HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズおすすめSF映画

デヴィッド・ボウイが亡くなった。実のところ、彼の音楽はあんまり聞いたことがなく、詳細をよく知らない。かろうじて、ラビリンスや戦場のメリークリスマスで役者やってたなとか、のんきな老夫婦が放射能に蝕まれていく衝撃のアニメーション映画、風が吹くとき(レイモンド・ブリッグズ原作)の音楽をやってたな、と映画での印象が少しある程度。でも、なんといってもデヴィッド・ボウイの映画界における、もっとも重要な功績は、息子ダンカン・ジョーンズという才能を残してくれたことではなかろうか。

ということで、ダンカン・ジョーンズが監督した2作をご紹介。どちらも、予想外すぎるラストとSF好きにはたまらない世界観。世にも奇妙な物語とか藤子F不二雄のSF短編などが好きな人にオススメです。マジで大好き、この監督!

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月に囚われた男 / MOON (2009・英)




★★★★★
97分/カラー
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ネイサン・パーカー
出演:サム・ロックウェル
 

月でエネルギー資源の発掘業務に携わる1人の男サム・ベル。孤独の中、毎日単調な作業をこなしているが、そろそろ任務期間が終了するので、地球で待ってる家族の元へ帰るのを楽しみにしている。そんなある日、作業中事故にあい、倒れてしまう。気づくと、基地へ戻っていたのだが何かがおかしい……という、SFサスペンス。

とにかくラスト。なんかもうラストが素晴らしい。なので、ストーリー的に何にも話せない。珍しいのは、普通だったら、これを衝撃のラストに持ってくるだろうという謎が、あっさり途中で明かされること。だから、初めて見た時と、2回目、謎を知ってる状態で見たときでは、印象がだいぶ違うんだよね。初回は、一体これからどうなるんだ?というハラハラドキドキ感が面白い。で、2回目は切ない人間ドラマの印象が強い。とにかく、ストーリーに関しては見てください。それしか言えない。

それから、全体的に2001年宇宙の旅を思わせる60年代風なのが良い。完全に自分好みのテイスト。暇つぶしに見てるビデオが奥様は魔女ってあたりとか。

そして、キャラクターもそれぞれいい感じ。主人公が優秀な宇宙飛行士というより、普通の雇われ作業員な感じが、裏2001年宇宙の旅とも称されるジョン・カーペンターのデビュー作、ダーク・スターに出てくるタルビーみたいだったり。ちなみに、かつてauから発売されてたデザイン携帯にタルビーってのがあったけど、その名前はデザイナーがダーク・スターのファンだったかららしい。個人的に、ケータイ史上、一番好きな携帯でした。話は戻って、ほとんど、そんな主人公しか出てこないわけだけど、もう1人?重要なキャラが人工知能。2001年のHALもコンピュータのくせに人間らしくて泣けるけど、あれとはまた違った人間らしさを発揮してて、なんかすごく好き。

ただ、残念なのは、全体的にちょっとテンポが悪いのよね。1時間半という短さなのにもかかわらず、途中で少し飽きちゃう。でも、やっぱ大好きだなこの映画。

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ミッション:8ミニッツ / SOURCE CODE (2011・米)




★★★★★
93分/カラー
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ベン・リプリー
出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト
 

列車の中で目覚めると、知らない人物の名前で呼ばれている主人公。鏡を見ると自分ではない顔が写っている。訳も分からないまま、乗ってる列車が爆発して死亡。目覚めると、暗いカプセルの中だった。実は、主人公は、過去に起こった爆弾テロの事故現場を再現した8分間のプログラムの中に入って犯人を捜す任務を任されていた。プログラム内で何度も同じ8分間を繰り返し、失敗しながらも徐々に事故の真相がわかっていく……というSFアクション。

これまたラストがすごい!誰が犯人かっていう推理モノかと思いきや、それだけじゃなかった〜!むしろ、そのあと!SF魂が炸裂。SF好きは、ラストの余韻に2、3日浸っちゃうこと間違いなし。そして、粋な人間ドラマも、たまりません。やっぱりストーリーはこれ以上は、何も言えません。実際に見て確認してください。

映像と音楽は、昔のスパイものっぽい雰囲気があって良い感じ。そして、話のテンポも良く、飽きずに最後まで見れる。ただ、テンポよすぎて、あっさりしてる感じもするけども。とはいえ、そこがむしろ、なんとなく軽いアクションが見たいな〜って気分の時に暇つぶし娯楽作として消費するのにもちょうど良さげなので、がっつりSFファン以外でも楽しめそう。間口が広いというか。


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以上、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズの映画、見たくなったかな?どうかな?てか、この監督って、SFとか禅とか好きだよね。で、どちらも根底に「権力者たちに抑圧され知らぬ間に自由を奪われている人々の反逆」みたいな、ある意味ロック的な思想を感じる。その辺、お父さんの影響があったりするのかしらね。

ともかく、新作が楽しみだ!
 

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ダージリン急行、樹海のふたり、フリーマガジンtatsumaki特集、選曲リスト

東京ほか各地で配られているクリエイティブカルチャーを中心としたフリーマガジン「tatsumaki」にて、私、HALa9000が毎号映画コラムとイラストを書いています。

tatsumakiのオフィシャルサイトはこちら。
http://www.tatsumaki.info/

そのフリーマガジンtatsumakiの編集長sonoさんと一緒に出演したDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.「tatsumaki特集」 (2014年9月放送) で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
ダージリン急行 / THE DARJEELING LIMITED (2007)



先日発表された第87回アカデミー賞で美術賞ほか4部門を受賞したグランド・ブダペスト・ホテルの監督、ウェス・アンダーソンによる3バカ兄弟ロードムービー。インドの旅を通じて描かれる、自分勝手でしょうもない人たちばかりなのに何故かほのぼのする家族の絆に号泣な一本。



以前書いたコラムはこちら。(tatsumaki掲載コラムとは内容が少し違ってます)
http://hala9000.jugem.cc/?eid=194

ダージリン急行のコラムが掲載されているtatsumakiの告知記事はこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=211


選んだ曲は、エンディングで流れるこの曲。
Joe Dassin / Les Champs Elysees



 

M-2:
樹海のふたり (2012)



tatsumaki vol.22 「富士山特集」にて、コラムを書こうかなと候補にあげていたものの、結局書かなかったこの作品。お笑いコンビ、インパルスが主演で樹海へ自殺しにきた人々と彼らを取材するドキュメンタリー番組のディレクターのヒューマンドラマ。インディーズ作品のようだが、きたろうや遠藤久美子などキャストがけっこう豪華。ドキュメンタリータッチな演出がなかなか面白く、最初から最後まで飽きない。けど、全体的にちょっと地味というか、あともう少しストーリーをつめれば、もっと感動的になったんじゃないかな〜と。もったいない感じ。



tatsumaki vol.22「富士山特集」の告知記事はこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=245


選んだ曲は、エンディング曲。音楽は鉄道の旅でおなじみの関口知宏さんが担当しているのだが、この曲が泣ける。CDは映画のパンフのおまけで限定配布したようだが、販売はされてないらしい。こちらも、もったいない感じ。
関口知宏 / IBUKI


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以上、tatsumaki特集、選曲リストでした。


そして告知。

FMおだわら GMV
3月2日(月)夜9時(再放送)
「洋画の中の日本の曲特集」
にHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。

さらに、

3月4日(水)夜7時から
熱海銀座CAFE RoCAの夜営業にて
HALa9000がラウンジDJをしています。

熱海銀座 CAFE RoCA
http://caferoca.jp

CAFE RoCAでは、Tシャツや缶バッジほか、HALa9000 の プロジェクト 9000Graphics (9kg) オリジナルグッズも販売中!

 
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銀河鉄道の夜、2001年宇宙の旅ほかSF・宇宙映画特集、選曲リスト

昨年からDJ PAPA-QさんのFMおだわら GLOBAL MUSIC VILLAGE (グローバル・ミュージック・ヴィレッジ) G.M.V.に、私HALa9000がちょくちょくゲスト出演しています。そこで、今回は2014年5月31日に放送されたSF・宇宙映画特集で紹介した映画と音楽を今更アップ。
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M-1:
銀河鉄道の夜 / Night on the Galactic Railroad (1985)


日本アニメ界で個人的に最も好きな監督、杉井ギサブローによる、不屈の名作。日本アニメ映画の中でこの作品が一番好き。一生好き。ガロで活躍した漫画家、ますむらひろしの猫キャラってのがいい。人間じゃない方が抽象的で感情移入しやすい。もはや、宮沢賢治の原作を超えてる。でもって、音楽は細野晴臣っていう!!!映像もストーリーも音楽も完璧!こんな素晴らしい映画が日本で作られたなんて、感動的。



ということで選んだ曲は、テーマ曲。

細野晴臣 / 銀河鉄道の夜 ファイナルテーマ


サントラCDはこちら
銀河鉄道の夜 Soundtrack



M-2:
2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968)


私のHALa9000という名前の元にもなっていて、とにかく大好きで何度も見ている映画。アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック、こんな最高のアトラクションを作ってくれてありがとう。これを見れば、人類の進化を感覚的に体験できると私は勝手に思っている。

ちなみに以前書いたコラムはこちら。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=209


ということで選んだ曲は、
2001年のオープニングで流れるツァラトゥストラをジャズファンクっぽいアレンジにしたカバーバージョン。

Ray McVay & His Orchestra / 2001: A Space Odyssey



M-3:
ダーク・スター / Dark Star (1974)


裏2001年宇宙の旅とも称される、ジョン・カーペンター監督のカルトSF。なんと脚本は、後にバタリアンなどで有名になるダン・オバノン。2人ともデビュー作からこんな飛ばしてたんか〜〜!と衝撃。映画としてのクオリティはチープでB級感が否めないけれど、センスや情熱がほとばしっている。

ビーチボールにしか見えないエイリアンをペットとして飼ってたり、自分の存在に疑問をもって爆発しようとする爆弾を船員たちが説得しに行ったり、ずいぶん前に死んで冷凍保存されてる船長に相談したり、といった素敵な内容。でもって、こんな冷静に考えたら意味不明でとんちんかんなストーリーなのに、なぜかラスト号泣。哲学的にすら思えてくる。

ちなみに、INFOBARがヒットしたau design projectの第三弾として発売された携帯電話、talbyはこの映画の登場人物の名前なのよね。だからってわけじゃないけど、ひそかに今まで使った携帯電話の中でtalbyが一番好き。デザインがやたらかわいかった。


ということで選んだ曲は、オープニングとエンディングでしつこく流れるこの曲。

John Yager / Benson Arizona

2001年がクラシックなら、こっちはカントリーだぜ!っていう安易な感じがいいですね。そして、ゼロ・グラビティで、ジョージ・クルーニーがカントリー音楽を聞いてるのはこの映画へのオマージュだと思う。



M-4:
NUDE ON THE MOON (1961)


日本未公開の18禁エロSF映画。女エド・ウッドと言われちゃったりしてるドリス・ウィッシュマンという巨乳が出てくるアホB級ポルノばっかりとってる女性映画監督の作品。でも、18禁とはいえ、ただ月の住人が裸でたわむれてるってだけのほのぼの映画だったりする。ストーリーも真面目な理系男の初恋物語みたいな感じだし。面白くはないけど、気になっちゃう映画。

詳細は、以前書いたコラムで確認してみてください。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=191


てか、検索したら日本のAmazonでもヒットした〜〜!びっくり!もちろん輸入版だけど。なんでも手に入るいい時代になったなぁ…しみじみ。

ということで選んだ曲は、全然映画とは関係なく、同じタイトルの曲。

Tipsy / Nude On The Moon

ちなみにこの曲は、東京ディズニーランドのトゥモローランドあたりで以前はヘビーローテされてたんだよね。でも、最近はTDLで、こういう曲がかかんなくなっちゃって、すごくつまんない。ここのところディズニーランドへいってもそれほど夢と魔法感がないのは、こういう細かい部分が変わっちゃったからなんじゃないかと思う。無駄にキャラグッズばかり増やしてないで、音楽とか技術とかにこだわった昔のディズニーランドに戻って欲しい。



M-5:
バーバレラ / BARBARELLA (1967)


ジェーン・フォンダ主演のセクシーSF。宇宙船のインテリアとかファッションとか音楽とかがいい感じ。全体的にエロティックなんだけど、セックスは錠剤を飲んで手を合わせるだけってのがなんか笑える。ちなみに、ちょうどこの時期、監督のロジェ・ヴァディムとジェーン・フォンダは実生活で結婚してたみたいね。

ちなみにロンドンで一番楽しかったパーティは、大好きなDJチームKarminsky Experienceにお呼ばれして行ったバーバレラパーティ。この映画のコスプレをした人たちが溢れかえってて、それこそ夢と魔法の国だった。あんなパーティに、また行きたい。


ということで選んだ曲は、オープニングタイトル。

The Bob Crewe Generation Orchestra / Barbarella

この曲をBGMに、無重力空間で、銀色の宇宙服を着たジェーン・フォンダがストリップをはじめるというオープニングだけでも見る価値あり。



M-6:
銀河ヒッチハイク・ガイド / THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY (2005)


モンティ・パイソンなどにも関わってたイギリスの作家ダグラス・アダムズのSFコメディ小説が原作の映画。とにかく面白い!いかにもイギリスって感じのギャグが連発。

ところで、この作品の中に出てくるディープ・ソートっていうスーパーコンピュータが「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」って問いを出されて750万年間ずーっとフリーズして計算しまくった末に出した答えってのがあるのだが、googleにその問いを入力すると電卓機能が答えてくれるのだ。こういうgoogleの遊び心、たまらんね。ちなみにコンピュータのディープ・ソートって名前は、小説がかかれた当時大ヒットしていたディープ・スロートっていうポルノ映画の名前をもじってる。とことんバカだ。

さらに詳しい内容などは、以前書いたコラムで確認してみてください。
http://hala9000.jugem.cc/?eid=132



ということで選んだ曲は、オープニングでイルカたちが地球を去っていくときの歌。

Joby Talbot / So Long & Thanks For All The Fish

ちなみに映画のナレーションをしてるのは、スティーヴン・フライ!すごく好きなイギリスのコメディアン。イギリスで語学学校へ通っているときに、この人のラジオをたくさん聞きなさいと先生に言われていた。確かにすごくキレイな英語を話す上、面白い(ただ、私は英語が苦手なのでちゃんとは聞き取れていないのが悔しい)。この人、おすすめ。

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以上、SF・宇宙映画特集、選曲リストでした。改めてリストアップしてみると、この回は、自分の趣味全開。おすすめ映画ばっかりなので、何の映画を見ようか悩んだときには、是非この辺のSFを選んでもらえたら嬉しい。



そして告知。
本日、2月23日(月)夜9時から
FMおだわら GMV
「エンニオ・モリコーネ特集」再放送です。

さらに、
2月28日(土)夕方5時
3月2日(月)夜9時(再放送)
「洋画の中の日本の曲特集」
もHALa9000が出演します。

グローバルミュージックヴィレッジ GMV
FMおだわら 78.7MHz
http://fm-odawara.com/

Tune in Radioほか、サイマルラジオが聞けるアプリでも聞けますよ。





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2014年に見たおすすめ映画ベスト10、選曲リスト

12/20(土)に私HALa9000が出演した、DJ PAPA-QさんのFMおだわら グローバル・ミュージック・ヴィレッジ「2014年おすすめ映画ベスト10」。紹介した映画と曲はこんな感じでした。ちなみに2014年に見たというだけで、2014年以外の映画も入ってます。



第10位
ミッション:8ミニッツ / Source Code (2011)


ジェイク・ギレンホール主演のSFサスペンス。過去に起こった電車爆発事故の犯人を探るため、その事故現場の8分前を完全再現したバーチャル空間に意識を飛ばされ、何度もその8分間を経験させられる主人公。だんだんと犯人が分かってくると同時にどうやら他の乗客たちの様子も少しずつ変わってきているような…

予想外すぎるラスト!アクションコーナーにあったけど、完全にSFじゃん。SF魂炸裂じゃん。藤子F不二雄のSF短編好きなら絶対見るべし! 

監督はデビッドボウイの息子。前作、月に囚われた男もよかったし、いいセンスしてるな〜。





第9位
レイ・ハリーハウゼン 特殊効果の巨人 / RAY HARRYHAUSEN: SPECIAL EFFECTS TITAN (2011)※2014日本DVDリリース


古い映画って映像技術が陳腐でなんだかなーっての多いけど、ハリーハウゼンのは、今見ても面白い。最先端なCGのリアルさはないのだが、生きている感覚があるというか、生き物の不気味さ面白さがみごとに表現されているモンスターたちの動きに見入ってしまう。このドキュメンタリーを見るとなんでハリーハウゼンの作る映像があんなにも魅力的なのかがわかってくる。結局、作ってる本人が、とにかく魅力的な人なんだよね。まず、あの膨大な量のクレイアニメをほぼ1人で作ってるなんて驚愕!なんつー集中力と根性。さらに、予算にみあった演出を考えたり、ウケる宣伝文句を考えたりと、マーケティングやマネジメントも得意っていう。1人でなんでもこなしちゃう。でもって、そうしてるのが楽しそう。こういう人になりたいなと強く思う。





第8位
最後のマイウェイ / Cloclo (2012)


60年代に活躍していたフランスの郷ひろみことクロード・フランソワ(愛称、クロクロ)の伝記映画。のちにフランク・シナトラが歌って大ヒットするマイウェイの原曲を歌ってた人。もう、この映画、60s好きにはたまらない。音楽とかファッションとか。でもって、クロクロの起伏が激しい性格やら破天荒な暮らしぶりやらが面白すぎる。こういう、壊れてるのになぜか魅力的なキャラってのが個人的に気になって仕方がない。ロード・オブ・ザ・リングのゴラムとかさ。いや、全然違うか。

そういえば、先日、高円寺で一緒にDJをしたエレキテルのポリさんは公開記念イベントに出演していたらしい。見に行きたかった〜!



ということで選んだ曲は、いわずもがな。

クロード・フランソワ / いつものように





第7位
明日、君がいない / 2:37 (2006)


冒頭、学校で誰かが自殺をはかる。一体それは誰なのか?障害でいじめられてる子、ゲイをカミングアウトした子など悩みを抱えた高校生たちが次々に描かれる。そして、衝撃かつ納得させられるラスト。そう、誰よりも悲しいオーラをまとってる人ってまさにこういう感じだ…

なにより驚くのがこの監督、22歳でこれ撮ったってこと。その若さで、なんつー洞察力。日本だと、桐島部活やめるってよってのがある種、若い感性で学校の人間模様を描いている似たようなテーマ(?)の作品かもだけど、あれより数段面白い。っていうか、あっちは特に面白くなかった。





第6位
リアリティのダンス / LA DANZA DE LA REALIDAD (2013)※2014日本公開


エル・トポ、ホーリー・マウンテン、サンタ・サングレ/聖なる血などカルトの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー最新作。もう80すぎのじいさんなのに、こんなの作るってすごい。てか、本人、今でもカッコイイし。つーか、若い頃よりカッコイイし。

ホドロフスキーの過去の映画の印象からすると思ったよりも地味で、ちょっと退屈かなと思ったけど、見終わったらものすごく救われた気分。なんというか、気分がスッとしてやる気でた。心が浄化された感じというか。なんだろね、この効果。ホドロフスキーって、エキセントリックだけど、めちゃくちゃ優しい人なんだろなぁと思う。どこかへ行きたくなった。冒険したくなった。馬と椅子のシーンが印象的でなぜか感極まる。 精神を癒されたい人は見るべし。

ホドロフスキー新聞っていうフライヤが、監督のインタビューなどがのっててかなり面白い。以下のサイトからダウンロードできるのでファンは要チェック。
http://www.uplink.co.jp/jodorowsky/





第5位
シュガーラッシュ / Wreck-It Ralph (2012)


ポスト、トイストーリー、モンスターズインクといっても過言ではない面白さ!監督はシンプソンズなどを手がけているリッチ・ムーア。

クッパ、ソニック、ザンギエフなどファミコン世代大興奮なキャラも続出で、ドット絵とか効果音とかゲームっぽい演出がたまらん。

でもって、舞台となる女の子レーシングゲーム、シュガーラッシュの中はチョコレート工場ばりのキラキラお菓子感でキュートったらない!デザインはアントニ・ガウディを参考にしたらしい。で、ちょこまかしてる王様はディズニーの不思議の国のアリスの王様をモチーフとしてるようだ。いいセンスだね。



ということで、選んだ曲はエンディングテーマ

アウル・シティー / When can I see you again?

ちなみにシュガーラッシュのゲーム音楽がAKB48なのだが、それもけっこうかわいい。




第4位
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 / Nebraska (2013)※2014日本公開


ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! 、アバウト・シュミットを見て以来、大好きすぎる監督、アレクサンダー・ペイン。

前回のファミリー・ツリーは、思ったよりグッとこなかったけど、今回のネブラスカはやばかった!頑固親父とボンクラ息子の珍道中。もう、下品でアホな人たちがいっぱいでてきてイライラする。こういう人々とあんまり関わりたくはないけど、そんなコミュニティの中でも人々は平凡にそれなりに幸せに生きている。人を否定も肯定もせず、淡々と描いている感じ。アレクサンダー・ペインは小津安二郎が好きらしいが、確かにそういうテイスト。ま、小津よりブラックユーモア的な部分が強いけど。ラスト、親父の思いに号泣。





第3位
スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー / Steve Jobs: The Lost Interview (2012)


ジョブズがAppleに復帰する直前のインタビュー映像。ただ、しゃべってるだけなのになんでこんなに面白いのか。名言、満載。

このインタビューの中でジョブズは「日常生活の枠の外に潜んでいる未知の存在、その精神を製品にも宿してやれば手にした人にも伝わるはずなんだ」と語っている。なるほど、最近のApple製品にはそれが宿ってなさそうなものが多いね。CMとかもダサいしね。残念だ。



ということで、選んだ曲は、MacOSX10.3の初回起動時に流れていた

Röyksopp / Eple

当時はMacを手に入れると心の底からワクワクしてたよなぁ…もうあの頃のAppleには戻らないのかなぁ…




第2位
ダークホース〜リア獣エイブの恋〜 / Dark Horse (2011)


ウェルカム・ドールハウス、ハピネス、ストーリーテリングなど、ダメ人間たちを辛辣に描きすぎて、見た人をしばらく浮上できなくさせるトッド・ソロンズ監督最新作。

今回は、日本の引きこもりニートからインスピレーションを得たとかで、30代半ばで親の会社にコネでいすわるフィギュアオタクのおっさんが主人公。なんもできないくせにプライドだけは高くて偉そうなことばかり言っているオタクおっさんの運命やいかに。ミアファロー&クリストファー・ウォーケンの毒親っぷりがみごと

4位にあげた「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」もそうだけど、一見バカみたいにみえる主人公の奇行に、実は意外なその人なりの理由が隠されていて、最後、それが分かるっていうストーリーが個人的に大好き。どんなミステリーよりもハッとする。そして号泣。

取るに足らないようなこと、どうでもいいようなささいなことが、ある人にとってはとても重要だったり、心の支えだったりするのだ。どんなに近くにいようと、人はそれを理解できない、されない切なさがしみる。



ということで、選んだ曲は、同じくトッド・ソロンズ監督作ストーリーテリングのエンディングテーマ。

Belle & Sebastian / Storytelling

ちなみに、ダークホースで主人公をどん底に突き落とすきっかけを作るセルマ・ブレアはストーリーテリングでも同じ人物を演じている。




第1位
ゼロ・グラビティ / Gravity (2013)


第86回アカデミー賞でアルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞した本作。

画面がグワングワンして、心臓キューてなる。怖くて泣きたい。具合悪い。映画つーか、宇宙体感アトラクション。映画館で3Dでみないと意味無い系。ということで、2013年の年末から2014年の年始にかけて映画館に4回も見に行ってしまった。それくらい面白かった。

もちろん、内容的にもカントリー音楽を聞きながら宇宙を漂うっていうダーク・スター的演出にグッとくるし、散々「もーダメだ〜」「あ、やっぱ帰れるかも」をウダウダ繰り返したあげく、最終的に死んでもいいからとりあえず頑張る!とふっきれるあたりは太宰治の走れメロスのようで大好き。



そして、もう1つ。

インターステラー / Interstellar (2014)

メメント、ダークナイト、インセプションなどでおなじみクリストファー・ノーラン監督最新作。

2001年宇宙の旅、ゼロ・グラビティ、ジュラシックパーク3、藤子・F・不二雄、コンタクトなどなどSF科学てんこ盛り。そして、全ての伏線をきっちり回収し、わかりやすくまとめているので、万人におすすめできる。ま、個人的にはもっと宇宙について悶々としたいので、そこが惜しいけど。最後は蛇足かな〜感は否めないけど。とはいえ、やっぱ宇宙好きにはたまらん感じ。

IMAXシアターで見ることをおすすめします。



ゼロ・グラビティではじまり、インターステラーで終わった2014年。宇宙SFが大好きな人間にはたまらない年となりました。ということで、選んだ曲は、

「2001年宇宙の旅サウンドトラック」より 美しく青きドナウ

結局、2001年宇宙の旅が好きすぎるっていうw





ちなみに、あんまり古いのを入れても見る機会が少ないかなということで、ベスト10にはここ10年以内の映画しか入れてません。あと、昔から好きで何度も見てるやつとかも入れてません。なので、そういうのも含めたベスト10に入れてないけど、今年見た216本(12/25現在)の中からおすすめ映画をざっとリストアップ。映画を見るときの参考にしてみてくださいませ。

