど、今回のネブラスカはやばかった!頑固親父とボンクラ息子の珍道中。もう、下品でアホな人たちがいっぱいでてきてイライラする。こういう人々とあんまり関わりたくはないけど、そんなコミュニティの中でも人々は平凡にそれなりに幸せに生きている。人を否定も肯定もせず、淡々と描いている感じ。アレクサンダー・ペインは小津安二郎が好きらしいが、確かにそういうテイスト。ま、小津よりブラックユーモア的な部分が強いけど。ラスト、親父の思いに号泣。





第3位
スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー / Steve Jobs: The Lost Interview (2012)


ジョブズがAppleに復帰する直前のインタビュー映像。ただ、しゃべってるだけなのになんでこんなに面白いのか。名言、満載。

このインタビューの中でジョブズは「日常生活の枠の外に潜んでいる未知の存在、その精神を製品にも宿してやれば手にした人にも伝わるはずなんだ」と語っている。なるほど、最近のApple製品にはそれが宿ってなさそうなものが多いね。CMとかもダサいしね。残念だ。



ということで、選んだ曲は、MacOSX10.3の初回起動時に流れていた

Röyksopp / Eple

当時はMacを手に入れると心の底からワクワクしてたよなぁ…もうあの頃のAppleには戻らないのかなぁ…




第2位
ダークホース〜リア獣エイブの恋〜 / Dark Horse (2011)


ウェルカム・ドールハウス、ハピネス、ストーリーテリングなど、ダメ人間たちを辛辣に描きすぎて、見た人をしばらく浮上できなくさせるトッド・ソロンズ監督最新作。

今回は、日本の引きこもりニートからインスピレーションを得たとかで、30代半ばで親の会社にコネでいすわるフィギュアオタクのおっさんが主人公。なんもできないくせにプライドだけは高くて偉そうなことばかり言っているオタクおっさんの運命やいかに。ミアファロー&クリストファー・ウォーケンの毒親っぷりがみごと

4位にあげた「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」もそうだけど、一見バカみたいにみえる主人公の奇行に、実は意外なその人なりの理由が隠されていて、最後、それが分かるっていうストーリーが個人的に大好き。どんなミステリーよりもハッとする。そして号泣。

取るに足らないようなこと、どうでもいいようなささいなことが、ある人にとってはとても重要だったり、心の支えだったりするのだ。どんなに近くにいようと、人はそれを理解できない、されない切なさがしみる。



ということで、選んだ曲は、同じくトッド・ソロンズ監督作ストーリーテリングのエンディングテーマ。

Belle & Sebastian / Storytelling

ちなみに、ダークホースで主人公をどん底に突き落とすきっかけを作るセルマ・ブレアはストーリーテリングでも同じ人物を演じている。




第1位
ゼロ・グラビティ / Gravity (2013)


第86回アカデミー賞でアルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞した本作。

画面がグワングワンして、心臓キューてなる。怖くて泣きたい。具合悪い。映画つーか、宇宙体感アトラクション。映画館で3Dでみないと意味無い系。ということで、2013年の年末から2014年の年始にかけて映画館に4回も見に行ってしまった。それくらい面白かった。

もちろん、内容的にもカントリー音楽を聞きながら宇宙を漂うっていうダーク・スター的演出にグッとくるし、散々「もーダメだ〜」「あ、やっぱ帰れるかも」をウダウダ繰り返したあげく、最終的に死んでもいいからとりあえず頑張る!とふっきれるあたりは太宰治の走れメロスのようで大好き。



そして、もう1つ。

インターステラー / Interstellar (2014)

メメント、ダークナイト、インセプションなどでおなじみクリストファー・ノーラン監督最新作。

2001年宇宙の旅、ゼロ・グラビティ、ジュラシックパーク3、藤子・F・不二雄、コンタクトなどなどSF科学てんこ盛り。そして、全ての伏線をきっちり回収し、わかりやすくまとめているので、万人におすすめできる。ま、個人的にはもっと宇宙について悶々としたいので、そこが惜しいけど。最後は蛇足かな〜感は否めないけど。とはいえ、やっぱ宇宙好きにはたまらん感じ。

IMAXシアターで見ることをおすすめします。



ゼロ・グラビティではじまり、インターステラーで終わった2014年。宇宙SFが大好きな人間にはたまらない年となりました。ということで、選んだ曲は、

「2001年宇宙の旅サウンドトラック」より 美しく青きドナウ

結局、2001年宇宙の旅が好きすぎるっていうw





ちなみに、あんまり古いのを入れても見る機会が少ないかなということで、ベスト10にはここ10年以内の映画しか入れてません。あと、昔から好きで何度も見てるやつとかも入れてません。なので、そういうのも含めたベスト10に入れてないけど、今年見た216本(12/25現在)の中からおすすめ映画をざっとリストアップ。映画を見るときの参考にしてみてくださいませ。

 
  • アトミック・カフェ / The Atomic Cafe (1982)
  • Afflicted (2013)
  • IT (1990)
  • エクソシスト / The Exorcist (1973)
  • おしゃれ泥棒 / How to Steal a Million (1966)
  • 男と女 / Un homme et une femme (1966)
  • 俺たちに明日はない / Bonnie and Clyde (1967)
  • 怪盗グルーのミニオン危機一発 / Despicable Me 2 (2013)
  • 鍵泥棒のメソッド (2012)
  • 勝手にしやがれ / À bout de souffle (1960)
  • カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇 / Camille Claudel 1915 (2013)
  • 危険なプロット / Dans la maison (2012)
  • きみに読む物語 / The Notebook (2004)
  • ゲッタウェイ / The Getaway (1972)
  • 恋する輪廻オームシャンティオーム / Om Shanti Om (2007)
  • コールガール / Klute (1971)
  • ザ・ドア 交差する世界 / Die Tür (2009)
  • サスペリア / Suspiria (1977)
  • 幸せの行方… / All Good Things (2010)
  • 灼熱の魂 / Incendies (2010)
  • 人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル〜 / The Guilt Trip (2012)
  • スモール・アパートメント ワケアリ物件の隣人たち / Small Apartments (2012)
  • 卒業 / The Graduate (1967)
  • ダーティハリー(1971)
  • ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ / DIANA VREELAND: THE EYE HAS TO TRAVEL (2011)
  • タイピスト! / Populaire (2012)
  • 椿三十郎 / Sanjuro (1962)
  • Dearフランキー / Dear Frankie (2004)
  • 東京物語 / Tokyo Story (1953)
  • 閉ざされた森 / Basic (2003)
  • なんちゃって家族 / We're the Millers (2013)※2014日本公開
  • パシフィック・リム / Pacific Rim (2013)
  • パラノーマン ブライス・ホローの謎 / ParaNorman (2012)
  • ヒックとドラゴン / How to Train Your Dragon (2010)
  • ひみつの花園 / My Secret Cache (1997)
  • フォービデン・ゾーン / Forbidden Zone (1980)
  • ふしぎの国のアリス / Alice in Wonderland (1951)
  • ブラック・スワン / Black Swan (2010)
  • ヘッドハンター / Hodejegerne (2011)
  • ホビット 思いがけない冒険 / The Hobbit: An Unexpected Journey (2012)
  • ボルト / Bolt (2008)
  • マイライフ・アズ・ア・ドッグ / Mitt liv som hund (1985)
  • モナリザ・スマイル / Mona Lisa Smile (2003)
  • モンスターズ・ユニバーシティ / Monsters University (2013)
  • LIFE! / The Secret Life of Walter Mitty (2013)※2014日本公開
  • ライフ・オブ・デビッド・ゲイル / The Life of David Gale (2003)
  • 恋愛睡眠のすすめ / La Science des rêves (2006)
  • ローマの休日 / Roman Holiday (1953)



 
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バレンタインデーには絶対見たくない、憂鬱女子おすすめ映画