 
  • アトミック・カフェ / The Atomic Cafe (1982)
  • Afflicted (2013)
  • IT (1990)
  • エクソシスト / The Exorcist (1973)
  • おしゃれ泥棒 / How to Steal a Million (1966)
  • 男と女 / Un homme et une femme (1966)
  • 俺たちに明日はない / Bonnie and Clyde (1967)
  • 怪盗グルーのミニオン危機一発 / Despicable Me 2 (2013)
  • 鍵泥棒のメソッド (2012)
  • 勝手にしやがれ / À bout de souffle (1960)
  • カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇 / Camille Claudel 1915 (2013)
  • 危険なプロット / Dans la maison (2012)
  • きみに読む物語 / The Notebook (2004)
  • ゲッタウェイ / The Getaway (1972)
  • 恋する輪廻オームシャンティオーム / Om Shanti Om (2007)
  • コールガール / Klute (1971)
  • ザ・ドア 交差する世界 / Die Tür (2009)
  • サスペリア / Suspiria (1977)
  • 幸せの行方… / All Good Things (2010)
  • 灼熱の魂 / Incendies (2010)
  • 人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル〜 / The Guilt Trip (2012)
  • スモール・アパートメント ワケアリ物件の隣人たち / Small Apartments (2012)
  • 卒業 / The Graduate (1967)
  • ダーティハリー(1971)
  • ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ / DIANA VREELAND: THE EYE HAS TO TRAVEL (2011)
  • タイピスト! / Populaire (2012)
  • 椿三十郎 / Sanjuro (1962)
  • Dearフランキー / Dear Frankie (2004)
  • 東京物語 / Tokyo Story (1953)
  • 閉ざされた森 / Basic (2003)
  • なんちゃって家族 / We're the Millers (2013)※2014日本公開
  • パシフィック・リム / Pacific Rim (2013)
  • パラノーマン ブライス・ホローの謎 / ParaNorman (2012)
  • ヒックとドラゴン / How to Train Your Dragon (2010)
  • ひみつの花園 / My Secret Cache (1997)
  • フォービデン・ゾーン / Forbidden Zone (1980)
  • ふしぎの国のアリス / Alice in Wonderland (1951)
  • ブラック・スワン / Black Swan (2010)
  • ヘッドハンター / Hodejegerne (2011)
  • ホビット 思いがけない冒険 / The Hobbit: An Unexpected Journey (2012)
  • ボルト / Bolt (2008)
  • マイライフ・アズ・ア・ドッグ / Mitt liv som hund (1985)
  • モナリザ・スマイル / Mona Lisa Smile (2003)
  • モンスターズ・ユニバーシティ / Monsters University (2013)
  • LIFE! / The Secret Life of Walter Mitty (2013)※2014日本公開
  • ライフ・オブ・デビッド・ゲイル / The Life of David Gale (2003)
  • 恋愛睡眠のすすめ / La Science des rêves (2006)
  • ローマの休日 / Roman Holiday (1953)



 
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ローラーガールズ・ダイアリー / WHIP IT (2009・米)

腕っぷしの強そうなお姉さんいっぱい!でも、主役の子がイマイチ。


★★★☆☆
112分/カラー
監督:ドリュー・バリモア
脚本:ショーナ・クロス
出演:エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、ジミー・ファロン、ダニエル・スターン、アンドリュー・ウィルソン、イヴ、アリア・ショウカット、ゾーイ・ベル、ランドン・ピッグ、アリ・グレイナー、ユーレイラ・シール、カルロ・アルバン

娘をミスコンで優勝させたい
おしとやかなステージママと
ローラーゲームに闘志を燃やす娘の
スポ根性&母子愛ドラマ。

ドリューバリモア率いる弱小ローラーチームの
あばずれ感がなんとも素敵。
しかも、ライバルチームのボスは
ジュリエットルイスw!
そんなお姉さんらが、ローラースケートで
ガツガツ乱闘してるんだから、興奮しないわけがない。
こういうデスプルーフ的なワイルド女子が
いっぱい出てくるとそれだけで心が躍るね。

でもって、女子だけでなく、
少々なよったバンドマンの彼氏もなかなかカッコよし。

ということで、ストーリーどうこうよりも
出てくる魅力的な人々を観察してるだけでも面白い。

が、肝心の主人公の子がどうしても好きになれない。
この感じ前にもあったな…
と思ったら、JUNOだ。
つか、主役の子一緒じゃん。
どうも、エレン・ペイジって
好感もてないのよねぇ〜。
結局、顔がオタクっぽいのが嫌なだけかも?
でも、スーパー!のときだけは、
まんまキレたオタク役だったからか輝いてたな〜。
もっとあーゆーいっちゃってる役やって欲しいな。

CD:Whip It [Import, From US]


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サーフズ・アップ( / SURF'S UP (2007・米)

ペンギンかわいい!サーフィン爽快!が、ギャグ寒すぎ!


★★★☆☆
85分/カラー
監督:アッシュ・ブラノン、クリス・バック
出演:シャイア・ラブーフ、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、ゾーイ・デシャネル、ジョン・ヘダー、ディードリック・ベーダー、マリオ・カントーネ
出演:小栗旬、山田優、マイク眞木、清水ミチコ、楠大典、山寺宏一、佐藤せつじ、真殿光昭

サーフィン大会を目指して
故郷の南極から南国へやってきた
新人ペンギンサーファーのスポ根CGアニメ。

なぜ、ペンギンとサーフィン??
なぜ、偽ドキュメンタリー風な演出??
疑問がいっぱい。

そして、全体的にお笑いテイストなのだが、
いかんせんギャグが寒すぎて
途中で見るのをやめようかと思ってくる。

が、我慢して見ていると、
子ペンギンたちや
共食いペンギン族などキャラの造形や動きなどが
かわいらしくて、ちょっと癒される。

さらに、最後のサーフィンの試合シーンなどは
ど迫力で予想以上に本気。

サーフィンなんて何がおもしろいのか
全くわからなかった人間ですら、
「波に乗ったときの大自然との一体感!最高だよね!」
なんて、気分になる。

よって、現実では、
サーフボードにへばりついたものの
へっぴり腰で波に乗るどころか
どんどん沖へ流された…なんて人でも
妄想サーフィンが楽しめるのでおすすめです。

ただし、本当にストーリーはつまんないので
映像以外はぐっと我慢です。

ところで、日本語版て、
小栗旬と山田優が声やってんだ。
これがきっかけだったとか??


CD:サーフズ・アップ オリジナルサウンドトラック [Soundtrack]


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アンチクライスト / ANTICHRIST (2009・デンマーク・独・仏・スウェーデン・伊・ポーランド)

どエロ変態ホラー!ただそんだけ。


★★★☆☆
104分/カラー
監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー、ストルム・アヘシェ・サルストロ


えーと…どエロ変態ホラー?
え?なにこれw?
キリスト教とかに詳しくないので
どういう意味なのか全くわからん。

赤ちゃんの転落死を発端に狂ってゆく夫婦。
そして、徐々にあかされる恐怖の真実…
というサスペンスホラーな展開は
ミザリーっぽくて、
ラースフォントリアーにしては
エンターテイメント性が高いかな?
そうでもないかな?

それから、
なまいきシャルロット・ゲンズブールと
処刑人ウィレム・デフォーが
ひたすら病みまくってる夫婦役っていう
配役も好み。

でも、なーーんか、トンデモっぽい雰囲気。
B級映画のチープ感っていうか。
シャマラン的?

それにしても、
いくら憂鬱だからって
人のそんなところに穴開けたり
自分のそんなところを切ったりしちゃダメっしょ〜w。
そりゃ、物議をかもすのも無理ないわ。
シャルロット体張りすぎw。

結果、
見世物小屋的な怖いもん見たさで
ウゲーー!きもーーー!怖ーーーっ!
とかいいながら、見るのにぴったりかもしれません。

ところで、この監督ってば、毎度毎度
音楽とか映像とか超だっさいな〜。
オープニングのモノクロスローモーからして
なんか笑っちゃうw。

前はそのダサさにムカついてたが、
もはや、どんだけダサい演出するのか
ちょっと楽しみになってきたぞw。


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私の中のあなた / MY SISTER'S KEEPER (2009・米)

病気の子を抱える家族の苦悩と愛情…が、そんなに上手には描けてない。


★★★☆☆
110分/カラー
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ジェレミー・レヴェン、ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ソフィア・ヴァジリーヴァ、ジョーン・キューザック、トーマス・デッカー、ヘザー・ウォールクィスト、エヴァン・エリングソン、デヴィッド・ソーントン

白血病の姉を助けるために
ドナーとして人工授精で生まれた妹が
ドナーになることを拒否し、両親を訴える。
けっこう過酷な状況の家族愛ドラマ。

キャメロンディアスのヒステリックな演技とか
病気の子の具合悪そうな感じとか
けっこう頑張ってるとは思う。
悪い人がでてこないのも嫌いじゃない。
が、なーんか感動しない。
なんでだろう?

病気の子を抱える家族の苦悩と愛情
っていうテーマはいいんだけど、
思ったより精神的な葛藤みたいのが
ないんだよね〜。

結局は、ストーリーをつくるための
キャラクターと状況って感じがしてしまう。
もっとあの状態になったら悩まないか?
あっさりしてるんだよね、全体的に。
必死になってんのがお母さんだけつーか。
あんなもんなんかな〜。

ま、弁護士さんがラストすごいいい人で
それはちょっと嬉しい感じ。


CD:映画「私の中のあなた」オリジナル・サウンドトラック
BOOK:私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV) [文庫]
BD:私の中のあなた [Blu-ray]

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ハウルの動く城 / HOWL'S MOVING CASTLE (2004・日)

自分たちは特別だとかいって優越感に浸ってる気持ち悪い感じ。


★★☆☆☆
119分/カラー
監督・脚本:宮崎駿
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出演:倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、大泉洋

途中飽きてちゃんと見れてないから、
評価もなにもあったもんじゃないけど、
やっぱりなんだかな〜。

とりあえず、ハウルの声がなんか微妙と思ったら
木村拓哉なのか。なるほど。

冴えないオタク娘(ばあさん)と
ナルシスで勘違いしまくってるキモ男という
魅力のない者同士が
傷なめあって2人だけの世界に閉じこもってる感じ?
自分たちは特別だとかって優越感に浸ってるような 
気持ちのわる〜〜い感じ?

なんか、この主人公たち、
友達や仲間をあんまり大事にしないというか
いい人ぶってるけど、すごく利己的でヘコむ。 
これじゃ、友達いないのも仕方ないよな〜って思うけど、
そこは、周りの人間は悪だ敵だと決めつけてつっぱしる。
こういう人たちに振り回されるのすごく嫌だなと思ってヘコむ。

ジブリ作品てそゆの多いね。
友情があんまり出てこないつーか。
人付き合いつったら、
家族関係か恋愛関係か師弟関係みたいのばっかで。
ワイワイ楽しい仲間や友情ってのがなくて
どんよりした気分になる。

ま、散々酷評してきたが、唯一、 
パワーがなくなっちゃったボケばあさんと 
モサモサでふてぶてしい犬のコンビだけは
とてもカワイらしい。
この2人をメインにしたドタバタコメディだったら、 
すごく見たいのになぁ〜〜〜と心底思う。 
でも、そういう素敵なことはしないのが、ジブリ。

CD:ハウルの動く城 サウンドトラック [Soundtrack]
BOOK:魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 [単行本]

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イングロリアス・バスターズ / INGLOURIOUS BASTERDS (2009・米)

ユダヤ美女とヤンキーがヒットラーをぶちのめす!痛快活劇


★★★☆☆
152分/カラー
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、サミュエル・L・ジャクソン(ナレーション)

強い女が、映画館で、テロ。 
という、もうどう考えても大好きなシチュエーション。 
タラって映画オタクのツボをわかってるね。 
あいかわらず音楽の使い方もすごくセンスがいいし、 
いつになくヨーロッパのアート映画っぽい絵作りもよい感じ。 

役者もなかなかいい味出してる。 
ユダヤ人ハンターの異名をとるドイツ軍大佐の 
ねちっこい嫌みな演技がたまらん。 
ブラッド・ピットは常にしゃくれており、 
いかにも筋肉バカなヤンキーって演技してんのも笑う。 
つーか、みんな、その国の人間の物まねしてるような 
わざとらしいデフォルメ感がよいですね。 

ただ、「エルマー・ガントリー 魅せられた男」的な大惨事までは 
いい感じに盛り上がっているんだが、 
ラストはちょっと余分つーか。 
もっと具合悪くできそうな設定だけど、 
全体的にあっさりしすぎでもったいない感じも。 
でも、万人受けを考えるとこの辺がギリギリなのかな。 

ともかく、この映画が好きなあなたには、 
Vフォーベンデッタと 
セシルBシネマウォーズもおすすめします。 

CD:イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack]
BOOK:『イングロリアス・バスターズ』映画大作戦! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

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かいじゅうたちのいるところ / WHERE THE WILD THINGS ARE (2009・米)

原作の絵本より、だいぶ鬱っぽいかいじゅうたち


★★★☆☆
101分/カラー
監督・脚本:スパイク・ジョーンズ
脚本:デイヴ・エッガース
原作:モーリス・センダック

せつなカワイイ音楽やら 
ドキュメント風な映像など、 
ガキの青臭い悩みの表現はものすごくうまい。 
センスがほとばしってる。 

でも、楽しいかどうかつったら、楽しくない。 
かいじゅうの情緒不安定っぷりがなんともヘコむ。 

アート系単館映画として見てたら 
なかなかの名作と思っただろうが、 
全国ロードショー映画というイメージで見たので 
こういうのが見たかったわけじゃないんだが… 
っていう不満が残る。 

とはいえ、気分的に暗黒な子ども時代をすごした人は 
けっこうハマると思う。 

ちなみに原作の絵本をこれを見たあと読んでみたが、
めっちゃワクワクする話じゃ〜〜ん!
つーか、全然暗くないんじゃ〜〜〜ん!
どして、映画では、こんな鬱系かいじゅうになっちゃったのかしら?

それから、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドで怪演を見せていた
ポール・ダノが声で出演してたのね。

CD:Where Wild Things Are Motion Picture Soundtrack [CD, Soundtrack, Import, From US]
BOOK:かいじゅうたちのいるところ [大型本]
DVD:モーリス・センダック:かいじゅうたちのいるところ全3話 [DVD]

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脳内ニューヨーク / Synecdoche, New York (2008・米)

自分がこの世に存在しなければいけない理由がみつからない人のための映画


★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:チャーリー・カウフマン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ
音楽:ジョン・ブライオン

正直、1時間半くらいず〜っと我慢しなきゃいけない。 
なぜなら、全然意味がわからないからである。 

ストーリーを説明すると、 
主人公のおっさんは、アーティストの妻と4歳の娘と住んでいる。 
職業は、演出家。離婚の危機。 
新作の劇が封切りに。 
妻が娘を連れて女友達と個展があるのでベルリンに。 
劇が当たって、すごい賞を受賞。大金が入る。 
それを元手に、でっかい倉庫を借りて俳優を呼んで 
リアルな偽のニューヨークを作って 
実際の人々の生活をそのまま劇にするという大作にとりかかる。 
もちろん、自分やその周りの人の役を演じる俳優もいる。 
妻と娘は個展にいったまま帰ってこなくて 
他の土地で2人の男と結婚しているとか。 
というか、一緒に行った女友達とできている? 
娘も大きくなって入れ墨を彫られて、ストリッパーになってて 
更にこちらも女友達とできている? 
家に残された娘の日記を読むと、 
日々、家を出たあとの経歴が追加されている。 
一方おっさんは、チケット売りの女と不倫(後々、この人が本命)。 
でも、主演女優とも不倫して、気づけば結婚。娘もできた。 
そうこうしてるうち、17年が経ったそうです。 
俳優たちもいつこの劇が公開されるのかと疑問に。 
でも、まだまだ続くよ、この混乱ぶり〜〜〜。 
もう面倒なので説明終了。 

そんな陰鬱でカオスなシーンがだらだら続き、 
1時間半経過します。 
なんの苦行でしょうか。 

でもね、ラストに向けて面白くなってきちゃうんである。 
主人公のおっさん役の役者が死んで、 
元妻の部屋の清掃のおばちゃん役のおばちゃんが 
主人公のおっさん役に抜擢されて、 
主人公のおっさんが清掃のおばちゃん役になるあたりから急激に! 

面白いというか、チャーリーカウフマンが言いたいことが 
うっすら伝わってくるんである。やっと。 
マルコビッチの穴以降、一度も少しも伝わってこなかった 
カウフマンの言いたい事をはじめて受け取った感じ。 

中盤で、 
ここにいる全員が主人公なんだ! 
それぞれの人生の主人公なんだ! 
って言っていたのが、 
最後には、 
人は誰でもあって誰でもない、 
年をとるにつれ人の個性は失われていき 
ただ運転するだけになる 
と語られる。 

「自分は特別ではない」 
勘違いした若者は、気づかずにいられるが 
生きていくにつれ、その事実にだんだんと近づいていく。 
そういうことが、言いたいのかなと。 

ま、こういう映画が好きな人はたぶんボンクラ。 
僕はボンクラなので大好きだね。

CD:Synecdoche New York [Soundtrack, Import, From US]
DVD:脳内ニューヨーク [DVD]

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フラガール (2006・日)

松雪泰子の衝撃的な美しさを堪能せよ!


★★☆☆☆
120分/カラー
監督:李相日
脚本:李相日、羽原大介
出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸部一徳、富司純子、高橋克実、寺島進

松雪泰子の美しさに唖然。衝撃。
パーフェクトなルックス。
キャラ設定も最高。
あれだけで見たかいがあった。
岸辺一徳もよい感じ。
蒼井優って、見た目は好みじゃないけど演技うまいな〜。
その他、役者陣はみんないい感じと思う。

が、内容は…
クライマックスありすぎ。
泣かせようとしすぎ。
別れだの和解だのがしつこく何回もあるので
だんだん、どうでもよくなってくる。飽きる。
しかも、それらのシーンになると
イチイチテンポが悪くなる。

ラストのフラダンスシーンは
それほどよくないのに無駄に長い。
チアーズのチアシーンくらい面白ければ
延々やってもらってもいいけどさ〜〜。
 

CD:フラガール plus 1
CD:フラガール~ ジェイク・シマブクロ
DVD:あなたもフラガール DVDで学ぶはじめてのフラレッスン

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崖の上のポニョ / PONYO (2008・日)

 M・ナイト・シャマランの迷走っぷりとかぶる

★★☆☆☆
101分/カラー
監督・脚本:宮崎駿
声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、土井洋輝、奈良柚莉愛


オープニングの映像がなかなかキレイだったので
もしや面白いのかな?と思いきや
やっぱりつまらないのがさすがジブリ。

親を下の名前で呼び捨てなのが
なんか気持ち悪い。

お母さんが躁鬱病なのかなんなのか
行動が不安定でヘコむ。

ポニョの変形がグロテスクなのは面白い。

が、そんなグロい奴にちょっと会って親切にしただけで惚れられて
災害まで起すほどストーキングされるというストーリーに恐怖。
アメリをみたときのような怖さ。

さらに今まで以上に全開なロリコン、マザコンテイストにも恐怖。
手塚治虫よろしく女子の変身フェチっぷりにも恐怖。

人魚姫、ピノキオ、海底2万マイル、パプリカ
その他いろいろ、なんかどっかで見たような要素ばかり。

最終的にたまたま1発当ててしまい、
周りから実力以上にチヤホヤされちゃったために
1人よがりな作品しかつくれなくなった
M・ナイト・シャマランにそっくりな迷走っぷり。
でも、あっちは若手だけど、こっちはじいさんなので
より物悲しい…
裸の王様をリアルにみたというか。

誰か教えてあげたらいい。
絵はうまいって認めるから映画はもうがんばらなくてもいいよと。
実際、本人はそういわれたいんじゃないか。
ポニョって名前つけたとき、もっとみんなが
それはないっす、そろそろ目を覚ましたらどうですか?
って正直につっこんでくれると思ったんじゃないか?
だってポニョだよ??正気の沙汰じゃないよ?

ちなみにこんだけクソミソに言ってますが
ナウシカやらラピュタやら魔女の宅急便やらに
比べたらだいぶ面白いとは思います。


<関連商品>
CD:崖の上のポニョ サウンドトラック
DVD:ポニョはこうして生まれた。 ~宮崎駿の思考過程~

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Dr.パルナサスの鏡 / THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS (2009・英・カナダ)

 未来世紀ブラジル的怒りをモンティパイソン風に笑い飛ばす


★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・トロイヤー     パーシー、トム・ウェイツ


男前4人が1人を演じるつーとこばっかり
宣伝されちゃってる「Dr.パルナサスの鏡」。
最近はテリーギリアムもパッとしないし、
どうなんかな〜と思ってたけども、久々きた〜〜〜!

未来世紀ブラジル的な社会への怒りを
モンティパイソンのシュールお笑いテイストで描いてる。

信心深く真面目なわりに煩悩全開な永遠の命を持つ僧侶、Drパルナサスに
遊んだっていいんだぜと自由を満喫してる悪魔、Mr.ニックが
賭け事に誘って、大騒動。
その後もなんだかんだで世界を巻き込んで
ギャンブルに興じる2人だったが
賭けの対象が自分の娘となったら、
シリアスすぎて楽しめなくなってきた僧侶。
もう生きるのにも飽きてきたけど死ねないし…
と、絶望していたら、
宣伝でおなじみ男前4人(ヒース・レジャー、ジョニー・デップ、
ジュード・ロウ、コリン・ファレル)が扮する
謎の男トニーが現れ、また楽しくなってきた!
つー風刺ファンタジー。
不思議の国のアリスにも似たファンタジックな映像とカオス感。
悪い人もいないけど、いい人もいない素敵な感じ。

例えば、
謎の男トニーを追いかけてくるロシアのマフィアは
警官になれば合法的に暴力をふるい放題だぞ!と諭す僧侶と
ファミリーが大切よ!というマフィアのおかんに扮する悪魔
どちらを選択するか迫られる。
どっちもどっちじゃね〜かw。

大した差もないのに、
どっちが正しいとか悪いとか
選択するのは、もうウンザリだ!
くだらない他人の勝負につきあって
不自由に生きるのなんかまっぴらだ!

自分がこの世に存在してようとしてなかろうと、
世界は終わらない、誰も困らない
だから、大丈夫!!
思う存分自分の人生を楽しんでいい!

という社会に対する怒りが爆発している。

アバターの一神教的な
押し付けがましい正義を見たあとだったので、
非常にすがすがしい気分になれました。

そういえば、DrパルナサスとMr.ニックの戦いは、
石油業で大成功している金の亡者と
カルト宗教の布教につとめる若神父の
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を思い起こさせるが

「Drパルナサスの鏡」では、
それまでの流れを破壊するトリックスター、謎の男トニー
が出現したために
DrパルナサスとMr.ニックは対立してる敵同士であるように見えて
実は似た者同士の遊び仲間であること、
でもって、戦ってる本人たちは
自分の意思で戦い、楽しんでいるからいいけれど、
関係ない人々にとっては迷惑きわまりないので巻き込んじゃいけないこと
に気づいてそれぞれが次のステージへ進めたあたりがハッピーね。

それから、ロンドンで撮影されてることもあり、
映画全体がいかにもロンドンつー感じで
薄汚い雰囲気なのも個人的には懐かしく、
ポイント高い。たまには遊び行きたい。

CD:オリジナル・サウンドトラック『Dr.パルナサスの鏡』
BOOK:ヒース・レジャー追悼写真集 【3000部限定生産】

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アバター / AVATAR (2009・米)

映像だけはすごい。3Dで映画館で見ないと価値ゼロ。
AVATAR

★★★☆☆
162分/カラー
監督・脚本:ジェームズ・キャメロ ン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィー ヴァー、ス ティーヴン・ラング、ミ シェル・ロドリゲス

結論、アバターも、2001年宇宙の旅同様、
その時代の最新技術を駆使して作った
驚愕の映像を鑑賞するための映画だという印象。

2001年は映像を見せることに徹して
その他の部分は最小限に抑えているのに対し、
アバターは映像に興味がない大衆をも呼び込むために
無駄な売りポイントをたくさんつけている感じ。

しかしながら、3D映像技術は
ディズニーランドのアトラクション感覚で
なかなか楽しいのに肝心の物語が
邪魔くさくてしょうがなく、非常に残念。

では、その残念な内容はというと、
ハリウッドの大型作品は、
主人公側を安易に正義と定義して
それが勝った負けたなんていうどうでもいいことに
一喜一憂するもの(スポーツ観戦と似てる?)が多いが、
アバターもその例にもれず陳腐。
ま、そういうのが好きな人もいるのは理解できるが、
自分は全然興味ない。

ちなみにアバター側の生活様式と精神性は
ネイティブアメリカンなど
古来から自然と共生する世界のようでもあり
オープンソースをはじめとする
インターネットの世界のようでもある。

が、結局のところ、
地球人もアバターの種族(ナヴィ)もやってること自体は
どっちもどっちでがっくり。

見た目や生活様式や信仰のアイコンが
自分と違う奴は敵なので、とりあえず攻撃しましょう
という考え方の似たもの同士が
無駄に小競り合いしてるだけなのね〜。
それぞれがお互いを認めないし譲らないのね〜。

そして、上映時間(得に後半の戦闘部分)が長すぎて、
途中で面倒くさくなってくる。
もう、人間側の一発目の攻撃のときに
あの神聖なでかい木がなんらかの不思議な力で
戦わずして退けて終了〜〜〜!全1時間半!
くらいのボリュームでよかったと思う。
だって、唯一の見どころ豪華な3D映像も
戦闘になったらよくある感じでつまらないんだもの。

個人的にはストーリーを全部とっぱらって
あーゆー星が発見されて、
その星の生体を紹介する
フェイクドキュメンタリーだったら
最高に楽しかったのにな〜と非常に残念。

ちなみにこの映画、
映画館で、それも3Dで見なかったら
見る価値なしだと思うので、

DVDになったら見ようと思ってるなら
今見に行っておいたがいいかもしんない。

そういえば、こういう陳腐なハリウッド大作を見ると
いつも思い出すのが、子供の頃大好きだった
ポピュラスというゲーム。

自分が神か悪魔になって、自分を信心する民を増やし
最終的にはハルマゲドンで相手側の民を全滅させた方が勝ち
というなんともハードコアなシミュレーションゲームで、
単純にゲームとしてもものすごく面白かったのだが、
僕が好きだったポイントは、
神と悪魔の差はスタート時の
陣地の場所とその土地の環境、民の数くらいのもので
やること自体は基本的には全く変わらず、
どちらでプレイするかも、プレイモードによっては
こちらで自由に選べるところだった。

あのゲームで、神と悪魔=正義と悪ってのは
状況を説明する際、わかりやすくするための
ただのアイコンでしかなく
どちらが正義でどちらが悪かという図式は
どの視点から物を見るかで決まるだけだ
と感じて、気分がスッキリしたのを覚えている。

どちらか一方だけが正しい、
正解が1つしかない、
1つの方法でしか解決しない
そんな世界だったら、僕は息が詰まってしまう。
何が本当かわからないカオスな世界で、あぁよかった。

<関連商品>
BOOK:アバター 公式完全ガイド
BOOK:The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books) (大型本)
CD:アバター [Soundtrack]



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プラダを着た悪魔 / THE DEVIL WEARS PRADA (2006・米)

出来のよいフェミニスト映画だが、夢セレブな女子は要注意
THE DEVIL WEARS PRADA
★★★☆☆
110分/カラー
監督:デヴィッド・フランケル
原作:ローレン・ワイズバーガー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ、サイモン・ベイカー

バカな女子向けの陳腐な映画なのかと思いきや
思ったよりも出来がよくてびっくり。
男気あふれる女がたくさん出てくるフェミニストな映画。
とにもかくにも、アンハサウェイがかわいい。
最初のダサダサな感じもカワイイけど、
やっぱ仕事のためにオシャレになった
あたりから超カワイイ。
自分もちょっとは見た目に気を使おうかしら?と思ったり。

でも、「夢セレブ」とか言ってる子が
こーゆー映画の表面的な部分にのみ感化され、
どうでもいいサービスや広告にのせられて
無い金を搾取され、結局後には何も残らない
ちょっとしたセレブ気分を味わうサービスを堪能し
現実逃避しているのかなと思うと少し哀れだ。

ま、最近はそんな女子もだいぶ少なくなったかも?
彼女らは今、婚活で必死かな?
農家でいいから嫁ぎたいとか言ってたり?

もし、あなたの夢が、
数年前の夢「セレブ」、今の夢「専業主婦」
だとしたら、お気をつけて。
それ、誰かの利益のために
押し付けられた夢かもしんないから。


<関連商品>
BOOK:プラダを着た悪魔 (名作映画完全セリフ集、英会話学習)

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カポーティ / CAPOTE (2005・米)

 実在のゲイ作家カポーティと死刑囚との友情巨編?
CAPOTE
★★★☆☆
114分/カラー
監督:ベネット・ミラー
脚本:ダン・ファターマン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズ・Jr、クリス・クーパー

本のネタが欲しくて、殺人犯に近づいた作家の
打算と友情の狭間の複雑な感情が
伝わってくるようで…こない。
フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は面白い。
全体的な雰囲気、ストーリーも嫌いではない。
が、あまりにあっさりテイスト。
これ、もっと面白くできたよな。もったいない感じ。

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シューテム・アップ / Shoot'em up (2007・米)

銃撃戦がやりたいだけ、内容一切なし!
 Shootem up
★★☆☆☆
86分/カラー
監督・脚本:マイケル・デイヴィス
出演:クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチ

オイルでスライディングしながら撃ちまくるオープニングと
後半の空中戦はバカみたいでめちゃくちゃ面白いが、
それ以外の銃撃シーンに関しては、
アイデアはバカで斬新なものの、爽快感がない。
こういうのは、痛そうに撮っちゃダメよね。
しっかし、モニカベルッチて人は、
本当にエロい体つきをしてますね。

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ナイトミュージアム / NIGHT AT THE MUSEUM (2006・米)

 ベンスティラーは面白いが、まぁ普通の子供向けコメディ
NIGHT AT THE MUSEUM
★★★☆☆
108分/カラー
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
出演:ベン・スティラー、カーラ・グギーノ、ディック・ヴァン・ダイク、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン

ボンクラをやらせたら右に出るものはいない
我らがベンスティラーが
今回も、定職につかず子供はいるけど離婚してる
ダメダメな男役で主演。
で、美術館の夜警の仕事をはじめるが、
その美術館は夜な夜な展示物が動き始める。
ティラノの骨が動いたりするのは
個人的にものすごく嬉しいし、
こまかいギャグもまぁまぁ楽しいかな。
でもって、どんな仕事にも意義があって
それを頑張るのはカッコイイみたいなテーマも
嫌いじゃない。けれど…
う〜ん、シナリオは陳腐だねぇ。
やっぱ子供向けかな。
ちなみにカウボーイのミニチュア役で
オーウェンウィルソンも出てます。

そういえば、最近、続編ができたみたいですね。
ロンドンにも宣伝のため、
ベンスティラーが来てたみたいですが、
面白くなってるんでしょうか?どうでしょうか?

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ダージリン急行 / THE DARJEELING LIMITED (2007・米)

ダメ人間の心にしみるボンクラ兄弟のネバーエンディングインド旅行
THE DARJEELING LIMITED
★★★★★
91分/カラー
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
脚本:ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン
出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン、ナタリー・ポートマン

とにかくラスト!※早くもネタばれ注意
それまで、ずっと持ち運んでいた
デカくてかさ張る、でも思い出の
父の形見のトランクを捨てて
列車に飛び乗るボンクラ3兄弟。
そして、のほほんとオーシャンゼリゼが流れて
列車の旅はまだ続く…
号泣するしかないでしょ、もう。

なんでも勝手に決めてしまう強引な長男
些細な事にも神経質な次男
女にだらしなく甘ちゃんな三男
フラリと姿を消す自由奔放な母
個性が強すぎるこの家族に共通するのは
全員が全員、自分勝手であるということ。

基本的にはバラバラで、
たま〜に目的が重なって一致団結してみたり、
でも、やっぱり気が変わってケンカしてみたり。
家族とか仲間とかって、こういうもんだよな。
ドライかつウォームというか。

この愛すべき滑稽な人々に
少しも共感を覚えられないとしたら、
ちょっと可哀想かもしれない。
そんな人には、もっと、
自分勝手でいいんだよ、と言いたい。
自分勝手な方が自分にも他人にも優しいときがある。

しかしながら、自分勝手すぎる人には
是非、自制心を持っていただきたく存じます。
例えば、僕とか。
僕とか。

ちなみに、この監督はいつもそうだが、
淡々としていながら少しも冷たい感じがしない
絵本のような画の作り方と
ぼんやりとセンスがいい音楽のチョイスが大好きだ。
正直、ストーリーがなかったとしも、
この映像と音楽だけで感極まって泣ける。

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CD:「ダージリン急行」オリジナル・サウンドトラック

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皇帝ペンギン / MARCH OF THE PENGUINS (2005・仏)

ペンギンが始終じっとしてて、残念。
MARCH OF THE PENGUINS
★★★☆☆
86分/カラー
監督・脚本:リュック・ジャケ
脚本:ミシェル・フェスレール
声の出演:モーガン・フリーマン(英語版のみ)

この世の動物の中で、最も好きな部類に入るペンギン。
なぜ、ペンギンが好きかというと、動きが面白すぎるからだ。
1歩、歩いただけで、笑いが取れる
坂上次郎や由利徹的動物が他にいるか?

そんなペンギンを1時間半も見れちゃうなんて、
笑いすぎて死んじゃうな〜ワクワクと
期待に胸を膨らませていたのだが…
ほぼ笑えず。地味。

ペンギン、じっとしてんじゃ〜〜〜ん!

ほとんど動かないペンギンの、どアップとか
大自然の風景とか、どうでもいいんすけど!!!

そのような壮大で優雅で退屈なシーンよりも、
小さい穴に無理矢理2匹でつっこんでオタオタしてるとこやら、
ポテポテ歩いて、コテンとすっころんだりしてるとこやら、
親ペンギンの股から顔と足先だけだして
まるでコタツでグテーとしてる風な子ペンギンやら、
そういうシーンがいっぱい見たかったんだよ!欲求不満。

NEMOin世界残酷物語なディープブルーのが爆笑できた。

オモロショットを大量追加して
さまぁ〜ずあたりの吹き替えで
再リリース希望。
しかし、そうなると、もはや、原型とどめてない?

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BOOK:皇帝ペンギン -La Marche de l'empereur- (大型本)

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ヘアスプレー / HAIRSPRAY (2007・米)

デブで陽気な変態ミュージカル。リメイクで毒薄まる
HAIRSPRAY
★★★☆☆
116分/カラー
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
原作:ジョン・ウォーターズ
出演:ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、クイーン・ラティファ、ザック・エフロン

悪趣味ジョンウォーターズの映画が
堂々リメイクされてヒットしただなんて!
と思ったけど、なんだ、やっぱ変態テイストは薄められてんだ。
1988年版のオリジナルよりも
だいぶ健全な雰囲気なので、
デブや変態やオタクなども含むマイノリティの反乱により、
一般人がひくようなバッドテイストが世間に認められる爽快感
みたいのはあんまりなかったね。
ラストのゴキブリドレスなかったし。

ま、音楽や美術はキュートなので
普通のミュージカルとしては楽しめます。
しっかし、ジョントラボルタがディバインに代わって
主人公のデブなお母さんを特殊メイクで演じているのだが、
すげーーーブサイクだな〜。踊りはうまいけど。
いや、今思えば、ディバインって
実は美しかったんだ!

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CD:映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック
DVD:ピンク・フラミンゴ ノーカット特別版

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最高の人生の見つけ方 / THE BUCKET LIST (2007・米)

死ぬ前にやりたい事をやってる2人の仲間に加わりたい
THE BUCKET LIST
★★★☆☆
97分/カラー
監督:ロブ・ライナー
脚本:ジャスティン・ザッカム
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ

ジャックニコルソンとモーガンフリーマンが
余命いくばくもない老人を好演。
前半は、末期がんなのに高級料理を食って
ウゲーーって吐いたり、秘書や医者に
悪態をつきまくったりする自由奔放な金持ちじじいジャックと
クイズ番組を見ながら1人回答しまくるインテリぶりを
見せつつも、修理工として地味な人生を家族にささげた
ホームじじいモーガンが死ぬ前にやりたい事をしようと、
スカイダビングして騒いだり、入れ墨ほって騒いだり
コミカルな展開で面白い。
が、後半は、当たり前のように安いお涙ちょうだい系。残念。

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ザ・ムーン / IN THE SHADOW OF THE MOON (2007・英)

宇宙の映像に涙。死ぬ前に、そこ行きてぇ〜〜!
IN THE SHADOW OF THE MOON
★★★☆☆
100分/カラー
監督:デヴィッド・シントン
出演:バズ・オルドリン、アラン・ビーン、ジーン・サーナン、マイク・コリンズ、チャーリー・デューク、ジム・ラヴェル、エドガー・ミッチェル、ハリソン・シュミット、デイヴ・スコット、ジョン・ヤング

月面着陸のドキュメント映画。
ホントに人類は月面着陸したんですよ〜!と
念押ししてるだけの内容で映画としては
全然面白くない。

が、宇宙の映像に涙。
僕もそこ行きたいよ〜〜〜〜〜〜!!
ヴァージンギャラクティック頑張って!
どうか、死ぬ前に、一般人でもいける激安ツアーをよろしく!
体鍛えて待ってっから!WiiFitやって備えるから!

ところで、本当に人類は月に行ったかどうかに関して、
これを見て思ったのは、
たぶん人類は月には行ったんじゃないかな。
ガッツリ降り立ったかどうかはわかんないけど、
かなり近くまでは行ったはず。
でも、あの月到着後の映像は嘘なんじゃないかな。
よくわかんないけど、月に行くまでの映像は
どれもこれも見てるだけで感極まってくるのに
月に着いた途端、な〜〜んか急に冷める。
なぜだろう?

そういえば、先日ディズニーシーで
タワーオブテラーという、すごく高いところから落っことされる
アトラクションに乗ったのですが、
想像していたより、ものすごく怖かったです。
内臓が大変なことになっている感じがしました。
無重力ってあんななんでしょうか…
僕は無事に宇宙へ行けるのでしょうか…
WiiFitじゃやっぱりダメでしょうか…

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クローバーフィールド/HAKAISHA / CLOVERFIELD (2008・米)

初代ゴジラほか、怪獣映画好き必見!
CLOVERFIELD
★★★★☆
85分/カラー
監督:マット・リーヴス
脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス

素人がデジカムで撮影したテープが
そのまま流されてるかのようなパニック映画。

日本に転勤になる青年のリービングパーティを
デジカムで撮影してると、急に地震が。
外にでると、マンハッタンから火花!
自由の女神の首がすっとんでくる。
何が起こったのか全くわからなないままひたすら逃げる。

こう書くと普通のパニックものっぽいが
ドラマティックなストーリーがあるわけでもなく
ずっと逃げてる人目線なのでとにかくリアル。

でも、素人風に撮ってはいるものの
ブレアウィッチと比べると、
観客の事も考えた撮り方をしているので、
ギリギリ具合が悪くならない程度に仕上がっている。

使用済みテープに上書き録画してる設定で、
ときおり関係ない平和な日常の映像が
ちらっと見えたりするのだが、
その演出が、すごく泣かせる。

そして、なにより、エンディングテーマが素晴らしい!
ここで、はたと気づく。

この映画って、初代ゴジラの感覚と似ているんだ!
いや、似ているというか、
今や廃れてしまった、古き良き日本の怪獣文化を
逃げ惑う一般市民の視点から
復活させようという試みだったんだね!
だから、主人公は日本に転勤っていう設定だったのか!
粋なゴジラ魂に涙。

正直、大好きである。
今後、何度も見てしまいそうな気がする。

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ミスト / THE MIST (2009・米)

これ以上ないってくらい救われない
THE MIST
★★★☆☆
125分/カラー
監督・脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング
出演:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー、トビー・ジョーンズ、ウィリアム・サドラー

ショーシャンクの空にの監督&原作コンビ再び。
怪獣や人の死に方のキモさは秀逸。
かといってただのパニックものではない。
最初はキチガイ扱いされ軽くあしらわれていた
宗教狂いのおばちゃんが極限状態が続き怯える人々を
洗脳していく様など人間ドラマはよくできてる。
オチもこれ以上ないってくらい救われない。
と、出来はいいのに、なぜか見終わったあと、
胸に残るものがな〜んもない。

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BOOK:スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員

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イン・トゥ・ザ・ワイルド / INTO THE WILD (2007・米)

世の中は「一度手にすれば、もう要らない物」ばっかりだ。
INTO THE WILD
★★★☆☆
148分/カラー
監督・脚本:ショーン・ペン
原作:ジョン・クラカワー
出演:エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン

1992年、裕福な家庭で育ち
優秀な成績で大学を卒業したばかりの青年が
アラスカの奥地で死体で発見された。
その実際にあった謎の死を取材し、
ベストセラーとなったノンフィクションの映画化。

イージーライダーしかり、いつの世でも
若者は自由を求めて放浪の旅に出たがるものだが、
これは、そういった旅ともまた違う印象を受けた。

今の世の中、持ってなかったら、
ちょっと欲しい感じもするけれど、
「本当は要らないもの」ばっかりだ。
主人公は、みんなが欲しがるいらないものを
すでに全部手に入れてた。
だから、もういらなかったんじゃん?
逆にそのせいで、本当に欲しいものを
手に入れる隙がなかったんじゃん?
だから全部捨てたんじゃん?

そういう物を全部捨てたらどれほどスッキリするだろう。
何もないってのは素敵だ。
そして、それをとやかく言う人がいないのも素敵だ。
でも、無い方が素敵だという事は、
一度、手に入れてみないとわからないのがやっかいだ。
でもって、手に入れるとなかなか捨てられないのもやっかいだ。

だから、この青年が少しうらやましい。

どうでもいいけど、主演のエミール・ハーシュは
ユアンマクレガーとディカプリオに似ているね。
そして、最後に出会うじいさんの演技は素晴らしい。
何でもないのに、泣けてくる。
逆にヒッピーたちとの安い家族ごっこはどうでもよい。

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BOOK:荒野へ(集英社文庫)

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ジェネラルルージュの凱旋 (2009・日)

堺雅人の笑顔が小日向文世にそっくり
 ジェネラルルージュの凱旋
★★★☆☆
123分/カラー
監督・脚本:中村義洋
脚本:斉藤ひろし
原作:海堂尊
出演:阿部寛、堺雅人、竹内結子、羽田美智子、山本太郎

爽やかすぎて裏がありそうな堺雅人の笑顔が
愛しの小日向文世にそっくりだという事に気づいてから、
堺雅人にぞっこんである。
日本人で最も好きな顔、小日向文世に毛が生えた!万歳!
ということで、その境雅人と
日本人で最も好きな体型、阿部寛
を拝みたいだけで鑑賞。
感想、阿部寛と堺雅人がカッコイイ。
できれば阿部寛の立ち姿がもっと見たい。
ちなみに内容は、つまんなくはないが、正直どうでもよい。
あぁ、でも、やっぱり、小日向文世が若かったらなぁ…
若き日の小日向文世を拝みたい。

<関連商品>
DVD:チーム・バチスタの栄光
BOOK:ジェネラル・ルージュの凱旋(上)
BOOK:ジェネラル・ルージュの凱旋(下)

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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー / HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY (2008・米)

クソ映画だけど、ヘルボーイを今後も応援します。
HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY
★★☆☆☆
119分/カラー
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
原作:マイク・ミニョーラ   
出演:ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ルーク・ゴス、アンナ・ウォルトン、ジョン・アレクサンダー、ジェームズ・ドッド

いやぁ、前作もしょーもなかったですけど、
今回もしょーもないですね。

世界を滅ぼすために生まれたサタンなのに
なぜか小市民たちを救うために頑張って、
でも見た目がキモいだなんだって助けた奴らにいじめられ、
キモい仲間の半魚人とビール片手に家でカラオケ大会で
ストレス発散。全く持ってヒーロー度ゼロ!!

すばらしい映像にすばらしい音楽。キャラも最高。
にも関わらず、もちろん全然盛り上がらず!
アクション映画としては相変わらず下手ったらない。
でも、愛に満ちあふれている。
つまんないけど、クソ映画だけど、
私はヘルボーイを今後も見守ります。

ちなみに、前作より★1つ多くつけたくなりました。
それだけでも快挙!

ちなみに前作のコラムは→こちらをクリック


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BOOK:ヘルボーイ:闇が呼ぶ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

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パコと魔法の絵本 (2008・日)

ホラ、泣けよ!と脅されてるような涙カツアゲ映画
パコと魔法の絵本
★★★☆☆
105分/カラー
監督・脚本:中島哲也
原作:後藤ひろひと
出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、木村カエラ

非常に評価がしにくい。
主人公の女の子はかわいい。役所広司も泣かせる。
一見、雰囲気もチョコレート工場みたいで楽しそう。
でも、な〜〜んか全てが鼻につく。
全てがわざとらしい。
こういうのが好きなんだろ?ホラ笑えよ、泣けよ!
と脅されているような感じ。
弟が、涙カツアゲ映画と言っていたがホントそんな感じ。

<関連商品>
BOOK: パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)

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ダークナイト / THE DARK KNIGHT (2008・米)

ヒース・レジャーが思ったほどはすごくない…
THE DARK KNIGHT
★★★☆☆
152分/カラー
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン
出演:ヒース・レジャー、クリスチャン・ベイル、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン

メメントの監督だし、
公開当時、ロンドンでは「ヒースレジャーの演技がすごい!」と
みんなして騒いでいたので、期待していたのだが、
思ったほどは、すごくない…
死んじゃったからここまで高く評価されてると見た。
でも、オープニングの強盗シーンでのジョーカーは超クール。
最後まであのノリだったらよかったのに。

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デトロイト・メタル・シティ (2008・日)

90年代、渋谷系にどっぷりハマってた恥ずかしい人必見!DMC
★★★★☆
104分/カラー
監督:李闘士男
脚本:大森美香
出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、松雪泰子、ジーン・シモンズ、秋山竜次、細田よしひこ、大倉孝二、岡田義徳、カジヒデキ

ピチカートファイブ、カヒミカリィ、コーネリアス、
カジヒデキ、小沢健二…と聞いて、ピンときたなら絶対見ろ。
松山ケンイチのあまりのキモさに、
渋谷系にハマってた若かりし頃を思い出し
居たたまれないこと間違い無し。
特にクラウザーさんが渋谷系バンドをやってる後輩と
遊園地のトイレでオシャレポップを
歌って踊る長回しシーンは、
なんのCGも効果も使っておらず
ただただ恥ずかしい。
が、映像や音響技術が発展したこのご時世で
これほどのアナログチープさはある意味衝撃的で、感動する。
ちなみに音楽が全部よい。
特に、金玉ガールズの「去勢せよ!」が素敵。


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CD:SATSUGAI/甘い恋人
CD:魔王/ラズベリーキッス
CD:デタラメ・マザコン・チェリーボーイ~for the movie~
CD:サリーマイラブ ~for the movie~
BOOK:デトロイト・メタル・シティ (1)
DVD:DMC MUSIC CLIPS

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インランド・エンパイア / INLAND EMPIRE (2006・米)

自己満足にもほどがある。次回に期待。
INLAND EMPIRE
☆☆☆☆☆
180分/カラー
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、裕木奈江、ナオミ・ワッツ(声のみ)

う〜〜ん。デビッド・リンチは大好きだけど、これは一体…。
あいかわらず、どんより悪夢のような雰囲気は、
ものすごく心地がいいんだが、
ここまで話が支離滅裂だと、さすがに3時間は辛いねぇ。
デビッドリンチの過去の作品を
その場のノリで自由にMIXしてる感じ?

今まで、自分の世界観を出しつつも
他人に楽しんでもらおうと
なんとかエンターテイメントに仕上げてきたので
ここいらで、一発やりたい放題やってストレス発散!
つー自己満足な楽しさは伺える。
それは、ジタクラブにてたった1人でDJして踊り狂うのと似ている。

基本的に ただのアート系作品は大嫌いだ。
そういう作品は、作者本人の精神安定のためだけに作られていて
本人以外は誰も望んでいない事が多い。

インランドエンパイアはまさにそういう代物だ。
でも、前回、マルホランドドライブっていう
最高傑作を撮ってくれたんだから、
1本くらい、こんなオナニー映画撮ってもいいか。
次回に期待。

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 / SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET (2007・米)

音楽がダメだなと思ったら、ダニーエルフマンじゃないのね
 SWEENEY TODD
★★☆☆☆
117分/カラー
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・ローガン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター

全然おもんない。映像もあんまり。歌もあんまり。
ティムバートンってやっぱ、ピーウィーの大冒険やチョコレート工場みたいな
カラフルでアッパーな変態映画が向いている?

気持ち悪いものへの愛が薄いつーかなんつーか。
例えば、デビッドリンチとかデビットクローネンバーグだと
虫、死体、内臓、血みどろが出てきても
そこに愛があるんですよ。
それらを美しいと思って撮ってるのがわかるんですよ。
実際、彼らの撮るそれらは美しい。
でも、これは、ただキモいし汚い。

あとね、今回音楽がダメすぎ。全然興奮しない。
ダニーエルフマン手抜き〜!
って思ったら、ダニーエルフマン参加してないらしい。
そら、ダメだわ。仕方なし。

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 / THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON (2008・米)

タイタニックの後釜を狙ってる?

★★☆☆☆
167分/カラー
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット

ばあさんの独りよがりなロマンスを聞かされるという設定から
ディカプリオに対抗して、ブラッドピット、無駄にすごいCG技術、
ヒロインはケイト・ウィンスレットに対抗して
ケイト・ブランシェットの名前が似てるってのはさすが に偶然か?
とにかく、ポストタイタニックを狙った感でいっぱい。
正直、最初と最後以外はほとんど早送りしてしまいましたが
まぁ、しっかり見る価値はないでしょう。
つーか、デビッドフィンチャーってつまんねぇ映画ばっか撮るよな。

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CD:ベンジャミン・バトン 数奇な人生 オリジナル・サウンドトラック
BOOK:ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)

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スラムドッグ$ミリオネア / SLUMDOG MILLIONAIRE (2009・米・英)

ダンスビートにのせた爽やか青春活劇!
SLUMDOG MILLIONAIRE
★★★★☆
163分/カラー
監督:ダニー・ボイル
脚本:サイモン・ボーフォイ
出演:デヴ・パテル、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、アニル・カプール

シリアス社会派ドラマかと思いきや、実は爽やかな青春モノ。
出されるクイズを通して、自分をいつもおとしめる兄や
思いを寄せる女の子など主人公を取り巻く人々を絡めて
主人公の生い立ちを物語っていく。
クイズの問題が物語を先導するというアイデアや
クラブ系音楽の使い方や手際のよい演出など、全てがスタイリッシュ。
トレインスポッティングの監督が作ってるだけあるなという感じ。
エンディングのインド映画でおなじみ
集団ダンスはテンションあがります。

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CD:スラムドッグ$ミリオネア [Soundtrack]
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ウォッチメン / WATCHMEN (2009・米)

正義とは、平和とは?という問に対する豪快で無茶な回答WATCHMEN
★★★★☆

163分/カラー
監督:ザック・スナイダー
脚本:デヴィッド・ヘイター、アレックス・ツェー
原作:アラン・ムーア
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、パトリック・ウィルソン

Vフォーヴェンデッタと同じく、アラン・ムーア原作コミックの映画化。
やっぱりこれもテーマがすごい。やたらスケールがでかい。
正義とは、平和とはなんだ?という問に対する
豪快で無茶な回答を出してしまっている。

真実を隠蔽することを拒絶するアウトローなロールシャッハと
世界で最も賢い大富豪エイドリアン・ヴェイト
この熱い思いみなぎる2人のヒーローにもっとフォーカスをあてて
話が展開されていたら、最高に面白かったように思う。

が、偽バットマンみたいなおぼっちゃまヒーロー、ナイトオウルと
偽ワンダーウーマンみたいなエロヒーロー、シルクスペクターの
2人が、思いのほかでしゃばっていて、萎える。
他のヒーローが自己実現的キャラだったり、
善悪が混ざった人間臭い魅力的なキャラだったりするのに対し、
こいつら凡人すぎ!
世界の平和のために人生かけてる同僚たちを尻目に
結局、おまえら、メソメソして、気づけばやってばっかかよ!
で、雑魚だから、うまく生き残った上に責任も追わされず
何百万人の犠牲のおかげで自分らは、その後幸せになれましたとさ??
死ね!死んでしまえ!ヒーロー面した偽善者め!