バレンタインデーなんか、この世からなくなってしまえばいい!と思ってるあなたのためのバレンタインデーには絶対見たくないおすすめ映画をご紹介。今回は冴えないいじめられっこ女子の壮絶トラウマ映画をラインナップ。

 

キャリー/CARRIE(1976)

学校のシャワー室で、女子たちが裸ではしゃいでる破廉恥なシーンでスタート。そこで、いきなり主人公が初潮をむかえて血みどろに。のっけから衝撃的すぎる展開。見方によっては美人なような、でもやっぱり妖怪のようなシシー・スペイセクがすごくよい。そして、宗教狂いの猛毒お母さんがまた強烈!そして、学校の子が全員いじわるなわけでもなく、気を使ってくれる子も嫌がらせする子も普通にいる感じがリアル。なんかもう青春て怖い!ちなみにクロエ・グレース・モレッツでリメイクされたけど、どうだったんだろう。ちょっとかわいすぎじゃない?




 

ウェルカム・ドールハウス/WELCOME TO THE DOLLHOUSE

ブスで冴えない、その上、性格もそれほどよくない主人公ドーンのひたすら救われない毎日。クラスメートにはうざがられ、親はカワイイ妹ばかりかわいがる。好意をよせてくれる子もいるにはいるがイケてないので大嫌い。自分にふさわしいイケてる人たちの仲間入りして、皆に注目されて、チヤホヤされたいのに、なんでなにもかもうまくいかないのか…そんな痛すぎる思春期の悩みをこれでもかとみせつけてくれます。見終わったら、どんより。世の中が薄暗く曇って見える傑作。




 

MAY -メイ-/MAY

友達がいない寂しい女の子メイの悲しくて恐ろしいラブストーリー。メイが子どもの頃、お母さんは、友達がいないなら作ればいいとお誕生日に人形をくれる。が、そのプレゼントの包装をビリビリにやぶいて開けるメイを両親ともどもすごく嫌そうな顔で見る。せっかくあげたのに、ビリビリにやぶくなんて、なんて嫌な子なんだと思っていそう。こんな家で育ったら、そら対人恐怖症になるわなと納得。こういう些細な描写がうまいので、どんどん憂鬱な気分に。後半ふっきれてホラーになるのが唯一の救い。




 

ということで、2/14(金)バレンタインデー当日の夜は、渋谷WOMBでVJ。 イベント詳細ページはこちら↓

HOLIC - Sucka 4 Love- Supported by RÉMY MARTIN

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へべれけ B級映画レポ1【おすすめワイン&映画リスト】

12/14(土)に
熱海銀座CAFE RoCAで開催された、
「へべれけ B級映画ナイト 〜ビフォア・クリスマス〜」。
映画好きが集まって、
いろんな映画の話題が飛び交う楽しい夜でした。
ということで、当日の内容を
少しずつ紹介していきます。

まずは、
熱海の老舗酒屋の
ワインアドバイザー、イシワさんが
選んでくれた安くておいしいワイン4種と
それに合わせて私HALa9000が選んだ映画を
リストアップ。

 

【ワインその1】

若々しい野菜を思わせる
フレッシュな味わい !!
「タッセルドール・ヴァン・ド・フランス 赤」には、
↓↓↓↓
これを見たせいでB級映画をあさるようになってしまった
きっかけでもある衝撃のバカ映画
アタックオブキラートマト(1978)をチョイス。
軽くてフルーティで飲みやすかったです。





 

【ワインその2】

エキゾチックで一筋縄ではいかない
ハラハラ展開の赤
「ドン・ロメロ・ティント」には、
↓↓↓↓
名前がロメロってだけで、
ジョージAロメロ監督の名作
ショッピングセンターでの生活に憧れる
ゾンビ(1978)をチョイス。
スパイシーな味わいが、まさにゾンビっぽかった!