そういえば、先日、原作の漫画を立ち読みしたら、映画のまんまで驚愕!
まさか、ここまで忠実に映像化できてたとは!
監督他、スタッフすげーーー!
DR.マンハッタンは原作も映画もモザイクなしのフリチンです。

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BOOK:WATCHMEN ウォッチメン
BOOK:V フォー・ヴェンデッタ

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レイチェルの結婚 / Rachel Getting Married (2008・米)

人々から逃げたくて、涙がとまらない。
Rachel Getting Married
★★★★☆
112分/カラー
監督:ジョナサン・デミ
脚本:ジェニー・ルメット
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、トゥンデ・アデビンペ、マーサー・ジッケル、アンナ・ディーヴァー・スミス、アニサ・ジョージ、デブラ・ウィンガー

アンハサウェイが今年アカデミーにノミネートされていた作品。

お姉ちゃんが結婚するので、家に帰ってきた主人公。
が、そこには自分の居場所があるようで、ないようで。

トッド・ソロンズの映画(→レビューはこちら)にも似た、居心地の悪さ。

まともでソツなく生きてきた姉は
これから幸せいっぱいと振る舞いながらも
ヤク中なのに、みんなにチヤホヤ心配される妹を
心のどこかで嫌っている。
お父さんはひたすら優しいけれど、問題の確信からはスルっと逃げる。
お母さんはあからさまに、もう家族には深く関わらない、他人の様相。
単純で素直で繊細な主人公は、
こういうの嫌だ!とみんなの心を代弁してみせるが
こんな祝いの席で、また面倒な事言い出したと誰も取り合わず、
うやむやにしようとする。

別に誰も悪い人はおらず、ドロドロに憎しみあっているわけではない。
むしろ、お互いの事を大切に思っている。

そんな善良な普通の人々の薄っぺらい祝福や
上っ面だけのつまらない会話など
みんなで空気を読み合う滑稽なコミュニケーションの様子を
ひたすらリアルに描いている。

そんな風景は、見ていて、辛い。人里から離れたい衝動にかられる。
ラストは、家族だからって、一緒にいなくてもよいのだ。
表面上楽しんで、それ以上の付き合いなどない方がよい事もある。
という大人な潔さで、爽やかにまとめているのが救いでもあり、
どこか残念でもあり。
ちなみに羊たちの沈黙の監督の最新作だそうです。
この監督、天才だな。 

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チェンジリング / CHANGELING (2008・米)

個人的な真の目的は達成せずとも、戦うことには意義がある
CHANGELING

★★★☆☆
実際におこった、連続殺人事件を
クリントイーストウッドが映画化。
自分の息子がある日突然行方不明になり、
警察に通報するも相手にされず、
全く別の少年をあてがわれて事件解決と
あしらわれる母親役をアンジェリーナジョリーが演じている。

実際の事件自体はかなりグロいサイコ系なのだが、
映画ではその辺はあまりクローズアップされておらず、
やりたい放題で腐敗しまくったロス市警と
その実態をあばき、市民の権利や生活を守ろうとする人々
の戦いに焦点をあてている。

警察ににらまれたら最後、
どんなに正しいことを主張しようとキチガイ扱いされ
泣き寝入りするしかない理不尽な状況に強い憤りを感じる。
ここまで極端な例はないにしろ、
世の中は、そういうことがものすごく多い。
そして、そんな状態はよくないとわかっていても、
とばっちりを受けたくないもんだから、
自分たちの生活第一で我関せずな小市民。
まぁ、庶民じゃどうにもならないっちゃならないけどさ。
でも、自分のつまんない日常を守るため
何かを我慢するとか嫌だね、僕は。

ヒロインがラッキーだったのは、
ちょうど、警察にとどめをさす武器となる理不尽な事件と
捨てるものが何もないからこそ戦える、その被害者を探していた
ジョンマルコビッチ扮する牧師に目をかけられたこと。

いくら正しくても、いくら頑張っても
頭が悪かったり、たった1人だったりしては、
力の強いものには勝てない。
でも、とことん頭を使って、徐々に大勢の人を取り込んで
諦めずにじわじわ戦えば、正しい方が勝てるのだ。

ともかく、そういった事が手際よく表現されていて
途中までは非常によくできている。

が、しかし、最後はどうかな〜〜。
とってつけたような事実が暴かれていって
急に作り物っぽくなるんだよな。
そんなことあるわけねぇ〜!展開が安すぎる!

個人的には、
勝ってもその後の流れが変わるだけで、
実際にその戦いの恩恵をうけるのは戦った本人ではなく、
後に続く人たちで、その恩恵を受けてるはずの後世の人々は
それに気づくこともなく平和にくらし、それゆえ感謝もしない。
それでも、ヒロインの活動には意味があった。
という感じにしめてたら、最高だったんだけどな。


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WALL・E / ウォーリー (2008・米)

これにて人類VSコンピュータの戦いは幕を閉じた?

★★★★★
103分/カラー
監督:アンドリュー・スタントン
原案:アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン、ジム・リアドン
製作総指揮:ジョン・ラセターほか
音楽:トーマス・ニューマン

WALL-E、素晴らしすぎました。
子供を全くなめてない、オタクが本気で作った本作。
セリフに頼らず、音と動きだけで感情を表現する技術ほか、
たぶん、各方面で散々絶賛されてると思いますが全くその通り。
なので、ここは個人的に感動した部分に焦点をあてる。

この映画は僕にとっては
かなり特別に大好きだったりする。
なぜなら、予想以上に生涯ナンバーワン映画
2001年宇宙の旅してるから!

だって、HAL出てくるし!
BGMも絶妙なタイミングで使われてるし!
なによりメッセージがね、2001年とつながっている。

SF映画における人類VSコンピュータの長い戦いは
このWALL-Eにて完結したんではないだろうか?

2001年宇宙の旅で人類に完敗したコンピュータ。
A.I.で絶滅した人類にかわり地球の代表として生き残ったロボットの勝利。
そして、WALL-Eで、ダメになった人類をロボットが復活させ共生する。

なんて完璧な大団円っ!!!
2001年宇宙の旅トリロジーといっても過言ではない。

子供の頃から、人間は最終的にロボに進化する
つーか、そうなったらいいなぁと思っている。
猿から人間への進化過程のミッシングリンクは
もし人間がロボに進化したら、その中間の化石は
みつからないつーのと同じだったら素敵だなと思っている。

初めてMacを触ったときに、不思議な愛着を覚え、
2001年宇宙の旅のHAL9000に感情移入し涙した。
それは、誰よりも内面は人間くさいのに
生命力のある人間様の仲間には
加えられてないと常々感じている自分と彼らが
だぶってみえるからなのかもしれない。

そういえば、自分のVJネームにも使うくらい
愛してやまないHALは、
2001年でもWALL-Eでも悪役なわけですが
スターウォーズでも一番魅力的なのは
半分ロボな悪役ダースベイダーなので、本望!!


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HOT FUZZホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! (2007・英)

大爆笑!でも、真面目な映画顔負けなクオリティ!

★★★★★
120分/カラー
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペッグ
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 、ジム・ブロードベント 、テイモシー・ダルトン 、パディ・コンシダイン

ロンドンの敏腕警察官が
田舎の警察署にとばされるが、
そこの怠惰な人々に翻弄され、イライラ。
そうこうしてるうち、連続殺人事件が巻き起こり
ポリス映画オタクゆえに敏腕な主人公を慕う、
お菓子ば〜っか食ってるデブ警官
と共に捜査にのりだすという
イギリス産ポリスアクションコメディ。

正直、映画オタクで、
この映画をつまらないっていう人は
いないんじゃないかと思う。

「2丁拳銃横っ飛び」を筆頭に
刑事映画のあるあるネタオンパレード。
ここで、普通だったら、安いパロディになりそうなところだが、
映像の作り込みがかなり本気で
お笑いの癖に、本気映画顔負けなカッコよさ。
そして、アクションシーンのみならず
殺人現場もコメディにはあるまじきホラーっぷりw。
この真剣にブラックユーモアしてる感じが
イギリスっぽくてたまらない。

ギャグ、惨殺、銃撃そして友情。
残念ながら、エロは入ってないが
これに関しては、入れなくて正解。

なんつーか、
ホラー映画の面白いところをつめこみました〜
みたいなノリだったスクリームにも似た楽しさ?
パロディ作品っていろいろあるけど、
これとかスクリームは、
映画オタクがどこを見たいのか
どこで興奮するのかってあたりを
すごくわかってる気がする。

特にHot Fuzzは
表面的なパロディだけでなく、
魂みたいな部分もうまく込められてる気がする。
笑いのセンスも抜群だし。

ともかく、全編面白いんだけど、
犯人がわかってからの真面目警官ニコラスくんの
開き直りっぷりがあまりにクールで
ヒャッホーーーーって叫びたくなります。
つーか、叫ぶ。

とにかく、近年まれにみる
熱い思いがみなぎる大傑作です。
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レミーのおいしいレストラン / RATATOUILLE (2007・米)

あなたが、自分はマイノリティだと感じているなら絶対見ておかねばならない!

★★★★★
120分/カラー
監督・脚本:ブラッド・バード
声の出演:パットン・オズワルト、 ブライアン・デネヒー、ブラッド・ギャレット、ピーター・オトゥール、ルー・ロマノ

ネズミの料理なんて気持ち悪いという意見も
多数聞こえてきたピクサー最新作ですが、

ネズミすげー頑張ってるよ!!
動きとか表情とか、かわいすぎる!!
全然キモくないから自信もって!と励ましたい(誰を?)。

ストーリー的には、
世間の批判や家族の無理解にもめげず、
ただ好きだからと夢を追う
ベッタベタな展開にもかかわらず、
不覚にも3回くらい号泣。
何故、そんなにも泣けたのか考察してみる。

料理の天才であるにも関わらず
人間は敵だ、ネズミに料理なんか必要ない
と家族たちには全く理解されず
その類いまれなる才能をろくに発揮できずに
悶々とした日々を過ごすレミー。

本当にみんなが言うように
料理なんかできても無駄なんだろうか?
人間は全て敵なんだろうか?

世間の常識は何か自分には当てはまらないような気がするが、
こんな何の権威もない若造ネズミの言うことなんて
誰も聞いちゃくれないし、
自分が絶対に正しい!という確信もない。
レミーは悩みながらも
ネズミ社会で暮らすことも、人間になることもできず
ネズミのまま人間社会で生きる道を模索する。

この葛藤が、とてもリアルである。

生まれてこの方、みんなと同じような生活ができない。
多数決になると、いっつも負ける。
そんな人(つーか、自分)は共感せずにはいられない。
ましてや、そんなマイノリティ感をもちながら、
何か物を作ったりするのが好きな人だったら間違いなく
もしかしてこれ、オレの事?と思うはず。

そんなレミーが、レミーのまま頑張って
成功をつかんでいくのだから、そりゃもう泣けるさ。

そして、辛口批評で数々のレストランを窮地に追いやってきた
権威ある料理評論家イーゴの料理への真剣な思いにも泣かされる。
「食べ物が好きなのではない、愛しているのだ!」
なんつーカッコよさ!硬派!

実は、この映画、レミーと
レミーに操られる人間の友達リングイニではなく、
料理を心から愛する2人、レミーとイーゴが主人公である。
「カッコーの巣の上で」同様、最後の最後で
お前が主人公だったんかいっっ!パターン。

料理を作る天才と、
天才の作る料理を誰よりも理解できる天才
のガチバトル。
この図式は、モーツァルトの生涯を描いた映画「アマデウス」における
モーツァルトVSサリエリにも似ている。

話はずれるが、「カッコーの巣の上で」と「アマデウス」は
どちらもミロス・フォアマン監督作。
この人の映画はたいがい素晴らしいので見といて損なし。
レミーの監督、ブラッド・バードは
ミロス・フォアマンのファンなのかな?

後で知ったが、このブラッド・バードて
映画マニアの間では伝説に残る号泣アニメ、
「アイアンジャイアント」の監督なのね。
そら、泣かない方が難しいわ・・・

ともかく、素晴らしい映像と音楽、小気味よい演出など
全てにおいて出来がいいので
何も考えなくても十分楽しく見れるはず。
たぶん、あなたが予想してるよりもすごい映画っすよ。


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DVD:レミーのおいしいレストラン
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僕らのミライへ逆回転 / Be Kind Rewind (2008・米)

へぼゴーストバスターズ、最高!映像バカ必見!

★★★★☆
監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジャック・ブラック、モス・デフ

ミシェル・ゴンドリーというと
この世で最も素敵なPVといっても過言ではない
Daft PunkのAround the Worldが有名ですが、

映画に関してはヒューマンネイチャー、エターナルサンシャインと
悪くないけど、それほどでも…ってイメージでした。
まぁ、あれらは脚本がチャーリー・カウフマンだからしょうがないけど。

が、今回満を持して脚本も本人ということで
正直、映像バカにはたまらない作品となっております。

ビデオテープの中身を全部消しちゃったビデオ屋の
ボンクラたちが、ビデオを借りにきたお客さんのために
慌ててへっぽこゴーストバスターズやら
ラッシュアワー2やらロボコップやら
果ては2001年宇宙の旅までw自作。
これが、思いのほか大評判になってしまい…
という映画が好きすぎて、映像なんか作ったりしちゃってる痛い人間には
完全に、どストライクなストーリー。

最新テクノロジーを全く駆使しないアナログな作業、
「これ面白くね?」つーアイデアだけのごり押しな映像。
映画とガラクタへの愛情に満ちあふれた魂。

見せ物小屋のようなローテクな感じ、
人間臭い場末なグルーヴを少しでも出せたらと
思いながらVJをしている自分としては痛く共感。

とはいえ、話自体は単純といいますか、
おそらく、映像とかに特別な感情がないなら
ごく普通のちょっといい話系コメディにしか
見えないかなぁという気もします。

ともかくスウェーデン版(?)ゴーストバスターズが
面白すぎるので、それだけでも確認していただきたい。
日本ではいつ公開なのかな?もうやってるのかな?

ちなみにホームページも大量のバカコンテンツで素敵!
こんな事してんのが大好きなんだろうなぁと微笑ましい。
つーか、激しくうらやましい。バカなことばっかして暮らしたい。


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CD:Be Kind Rewind [Soundtrack]

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SURVIVE STYLE5+ (2004・日)

2時間も目的のないCMを見せられて、ぐったり。

★☆☆☆☆
120分/カラー
監督:関口現
脚本:多田琢
出演:浅野忠信、橋本麗香、小泉今日子、阿部寛、岸部一徳、麻生祐未、津田寛治、 荒川良々、三浦友和、 千葉真一

2時間、CMを見せ続けられているかのよう。
と思ったら、CM界で有名な人たちが作ってるのか、納得。

殺しても生き返る妻と、催眠術師の阿部寛のキャラクターは
なかなかカッコイイ。
カラフルな部屋他、セットもかわいいっちゃかわいい。
音楽の選曲もそこそこセンスがよく、ダサくない。
が、全ての要素の使い方に情緒が全くない。

たぶん、30秒くらい見るなら
どこを切っても確かに悪くないんだろうけど
それ以上は見てられない。疲れるったらない。
見たところで何も得るものもない。
強いて言えば、CM制作に興味がある人、
そういう業界を目指してる人には勉強になるのか?

映画ではないね。


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CD:「SURVIVE STYLE5+」Original Soundtrack
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ローズ・イン・タイドランド / TIDELAND (2005・英・カナダ)

ギリアム版「不思議の国のアリス」は、憂鬱なロリコン映画

★★★☆☆
117分/カラー
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム、トニー・グリゾーニ
出演:ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・ティリー、ジャネット・マクティア、ブレンダン・フレッチャー

ギリアム版「不思議の国のアリス」とかいう
ふれこみだったのに全然違ってがっくりな1本。

お母さんがオーバードーズで死んじゃったので、
ヤク中ロッカー父さんと娘が
ばあさんが昔住んでた廃屋に逃亡。
着いた途端に父さんもヤクやって死亡。
そこで怪しキモいおばちゃんと
ロボトミーな男の子と出会って…
というストーリー。

友達は首ちょんぱな人形、父さんの死体を剥製
などなど、変態ゴステイスト満載ですが、
悪趣味への愛があまり感じられないので、気分が悪いだけ。
主役の女の子がやけに色っぽくてちょっとゾクゾクしますが
逆にロリコンがこの子を見て喜ぶんだろうなぁと思うと、どんより憂鬱。

つか、ギリアムって未来世紀ブラジルしか実は面白くないよね。
いや、正直あれだってラストしか実は面白くない。
が、ラストシーンと曲がすばらしすぎるのであれは名作。

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DVD:ローズ・イン・タイドランド
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エリザベスタウン / ELIZABETHTOWN (2005・米)

こんな至れり尽くせりな女子がいるわけねーーー!

★★★☆☆
123分/カラー
監督・脚本:キャメロン・クロウ
出演:オーランド・ブルーム/キルステン・ダンスト/スーザン・サランドン/アレック・ボールドウィン/ブルース・マッギル/ジュディ・グリア/ジェシカ・ビール

若き天才デザイナーが鳴り物入りで作り上げたスニーカーが大コケし、会社を首になって自殺しようとするオープニングは面白いかも!と期待させられたが、その後、地味なのにキョトンとするようなラブストーリーに突入。飛行機の中で偶然あったちょっとエキセントリックで魅力的なスッチーとそんな仲良くなれるわけないっしょ!しかも、なんで会ったばっかりなのに、あんな膨大な自作旅ガイドとCDくれてんの!いつ作ったんだ!いつ!毎日必死に作ったって制作期間1ヶ月以上の大作だぞ!結果、少女漫画好きボンクラ男子の夢物語って感じかね。やっぱボンクラファンタジーならメリーに首ったけ、キルステンダンストならチアーズのがおすすめですよ。

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CD:パラマウント映画提供「エリザベスタウン」オリジナル・サウンドトラック
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ステップフォード・ワイフ / THE STEPFORD WIVES (2004・米)

レトロでポップ!オチもびっくり!女子は特に見るべし

★★★★☆
93分/カラー
監督:フランク・オズ
脚本:ポール・ラドニック
音楽:デヴィッド・アーノルド
原作:アイラ・レヴィン
出演:ニコール・キッドマン/マシュー・ブロデリック/ベット・ミドラー/グレン・クローズ/クリストファー・ウォーケン/フェイス・ヒル/ロジャー・バート

超エリートビジネスウーマンが仕事に疲れ閑静な住宅街に夫婦で引っ越してくるが、そこは頭からっぽ美人主婦ばかりが集う奇妙な場所だった!という世にも奇妙な物語系の内容。レトロポップでコミカルな雰囲気でありながら、しっかりサスペンスのツボも押さえている出来のよさ。役者もみんな魅力的で、中でも主婦にまじってはしゃぐゲイ役ロジャー・バートがナイス。途中見ていて女性ならムカムカしてくると思われるが、オチで爽快。実はかなりフェミニズムな映画である。ちなみに監督はスターウォーズのYODA!でもって原作はローズマリーの赤ちゃんと同じ人!そら、おもしろいわな。

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BOOK:ステップフォードの妻たち (文庫)
DVD:ステップフォード・ワイフ(1975)
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プロデューサーズ / THE PRODUCERS (2005・米)

最低の奴らが集まるとすんばらしいものができるのね!

★★★★☆
134分/カラー
監督:スーザン・ストローマン
脚本:メル・ブルックス/トーマス・ミーハン
出演:ネイサン・レイン/マシュー・ブロデリック/ユマ・サーマン/ウィル・フェレル/ゲイリー・ビーチ/ロジャー・バート

なんすか、このフリークス大集合っぷりは!それだけでなんだかホッと幸せ気分w。ヒットラーを敬愛する半ズボンナチ野郎に、強烈に姦しいオカマたちに、舌ったらずなロシアなまりの馬面デカ美人(まさかユマサーマンがこんなおちゃめだとは)。そしてニューヨーク中のばあさんと寝て軍資金を集めるへっぽこプロデューサーと、スヌーピーのライナスばりにタオルを手放さないへなちょこ会計士の主役2人。ちょっと長くてだれるなぁっていうところもあるが、このキャラのインパクトだけで見たかいがあったというものだ。とにもかくにもナチとオカマのやりきってる感に爆笑しつつ、こんなむちゃくちゃな人たちが認められる世界って素敵と思わずにはいられない。

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CD:プロデューサーズ
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太陽 / SOLNTSE (2005・ロシア)

神なんてストレス多くてたまったもんじゃないね。人間になれてよかったねヒロヒト。
★★★☆☆
115分/カラー
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
脚本:ユーリー・アラボフ
音楽:アンドレイ・シグレ
出演:イッセー尾形/佐野史郎/桃井かおり/ロバート・ドーソン

昭和天皇が神から人になる数日間をじんわり仕上げている。イッセー尾形じゃなかったら、たぶん寝たかも。見る前はもっと、感情がグワングワン波打つようなエネルギッシュな映画なのかなぁと思ってたらそうじゃなかった。あまりに飄々と淡々としてるんだよね。なんだか、ぼんやり見てしまう雰囲気。とはいえ、つまんないわけでもない。チョコレートのくだりは楽しいし。あっさりしていながらショッキングなラストも印象的。良い映画だと思う。とにかく、イッセー尾形、佐野史郎、桃井かおりなど役者勢の演技は素晴らしい。あ、そ。
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Vフォー・ヴェンデッタ / V FOR VENDETTA (2005・米)

おもいっきり探偵団 覇悪怒組の摩天楼ファン必見!

★★★★☆
132分/カラー
監督:ジェームズ・マクティーグ
脚本:アンディー・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
音楽:ダリオ・マリアネッリ
原作:アラン・ムーア/デヴィッド・ロイド
出演:ナタリー・ポートマン/ヒューゴ・ウィーヴィング

おもいっきり探偵団覇悪怒組ファンなら絶対心躍る!なぜなら、魔天郎が大活躍だから!そんなわけで、この摩天楼もといVがまぁかっこよい。そして、ストーリーもまぁ面白い。マイノリティや同性愛者を政府が大量虐殺し、ナチスドイツみたいになっちゃってるイギリスでテロリストVが、民衆を奮い立たせ、議事堂の爆破をもくろむ。勧善懲悪でも、爽快アクションでもない、アナーキーでゴシックな雰囲気がたまらん。普段、1時間半を超える映画はもっと短くまとめられただろ!と思う私だが、これに限ってはもっと細部まで見たいんで、特別に3時間以上じっくり描写してよし!と制作者に許可を出したい(何様?)。ちなみにこれを見たあと、テレビをつけると熱海の市長選のニュースが。無理だろうと言われていた若手候補が、花博を大失敗させてもなお地盤はかたいとみられていた現職を60票差でくだし、当確!熱海にも革命が起こるか?ところで11/5って何?と思ったらガイ・フォークス・ナイトなのね。ちなみにイギリスではハロウィンよりこっちの行事のが盛んらしいね。それからそれから、Vってエージェント・スミスだったんだ!あーー!ともかく、これの原作コミックが読みたい。


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※エンディングのブレイクビーツ?ぽい曲が欲しいのだけど、これには入ってない模様。残念。
BOOK:V フォー・ヴェンデッタ (コミック)
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スウィングガールズ / SWING GIRLS (2004・日)

スペースチャンネル5の曲にだまされるな!よく考えろ!面白くないぞコレ!

★★☆☆☆
105分/カラー
監督・脚本:矢口史靖
音楽:ミッキー吉野/岸本ひろし
出演:上野樹里/貫地谷しほり/本仮屋ユイカ/竹中直人/小日向文世/谷啓

スペースチャンネル5が大好きなので一瞬いい映画なのかと勘違いしそうになったが、冷静に考えてみると映画としてはひどい。ウォーターボーイズもシルヴィ・バルタンの曲だけで、わりといい映画と勘違いしちゃってたことを改めて認識。反省。音楽の効果ってばおそろしい・・・。ということで音楽を抜きにしてみると、「きちんとドラマを見せるのはめんどくさいので、つまんないギャグや小手先の映像技術でお茶をにごしました」と言わんばかりの内容。ストーリーをないがしろにするなら、唯一光ってる選曲センスだけでも生かして、最後の演奏だけは中途半端に練習した素人ではなくプロの吹き替えにした方がよかったのでは?スクールオブロックの子たちくらいじゃないと感動できんよ。
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キング・コング / KING KONG (2004・米)

ロードオブザリング好きよりむしろジュラシックパーク好き必見!

★★★★★
188分/カラー
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン/フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ナオミ・ワッツ/ジャック・ブラック/エイドリアン・ブロディ

今更ですが、これすんばらしい!33年版のキングコングと内容一緒だけど、あれのスゴさがやっとわかった!オリジナルって当時としてはすごかったと思うんだけど、やっぱ想像力が乏しくなった自分のような現代人が見るとどうしてもショボ感が否めなかったわけです。でも、ピータージャクソンにはこう見えてたんだね!そして、当時興奮した人々にはこう見えてたんだね!そりゃ、映画史に残る名作と言われるはずだよ。でもって、キングコングがとにかく愛おしい!恐竜との戦いっぷり、勝利後の硬派っぷりもカッコよすぎる!ちなみにナオミワッツにジャックブラックと自分好みな役者勢揃いで大満足!恐竜もたっくさん出るんで、ジュラシックパーク3ファンにもおすすめです。つーか、なんでこれが日本で不発に終わったのか全く謎!あんたらの目は節穴か!?ナナだかハチだかいう柔いもん見てる場合じゃねーぞ。

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CD:映画『キング・コング』オリジナル・サウンドトラック
GAME:PETER JACSON'S キング・コング オフィシャルゲームオブザムービー
DVD:キング・コングができるまで 製作日記
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リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 / THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON (2004・米)

自分のような善人ぶってるダメ人間は、一番の危険人物で最大の公害だと感じる

★★★★☆
107分/カラー
監督・脚本:ニルス・ミュラー
脚本:ケヴィン・ケネディ
音楽:スティーヴン・M・スターン
出演:ショーン・ペン/ナオミ・ワッツ/ドン・チードル/ジャック・トンプソン/マイケル・ウィンコット

みんなはこれを見て、誰に感情移入するのでしょうか?主人公の気持ちが痛いほどわかるという人はきっとダメ人間です。でもって、最近流行りの負け組で下流な人です。おそらく、正直で善人です。そしてけっこう完璧主義者で、なんでも器用にこなします。中途半端に賢く、環境にも恵まれこれといって本気で苦労した経験が乏しいためプライドも高く、夢見がちなので、自分が世の中の歪みをなおすんだ!とか根拠のないデカい目標を立て、ちょっと頑張ってみますが、いかんせん肝心なところでつめが甘かったり勇気がなくて、ラスボスではなく何も悪くない人だけに危害を加える結果になったりします。そこで、実は社会にとっては自分が一番のガンだと気づけばいいんですが、ここぞとばかりに気づきません。そういう人は残念ながら幸せな人生にはあまり縁がありません。自分はたぶん、そっち側です。あぁやっぱりなぁ。
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ドッグヴィル / DOGVILLE (2003・デンマーク)

美的感覚などはあまりないインテリが頭で考えて作った感じがちょっと寒い。

★★★☆☆
177分/カラー
監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
出演:ニコール・キッドマン/ポール・ベタニー/クロエ・セヴィニー/ローレン・バコール/パトリシア・クラークソン/ベン・ギャザラ

ラストは過剰な水戸黄門て感じで(別に水戸黄門好きじゃないけど)、ダンサーインザダークよりはまぁ面白かったかな。でも冷静になって考えてみる。
地面にチョークでかいただけの何もないへっぽこセットも、どこを強く言うわけでもない平坦な演出も、見る側が勝手に想像して、こいつはスゴイぞ!奥が深いぞ!って深読みしてくれるでしょっていう魂胆みえみえ。人間のドロドロした部分ばかりを3時間も長々押し付けられどっと疲れるので、一瞬何か得たような錯覚を起こすけど、実はなんもない。でもってこの中にある快楽は優越感と暴力とセックスのみで楽しむことを罪だとでもいうような。もっとポジティブな快楽ってあるのにねぇ。無駄に禁欲してるからお尻たたかれたいって変態な妄想しちゃうんだろうね(絶対あのシーンは監督の趣味。だってあの場面が唯一楽しそうっていうか人間味があるんだもの)。まぁ全体的にイカサマっぽいというかカルト宗教チックというか。で、シリアスで重いラストのあと、予想外に軽快な曲が流れ障害者や貧しい人々のリアルな写真をちりばめたエンドロールのセンスのなさにがっくり。曲自体は良い曲なんだがとにかく狙ってて寒い。この監督って、ゴキゲンな音楽にもこういった人々にも全く興味ないね。こんなに音楽と映像に興味ないなら映画撮らなくていーじゃん!小説でも書いてりゃいーじゃん!いや、人や物への愛情や情熱もとくになさそうだから、カルト宗教か政治家でもやってりゃいーじゃん!でも、とりあえず、寝るほどつまんないってわけでもないから★は3つの普通と判定。

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CD:「マンダレイ&ドッグヴィル」オリジナル・サウンドトラック
BOOK:ドッグヴィルBOOK PLUS
DVD:ドッグヴィル スタンダード・エディション
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真夜中の弥次さん喜多さん (2005・日)

当時、読んでて全く意味不明だったのが、これでやっとスッキリ

★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:宮藤官九郎
音楽:ZAZEN BOYS
原作:しりあがり寿
出演:長瀬智也/中村七之助/小池栄子/阿部サダヲ/柄本佑/生瀬勝久/寺島進/竹内力/森下愛子/岩松了/板尾創路/桑幡壱真/大森南朋/おぎやはぎ/皆川猿時/古田新太/毒蝮三太夫/松本まりか/川口真理恵/あじゃ/前田綾花/松本真衣香/斉藤亜希子/勝俣幸子/山口智充/清水ゆみ/しりあがり寿/松尾スズキ/楳図かずお/中村勘九郎/毒蝮三太夫/研ナオコ/ARATA/麻生久美子/妻夫木聡/荒川良々

宮藤官九郎というと、ちらっとドラマなんかを見てみるとゲンナリするほどつまんないし、しりあがり寿もcomicアレ!で読んでたものの、絵汚いし、わけわかんねぇ!とあまりよい印象はなかったわけです。だから、どーせこれもアホな若者が喜ぶだけの寒い映画だろうと見てませんでした。が、家にビデオあったんで、たまたま見たらこれが案外よい出来でびっくり。もちろん、嫌いなテイストもなくはないですが、いろいろ納得できた。これだけの内容をきっちりわかりやすく、おとぎ話昔話風の雰囲気で形にするってのはかなり大変な作業と思う。で、宮藤官九郎の脚本って今まで、他人が映像化してたからおかしなことになってたんだろなという気もした。この人の脚本の正しい演技や映像やテンポってのはきっとこれ。原作の漫画についても、絵のせいで全然理解不能だったけど(まぁ全部は読んでないし)、ちゃんとしたストーリーがあったんだなとスッキリ。役者も主役をはじめなかなか嫌みがない演技でよい。中でもARATAのバーテンは印象的。唯一、面白くないのが松尾スズキ。この人、どの映画でも、「俺って面白いでしょ」オーラ出ちゃってて下手だなぁと思うのだけど、大人計画の舞台ではどうなの?うまいの?

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ソウ2 / SAW II (2005・米)

見たからって何も得るものもない娯楽映画として、かなり良い出来!

★★★★☆
100分/カラー
監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン/リー・ワネル
出演:ドニー・ウォールバーグ/ショウニー・スミス/トビン・ベル/フランキー・G/グレン・プラマー/ディナ・メイヤー/エマニュエル・ヴォージア/ビヴァリー・ミッチェル/エリック・ナドセン

CUBEだ、esだ、メメントだ!と、鳴り物入りで公開された前作が思いのほかよく出来た普通の娯楽作だったので、ここのスタッフにはひそかに期待してましたが、やっぱりなかなか優秀だと確信。前作は仲間と楽しく作りました的なほのぼの感がちょっと出てましたが、今回はそれがなく、よりプロっぽい。ただ怖がってもらえりゃいい、驚かせればいい、どんでん返しがあればいいって雰囲気。で、引き続ききちんとオチをつけてるのがえらい。思わせぶりにしない潔さ。アートでも名作でもない、ただ消費されるだけのエンターテイメントに徹してる安さと軽快さに男気を感じます。次回作もとりあえず出たら見るね。

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ティム・バートンの コープスブライド / Corpse Bride (2005・英)

まぁ、やっつけ。だったらチョコ工場だけ作ってりゃいいじゃん。

★★☆☆☆
77分/カラー
監督:ティム・バートン/マイク・ジョンソン
脚本:ジョン オーガスト/キャロライン・トンプソン/パメラ・ペトラー
音楽:ダニー エルフマン
声の出演:ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム・カーター/エミリー・ワトソン/トレイシー・ウルマン/ポール・ホワイトハウス/ダニー・エルフマン

キャラはかわいいんだけど、内容がごくごく普通。ナイトメアを期待してみるとがっくりなこと受け合い。とにかくティム・バートンもダニー・エルフマンもチョコレート工場に力注ぎきってて、こっちは片手間って感じだね。ま、両方バランスよく力入れてどっちも中途半端なんてことにならなくてむしろよかったのかも。こども向け映画とすると王道っちゃ王道な作りだし、こんなもんで十分か。唯一、おばけの世界はカラフルで華やかで楽しそうなのに、現実世界は色がなくて薄暗くてどんよりしてるってところは、ティム・バートンぽくてよいかな。

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おわらない物語 アビバの場合 / PALINDROMES (2004・米)

人は何にも変わらないと言われてヘコむ。全くその通りです。

★★★★☆
100分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
音楽:ネイサン・ラーソン
出演:エレン・バーキン/スティーヴン・アドリー=ギアギス/リチャード・メイサー/ジェニファー・ジェイソン・リー/デブラ・モンク/シャロン・ウィルキンス/マシュー・フェイバー

これ、トッド・ソロンズの新作だったのか。フライヤ持ってたのに全然気づかず。宣伝の仕方間違ってない?まぁ、ともかくやっと見てみました。まず、自殺した「ウェルカム・ドールハウス」のドーンの葬式から始まり、より強烈にオタクチックになったドーン兄が「妹は音楽の才能が全くなかった・・・うんぬんかんぬん」と弔辞を述べている様子をハンディカム風にうつすオープニングですでに好み。主人公であるドーンの従姉妹アビバの演者がコロコロ変わる演出も面白い。流れる音楽のセンスも相変わらず素晴らしい(どうやらテーマ曲はカーディガンズのニーナが歌ってるみたい)。でも、なんだか気分的には軽い。というのも、アビバはアホだけど、強くてよい子なわけ。だから、ダメ人間の自分はあまり感情移入できず、笑いも少ない。たぶん“子宮を取られてしまったアビバを見て、二度と孫の顔を見れなくなってしまった自分を悲しむアビバ母”、“自分を変えようといくら頑張っても人の本質は何も変わらないと人生をあきらめているドーン兄”あたりがメインだったら、ハハって自嘲して3日は浮上できなくなる大作だったに違いない。とにかく、アビバのパーティに来たドーン兄の話が全てなんじゃないだろうか。自分がなるべく気づかないようにしてた事をわざわざ言われてヘコむわけだが、トッド・ソロンズの映画はそこがいい。知ってるけど認めたくない事をわざわざ無感情で自ら言ってみせることで、知ってるだけまだ自分はましだ、とちょっと楽になる。そういえば、アビバの1人は男の子らしいけども、どの子ですか?もしや一番かわいかった黒髪ショートカットの子?

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エターナル・サンシャイン / ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND (2004・米)

カルト映画好き音楽好きはもちろん、恋愛モノ好きですら納得しないでしょうな。

★★★☆☆
107分/カラー
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
音楽:ジョン・ブライオン
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/キルステン・ダンスト/マーク・ラファロ/イライジャ・ウッド/トム・ウィルキンソン

ダフトパンクのプロモと言えばAround The World!セウシーなミイラや全身タイツのガイコツが巨大ディスコライトみたいな壁の前でひたすら奇妙に踊るあれ。あの素敵なPVを作ったミシェルゴンドリーが監督ってんで、期待してましたが、う〜ん微妙。恋愛ものならもっとベタなノリでもいいと思うし、カルト系ならもっとヘンテコでもいいと思うし、ミシェルゴンドリーならもっと素敵な映像でもいいと思うし。全部中途半端。そういえばヒューマンネイチャーもわりと微妙だったよな。脚本のチャーリーカウフマンがやっぱり微妙なのかなぁ。この人の脚本ていつも、うじうじ悩んで脳がぐるぐるしてこんな事よく考えちゃうよねっていうのが言いたいのはわかるんだけど、いつもあともう一歩。言葉で説明しちゃってるつーか、無駄にインテリつーか。もっと感覚的にあるある!って思いたいんだよなぁ・・・こっちとしては。

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親切なクムジャさん / SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE (2005・韓)

クムジャさんを筆頭にみんなパッパラパーすぎます!

★★★☆☆
114分/カラー
監督・脚本:パク・チャヌク
音楽:チョ・ヨンウク
出演:イ・ヨンエ/チェ・ミンシク/クォン・イェヨン/オ・ダルス/キム・シフ

オールドボーイに続く、復讐三部作の完結編だそうですが。まぁ出てくる人の考え方がもれなく過剰で短絡的。途中でやれやれって気分になってくる。映像はスタイリッシュなのに、ストーリーはなんともドロ臭い。高校生で子供ができて、それをしょーもない変態英語教師パク先生に相談してるあたり、クムジャさんノータリンすぎますよ。で、そんなパッパラパークムジャさんの安い親切で簡単に子分になってしまう囚人たちや復讐を分かち合ってしまう被害者の親族らにもびっくり。変態パク先生もやることなすこと意味わかんないし。とにかくみんながパッパラパー!役者はいいのがそろってるんだけどねぇ。残念。

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Farewell: Live From Universal Amphitheater 1995 (2001・米)

夢のチョコレート工場の音楽にぞっこんなあなたに!ダニーエルフマン満載!

★★★★☆
出演:Oingo Boingo

ピーウィーの大冒険を見て以来、あの音楽にやられてダニーエルフマンにぞっこんなわけですが、音楽だけじゃないんですね、本人見たらよりぞっこん。フォービデンゾーン見て、あまりに素敵だったので、オインゴボインゴのプロモも必至でさがしていくつか入手し、もうアホかっつーくらい何度も見てるわけですが、サンフランシスコでついにDVDもゲット。残念ながら、もうこの頃はすでにちょっとお年をめしているのですが、それでもやっぱり素敵です。ライブは2時間半以上たっぷりあって、ちょい途中だれるかなぁとも思いますが、ラストDead Man's Partyでやっぱり大興奮。最終的にはアンコール4曲しっかり堪能し大満足。と、DISC1のライブはもちろんなんですが、このDVDのみどころはDISC2の特典映像だったりします。Mystic Knights of the Oingo Boingoから今に至るまでのヒストリー、バックステージや打ち上げの様子、ライブ見に来たお客さんの仮装大会っぷりなどなどが見られます。つーか、ホント、ダニーエルフマン大好きだーーーー!もっともっと見たいぞーー!ちなみにこれリージョン1です。日本語字幕どころか英語字幕もありませんので、あしからず。全く何言ってるかわかりません。日本では出す気ないのかね?なんで、そんなにダニーエルフマンて騒がれてないのかね?夢のチョコレート工場も名前聞くのはティムバートンとジョニーデップばっかだしさっ!

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ナッシング / NOTHING (2003・カナダ・日)


★★★☆☆
89分/カラー
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:アンドリュー・ロウリー/アンドリュー・ミラー
音楽:マイケル・アンドリュース
原案:デヴィッド・ヒューレット
出演:デヴィッド・ヒューレット/アンドリュー・ミラー/モーリス・ディーン・ウィン(ナレーション)

CUBEの監督つーことで見てみた。なるほど。カンパニーマンで、こいつ何がしたいの??と思ったけど、3本見たら、ある意味納得。この監督、オタクなんだね。改めて考えると3本とも暇で哲学的なオタクの現実逃避って感じがする。だからある種非常に共感できる部分があって、中でもこのナッシングは下手したら歴史に残るダメ人間大作になりえたかもしれない。世の中のいろんな事が全部自分たちを不幸にしてるような気がして、もう何もかもめんどくさーーーい!つったらホントに何もなくなったっていう不条理でダメ人間にとっては夢のようなうらやましいストーリー、アイデア満載なおもしろい演出&映像、とくに90年代後半に流行ったようなちょっと切なくかわいい音楽のチョイスは絶妙。ただただ真っ白で何も無い中、自分の持ち物を少しずつ落としながらひらすら歩いてみる場面なんかは無意味に泣けてくる。が、見終わって一息つくとな〜んかクソ映画だったな・・・という気がしてしまうのは何故だろう。きっと手際がよすぎんの。全てがデジタルで頭でっかちな感じというか。そこがオタクで子供っぽくて薄っぺらい。あれでアナログ、リアルな雰囲気が出てたらものすごかったんじゃないかと思うと心底もったいない!!

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ロスト・イン・トランスレーション / LOST IN TRANSLATION (2003・米)

さらりと憂鬱。サブカルアートおしゃれっこが憧れそうなめんどくさい日本

★★★☆☆
102分/カラー
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
音楽:ブライアン・レイツェル/ケヴィン・シールズ
出演:ビル・マーレイ/スカーレット・ヨハンソン/ジョヴァンニ・リビシ/アンナ・ファリス/マシュー南

憂鬱。映像はキレイだし音楽もおしゃれだし、これといってつまんなくもないんだけど、なんだかめんどくさい。パチンコ、カラオケ、オタクが集うゲーセン、選挙カーとうんざりする王道文化はもちろんのこと、「俺、サーファー。アメリカ人の友達とこの前も海行ってさ」とか言うような人ばっかりのおしゃれなだけのクラブ、京都、生け花、スタジオボイス、HIROMIXなどなどこれまたうんざりするサブカルアートおしゃれ文化も満載。いや別にスタジオボイスとか読むけどね。ゲームも好きだけどね。つか、これに出てたクラブも行ってたけどね。でも、オタクにもおしゃれっこにも共感できないんだよな。趣味は似てるけどなんか違うっていう人々の中でポツネンとしちゃう感覚はまぁ出てる。けど、ホントさらりと憂鬱でそこがまたスマートで気分が滅入る。ただラストのビルマーレイの嬉しそうな笑顔だけは嬉しい。あれだけでいい映画だったように思う。つか、ソフィアコッポラも日本でスパイクジョーンズと一緒にジャッカスしてればよかったんじゃないの?そっちのが絶対楽しいって。ま、それを楽しめなかったからこんな映画作って離婚したんだろうが。そういやはっぴいえんどの風をあつめてがどこで使われるのかと思ったらエンドロールなのね。ビルマーレイの笑顔のとこで流れたら泣けたのにな。

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銀河ヒッチハイク・ガイド / THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY (2005・英)


★★★★★
109分/カラー
監督:ガース・ジェニングス
脚本:ダグラス・アダムス/カレイ・カークパトリック
音楽:ジョビィ・タルボット
原作:ダグラス・アダムス
出演:マーティン・フリーマン/サム・ロックウェル/モス・デフ/ジョン・マルコヴィッチ/ワーウィック・デイヴィス/アラン・リックマン

すんげーーーー面白いけど面白すぎてコラム書いてなかった!DVDでもっかい見たら書こうと思ったけど、なかなか出ないからもう書く!まず、しょっぱなの人間のみなさんバカだったけど、お魚をありがとうとイルカが歌う歌。めちゃくちゃいい曲です。で、そんないい音楽でちょっと感動してると怒濤の勢いでシュールで哲学的なギャグが繰り広げられます。なにせバイパス通るんで地球ぶっ壊すよ〜っつースタート。で、あっさりホントに木っ端みじん。たまたま友達が宇宙人だった主人公はわけわかんないうちに助かっちゃう。で、宇宙で生き残るために重要なのはタオルだ!つってタオルだけ持たされて、宇宙に放り出されて、躁でゴキゲンな宇宙船に拾われて、スーパーコンピューター搭載してるのに地味な仕事をさせられ鬱全開なロボットと自分で自分を誘拐したパッパラパーな宇宙大統領などと宇宙一センスのないポエムを延々聞かされる拷問されたり、考え事するとペシ!ってひっぱたかれる星に不時着したり、主人公たちを追いかけてきたミサイルはクジラになってワーイなんつってるうちに落下し死亡・・・などなどどうしょもない大冒険。本当にイギリスってこういうの得意だねぇ。ちなみにこれを見たあと“answer to life, the universe and everything”とgoogleで検索してみよう!ちょっと楽しいです。粋なことするねgoogle。関係ないけど、スパムメールのスパムってモンティパイソンのスパムコントが語源らしいです。これまた粋だね。

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バス男 / NAPOLEON DYNAMITE (2004・米)

地方でくすぶってるダメ人間の夢が叶いまくるファンタジー

★★★☆☆
95分/カラー
監督:ジャレッド・ヘス
脚本:ジャレッド・ヘス/ジェルーシャ・ヘス
音楽:ジョン・スウィハート
出演:ジョン・ヘダー/ジョン・グリース/アーロン・ルーエル/エフレン・ラミレッツ/ディードリック・ベーダー

先日サンフランシスコへ行ったらタワレコの広告やらキャラグッズやらいたるところで目にしたし、去年イギリスの友達も絶賛していたし、日本以外では大ブームだったっぽいこのナポレオン・ダイナマイト。どうしたって冴えない奴らのどうでもいい日常を切り取ったボンクラ青春ものなんですが、実はダメ人間の夢が叶いまくるファンタジーでもあるんです。完全ニートなキモいオタク兄ちゃんがチャットで出会ったファンキー黒人美人にだまされるのかと思いきや真面目なおつきあいだったり、ヘボダンスビデオを見て一生懸命ダンスの練習してもどうせ皆にバカにされるだけでしょと思いきやジャミロクワイの曲に合わせて見事なダンスを披露し喝采を浴びたり、とミラクルの連続。地方でくすぶってるダメ人間必見です。が、さすがにもう少しカッコイイ男子orカワイイ女子が出てくるとよいなぁ。

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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! / WALLACE & GROMIT: THE CURSE OF THE WERE-RABBIT (2005・英・米)

迫力のクレイアクションよりなにより、ウサギがかわいいったらない!

★★★★☆
85分/カラー
監督:ニック・パーク
脚本:ニック・パーク/スティーヴ・ボックス/ボブ・ベイカー/マーク・バートン
音楽:ジュリアン・ノット
出演:ピーター・サリス/レイフ・ファインズ/ヘレナ・ボナム=カーター

日本公開を待てずSFOに行ったついでにDVDゲット。お待たせ、ウォレスとグルミットの最新作!初の長編!ハリウッドで作られているだけに狼男やキングコングなどをごちゃまぜにしたホラー、アクション、サスペンステイスト満載の娯楽作。でもやっぱり魅力はクレイアニメの絶妙な間や動き。この感覚はニックパークに勝る人はいないと思う。さすがのティムバートンや数々の巨匠も到底かなわないね。とにかく今回はウサギがかわいいったらない。街の人々が大切に育ててるでっかい野菜を悪気もなく持ってこうとしてウォレスとグルミットにとっつかまったり、野原にいっぱい生息してるところをやっぱりウォレスとグルミットに一気にとっつかまったり、で捕まったウサギはウォレスとグルミットの家で冷蔵庫荒らしたり。バイバイってみんなで手を振る仕草なんかもうたまらん。最終的に本筋よりももっともっとこのウサギたちが見たかったなぁと思ってしまったので星は4つ。あと、ライバルの飼ってる犬も人相(犬相?)悪いくせに手足は短くチョロっとしててたまらなくカワイイ。

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隣のリッチマン / ENVY (2004・米)

ダメな仲間が社会的に大成功!なダメ人間ファンタジー

★★★☆☆
99分/カラー
監督:バリー・レヴィンソン
脚本:スティーヴ・アダムス
音楽:マーク・マザースボウ
出演:ベン・スティラー/ジャック・ブラック/レイチェル・ワイズ/エイミー・ポーラー/クリストファー・ウォーケン

犬のフンを消し去るスプレーというおバカな商品で急に大富豪になったジャックブラックが、むちゃくちゃいい奴!!リッチになったからって隣人であり親友であるベンスティラーを無下にするどころか、家に招待して豪勢にふるまったり、いろんなものをプレゼントする大盤振る舞い。それも嫌みでやってるんじゃなく、ただただ大好きな友達や家族といつも一緒に遊びたい!楽しみたい!というノリ。最初はそんなジャックブラックを勝手にねたんでたベンスティラーもこんな自分は友達として失格だ・・・と謝罪。みんないい奴すぎるぜ!ちょっと地味でかったるい感じもあるが、ホッとしたい人必見。悪い人、一切出てきませんから!

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スタスキー&ハッチ /STARSKY & HUTCH (2004・米)

70年代テイストとお笑いが大好きなら元のTVドラマを知らなくたって大丈夫

★★★★☆
100分/カラー
監督:トッド・フィリップス
製作総指揮:ベン・スティラー
脚本:ジョン・オブライエン/トッド・フィリップス/スコット・アームストロング
音楽:セオドア・シャピロ
原作:スティーヴィー・ロング
出演:ベン・スティラー/オーウェン・ウィルソン/スヌープ・ドッグ/フレッド・ウィリアムソン/ヴィンス・ヴォーン/ジュリエット・ルイス

70年代の人気刑事ドラマ、スタスキー&ハッチをベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンがおバカにソウルフルにリメイク!ということですが、自分オリジナル版全く見たことないです。なので、そちらとの比較はできませんが、スヌープ・ドッグのどハデな衣装やら、ファンキーなディスコミュージックやら、70年代全開なテイストとベン・スティラーとゆかいな仲間たちの相変わらずなアホっぷり仲良しっぷりが楽しい娯楽作。最近撮ったにしては今風にせず、なんでも古くさいところが素晴らしい!ラストはオリジナルのドラマを見てた人には嬉しいシーンも。

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パンチドランク・ラブ / PUNCH-DRUNK LOVE (2002・米)

善良でまともだけど、ふいに周りの奴らをブチのめしたくなる人へ

★★★★★
95分/カラー
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:ジョン・ブライオン
出演:アダム・サンドラー/エミリー・ワトソン/ルイス・ガスマン/フィリップ・シーモア・ホフマン

完璧です。久々に完璧な映画。もっと早く見ておけばよかった。おおげさかもしれませんが、もしかするとこの監督がポストキューブリックなのかもしれません。一つ一つの画面がなんとまぁ美しい事。光と闇の強い対比、物や人物の気持ちいい配置、緩急あるカメラワーク、細かいショットからなにからすべて完璧。そして、無音からの急な騒音、主張しすぎないセンスのいい音楽のチョイスなど音に関しても完璧。あれだけビシっときまってると狙い過ぎで嫌みになりそうなのに、あくまで、内容が主であるところがまた完璧。ストーリーは、簡単にいうとダメ人間のラブファンタジーなのだが、これがまた、まぁ素晴らしい。7人ものうるさい姉にパーティに来いと何度も言われたり、行ったら行ったで周りはみんな楽しそうにウザい事ばっかりしゃべっててそんな中いたらイーーーってなって窓を割ってしまったり、今すぐハワイに行こうとプリンのクーポンを貯めてサポートセンターに電話したら淡々とあしらわれたり、「でも今行きたいんです!」て電話で何度も言って興奮して泣いてしまったり。ダイヤルQ2になんとなく電話したら悪徳業者でチンピラに襲われてちょっと金を取られて絶望感でいっぱいだけど次の日は普通に出社したり。ささいな事も大変な事もすべてが同じレベルで非常に重大で最悪な気分になる出来事の数々。自分は善良でまともで、周りの人もそんなに悪い人じゃないんだけど、なんだか運が悪くて辛くて瞬間的に全てが嫌になってしまう。その最悪な気分と、だからなんだという普通の気分が毎日ぐわんぐわん波打って本当に疲れる感覚。うーん、わかる。でも、そんなダメな奴を彼女はあたたかく見守ってくれて、キチガイ扱いしないんです。かといって過剰に優しいわけでもないんです。ごく自然に普通に優しい。ホッとする。ホッとしたらすごーく強くなるんです。なんでもうまくいくんです(気持ち的に)。「ブギーナイツ」「マグノリア」もよかったけど、正直これが一番グッときた。最後に、もっと見たいなくらいで終わる1時間半っていう尺も完璧。

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マダガスカル / MADAGASCAR (2005・米)

吹き替えはヘボいが、大自然を大否定なストーリーとキチガイペンギンクルーは良し。

★★★★☆
86分/カラー
監督:エリック・ダーネル/トム・マクグラス
脚本:マーク・バートン/ビリー・フロリック/エリック・ダーネル/トム・マクグラス
音楽:ハンス・ジマー
声の出演:ベン・スティラー(玉木宏)/クリス・ロック(柳沢慎吾)/デヴィッド・シュワイマー(岡田義徳)/ジェイダ・ピンケット・スミス(高島礼子)

ニューヨークの動物園でアーバンリッチライフ(?)を送るスター動物たちがジャングルに放り出されて野生の血を思い出すが、やっぱりそんなん嫌だ!と原始的な欲求よりも文化的な友情を選ぶというストーリー。同じカテゴリーの者だけの閉鎖的なコミュニティ(ようするに肉食と草食とか)で生きることを否定しているスター動物たちに非常に共感できる。確かにえさを毎日もらって、全くサバイバルと無関係な恵まれた環境だからこそライオンとシマウマがあっさり仲良くしてるわけだが、それを「そんなの不自然だ」「間違ってる」というのなら、大自然なんぞクソくらえである。腹が減って友達を襲いそうになるのを必至で堪えるライオンの理性ある態度に安っぽいけど感動すること間違いなし。と、多いに語っているが、結局のところ、強引に人間の船をシージャックし、南極に行ってみたら「最悪!」とあっさり南国リゾートへ来てしまうロシア兵風ペンギンたちにぞっこん。動きから何からすべて変態かつキュート。彼らダイジェストで5回は見ろ!ちなみにシュレック同様吹き替えで見始めたところ、5分でヘドが出そうになりましたが、字幕にかえたら案外よかったです。シュレックが嫌いなのはやっぱり吹き替えで見てたからかもしれません。

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マシニスト / THE MACHINIST (2004・米・スペイン)

こんだけ気の小さい男のサイコスリラーってのも珍しい。
特殊メイクばりの激ヤセクリスは必見。

★★★☆☆
00分/カラー
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:スコット・コーサー
出演:クリスチャン・ベイル/ジェニファー・ジェイソン・リー/アイタナ・サンチェス=ギヨン/ジョン・シャリアン/マイケル・アイアンサイド

1年間も眠れずガリガリな男のキッチンにラストの2文字がERとなっているハングマン(首つり死体の絵が完成する前に虫食いの言葉を当てるゲーム)の落書きが現れ、次々と奇怪な事件に巻き込まれる。一体ERとはなんなのか?MOTHER?それとも・・・というサイコスリラー。クリスチャン・ベイルの激やせぶりが話題でしたが、確かに特殊メイクか?と何度見ても思ってしまうほどのやせ方にびっくり。でも、その寝れなくてやせちゃった理由がなんだかちっさい!謎の男に気を取られ同僚の腕を機械に巻き込んでしまったり、「釣りに行きたい」とか「逃げろ」なんて思わせぶりなメッセージがふいに画面にうつったり、どこまでが現実なのかわからない雰囲気&青みがかった暗い映像など映画としてはなかなかよい出来でゾクゾクするんだけど、見終わったら、はぁ?その程度の悩みでそこまでイっちゃったんですか?みたいな。確かに現実だったらその程度じゃないかもですが、映画だし〜!フィクションだし〜!もっとキレてていいんじゃねぇ?