 

【ワインその3】

見た目は地味だけど、結構骨太!
最後に残る影の主人公タイプの赤
「バロン・ディスティニー 赤」には、
↓↓↓↓
全くB級ではないですが
ゲイリーオールドマンを筆頭に
いぶし銀なおっさんの魅力全開な
裏切りのサーカス(2011)をチョイス。
深みのある味がたまりません。





 

【ワインその4】

キレキレな伊達男を感じるジューシーな赤... 飲みごたえあり!
「テッレ・デル・ノーチェ・ カベルネ・ソーヴィニョン」には、
↓↓↓↓
バッサバッサと血まみれのヴァンパイアを切り倒し
決めポーズでカッコつける伊達男
ブレイド(1998)をチョイス。
赤ワインのうまさがギュっとつまってる感じでうまい。






 

当日、会場では、
「キラートマトください」だの
「ゾンビうまい」だの
不思議な会話がとびかってましたw

どのワインも値段も手頃で本当においしくて
映画のイメージにもぴったりでびっくり。
クリスマスパーティでワイン選びに迷ったら
ぜひ参考にしてみてください。

 
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ハロウィンの夜、31日(木)22:00〜RADIOLOVE「ホラー映画特集」に出演します

ハロウィンの夜に放送される
FMおだわらのRADIOLOVE「ホラー映画特集」に
映画オタクとして、ゲスト出演します。

ウィッカーマン(1973)
キャビン
フォービデンゾーン
についてグダグダとしゃべってます。

その他、ハロウィンに聞きたい音楽として
Mad Monster Party?やら
ホーンテッドマンションの曲やらを
紹介しております。

ネットでも聞けるようなので
是非、聞いてみてください!


RADIO LOVE
「ホラー映画特集」
FMおだわら 78.7MHz
10月31日(木)22:00〜22:30
11月2日(土)26:30〜27:00(再放送)
司会: イトウアヤコ
ゲスト: HALa9000

↓FMおだわらのサイトはこちら
http://fm-odawara.com/
↓RADIOLOVEのブログはこちら
http://radiolove.jugem.jp/


 
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時計じかけのオレンジ / A CLOCKWORK ORANGE (1971・英)

キューブリックの人類に対する無条件の愛を見た?


★★★★★
137分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、エイドリアン・コリ、オーブリー・スミス、マイケル・ベイツ、スティーヴン・バーコフ
音楽:ウォルター・カーロス

オープニング。
赤と青の背景にシンプルな白い文字が出てるだけなのに
どうしてこんなにもインパクトがあって美しいのか…
その後も全編この調子でカッコイイんだから、たまったもんじゃない。
何度見てもキューブリックのセンスの良さにためいき。
映像や音楽のカッコよさは他でいくらでも
語られているので、ここでは内容にフォーカスしてみる。

実は原作の小説と映画ではラストが全然違う。
原作では、悪行三昧なアレックスくんの話は
すべて過去のもので、結局は体よく生きるために
まともな大人になってしまったアレックスくんが
昔は俺もとんがってたんだぜ〜
なんて、青春時代を回想してることになっている。

それに対し、
アレックスくんを生まれながらの悪として
最後まで描ききった
キューブリックはすばらしい。
暴力大好きな本性を無理矢理強制されて
生きた屍のようにされてしまったアレックスくんが
本来の自分に目覚め帰還する瞬間の爽快感。

この気持ちの良さは、
キューブリックに全部受け入れてもらった
という感じがするからなのかもしれない。
世間的に善いとされる行いをしなければ
決して愛されない世の中で

自分が自分であるのなら、
どんなに反社会的な人格であろうとも
その存在を認めます。
どんなに世の中の役に立たなくとも
この上なくクールです。
(ま、アレックスくんは悪い政治家の
イメージアッププロモーションの役に立ってるけどね〜)

と、言われているような気がするのだ。
いってみれば、無条件な愛情に満ちている?