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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 / STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH (2005・米)

スターウォーズのくせに面白い!やればできんじゃん!ルーカス!
★★★★☆
141分/カラー
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/イアン・マクディアミッド/クリストファー・リー/フランク・オズ

白状します。正直、スターウォーズって話が面白いなんて思ったことないんです。映像技術とかキャラとか世界観とかにはワクワクだけど、旧3部作もへっぽこエピ1,2も全部見たけど、内容なんざこれっぽっちも覚えてなかったんです。だから、今回も予告編がいくら面白そうでも、大した期待もせず、儀式だから...と映画館へ行ったまでのこと。が、これがSFXとかキャラとか関係なくちゃんと面白いからびっくり!!はじめてルーカス映画から感情ってもんを感じたよ。ルーカスは完全にシス派なんだね。ジェダイの活躍、宇宙の平和なんざ全く興味がなかったんだね。だから1,2はあんなにやっつけだったんだね。旧3部作でも話的に最も面白かったのは帝国の逆襲で、やっぱりシス優勢じゃない。ともかく、エピ1,2でがっくりし、見に行くのを躊躇してるなら、今すぐ映画館へ行くべし。つーかスターウォーズなんて見たこともないっつってる人も流行にのって行ってみるべし。何も知らなくてもたぶん面白い。旧3部作を見てる人はその10倍くらい面白い。はず。

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※これかなり欲しいっす。
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MAY −メイ− / MAY (2002・米)

怖いけど、それよりなにより、切ねぇな。
MAY
★★★★☆
94分/カラー
監督・脚本:ラッキー・マッキー
音楽:ジェイ・バーンズ=ラケット
出演:アンジェラ・ベティス/ジェレミー・シスト/アンナ・ファリス/ジェームズ・デュヴァル/ニコール・ヒルズ/ケヴィン・ゲイジ

内気で、お母さんにもらった人形だけが友達の孤独な女子に好きな人ができるけれども、結局うまくやれず変態な方向へ行ってしまうキチガイホラー。友達がいないなら作ればいいと教えるお母さんが、お誕生日に人形をくれるんだが、その包装をうまく開けれないだけで、台無しだ...って嫌な顔をするのです。お父さんもやれやれという顔をするのです。周りの人らのほんのささいなリアクションで、嫌われたとか大切にされてないと感じて、死ぬほどヘコんでしまう繊細でもろい幼少期を送った人は是非見てみよう。きっちりその感覚を思い出してぐったりすること間違いなしだ。そんなゴスっ子のリアルで悲しいコミュニケーション障害描写が続き、切なすぎるわけだが、後半ふっきれてホラーになるのである意味逆に救われる。が、あんなハッピーエンドではやはり切ない。
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ウィラード / WILLARD (2003・米)

雰囲気はいいけど、映画としてのストーリーテリングは激下手
タイトル
★★☆☆☆
100分/カラー
監督・脚本:グレン・モーガン
音楽:シャーリー・ウォーカー
原作:スティーヴン・ギルバート
出演:クリスピン・グローヴァー/R・リー・アーメイ/ローラ・エレナ・ハリング/ジャッキー・バロウズ/キム・マッカミー/ウィリアム・S・テイラー

うだつがあがらない青年(バック・トゥ・ザ・フューチャーの父さん)がネズミと仲良くなって、彼をいじめる会社社長に復讐する、という話らしい。が、なんで、ネズミと仲良くなったの?なんで、白いネズミだけかわいがって、他は毛嫌いしてるの?なんで、元々お父さんの会社だったのに、今の社長にのっとられて、いじめられてるの?ヒロインはウィラードの味方なの?そうでもないの?全くわかりません。話はすすむんだけど、人の感情の流れってのが無視されてるから理由がわからない。「桃太郎は鬼退治にいきました」「犬が仲間になりました」じゃ、映画としておもろくないんですけど!映像や音楽に関しても雰囲気は悪くないが、一見かっこよさげなのに、無駄なフラッシュバックやつまらんエフェクトが入って、ときおりセンスの悪さが光ってたオープニングからして、自己満な香りがするので、なんだか微妙。
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オールド・ボーイ / OLDBOY (2003・韓)

日本の漫画を韓国が映画化したら...そら、過剰だわ!
オールド・ボーイ
★★★☆☆
120分/カラー
監督:パク・チャヌク
原作:土屋ガロン
出演:チェ・ミンシク/ユ・ジテ/カン・ヘジョン/チ・デハン/キム・ビョンオク/オ・ダルス/ユン・ジンソ

何故15年もこのおっさんが監禁されたのか?いろいろありすぎて、感情ぐるぐるしすぎて、なんかもうどうでもいいや。いかにも日本の漫画。人気がある漫画ってこういう、こちらの許容範囲をいかに超えてくかみたいなところがあるよね。すごい面白いんだけど疲れる感じというか。殺し屋イチだとか、カイジだとか、アキラだとか。少女漫画でも花のあすか組だとか、バナナなんだか(もう忘れた)だとか。ちなみに私はドラえもんみたいな方が好きです。漫画も小説も短編に限る。なぜなら活字が嫌いだから。さて、話は戻りまして。この映画、内容はもういいでしょう。とにかく、言いたい事は、主役のおっさん!この人すごい。最初と最後で全然違う。演技すばらしい。カッコイイ。これぞ、男だ!そして、若い娘、かなりカワイイ。そして、敵の男、すこぶるキモイ。キモすぎて、えらい。韓国って、実はすげー役者いるのに、日本ではへっぼーーーいのばっかりキャーキャー言われてて意味不明!よく見ろ!ヘボドラマ好きのおばちゃんどもよ!

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CD:オールド・ボーイ オリジナル・サウンドトラック
BOOK:オールドボーイ―ルーズ戦記 (1)※原作漫画全8巻
BOOK:オールド・ボーイオフィシャルブック
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フォーガットン / THE FORGOTTEN (2004・米)

サイコサスペンス?と思いきや、B級SFオカルトもの!!
★★★☆☆
92分/カラー
監督:ジョセフ・ルーベン
脚本:ジェラルド・ディペゴ
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジュリアン・ムーア/ドミニク・ウェスト/ゲイリー・シニーズ/アルフレ・ウッダード/ライナス・ローチ/ロバート・ウィズダム/ジェシカ・ヘクト/アンソニー・エドワーズ

いやぁ、ジュリアン・ムーア最高。こういう、無駄に不幸な役やらせたらピカイチね。でもって、こんだけアホ映画なのに、この人をはじめ役者陣がまぁうまいっつーか、真にせまって真面目に演技してんのがえらいよ。一瞬、アホ映画ってわかんないもん。にしても、ホントバカだねぇ。B級だねぇ。途中まで、ホントよくできたサスペンスかと思ったのにさ。コントか??でも、正直けっこう好きです、この無茶っぷり。過剰な演出。しょーもないのに、案外びっくりドッキリさせられる。で、とにかくテンポがいい。あっちゅーまに話がとんでもなくでかくなってて笑う。そしてなんの解決もなく、ひょっと終わって。ちゃんちゃん。つー感じ。なんだったんだ...今の1時間半...。

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CD:オリジナル・サウンドトラック「フォーガットン」
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ライフ・アクアティック / The Life Aquatic With Steve Zissou (2005・米)

洋風川口浩探検隊感動ヒューマンドラマ

★★★★☆
118分/カラー
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
音楽:マーク・マザースボウ
出演:ビル・マーレイ/オーウェン・ウィルソン/ケイト・ブランシェット/アンジェリカ・ヒューストン/ウィレム・デフォー

海洋ロマン活劇を見ようと思ってる人、全然違うので思い直してください。あくまでダメな人たちの淡々とした友情絵本です。ザ・ロイヤル・テネンバウムズのラストではふいに2度も号泣してしまった私ですが、今回は「なんか退屈じゃない?今度こそ泣く気がしないね」なんて途中まで思ってました。が、ジャガーシャークの登場とともに結局号泣。またやられました。なんだろね、この監督って。地味で退屈そうなんだよ、毎回。なのに、なんでか感動しちゃうんだよ。何がいいってストーリーでも、映像でも、音楽でもないの。いや、ひたすら地味でじわっと現実逃避的なそれら要素があわさってるからこそ、ボソっと口にする登場人物たちの完璧なつぶやきが胸を打つのか。誰も存在を信じてないジャガーシャークに親友を殺されたとリベンジを誓ったズィスーが、その宿敵ジャガーシャークを目の前にして言う一言なんて、もう。怒りでも、悲しみでもなかったあの一言が、もう。号泣。ちなみに一番男前なキャラはズィスーの奥さん。Mr.インクレディブルもそうだったけど、最もたのもしいのが女性ってのはなんだかいいね。ちなみにしょっぱなのカラフルなタツノオトシゴから肝心の恐怖!ジャガーシャーク(まんま。見たらわかる)まで、インチキくさくてどこか懐かしいファンタジックなCGの生き物たちが魅力的。飼いたい。

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CD:The Life Aquatic With Steve Zissou [SOUNDTRACK]
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オーディション / Audition (2000・日)

怖すぎ痛すぎ!でもグッとくる。日本ホラーで断トツのナンバー1!
オーディション
★★★★★
115分/カラー
監督:三池崇史
原作:村上龍
出演:石橋凌/椎名英姫/沢木哲/國村隼/石橋蓮司
やっと見れた!それもイギリスで。よくぞDVDもっててくれたアレックス!いやぁしっかし、こりゃ面白いわ。世界的に評判いいのも納得。気をてらったような演出、映像なんかなんもない。ラスト直前まで地味きわまりない。むしろ80年代のヘボいドラマのような雰囲気すら漂う。にもかかわらず、これまたどうして興味深い。先がどうなるのか気になって仕方ない。で、しまいにゃ、あれほどまともなドラマ風情だったのが夢だか現実だかわけわかんない感じにぐちゃぐちゃしてきて、衝撃の展開に!日本のホラーでここまでゾクゾクしたのは初だ。でもって、本気で怖い!そして痛い!痛い!痛い!痛すぎて笑う(人は限界を超えると笑顔になるね)!でもって役者もいいんだ。若くてピュアそうな女子との恋にウキウキしちゃってる石橋凌なんかホントに...哀れさ全開。いい!そんで、そのお相手、恐怖の女麻美も素晴らしい。そりゃ、ころっといっちゃうよ。そんな都合いい娘いるわけねーけど、みんなやられると思うね。とにかく三池作品の中でもかなりの傑作!必見!
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笑の大学 (2004・日)

★★★☆☆
121分/カラー
監督:星護
原作・脚本:三谷幸喜
音楽:本間勇輔
出演:役所広司/稲垣吾郎

真面目で厳しい検閲官と喜劇作家の友情物語。映画になったらどうなるのかと思ったけど、セリフそのまま。だから、イメージが全然違う!とかは思わない。音楽は古畑や世にも奇妙な物語の本間勇輔だし、監督はこれまた世にも奇妙な〜でおなじみ星護だし。メンツ的には好み。が、もし舞台を見ないでこれを見たらどうだろう??たぶん全然面白くない気がする。自分は舞台版が大好きなので、ここはこんなだったなあんなだったと思い出して笑ったり泣いたりできただけのような気がする。セリフこそ同じだけれど、映画は全てが表面的。役所広司と稲垣吾郎では笑いの技量が足りない。やっぱり西村雅彦と近藤芳正じゃなきゃダメなんだな。ちなみにこの話自体は全くもって素晴らしい。三谷幸喜の笑いへのバカバカしくも真剣な愛情に爆笑号泣。どんな状況下であれ笑いは忘れちゃいかん!笑いこそ癒し(癒し系グッズだの集めるくらいなら寄席に行け!)であり生きているということなのだ!余談だが、昔、爆笑問題の漫才で核兵器の代わりに笑い死にする兵器で人類大爆笑というネタがあったと思うが、あれにも笑いながら感動したっけ。あぁ、もう一度、舞台版が見たい。
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ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ / HIDE AND SEEK (2004・米)

★★☆☆☆
102分/カラー
監督:ジョン・ポルソン
出演:ロバート・デ・ニーロ/ダコタ・ファニング/ファムケ・ヤンセン/エリザベス・シュー/エイミー・アーヴィング

母が自殺して、父と娘が山の家に引っ越してくると次々と不吉な事が起こるサスペンスサイコスリラー。なのね...。なんの前情報も仕入れてなかったもんだから、てっきり幽霊とか出てくるゴシックホラーな感じかと思っちゃってた。全然違うじゃん!だまされた。今更って感じの内容です。普通です。特筆すべきことが何もない。とりあえず、ダコタ・ファニングってひとりでできるもんの二代目ちいまいちゃんにそっくりね。だから好き。以上。
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ドッジボール / DODGEBALL: A TRUE UNDERDOG STORY (2004・米)

★★★★☆
93分/カラー
監督・脚本:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ヴィンス・ヴォーン/クリスティーン・テイラー/ベン・スティラー/リップ・トーン/ジャスティン・ロング

強烈にアホでインチキくさい筋肉自慢なCMから始まって何事??なスタートのこの映画。最高!最高!ベン・スティラー最高!ぞっこん!バカ全開!キモイ!実際の奥さんクリスティーン・テイラーに劇中かなり嫌がられているんだが、マジでキモイと思っていたに違いない!とにかくズーランダー同様ベンスティラーと愉快な仲間たちの映画で、まぁ楽しい。海賊になりたいおっさん、ネットでアジアンなビッチと出合って結婚した地味なサラリーマンおやじ、チアリーダーを目指す冴えない高校生男子などなどはみだしものたちが車椅子の変態天才ドッジじいさん(ボールの代わりにレンチとかなげる)の元で力をあわせて(?)優勝を目指すフリークスのハッピー友情巨編。あっという間の1時間半。まぁ見てやってよ、この爆笑コントを。ちなみに終わったからってすぐ帰っちゃったらもったいないぞ。おまけ映像を待つべし。関係ないけど水着で洗車ギャルのBGMにつかわれてたMilkshake、あれのピアノとか入ってておっしゃれーなRemix(セカンドロイヤルっぽい感じ)がすげー好きなんですが、誰mixなんだ?
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コンスタンティン / Constantine (2005・米)

★★★☆☆
121分/カラー
監督:フランシス・ローレンス
出演:キアヌ・リーヴス/レイチェル・ワイズ/シア・ラブーフ/ジャイモン・フンスー/マックス・ベイカー

マトリックスみたいなSFオタクアクション大作かと思いきや、天国だの地獄だのゆってるアホB級オカルトアクションでした。しょっぱな、運命の槍を手に入れたメキシコ人が豪快に車にひかれるが何事もないかのようにまた疾走するシーンからして気持ちがよく、その後もスピードとキレのあるなかなかセンスと勘のいい演出が多い。そして、正直マトリックス2・3があれなので全く期待してなかったキアヌですが、ジェームスボンドみたいな自己紹介やブレードみたいキメキメな演技で、案外しびれる。レイチェルワイズ扮するヒロインととくに恋仲になるわけでもなく、全体的にどこかマニアックな趣味趣向が好感触。が、なんか話はだれるっつーか。盛り上げようとしすぎて間延びしてるような。神とか悪魔とか興味ねーし。つーわけで途中から俄然飽きちゃう。惜しい!
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チーム★アメリカ ワールドポリス / Team America: World Police (2004・米)

★★★☆☆
98分/カラー
監督・脚本:トレイ・パーカー
脚本:マット・ストーン
声の出演:トレイ・パーカー/マット・ストーン/クリステン・ミラー/マササ

すげーー。サンダーバードだ!大人のサンダーバードだ!でも、バカだ!!大バカだ!!英語でほとんどセリフわかんなかったけど、とにかくしょーもない事だけはわかった!ひたすら精巧で出来がよい人形(感動もの!)使ってこの内容。さすがサウスパークコンビ。テーマソングもいかにもヒーローでロックな曲調でアメェ〜リカァ〜ファック!イェー!と絶叫...。まず、フランスでテロを阻止するため街をボッコボコに壊し、市民があぜんとしてる中、チームアメリカのリーダー?がみごとな勝利(エッフェル塔とかなくなってっけど!)にご満悦。でもってその勢いでヒロインにプロポーズ。アホ???が、その途端、テロリストに打たれて死亡。その代役としてブロードウェーで♪みんなエイズなのさ〜♪みたいなショーをやってる役者に白羽の矢が。そして向かう敵はジョンイル(自分は凡人に理解されずに孤独〜みたいな歌をミュージカルっぽく歌ってたような...)!!更にティム・ロビンスやらマイケル・ムーアなどが自己満ヒーロー戦隊、チームアメリカを非難する団体としておそいかかる。ちなみにこの団体にマット・デイモンもいるんだが、セリフは全てIQ低そうに「マット、デイモン〜」のみ。その他、人形だからやりたい放題でやたら長いFUCKシーン、ゲロシーン。そしてリアルな血しぶきなど。なんとも悪趣味。と、かなり見所満載だけど、サウスパークみたいに何故か感動しちゃったってのがないのが残念。やっぱかわいらしさがないからかね。
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 / Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (2004・米)

★★★☆☆
109分/カラー
監督:ブラッド・シルバーリング
原作:レモニー・スニケット
出演:ジム・キャリー/メリル・ストリープ/エミリー・ブラウニング/リーアム・エイケン/カラ・ホフマン

発明が得意なしっかり姉ちゃん、知識が豊富なクール弟、歯が強いオモロベビーの三兄弟が力をあわせて毎度難関をのりきる冒険ゴスファンタジー。お姉ちゃんは私の従姉に、弟は私の友達に似ていて非常に親しみやすい個人的にはナイス人選。ジムキャリーの動きもあいかわらず天才的だし、なんといってもエンディングの切り絵みたいなアニメーション必見!初期のティムバートンのようなゴステイスト全開!あれには★5つ!!映画が終わったからってすぐ帰っちゃダメよ。とかなり大好きな感じではあるんだが、問題はストーリー...。とにかく不幸の連続で爽快感がない。出てくる人は奇妙で興味深いけどどいつもこいつも性格が悪いもしくは頭が悪い。数少ないいい人はすぐ死ぬ。ギャグっぽいとはいえ、やるせない。悪趣味だけど、ゴスだけど、それが自分らしさだ!みたいな開き直ったゆかいな仲間の憂鬱で憎めない物語がこの映像や雰囲気で見れたら最高なんだけどなぁ。つか、語り部のレモニーってジュードロウなの?さっぱりわからん!

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CD:レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語サントラ
BOOK:世にも不幸なできごと (1)(2)(3) 3巻 箱入りセット
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サイドウェイ / SIDEWAYS (2004・米)

★★★☆☆
130分/カラー
監督・脚本:アレクサンダー・ペイン
出演:ポール・ジアマッティ/トーマス・ヘイデン・チャーチ/ヴァージニア・マドセン/サンドラ・オー
出ました。いい年したオタクのダメ人間恋愛モノ。ハイ・フィデリティとゴーストワールドは音楽オタクのおっさんでしたが、今度はワインオタクの小説家を夢見る切ないおっさん登場。つーか、ワイン通て...。あのブドウは繊細だからとか、何年のなんとかってワインを持ってるとか、アスパラガスの香りがするねとか、非常に痛い。どーでもいい蘊蓄や自分の好みなんかを喜々としてしゃべりやがって!普段はうじうじしてるくせに!はい、悔い改めます。このハゲおやじ、あまりに自分と重なってうっすら泣けてくるよ、チクショウ。そして相方の性欲バカっぷり。あぁもうなんだろ、このヘボバチェラー旅行は。全く利口じゃない。特にドラマティックでもない。でも、クスリと笑えてしみじみ。この監督にしてはちょっと丸すぎる感じで印象薄いけどまぁいいか。
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セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ / CECIL B. DEMENTED (2000・米)

セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ
★★★★☆
88分/カラー
監督・脚本:ジョン・ウォーターズ
出演:スティーヴン・ドーフ/メラニー・グリフィス/エイドリアン・グレニアー/アリシア・ウィット/ラリー・ギリアード・Jr

映画バカテロ集団がクソみたいなシネコン映画をご機嫌にぶったぎる!これ見るととりあえず、やる気が出ます。何に頑張ればいいのか全くわかりませんが、無駄に頑張ろうと思います。そして、躁で善人ぶったおっさんや演技のうまさ押し売りのおっさんが出てくるような映画なぞ見たくもねぇ!マスターベーション的ディレクターズカットなんて作る意味あんのか?ボケ!壮大なだけのくだらん話をサーガなんつって垂れ流して人の時間を無駄に消費させんじゃねぇ!こじゃれたOLやら主婦やらが水曜だか金曜だかに集まるこぎれいで(内容も)やっすい映画ばっかやってる映画館なんぞ震災にあってしまえ!と叫んでみる。よし、元気出た。
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アドルフの画集 / MAX (2002・ハンガリー・カナダ・英)

アドルフの画集
★★★★☆
108分/カラー
監督・脚本:メノ・メイエス
出演:ジョン・キューザック/ノア・テイラー/リーリー・ソビエスキー/モリー・パーカー/ウルリク・トムセン

号泣。ヒトラーの若い頃の話ってんで軽く興味本位で見てみたんだが、まさかこんなに泣けるとは。裕福で遊び上手なユダヤ人画商ロスマンが、酒もタバコも女もやらないストイックで気味が悪い貧乏ヒトラーのアートの才能を見抜いてなんとか儲かる絵をかかせようと世話するけど、すれ違う。何事もスマートで大人なロスマンと自意識過剰で卑屈なガキヒトラーのキャラは全く正反対なのに不思議とどちらにも強く共感でき、淡々とあっさりした友情(?)が好感もてる。ナチス構想の絵を見て、素晴らしいとはしゃぐロスマン、画家としての希望が見えてちょっと素直になれそうだったヒトラー、今後の歴史的展開を思うと切ない。でも、画家で成功するのと、独裁者で名を残すのとどっちがアーティストとして刺激的な人生なのか...。
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moog (2004・米)


moog

★★★★☆
70分/カラー
監督:ハンス・フェルスタッド
出演:ロバート・モーグ/ガーション・キングスレー/ジャン・ジャック・ペリー/マニ−・マーク/ミックス・マスター・マイク/ルーク・ヴァイバート/キース・エマーソン/リック・ウェイクマン/ハーブ・ドイチ/ウォルター・シアー/バーニー・ウォレル/DJ ロジック/DJスプーキー=ポール・D・ミラー/パメリア・カースティン/ステレオラブ/ティノ・コープ/チャーリー・クローザー他

わーー!もう、ウッキウキ。エレクトリカル・パレードを初めて見たときの感動を皆覚えているだろうか?自分は憂鬱な現実(小学校)を完全に忘れてただただ楽しい嬉しい気分になって救われたなぁ。で、その音楽がペリー&キングスレーという人らがmoogというシンセで作った曲だって知ったのは十数年後。今だってあの曲を聞けば、理由もなくハッピー。そのmoogを作った博士のドキュメンタリーとあれば、見ないわけにはいかない。正直、映画としては焦点がボケてる感じもして、moogに興味がなければ面白くないだろなって感じもするけど、この際そんな事はどーでもいい。ペリー&キングスレーはもちろん、世界一おちゃめなおっさん(と私は思う。日本だったら由利徹)マニー・マーク他大好きなアーティストがたくさん出てくるし、ツボすぎる映像と音楽満載。中でも、moogを使ったビールのCMが最高!!あれだけでも見たかいあった!そして肝心のモーグ博士はガーデニング好きのなんだか愛らしいじいさんで、機械にも人柄が現れてるなぁと納得。幸せな気分になれました。