たしか、谷川俊太郎もこんなことを言っていたはず。

「理性は誤るとしても感情はどうか
泉のように吹き出て尽きることのない感情は
たとえそれが人を破滅に導こうとも
正しい」



CD:時計じかけのオレンジ [Soundtrack]
BOOK:時計じかけのオレンジ 完全版
DVD:MEDICOM TOY LIFE ENTERTAINMENT The Rocking Machine※じいさんちにあったアレ

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ホーリー・マウンテン / THE HOLY MOUNTAIN (1973・メキシコ・米)

消費社会、宗教、アート他、あらゆる原理主義に対するとんでもアンチテーゼ
THE HOLY MOUNTAIN
★★★★★
163分/カラー
監督・脚本・音楽・出演:アレハンドロ・ホドロフスキー
製作:アレン・クライン
出演:ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、アリエル・ドンバール

エルトポほかメキシコの変態映画でおなじみの
アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品。
エルトポもサンタサングレもそんなにグッとこなかったが、
これはすごい。全く意味がわからない。
にも関わらず、面白すぎる。

しょっぱな、マリリンモンローなケバいねえちゃん2人が
おっさんに化粧をおとされ、爪と服をはがされ、髪を刈られる。
シーンは変わって、キリスト風の男が、
手足のないフリークなおっさんと子供たちに
十字架にくくりつけられ石を投げられる。
その後、反撃。
逃げ切れなかったおっさんを捕まえボコボコにしたのち
一緒にマリファナを一服吸って休憩したら
フリークおっさんとキリスト男は大の仲良しに。
街にでると、殺人ショー?をやっており、
ビビットでカラフルな血が飛び散り
それを見て、観光客セレブたちが喜んでいる。
そのうち1人のマダムがそこへ駆けつけた警官にレイプされ大喜び。
早速、旦那と共にその様子を記念撮影。
見世物小屋では戦士の格好をした大量のカエルを爆破。
キリスト男は拉致され、石工で型をとられて
キリストマネキンを大量生産される…
ここまでで、ほんのオープニング程度。
全部書いてたらキリがないので、ここまで読んで
気になった人は見てください。

ラストなんか、そんなんあり〜〜!!?
という、とんでもっぷり。

エログロオンパレードでありながら、
どこかキッチュでポップで美しい。
おかげで、元気になれました。


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ロバと王女 / PEAU D'ANE (1970・仏)

衣装や女の子のオシャレさは必見。でも娘に求婚する王様ってどうなん?
PEAU DANE
★★★☆☆
90分/カラー
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、ジャック・ペラン

ロシュフォールの恋人たちと同じくジャック・ドゥミ監督、
そして同じくカトリーヌドヌーブ主演のおとぎ話。
やっぱり衣装他、おしゃれさかわいさは必見。

が、美しいお妃が死んで、それ相応の美しさの後妻を探しているうち
娘がキレイだと気付いて、執拗なまでに求婚する王様ってどうなん?
そして、その後の展開も謎が多い。
おとぎ話って確かにこんな無茶なストーリー展開が多い気がするが、
そのままやらんでもいいんじゃないかという気も。

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マイラ / MYRA BRECKINRIDGE (1970・米)

元祖セクシー女優が性転換した男を演じる痛快エロコメディ
MYRA BRECKINRIDGE
★★★★☆
95分/カラー
監督・脚本:マイケル・サーン
脚本:デヴィッド・ガイラー
原作:ゴア・ヴィダル
出演:ラクウェル・ウェルチ、ジョン・ヒューストン、メイ・ウエスト、レックス・リード、ファラ・フォーセット、ジョン・キャラダイン

あの元祖セクシー女優、ラクウェル・ウェルチが
性転換した男性を演じる、とんでもエロコメディ?

ウブそうな若造をテーブルにしばりつけ、
バックからアメリカ国旗でウエスタンなコスプレで襲う
ラクウェル・ウェルチ様が素敵すぎ。

そして、数々の名作映画を切り刻んでコラージュしたり、
性転換した主人公(女)と元の主人公(男)が
同時に画面上に存在して普通に会話してたりする、
奇抜な演出も面白い。
音楽のチョイスもすこぶるセンスがいい。

が、当時はあまり興行的にふるわなかった模様。
いや、当時に限らず現在も
日本ではDVD、ビデオなどはリリースされておらず、
ほぼ日の目を見ていない状態。

けっこう、サブカルな若者にウケると思うのになぁ。

<関連商品>
BOOK:Myra Breckinridge (ペーパーバック)

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THX-1138 / THX 1138 (1971・米)

ルーカスの本随はスターウォーズではなく、これだ。
THX 1138
★★★★☆
86分/カラー
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
脚本:ウォルター・マーチ
出演:ロバート・デュヴァル、マギー・マコーミー、ドナルド・プレザンス、イアン・ウルフ

ジョージルーカスは天才でした。
今まで、なめててごめんなさい。

まず、映像がめちゃくちゃスタイリッシュ。
センスがいいにもほどがある!
SF好きのツボばかりを完璧に映像化しております。
ストーリーや訴えたい事も完璧です。

なにもかも管理された狭い世界の中で、悶々としてる若者が
真実に向かって、外の世界へ向かって、命をかける!感じ?
外の世界に何があるかなんてのは関係ない。
何もなくてもいい、ただ、一生ここで何もしないでいる事だけは我慢できない。
その熱い思いにロマンを感じる。

途中眠くなるけど、スターウォーズより断然好き。

余談だが、CUBEの監督は、
この映画にモロ影響を受けてると思う。
つーか、あの監督の全ての作品が、
コレをつまんなくリメイクした感じだ。
「自分の大好きな映画、みたいな映画」を作るのが仕事なんて、
ある意味うらやましい。



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ピンチクリフ・グランプリ / THE PINCHCLIFFE GRAND PRIX (1975・ノルウェー)

良く出来た人形アニメだけど、退屈ではある

★★☆☆☆
90分/カラー
監督:イヴォ・カプリノ
脚本:クジェル・オークラスト、クジェル・シバーセン、レモ・カプリノ、イヴォ・カプリノ
音楽:ベント・ファブリシャス=ピエール

30年前に公開されたノルウェーの人形アニメらしい。
人形の動きと、日本版声優の豪華さに感動・・・
しなくもないが、まぁ、ストーリーが退屈w。
話のテンポが悪すぎる。でもって、な〜んか暗い造形。
ひょっこりひょうたん島のがオイラ好きだな。
ちなみに本編より特典映像のメイキングのが面白い。
そして、人形より原作のイラストのがかわいい。

<関連商品>
DVD:ピンチクリフグランプリ
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ディープ・スロート / DEEP THROAT (1972・米)

銀河ヒッチハイクガイドのスーパーコンピューター名のパロ元!

★★★☆☆
62分/カラー
監督・脚本:ジェラルド・ダミアーノ
出演:リンダ・ラヴレース/ハリー・リームス/ドリー・シャープ

当時一世を風靡したポルノ。でも、出てくんの、おばちゃんじゃーーーん。絶頂ポイントで花火がうち上がりベルが鳴る映像に爆笑。でも、カラっとした雰囲気やサントラが欲しくなるくらいナイスな音楽。70年代ってだけでおしゃれに見えてくるのが悔しい。ただのエロ映画なのに。もちろん18禁となっております。ちなみに銀河ヒッチハイクガイドのスーパーコンピューター、ディープソートってこれをもじったらしい。アホ!!しょーもなっ!!そら、あんだけ考えて42しか出せんはずだわ。

<関連商品>
CD:Deep Throat Anthology, Pts. 1 & 2
DVD:ディープ・スロート
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ジェレミー / JEREMY (1973・米)

ジェレミー
★★☆☆☆
90分/カラー
監督・脚本:アーサー・R・バロン
出演:ロビー・ベンソン/グリニス・オコナー/レン・バリ/ネッド・ウィルソン/レオナルド・チミノ