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CD:Moog [SOUNDTRACK]
CD:The Essential Perrey & Kingsley
※ペリキンを知るきっかけとなった1枚。ジャケが素敵。
CD:Best Of Moog: Electronic Pop Hits From The 60's & 70's
※ペリキン他moogの代表曲を集めたコンピ。ペリーの曲のFatboyslim remixあり。
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SPUN スパン / SPUN (2002・米・スウェーデン)

SPUN
★★★★☆
102分/カラー
監督:ジョナス・アカーランド
脚本:ウィル・デ・ロス・サントス/クレイトン・ヴェロ
出演:ジェイソン・シュワルツマン/ミッキー・ローク/ブリタニー・マーフィ/ジョン・レグイザモ/パトリック・フュジット/ミーナ・スヴァーリ/デボラ・ハリー

ようするに、スタイリッシュなよくあるドラッグ青春もの。監督はミュージックビデオ出身で演出はもちろんクール。基本的にこの手のおしゃれそうな作品はボロクソにけなしたいのが多いんですが...正直かなり好き。登場人物一人一人にロゴがあるとか女子たちのビッチなファッションとかアニメとの合成だとか急に古い刑事ドラマ風になるとかカッコつけてんなーと思うんだけど、センスだけで意味も隙も魂もないおしゃれさとは違って実際カッコいい。そこにいる人々がちゃんと魅力的で愛らしい。キャストも天才マックスにアメリカンパイにローストチキンばっか食う自殺少女に...とどいつもこいつもいい人選。ストーリーもダメ人間のダメな生活をダラダラ追ってるだけでそれほどドラマティックじゃない感じが泣けてくる。今後何度も見そうな予感。
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ピアニスト / LA PIANISTE (2001・仏・オーストリア)

ピアニスト
★★★☆☆
131分/カラー
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
原作:エルフリーデ・イェリネク
出演:イザベル・ユペール/ブノワ・マジメル/アニー・ジラルド/アンナ・シガレヴィッチ/スザンヌ・ロタール

へ??!何??終わり??キョトン。観賞後はこんな反応。変態ピアニストのおばさんと性欲絶頂な若者の愛憎劇なんだが、終始理不尽。つか、このおばさんの行動が常にきもい。不愉快。いっさい共感できず。ポルノ屋で前の客が使い終わって捨てたティッシュを何故嗅ぐ!?人の情事をのぞきつつ何故放尿!?鏡で見ながら何切ってんの!?母親に愛してるつって襲いかかるのもわけわからん!アメリもそうだったけど、フランスのモテない女が恋する話ってなんでこうも怖いのか。映画としてはネガティブな感情がうずまいていて正直だいぶ素晴らしい出来だとは思う。が、好きか嫌いかでいえばかなり嫌い。前にもこういうテイストの映画どっかで見たなぁと思ったら、案の定、監督がファニー・ゲームの人...。納得。確かに同じ胸クソの悪さだ。でも、どっちかつーと、ファニー・ゲームのがまだいい。中流階級の幸せそうな家族を無駄に皆殺しって方がよっぽどわかりやすいもの。どうしても自分を傷つける人には感情移入しにくい。
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サスペクト・ゼロ / SUSPECT ZERO (2004・米)

★★★☆☆
監督:E・エリアス・マーヒッジ
出演:アーロン・エッカート/ベン・キングスレー/キャリー=アン・モス

羊たちの沈黙やらセブンやらユージュアルサスペクツやらが流行った時期ならその勢いでちょっと人気出たかもなぁって感じのサイコスリラー?変な幻覚や幻聴で眠れないFBI捜査官が大量に起こっている誘拐殺人事件を追うわけだが、まぁいたって普通。気味悪さもオチの衝撃もなんもない。かといって、映像的に下手ってわけでもないからなんとなく最後まで見れる。ただ、やっぱ前半がかったるい。前半にまとめて謎があって、後半にまとめてその解がある。テストじゃねーんだから。小さい謎がとけていくうち、それがつながってだんだんでかい謎になるみたいな構造じゃないといかんせん盛り上がりにかけるよねぇ。
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マトリックス レボリューションズ / THE MATRIX REVOLUTIONS (2003・米)

マトリックスレボリューションズ
★★★☆☆
監督・脚本:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス/ヒューゴ・ウィーヴィング/ジェイダ・ピンケット=スミス

リローデッドがあまりにひどかったんで、ずーっと見てませんでしたが、こっちは思ったよりひどくないじゃん。ミフネ隊長率いるロボ軍団の戦いなんかは迫力あるし、話のテンポもそこそこよいし。SFアクションとしては普通によい。ただ、見終わったあと何か釈然としない。というのも、いつのまにか話変わってねーか??論点ずれてねーか??1では、マトリックスを崩壊させようとリアル人間たちは頑張ってたんじゃないの?なんで、スミスだけ退治して機械ともども万歳になってんの?金持ちになって変わったね、ウォシャウスキー!!ただのオタクのくせに!!

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CD:マトリックス レボリューションズサントラ
DVD:マトリックス・アルティメット・コレクション 〈10枚組〉
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スクービー・ドゥー2 モンスターパニック / SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASHED (2004・米)

スクービードゥ2
★★★★☆
93分/カラー
監督:ラージャ・ゴスネル
脚本:ジェームズ・ガン
出演:フレディ・プリンゼ・Jr/サラ・ミシェル・ゲラー/マシュー・リラード/リンダ・カーデリニ/セス・グリーン

出ました、よい子のアイドル、スクービー!お化け屋敷に探偵ごっこだもん、ワクワクしないわけないよねー。見たからって何も得るもんなんざないけども、ただ楽しい。でもってこのシリーズは本当に出来がよい。アニメの雰囲気を全く壊してない。むしろそれ以上。アニメオタク大国日本が大量生産してたしょーもないアニメの実写版らとはわけが違うよ。衣装もセットもキュートでカラフルで、登場キャラはみんな愛らしい。今回は自分のアイドル、セス・グリーンまで登場し(まぁあいかわらずちっちゃい)、魅力的なモンスターもたっくさん!!前作で受賞したNickelodeon kids choice awardsは逃したものの(2004はNEMOだって。そりゃ勝てねーや...)個人的には今作のがより大興奮!!1つ残念なのは前作でも思ったけど、昔のテーマ曲を使ってほしいなー。あの曲大好きなんだよなー。ところでパフィーの曲ってエンドクレジットで流れてたやつかな?

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CD:スクービー・ドゥー2 モンスターパニックサントラ
※パフィとかfatboyslimとか
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※オリジナルアニメシリーズ!大好きなテーマ曲もこれなら聞ける?
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シベリア超特急3 (2002・日)

シベ超3
☆☆☆☆☆
企画・製作・脚本・監督・出演とにかく全部:水野晴朗 a.k.a. MIKE MIZNO
出演:三田佳子/宇津井健/西田和昭//内藤武敏/真柄佳奈子

三田佳子や宇津井健までも大根にみえる。さすがシベリア超特急。つか、1をテレビで見て衝撃を受けてから、早数年。今やシベ超というジャンルをも確立したともいえるこの猛進ぷり。ちなみに2はなんだかんだで見てません。もちろん4も見てません。つか、シベ超に金を払ったことはありません。この3もテレビで見ました。うん、そんなもんでいいと思うよ。やっきになって見るもんじゃないよ。危うく見そうになりがちだけども。つか、テレビだと、水野晴朗が「皆さんお待ちかね!この映画の登場です!」なんて言ってシベ超はじまるわけ。で、終わったらシベ超5の予告を本人がまぁ嬉しそうに語るんだからお得感強いよ。ちなみにシベ超は評価ゼロって決まってるから。
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スーパーサイズ・ミー / SUPER SIZE ME ?(2004・米)

スーパーサイズミー
★★★★☆
98分/カラー
監督・出演:モーガン・スパーロック

私はもうホントどうしようもない緊急事態でもない限り、マクドナルドなんぞ食わん!!と常々声を大にして言ってるんですが、今後その理由をイチイチ説明する手間が省けそうです。「なんで?」なんてすっとぼけた質問されても「スーパーサイズ・ミーを見ろ!!」で事がすみます。大企業が劣悪な商品を巨額な金を使って宣伝し、素直な大衆の金と健康を搾取している図式が見事に描かれています。つか、それよりなによりマズくて、1ヶ月どころか1個食っただけで具合が悪くなるんだよ!マックて!いや、マックだけじゃなく、吉野家もファーストキッチンもファミレスもコンビニ弁当もその他諸々!実のところ自分、子供の頃はジャンクフード漬けのチョコレート中毒で、面倒だからカロリーメイトで数ヶ月過ごすなんて荒技をやってた事もありました。そしたらね、ホントに死にかけた!なので、この映画、全然人ごとじゃないのさ(素でバカ)。と、昔の自分もそうだから気持ちはわかるが、アメリカってのは人間の欲望に対して過剰に正直すぎる。食いたいものを食いたいだけ食って、すこっしも動きたくないなんて。まともな人なら、先の事を考えてその欲望を多少なりとも押さえるけど、それがない。今の快楽を捨てるくらいなら後の事は考えるのよそうってなる。だから、京都議定書なんかもオレやんなーいって言えちゃう。これってアメリカがものすごく若い国だからってことはないかい?歴史や伝統などがないから、何をよりどころにしていいかわからない。それを補うために昔の人は宗教なんてもんを発明したんだろうが、この映画の中で「この人誰だ?」って子供にキリスト見せたら正解率0%なところを見ると(笑)。そりゃ、欲望が行動のよりどころとなるのは当然で、その欲望てのが肥満であり、金=経済であり、“消費”なわけだ。でも、もうそんな時代じゃないよねー。って、ここ数日どーしょもない生活送ってたお前が言うな!と何人かに激しくつっこまれそうですが。そういや、最もスーパーサイズをプッシュしてた肥満率ナンバーワンのテキサス州てブッシュが元州知事だったよね。あそこは死刑執行数もトップだかなんだかだったような気がしたけど、それってどうなの??

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フォーチュン・クッキー / FREAKY FRIDAY (2003・米)

フォーチュンクッキー
★★★☆☆
97分/カラー
監督:マーク・S・ウォーターズ
出演:ジェイミー・リー・カーティス/リンゼイ・ローハン/マーク・ハーモン/ハロルド・グールド/チャド・マイケル・マーレイ

テレビで字幕もなくよくわからないまま、ジョディ・フォスターがなんだかすごく魅力的だったので見てしまい、あれなんだったんだろう?とずっと気になってた映画あった。それがこの映画のオリジナルであるフリーキーフライデー。真面目でお固い母親とバンドをやってる自由奔放な娘の心が入れ替わる青春コメディなんだけど、このリメイク版は普通に楽しい娯楽作。なかなかよかったんじゃないでしょうか。お母さんになってカードで買い物しまくるところで流れるアイドルロック風What I Like About Youがめちゃくちゃいいし。ただやっぱり自分的にはジョディ・フォスターのが強烈。というのも、ジョディの場合、真面目なお母さんが娘に入ってる状態ってのがものすごく合ってるというか、自然というか。子供のはずなのに、ものすごい物事を悟ったような大人の顔つきをしている。もっかいオリジナルを見たい。日本でもDVDとか出てるんだろうか?

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LIVE FOREVER (2003・英)

LiveForever
★★★★★
82分/カラー
監督:ジョン・ダウアー
出演:ノエル・ギャラガー/リアム・ギャラガー/デイモン・アルバーン?/ジャーヴィス・コッカー/ケヴィン・カミングズ

90年代絶大な人気を誇ったオアシスとブラーを軸に、当時の熱気あふるるイギリスを映し出すドキュメント。ちょうどこの頃、日本は渋谷系全盛期で、洋楽も邦楽もごちゃまぜになって、もちろんブリットポップも大人気で、皆聞いてた。ビートUKとかも毎週見てさ。リアルタイムでそれを体験してる人ならかなり面白いんじゃないだろか。自分の場合、今でもそうだが、曲は聞いてもその他情報は全くよくわかってないタイプなんで、労働者階級代表のオアシスと中流階級代表のブラーとして対立するような形で取り上げられてたとか政治的な面もからんでUKロックがあれだけ盛り上がったというあたりなど、非常に興味深かった。とにかくオアシス、ブラーの他、マッシヴアタック、ポーティスヘッド、エラスティカ、シャーラタンズ、レディオヘッド、パルプ、スウェード、クーラシェイカー、オーシャンカラーシーン、アンダーワールド、プライマルスクリーム、ニルヴァーナその他いろいろとにかくUK音楽が好きなら見てみるべし。ちなみに私は当時オアシスは悪くないけどどこかグッとこないなぁと思っていてブラーはけっこう好みだったけど流行ってるから嫌いで、トレインスポッティングも大して面白くない派でした。じゃ、全然この頃のUK嫌いじゃん(笑)!いや、でも、Ninjatuneとかskintとかケミカルブラザーズとか。映画もシューティングフィッシュとかヒューマントラフィックとか。テレビもTriggerHappyTV(イギリスのいたずらウォッチングみたいな番組。テーマ曲はエラスティカのconnection。他BGMがのきなみこの時代のUKロック)とか。このちょっと後が大好き。でも最近ブラーはやっぱよかったよなとちょうど聞いたりしてたところで、この映画でもデーモンが一番かっこよかったね個人的に。一線から身をひいて(ひいてないけど)ルーザーな雰囲気がだいぶナイス。ギャラガー兄弟完敗。ちなみに80年代のUK音楽を取り上げてる24アワー・パーティ・ピープルとあわせて見れば、明日からすぐUKロックを知ったかぶれる事間違いなし。

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FATBOY SLIM/Live on Brighton Beach:BIG BEACH BOUTIQUE II (2003・英)

fatboyslim
★★★★★
DJ:ノーマン・クック

映画じゃないですが、いや、もう最高。ビーチに集まったバカな群衆の狂喜乱舞の2時間をただただ収録。行きてぇーーーー!そこに行きてぇ!とりあえず、酒飲んでスクリーンで大音響でこのDVD見てれば、毎日、ハッピー現実逃避。ちなみに最初と最後にティムデラックスっていうまぁ卑怯な選曲。2回かけちゃうんだ。確かに何度も聞きたいけど。とりあえず去年のagehaを思い出し、笑顔。でも、このDVD特典映像でふれてる日韓ワールドカップのときの来日イベントは全然ハッピーな感じじゃなくてがっくりしたな。つか、関係ないけど最近行くイベント行くイベント大箱の場合低音上げすぎ。うわっつらのアホみたいな音が聞きたい自分としては、ドーンドーンて低音しか聞こえないようなのは全然楽しくない!それから、これ見た後、冬のオタク祭に関する友達のレポートをちょうど読んだんですが、このビーチと同じようなエネルギーをビックサイトに感じました。そして、日本に生まれ育ったのにアニメだとかに全く興味がない自分は損をしているような気がして、切なくなりました。でも全然わかんねーんだ!萌えってなんだよ!??

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永遠のモータウン / STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN (2002・米)

永遠のモータウン
★★★☆☆
108分/カラー
監督:ポール・ジャストマン
出演:ファンク・ブラザース/ジェームズ・ジェマーソン/スティーヴィー・ワンダー/マーヴィン・ゲイ/チャカ・カーン

モータウンて名前も音楽もよく聞くわりに、ろくに知らなかったけど、なるほどね。ファンク・ブラザーズっつーこの人らが皆のバックバンドしてたんだ。でも、やっぱりあんまりこの辺の物事に詳しくないので、いろんな人の名前が出てきても、へぇくらい。どうにも、音楽に関する知識欲というか、記憶力がない。自分の持ってるレコードもジャケの色とかで覚えてるだけで、全然名前とかわかんないもんな。なので、こういうバカが見るより、モータウンサウンドだとか60年代の音楽史にちゃんと興味ある人が見たら最高に面白いのでは。とりあえず、音楽がいいので、酒をくらって、音楽ビデオとしてはだいぶ楽しめました。どの曲だったか、倍速で見るとものすごくよかったな。あのテンポでremixしたブートとか出たら欲しい感じ。だからどの曲だよ...。もうほら忘れてる。

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MIND GAME (2004・日)

MIND GAME
★★★★☆
103分/カラー
監督・脚本:湯浅政明
原作:ロビン西
音楽:山本精一
声の出演:今田耕司/前田沙耶香/藤井隆/たくませいこ/山口智充

漫画家を志す青年が大好きな幼なじみの前で情けなく殺されるが神様に背き、復活した途端ヤクザに追われクジラにのまれ、クジラの中で30年暮らしてるじいさんと恐竜と仲良く生活。が、やはり外の世界に出たいと頑張る。そんなストーリーなんだが、そんなことはどうでもいい。とにかく音楽!!音楽が流れるとなんだか泣きそうになって、はたと気づいた、これ山本精一じゃん!?昔からボアダムズ好きだのなんだのゆってたけど、誰が好きってEYEでもヨシミちゃんでもなく山本精一。この人の音楽は何故にこうも簡単に自分の涙腺を緩めるのか。神様に死んだと言われて流れる寂しいかつ優しい歌やらラストのめくるめく回想シーンで流れる曲などどれもこれもグッとくる。ちなみにこの映画、ストーリーより音とイメージの連続な感じはビートルズのイエローサブマリンのようで、映像のスピード感、迫力、アイデア等々なかなか素晴らしい。が、元々のキャラの造形が肌にあわない。乳首がすけてるTシャツ着てたり、ぬいぐるみ帽子(?)かぶったり、じいさんのヒゲをキュっと結んだり、そういうのがちょっと違う。ロビン西の漫画て感覚的には共感できるが、絵がどうも苦手なんだよなぁ。勢いはあるけど雑っていうか。非常に残念。この音楽で、この演出で、この話で、もっといい絵だったら歴史に残る大傑作だったに違いない。

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BOOK:マインド・ゲーム/ロビン西
※コミックアレ!に連載されてた原作の復刻。アレ!って真夜中の弥次さん喜多さんとか今や伝説的な人気漫画がいっぱいだったねぇ。ろくに内容覚えてねーけど。
CD:マインド・ゲームサウンドトラック
※ボアダムズ、想い出波止場、羅針盤などの山本精一!!必聴!!
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ターミナル / THE TERMINAL (2004・米)

ターミナル
★★★☆☆
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

自分の国(ロシアとかその辺の設定)がなくなっちゃって空港に足止めされた男のコメディファンタジー。スピルバーグて、すんげー感動ってのもあんまないけど、すんげーつまらんてこともないよね。どんなテイストの映画も誰が見てもそこそこ飽きないように普通の娯楽として仕上げるのが得意というか。今回もそんな。キャサリン・ゼタ=ジョーンズが出しゃばってきてからだんだん微妙な展開になり最後の方はやたら盛り上がっちゃってあぁ〜あな感じだが、それまではだいぶ面白い。英語が通じないっぷり、25セントの稼ぎ方、スパイと疑われる、VS監視カメラなどなど、まるでコント。1941、マイノリティ・レポート、コレ、の3本はジャンル“ドリフ”だと思う。
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僕の妻はシャルロット・ゲンズブール / MA FEMME EST UNE ACTRICE/MY WIFE IS AN ACTRESS (2001・仏)

僕の妻はシャルロットゲンズブール
★★★☆☆
95分/カラー
監督・脚本:イヴァン・アタル
出演:シャルロット・ゲンズブール/イヴァン・アタル/テレンス・スタンプ/ノエミ・ルボフスキー/リュディヴィーヌ・サニエ

シャルロットてこんな風に成長したんだねぇ。顔とかほっそりして、ちゃんと美人さんになったね。体型もあいかわらず華奢で足長、まぁ服の似合うこと。が、なんでしょう。魅力的には違いないんだけど、なまいきシャルロットのときの衝撃というか見てるだけでため息が出るくらいの感じがない。だいぶキレイでカワイイんだけど、他にもこれくらいの女優さんならいそうな。やはり若さつーのはそれだけでものすごい価値があるんだな。内容はというと実生活のパートナーが監督脚本主演だからもっとドキュメントタッチなのかと思ったけど、完全にドラマじゃん。つまんなくはないけど、ちょっと違うなぁ。つか、シャルロットをもっと見せろ。そういや特典で入ってたイヴァンとシャルロットの会見映像。なんか2人とも全くオーラがないんですけど。シャルロット、すげ普通。ちょい悲しい。あと、タバコ吸ってるのも悲しい。なんか細い女の人がタバコ吸ってると可哀想に見える。体調悪いんじゃないかなぁと。ザ虚弱な己が言うなとつっこまれそうだが。

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グッバイ、レーニン! / GOOD BYE,LENIN! (2003・独)

グッバイレーニン
★★☆☆☆
121分/カラー
監督・脚本:ヴォルフガング・ベッカー
出演:ダニエル・ブリュール/カトリーン・ザース/マリア・シモン/チュルパン・ハマートヴァ/フロリアン・ルーカス

東ドイツを愛する心臓の弱い母に東西ドイツが統一したことを必死にバラさないようにする息子。ゴミ箱から古い東ドイツの食品パッケージを拾って中身を入れかえたり、映像オタクの友達ににせニュースを作らせたり、近所の皆に芝居させたり。面白そうな話だよね。が、これが全然面白くない。びっくり。期待しまくってただけにこっちがショックで寝かけたよ。すごく評判よかったけど、それってつまんないって言ったらバカそうだから?東西ドイツ統一てお固い題材を少々のユーモアとヒューマンを織り交ぜて感動的に仕上げているとか言ったが賢そう?レーニンがどうとか小難しいことひきあいにだして、ドイツや世界情勢をわかったふりしたが賢そう?確かにドイツの事なんてよく知らないよ。興味ないよ。でもそういう人間がつまんないと思う時点で映画としての出来は悪いよね。まずオープニングがダサくてこざかしい。話もかったるい。もうめんどくさいから教えちゃえよ。看護婦が病院でタバコ吸ってんじゃねぇ!と、まぁいろいろあるが、問題点をまとめると第一に登場人物に愛らしさがない。お母さんと映像オタクはいい。第二に映像や音楽のセンスが悪い。キューブリックを真似たところで...。第三にエンターテイメントなのかアートなのかジャーナリズムなのかよくわからない。はたして、これを多くの日本人がそんなに面白いと思えるんだろうか、疑問。ただラスト数分のまとめ方はなかなかうまく感動的。が、そんだけじゃなぁ。
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アンダーワールド / UNDERWORLD (2003・米)

アンダーワールド
★★★☆☆
122分/カラー
監督:レン・ワイズマン
脚本:ダニー・マクブライド
出演:ケイト・ベッキンセール/スコット・スピードマン/シェーン・ブローリー/マイケル・シーン/ビル・ナイ

ヴァンパイアと狼男の戦争を描くゴスヒロインアクション映画。しょっぱな女ヴァンパイア戦士ケイト・ベッキンセールが高いビルから飛び降りてカッコよく着地なシーンですでにこれはイケる!と思わせる。案の定、アクションやら全体の映像がとにかくグロクール。飯食いながら見てたらちょっとまずくなった。わりとそんなん平気な方なので、驚き。別に気持ち悪いもんをはっきり見せてるわけじゃないんだけど、なんとなく精神的グロさが伝わるというか。狼男に変身するシーンだとか、襲ってくるときの動きだとか、銃弾が肉体から排出されるとことか。いい!話も何故狼男がただの人間を追ってるのかヴァンパイアと狼男が何故戦争しているのかという謎解きチックな展開でなかなか興味をもたせる。終わり方も続きがありそうなカッコイイ感じだし、これといって悪い嫌いな点がない。んだけど、なんでか★3つにしちゃった。限りなく4つに近いんだけど、何が足りなかったんですかね?関係ないけど、この主役の女優と監督て結婚したんだって?で、前の夫は狼男のボスだったんだって?それを踏まえてもっかい見たらもっと面白いだろうか。
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Mr.インクレディブル / The Incredible (2004・米)

インクレディブル
★★★★☆
製作総指揮:ジョン・ラセター
監督:ブラッド・バード
声の出演:クレイグ・T.ネルソン(三浦友和)/ホリー・ハンター(黒木瞳)/サミュエル・L.ジャクソン(斉藤志郎)/サラ・ヴァウエル(綾瀬はるか)

自分、ピクサー大好きでして、アイアンジャイアントも号泣しまして、スパイキッズも全部見てます。そんなわけでこれに関してものすごくひいきして見てしまいそうだったので、手放しには褒めないぞ!と心に決めて挑んだんですけどね。えぇ、すんごい面白かったっすよ!シュレック2をちょっと前に見てたもんだから、より一層、こっちの素晴しさがきわだった。やっぱ子供の心をわかってるよ。ピクサーは。で、007やら黄金の7人やらオースティンパワーズやら燃えよドラゴンやらいろいろ好きな映画をいい感じに思い出す。音楽も映像もとにかくツボ。ちなみに一番好きなキャラはスーパーヒーロー専門のデザイナー、エドナ。身勝手で自己中だけど、天才的な仕事ぶりとヒーローへの愛情とちっこくてちょこまか動くオモロかわいさが最高。そんで、スーパー能力はお母さんが一番すごい。完全に人間じゃないです。そういえば、見る前にヴァイオレットに似てると友達に言われてたんですが、見てて「なんだよこのオタクゴス貞子は...」と思ったキャラがそのヴァイオレットでした。オイ!あれに似てるってどういうことだよ!でも、確かに似てた!気味悪くたれた黒髪、ギョロっと飛び出た目、透明度(生きてる人間の気配がない)、全て納得だ。困った。
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ニュースの天才 / SHATTERED GLASS (2003・米)

ニュースの天才
★★★★☆
製作:トム・クルーズ
監督:ビリー・レイ
出演:ヘイデン・クリステンセン/ピーター・サースガード/クロエ・セヴィニー/スティーブ・ザーン