若い2人の淡くせつないラブストーリーみたいな。えぇ。この手のモノ苦手でした自分!最近恋愛映画でもおもろいの多かったから(例えば秘書セクレタリーとか橋の上の娘とかラブ・アクチュアリーとか)ついうっかり借りちゃった!ボンクラファンタジーには違いないけど、そこそこキモいメガネ男子(かといって完全オタクかというとバスケしてロックも聞いてて案外健全)と中途半端にかわいい女子という主役2人の魅力がうっすい。オープニングの歌からして、ゾゾーーーッと寒気がしたので、やばいなぁと思ったけど。いや、クソ映画じゃないと思うけど。いい映画なんだと思うけど。自分には合わなすぎ。つかね、もっとキュートでフレッシュで切ない話かと思ったんだが、うす暗いな奴らの地味な話なんだもん。すげー嫌な人とかは一切出てこないんだけど、ぐったり。
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わらの犬 / STRAW DOGS (1971・米)

★★★☆☆
117分/カラー
監督:サム・ペキンパー
脚本:デヴィッド・Z・グッドマン
出演:ダスティン・ホフマン/スーザン・ジョージ/ピーター・ヴォーン

暴力と言えばこの人、サム・ペキンパー(ペキンパーのあたり声に出して言うと楽しい)。だそうですが、なんとなく今まで全然見てませんでした。感想、なかなか面白い。ヘナチョコ数学者とそのセクシー妻が田舎町に引っ越してきたが、最終的に暴徒と化した不良一家と殺し合いという展開。もうホント嫌〜な雰囲気の村にひょろいインテリがまぎれちゃって全然なじめなくて、下品きわまりない低能な不良どもにバカにされてる様子を見ていて、絶対こんなとこ住みたくねぇ!こいつらのきなみぶっ殺してぇ!とムカムカしてきたこちらの祈りが通じて、ラストはその通りに戦いまくってくれる。やったね。関係ないけど、ダスティン・ホフマンの若い頃ってピーウィー・ハーマンに似てる気がする。
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怪獣島の大冒険 / Pufnstuf (1970・米)


★★★★☆
98分/カラー
監督:ホリングスワース・モース
音楽:チャールズ・フォックス
出演:ジャック・ワイルド/ビリー・ヘイズ

日本で見かける着ぐるみショーと比べ、あまりにゆるく統一感のないキャラたちに衝撃を受けたものの、すんばらしい音楽と夢あふるる内容に当時子供であった私はあっさり騙され心の名作に入れてしまった一品。改めてみてみると、思ってた以上のゆるさそして小汚さにまた衝撃。が、音楽はやはりよい。バンドを追い出されたいじめられっこジミーがMy楽器のフルートと突然話せるようになり友達できたよワーイな歌と、魔女オブザイヤー発表パーティで魔女(ママス&パパスのキャス・エリオット)が歌い上げる人と違うってハードでロンリーだけど素敵よね(この歌はマジで泣けます)な歌と、最後島の皆が助かって怪獣島最高!な歌はとにかく必聴。このサントラはオシャレDJにわりと重宝されてるみたいなので、レコ屋でみつけた人は買って、そして、くれ!

<関連商品>
DVD:Hr Pufnstuf Complete Series
BOOK:Pufnstuf & Other Stuff/The Weird and Wonderful World of Sid & Marty Krofft
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イレイザーヘッド / ERASERHEAD (1977・米)


★★★★★
89分/モノクロ
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ジョン・ナンス/ジョン・ナンス/シャーロット・スチュワート

ずいぶん昔、深夜たまたまテレビをつけたらやっていて、そのまま最後まで見続けてしまったこの映画。それ以来テレビでやってればたいがい見てるし、ビデオも借りた。この度DVDレンタルが開始されたのでまた見た。やっぱり面白い。そして何故か泣ける。
生まれた子供がかなりの奇形児でその父親の男が悪夢ばかり見るというストーリー。セリフはほぼなく、映像と音(ほぼノイズ)だけで持ってく力業。ヒーターの中の舞台で、いくつもふってくる奇形児を踏みつぶし、天国最高と愛らしく歌う顔にこぶを持つ女。そんなん見ちゃうでしょ。どうしたって見ちゃうでしょ。
しっかし、いつも思うのだが精神的にどん底でなおかつパワフルでないとこんな映画は作れないんじゃないだろうか。鬱でパワーを出すなんて無理じゃないか。そう考えるとこの映画が生まれたのは奇跡だ。そしてリンチは天才だ。
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