エアフォースワンに置いてある権威あるニュース雑誌で嘘八百な記事をかきまくってた実在若手ライターの話。地味なんだけど、きっちり面白いいい映画。だが、とにかく主人公のアナキン=スティーブンがまぁ胸くそ悪い!口がうまくて皆にいい顔をし平気で嘘をつく。で、いざとなると反省したと見せかけて嘘の上塗り。更にもうどうしようもなくなったら泣いたりパニクったりして問題をうやむやにしようとする。確かにライターにしては若いんだろうが、考え方や行動がガキすぎる。SWエピソード2のときもアナキンムカつくなぁって感じだったが、ここでもみごとにカチンときた。それだけこの役者、演技がうまいということなのか。いやでも、こんなムカつくように見える奴の嘘記事がチヤホヤされるわけねーし。実際のスティーブンがどれほど器用な奴なのか見てみたい。関係ないけど、この胸クソ悪いガキの嘘をあばく、ネットニュース記者アダムがすげーカッコイイ。顔が。もっと出てきてもよいのに。そしてガキライターを厳しく処分する編集長チャックはどことなく知り合いに似ていて親近感。
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シュレック2 / SHREK 2 (2004・米)

シュレック2
★★★☆☆
94分/カラー
監督:アンドリュー・アダムソン
声の出演:マイク・マイヤーズ(濱田雅功)/エディ・マーフィ(山寺宏一)/キャメロン・ディアス(藤原紀香)/アントニオ・バンデラス(竹中直人)/ジュリー・アンドリュース/ジョン・クリーズ

浜ちゃん最悪だって知ってるのに、字幕読むの面倒だなぁなんて前作に引き続きつい吹き替えで見てしまった。関係ないけど、最近槇原とデュエットしてる歌もひどいね。浜ちゃんの演技とか歌とかってテレながらやってそうなところがどうにも気持ち悪くてしょうがない。と、浜ちゃん批判しててもしょうがないので、映画についてですが、新キャラ長靴をはいた猫はキュートかつ男気あふれる感じでよい。音楽のチョイスもわりと好き(DVD特典でHexstaticも必ずかけるナンシー・シナトラのThese Boots Are Made for Walkin'を長靴をはいた猫が歌ってたり)。ストーリーはあいかわらず惚れたはれたのメロドラマで飽きる。映画のパロディ満載(スパイダーマン、ロードオブザリング、夢のチョコレート工場など)だけど、なんとなくあざとい感じが嫌かも。とりあえず、王様の声がモンティパイソンの中でも私が最も大好きなジョン・クリーズだったり、猫がバンデラスだったり、なので字幕でもっかい見てみるか。

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CD:Shrek 2 [Original Soundtrack]
※DVD特典で入ってるThese Boots Are Made for Walkin'やらMr. RobotoやらWhat I Like About YouやらDisco Infernoやらの楽曲は残念ながら収録されてません。でも、郷ひろみでおなじみLivin La Vida LocaやスクールウォーズでおなじみHolding Out for A Heroなど本編でかかったものは一通り入ってるみたい。
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ポルノ・スター ロン・ジャーミーの伝説 / PORN STAR: THE LEGEND OF RON JEREMY (2001/米)

ポルノスター
★★★☆☆
81分/カラー
監督:スコット・J・ジル
出演:ロン・ジャーミー/ラリー・フリント/キッド・ロック

アメリカでナンバー1のポルノ男優、ロン・ジェレミーのドキュメント。つか、ロン・ジャーミーてなってるけど、ロン・ジェレミーじゃないの?今まで、ジェレミーって表記されてる事が多い気がしますが。気がするというより、この映画ではじめてジャーミーってなってるのを見ましたが。ま、そんな事はどうでもいい。ポルノ男優っていろいろ大変なのねぇっていうのが非常によくわかります。男優を目指してる方(いるのか?)見といた方がいいんじゃないでしょうか。それにしてもポルノとか大食いとかそんなんは全然重なりませんけど、俺が俺がの精神やら、有名人大好きミーハーだったり、楽しい事は一瞬たりとも見逃すまいとパーティーにはかかさず参加したり、身分不相応な夢を抱いていたり、ケチだったり、自慢ばっかで面白くない話を延々してたり、自分と重なって見えるとこ多数。悔い改めたい気分。しっかし、この人有名になりたい成功したいって強い思いがあるようだが、ポルノ業界とはいえ、もう十分有名で成功してんじゃん。どんだけ貪欲だよ。ところで、これを制作してたのが90年代後半だからか、使われてる曲がBigbeatでいい感じ。特にporn starつーテーマ曲(?)がよい。サントラ欲しい。
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バーバー吉野 (2003・日)


★★☆☆☆
96分/カラー
監督・脚本:荻上直子
出演:もたいまさこ/米田良/大川翔太/村松諒/宮尾真之介/桜井センリ

町の伝統で吉野ガリと呼ばれるかりあげヘアを強要されている小学生男子がおしゃれに目覚めて大人たちに反抗する、ノスタルジック青春物語。都会からきたオサレな転校生、秘密基地でエロ本、クラスのちょっと大人びた女子が好きだと皆で告白、お父さんリストラで川辺で息子と男同士の語らい、校門で髪型チェック、皆で家出などなどベタなネタの連続。もたいまさこなど役者陣はなかなかよいのでクスっとするとこもあるけど、爆笑とまではいかない。昭和の男子の生活ってこんなだよねっていうステレオタイプの安いイメージばかりなので、リアルさに欠けて懐かしいとか共感できない。結局、つまんなくはないけど、見たところでどうってこともないなぁ。
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ディボース・ショウ / INTOLERABLE CRUELTY (2003・米)

ディボースショウ
★★★☆☆
100分/カラー
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ジェフリー・ラッシュ/セドリック・ジ・エンターテイナー/エドワード・ハーマン/ビリー・ボブ・ソーントン

金持ちと離婚して慰謝料をがっぽり稼ごうとたくらむ美女と離婚裁判を得意とする腕利き弁護士のバトルラブコメ。騙し騙されのサクサクすすむストーリー、ウィットに富んだ会話、おしゃれかつ飄々とした雰囲気、まさにコーエン兄弟節全開。この兄弟の映画ってほぼハズレがない。けど、あまりにスマートで心に響かないっちゃ響かない。特に恋愛ものに関しては照れくさいからおちゃらけインテリ度が強い。そのすかした感じはむしろ好感持てるわけだが、やっぱこの人らはついてないダメ人間を描いてる方がいいな。
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ソウ / SAW (2004・米)

SAW
★★★☆☆
103分/カラー
監督:ジェームズ・ワン
脚本・出演:リー・ワネル
出演:ケアリー・エルウェズ、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター

ポストCUBE、メメント、es他いろいろ言われている今作。徹夜明けで体調がすこぶる悪い中わざわざ見てきました。正直見終わったあとの感覚はesに近いかな。すげーー怖くてヘコむ映画なんだろうとウツになる気満々で挑んだのに、案外楽しいまともな娯楽作で、拍子抜けといいますか。で、見てるときの感覚はメメントやCUBEに近く、映画というよりアドベンチャーゲームをしてるような。登場人物が皆単純素直でうすっぺらく、ストーリーもご都合主義で無理があり、結局オチや死に方などのアイデアを見せたいだけなのはいかにも映画学生が作った感じ。とはいえ、これだけ心に迫るものがないにもかかわらず、飽きさせずに最後まで見せる演出力はなかなかのもので商業監督としての才能はあるとみた。ノコギリは鎖でなくて足を切るためとか、生きた人間の腹をかっさいて鍵を取り出せとかグロい設定が多いものの肝心の部分ははっきりとは見せず、一般人でも耐えれる程度に仕上げているあたりもヒットしやすいようにできてるなと。なので、暇つぶしに消費するにはもってこいです。ま、裏を返せば気分や具合が悪くなるような衝撃を得たい人にはかなり物足りないとも言えます。

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CD:Saw (Original Motion Picture Soundtrack)
BOOK:ソウSAW 角川ホラー文庫
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秘書 セクレタリー / SECRETARY (2002・米)

セクレタリー
★★★★☆
111分/カラー
監督:スティーヴン・シャインバーグ
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
出演:ジェームズ・スペイダー/マギー・ギレンホール/ジェレミー・デイヴィス/レスリー・アン・ウォーレン/スティーヴン・マクハティ

変態S弁護士&変態M秘書のエロティックラブロマンス。こんなんね、おもろいわけねーだろとたかをくくってたが面白い。どう考えても変態なのに、2人とも何故だか愛らしくて魅力的。不思議だ。でもって、タイプミスしただけであざができるほど尻をたたいたり、ミミズを手紙にはさんでみたり、3日も放置プレイしてみたりなどなどあきらかに最悪行為の連続なのに気持ち悪くない。事務所内の雰囲気はどことなーくエロい悪夢のような。そうデビッド・リンチ的...なんて思ってたら、音楽が同じ人なのね。納得。そういえば、弁護士役ジェームズ・スペイダーの顔がかなり大好きなんだが、すぐ忘れてしまう。この人今までに何度か他の映画でも見かけてるはずなのに、またお初だと思ってた。デビッド・クローネンバーグのクラッシュにも出てるのか。見ようと思ってまだ見てなかったな。つか、あれも変態映画じゃん。
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クリビアにおまかせ! / JA ZUSTER, NEE ZUSTER (2002・オランダ)

クリビアにおまかせ!
★★★★☆
102分/カラー
監督:ピーター・クラマー?
出演:ルス・ルカ/パウル・R・コーイ/チツケ・ライディンハ/パウル・ドゥ・レウ/ワルデマル・トーレンストラ

肝っ玉ナースクリビアとその変でゆかいな住人たちと彼らを追い出そうとしている意地悪大家の療養所ミュージカルコメディ。しょっぱなおかしな着ぐるみで舞台稽古してるとこで、すでに爆笑。なんてことはない話なんだけど、その後も出て来る奴らのすっとぼけた感じがとにかく微笑ましい。歌や踊りも満載で、中でも、善人になる薬を飲まされて急にいい人になった大家さんが裁判所から出てきて流れる“DE TWIPS”という曲と踊りが最高!主にさわやかオールディーズな感じで大好き!と思いきや途中ちょいファンクでブレイクダンスになったりもして。これだけでも見た価値ある。その他女の子の服装も街並もなかなかキュート。ちなみに好きなキャラは大家さんとその友達の美容師ワウター。この二人の友情に不覚にも涙してしまった。

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DVD:クリビアにおまかせ!
CD:クリビアにおまかせ!オリジナルサウンドトラック
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ヘルボーイ / HELL BOY (2004・米)

ヘルボーイ
★☆☆☆☆
122分/カラー
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン/ジョン・ハート/セルマ・ブレア

久々でました。ゴキゲンなクソ映画。ブレイドを見て以来、アメコミの映画化は最高だと完全に勘違いして数々の駄作を見まくってきましたが、これは中でも相当ひどいですよ!!地獄からやってきたヘルボーイがFBI、半魚人、自然発火少女らとモンスター退治という内容はとても好感触。が、これが衝撃的につまんねーーーー!テンポは悪いし、演出ダサいし、ギャグ寒いし、盛り上がらないし。もうマジで才能ない(笑)。ただ、映画とアメコミが大好きという純粋な思いが伝わってくるので、つい見守ってしまい、寝るに寝れず。まぁ、CGはキモくてインチキくさいからちょいおもろい。ヒロインも貧乳&幸薄顔(でも大好きな)セルマ・ブレアなのも好感持てる。ついでに、ベラ・リンのWe'll meet again(博士の異常な愛情のエンディング曲)など個人的にものすごい好きな曲が、急に使われていてこれまた嬉しいのだが、挿入するポイントが全くとんちんかん。せっかくの名曲も効果ゼロ。ふと史上最低の監督とうたわれるエド・ウッドを思い出してしまった。クソなんだけど、どこか憎めない感じが。いや、さすがにエド・ウッドの映画よりはこっちのがおもしろいですよ。

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CD:オリジナル・サウンドトラック「ヘルボーイ」/マルコ・ベルトラミ
※残念ながらWe'll meet againは収録されてない模様。
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アレックス / IRREVERSIBLE (2002・仏)

アレックス
★★★☆☆
98分/カラー
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
音楽:トマ・バンガルテル
出演:モニカ・ベルッチ/ヴァンサン・カッセル/アルベール・デュポンテル

おフランス産メメント。以上。映画の説明終わり。なんの予備知識もなかったので、エンドクレジットからはじまったのがどういう事かわからず、ボケーっと見始めてしまい「???」。30分くらい経ってやっと仕組みを理解。メメントもそうだけど、どうってことない話でも逆につなげるとゲーム感覚で楽しいね。ただ、この手法をそう何度も使ってもらっても困るけど。で、内容的にはゲイクラブやレイプなどのシーンがやたら長く胸クソ悪いようにできている。でもラストが安い。この監督ってネガティブな感情表現は非常にうまいんだけど、愛とか言い出すと途端につまんないのは何故?つか、前作「カルネ」の娘とやりたい親父が冒頭無駄に出てきて、「娘とやって逮捕された」と告白している。結局そういう展開でしたか、カルネは。なんだかなぁ...。でも、これもなんだかんだでフランス映画にしては眠い中飽きずに最後まで見れたので上出来だと思います。ちなみに音楽は嫌な雰囲気をうまくだしている。と思ったら、ダフト・パンクじゃん!へぇ。

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DVD:アレックス
CD:Irreversible/O.S.T.
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えびボクサー / CRUST (2002・英)

えびボクサー
★★☆☆☆
90分/カラー
監督:マーク・ロック
出演:ケヴィン・マクナリー/ペリー・フィッツパトリック/ルイーズ・マーデンボロー

バカ映画な事には間違いないんだけど、いかにもイギリス的な地味ヒューマンコメディで拍子抜け。エビ(といいつつシャコ)があらゆる筋肉バカをバッコバッコなぎ倒してく痛快B級アクションコメディかと思ってたもんですから。なんだろ、やっぱりイギリス映画っていい人ばっか出てくるのね。皆のほほんとしてて、なんだかんだでエビと友情が芽生えちゃったり。和むっちゃー和む。が、そーゆーのが見たかったわけじゃないもんなぁ...。たかだか1時間半なのに、テンポも悪く、「このあと飯何食おう...」とか映画じゃない事についつい気がいってしまう。それって飽きちゃってるって事だよね。ダメじゃん。
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フレディ VS ジェイソン / FREDDY VS.JASON (2003・米)

フレディvsジェイソン
★★★☆☆
もうこれはタイトル通りです。ちょうど、映画館でやってた頃、ジェイソンXを見てしまい、そっちがあまりにつまんなかったもんだから、こっちもどうせ...なんつって見なかった事を非常に後悔しております。なんもためにならないけれど、面白い。実のところ、子供の頃ホラーが大嫌いだったもんで、13日の金曜日は1作目を字幕もないまま適当に見ただけで、エルム街の悪夢にいたっては一切見たことなかったんですよ。なめててごめん。特にフレディ!あんたカッコイイよ!これから見るよ!あんたの過去の活躍っぷりを!

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DVD:フレディ VS ジェイソンFREDDY VS.JASON
CD:フレディーvsジェイソン オリジナルサウンドトラック
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フラッシュバック / TANGLED (2001・米)

フラッシュバック
★★★☆☆
90分/カラー
監督:ジェイ・ロウィ
出演:レイチェル・リー・クック/ジョナサン・リス=メイヤーズ/ショーン・ハトシー

レイチェル・リー・クックてだけで借りてみた。3人の大学生男女の間で起こった事件の真相をひもといてゆくサスペンススリラー。内容的には映画というより、テレビの2時間ドラマみたいな薄さ。ありがちな展開。とはいえ、なんとなく飽きずに最後まで見れたんで、クソつまらんというわけではないですが、なんでしょね...。とにかく問題なのは、キャスト。レイチェル・リー・クックてあんなだったっけ???全然かわいくないんすけど!顔立ちはよく見ればあいかわらず端正なんだけど、全く輝いてない。髪型が似合わない?演技下手?もしかして、太った?特典映像で、この役が今までの中で一番自分に近いとかゆっちゃってたけど、マジで?がっくり。とにかくがっくり。ついでにジョナサン・リス=メイヤーズ、ベルベット・ゴールドマインのときからずっと気持ち悪くて苦手です。
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ラブ・アクチュアリー / Love Actually (2003・英)

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★★★★☆
135分/カラー
監督・脚本:リチャード・カーティス
出演:ヒュー・グラント/リーアム・ニーソン/エマ・トンプソン/アラン・リックマン/コリン・ファース/キーラ・ナイトレイ/ローラ・リニー/ローワン・アトキンソン/ビリーボブソーントン/シャノン・エリザベス

クリスマスを舞台に年寄りから子供まで様々な形のラブストーリーが綴られる。ひそかに面白かったノッティングヒルの恋人と脚本家が同じということで鑑賞。正直面白いです。出て来る人々がみんなキュート。いい奴。微笑ましい。でもって、きっちり笑いは忘れない。人と人との距離がほどほどで、ドロドロベタベタしないのが気持ちよい。イギリス映画ってちょっとダメで変でいい人を描くのがうまいよね。でもってイギリスの役者はまさにそういう演技が得意だよね。素なのか?いい国だ。...が、ノッティングヒルもそうだったけど、ラストがなぁ。大団円なのはいいが、大げさつーか。一気にドラマティックになっちゃってついていけない。ちょっと長いし。でも、イギリスのボンクラがアメリカ行ってゲットしてきたセクシー美人がシャノン・エリザベスてのはよかった。アメリカン・パイでもジェイ&サイレントボブでもボンクラの救世主だったし、この娘絶対いい子だと思う!

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CD:ラブ・アクチュアリー/サウンドトラック
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アイデン&ティティ (2003・日)

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★★★☆☆
118分/カラー
監督:田口トモロヲ
脚本:宮藤官九郎
原作:みうらじゅん
出演:峯田和伸/麻生久美子/中村獅童/大森南朋/マギー

バンドブームに乗ってデビューした若者たちのロックな青春物語なだけあって、イカ天世代には懐かしの面々が実際に出てきます。不器用にしか生きられない主人公の気持ちもわかります。普段は大嫌いな宮藤官九郎の脚本も今回は奇をてらった嫌みな感じもなく、大好きな田口トモロヲの初監督としての技量もなかなかだと思います。が、しかし、なんとなく満足しない。みうらじゅんて非常に面白いけど、語りだすと長くてけっこう飽きるよねぇってよく思うんだが、まさにそんな。原作読んでないけど、きっとこのままなんでしょう。それと全体的に音楽がよくない。ラストのボブディランだけはすごくいい。やっぱディランて才能あんだなぁと。別にファンじゃないけど。関係ないけど、人を呼ぶとき君君言ってるのが耳につく。不愉快。自分もよく言うので悔い改めようと思った。ちゃんと名前で呼びましょう。そういや、主人公の彼女は完璧すぎやしないか?オタクの夢そのものじゃん。タランティーノもそうだけど、恥ずかし気もなくこういう妄想を平気で語れる人って人気あるよね。

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DVD:アイデン&ティティ
CD:アイデン&ティティ/オリジナルサウンドトラック
BOOK:アイデン&ティティ・プライマルブック/『アイデン&ティティ』製作委員会
BOOK:アイデン&ティティ?24歳27歳/みうらじゅん
BOOK:アイデン&ティティ32?アイデン&ティティ第3部/みうらじゅん
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殺人の追憶 / MEMORIES OF MURDER (2003・韓)

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★★★★☆
130分/カラー
監督・脚本:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/キム・サンギョン/パク・ヘイル/キム・レハ/ソン・ジェホ

80年代に実際あった連続強姦殺人事件を元にした刑事ものフィクション。地味で特別目新しさはないけど、ちゃんと面白い。未解決なままだけど、その感じがまたたまらない。前半はコミカルで軽快、後半はシリアスで重厚。その流れも自然で、ちょうど飽きない。演出も役者も非常にうまい。最近韓国ブームですけどね、松尾貴史だかスマイリーキクチだかわかんない俳優が出てる安いメロドラマなんか見てるより、こっち見といた方がいいですよ、奥さん。ソン・ガンホを筆頭にこれに出て来る人らのがよっぽど男前だから!!

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CD:殺人の追憶/岩代太郎
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マーダー・ライド・ショー / House of 1000 Corpses (2003・米)

マーダーライド日本
★★★☆☆
89分/カラー
監督・脚本・音楽:ロブ・ゾンビ
出演:シド・ヘイグ/ビル・モーズリイ/シェリ・ムーン/カレン・ブラック/マシュー・マッグローリー

とにかく新旧B級ホラー映画の好きな場面だけを集めるだけ集めたようなホラーオタク映画。やりたい事がすごくわかる。「理由なんてないけど、こういうのが大好きなんだよぉ」なんつって楽しんで作ってるのがひしひしと伝わってくるので、なんかもう見ていて微笑ましい。が、だからこそ全然盛り上がらない!だって怖くないんだもの!つーか、キレイな映画館でお行儀よくじっくり見たのが失敗。もっとゆるーい感じでビールとバカでかいポップコーン抱えて、ギャーギャーつっこみいれながら見るのがきっと正解。DVD出たら家でホラーナイトでもしたい。でも、ホントこの映画の色とか音楽とか全体のテイスト自体はかなり好きです。

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TOY:キャプテン・スポールディング ヘッドノッカー
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IZO (2004・日)

IZO
★★☆☆☆
128分/カラー
監督:三池崇史
企画・原案・脚本:武知鎮典
出演:中山一也/桃井かおり/松田龍平/美木良介/高野八誠 /原田龍二/石橋蓮司/山本太郎/秋野太作/大橋吾郎/原田大二郎/ミッキーカーチス/遠藤憲一/寺島進/高瀬春奈/中山麻理/菅田俊/松田優/本宮泰風/宮本大誠/石山雄大/TEAH/村上竜司/中島宏海/夏山千景/伊藤秀裕/中村一議/長谷川誠/シーザー武志/古井榮一/武蔵拳/伊藤靖司/須藤雅宏/山口祥行/山口仁/ERIKU/加藤正人/塩田時敏/山之内幸夫/高島優子/天手千聖/宮本浩光/内田裕也/及川光博/緒形拳/岡田眞澄/大滝秀治/片岡鶴太郎/勝野洋/樹木希林/篠田三郎/ジョー山中/曽根晴美/友川かずき/長門裕之/夏樹陽子/原田芳雄/ビートたけし/ボブ・サップ/魔裟斗/松方弘樹/力也

幕末のテロリスト、人斬り以蔵の怨念が時空を超えて蘇る...といった内容で、それはもう斬って斬って斬りまくる。わけだが、これがまぁ眠い!金払ったんだから見なくちゃと思うんだが、起きては寝て起きては寝て。映画も斬っちゃ歌って移動して斬っちゃ歌って移動しての繰り返し。どこで起きても同じ場面。90分くらいに短縮してもよかったんじゃないの??でもってどのシーンもなんかの映画の使い回しでやっつけな感じ(千年女優とかメリーに首ったけとかエヴァンゲリオンとか過去の三池崇史作品とかその他いろいろ)。主演の人も見た目の存在感は確かにあるんだが、一声発するとどうにも大根(うなるだけでも)。唯一、友川かずきが歌ってるところはなんか興味深かったかな。結局、上映後、前に座っていたカップルの彼氏の方が彼女に「ホントごめん!!ホントごめん!!」と謝り倒してたのが一番面白かった。
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華氏911 / FAHRENHEIT911 (2004・米)

華氏911
★★★★☆
122分/カラー
監督・脚本:マイケル・ムーア
出演:ジョージ・ブッシュ

カンヌでパルムドールを獲得し...と解説はもういらないね。今調べて122分もあったんだとびっくり。90分かそこらかと思ってた。それくらい集中して鑑賞してしまった。これに満点つけちゃって、金持ちでスマートな大人からはバカにされるかもしれない。日本人で大統領選なんて関係ないのにバカじゃない?何そんなに熱くなってんの?これをクールだと言うことがオシャレだとでも思ってんの?誰でも知ってる内容なのに何を今更?なんて言われそうだ。それでも、4年前の大統領選、911、イラク戦争に関して詳しいわけじゃないけど常に何か憤りを感じていた自分はこの映画を支持したい。偏った内容だ!と言われているけど、実際イラク戦争が開始された頃、アメリカのテレビは同じくらい偏ったアメリカ万歳一色の報道しかしてなかったじゃないか。今まさに戦争をしてる国なのに(だからこそか?)日本にいるより、現実でどんなことが起こっているか普通に暮らしてたらさっぱりわからなかったじゃないか。そんなアメリカで(それもかなり大勢に)現場の映像をちゃんと見せただけでも価値があると思う。でもってその見せ方もうまい。しっかりエンターテイメントになっている。あれなら固い話に聞く耳もたない多くの人々に見てもらえる。そういえば、うちの祖母もよくおもしろおかしく、自分が死にかけた戦争体験を聞かせてくれた。そのおかげで、おそらく自分は若い世代にしては反戦の気持ちが強いと思う。ちなみに、これは反戦の映画ではない。うーん、他にも言いたいことは山ほどあるんだが、とにかく“ずる賢い金持ちが、大衆が無知で貧乏なのをいいことにうまいこと操って何もかも搾取する”という構図を手際よく見せたこの映画をある種無知で貧乏な僕らも日本人だから関係ないとは言わず見といていいと思う。

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DVD:華氏 911
BOOK:おい、ブッシュ、世界を返せ!/マイケル・ムーア
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誰も知らない (2004・日)

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★★☆☆☆
144分/カラー
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:柳楽優弥/北浦愛/木村飛影/清水萌々子/韓英恵/YOU/遠藤憲一/寺島進/木村祐一

主演の子がカンヌで最優秀男優賞を史上最年少で受賞し一躍有名になった本作。母親に捨てられた4人兄弟の生活という全く盛り上がりにかけそうな内容をどう扱っているのか気になり、マスコミに踊らされた形で見にゆく。結果、予想通りになんもない!!驚くほどなんもない!!人間の嫌な部分を丸々カットした、サバイバルなはずなのに案外こギレイな子供たちの生活が淡々と映し出される。見ていて怒りも悲しみも喜びも楽しみも特にない。ただ、おしゃれ映画でも奇をてらった映画でもないので嫌みもない。このなんにもなさがいかにもドキュメンタリー出身監督っぽい。が、あまりにないないづくしで、寝た。つーか長ぇー!まぁ、好きな人にはたまらないんだろうとは思う。

---
上記のコラムを書いた後、実際の事件について調べてみました。
http://www.b-square.org/sugamo.html
あの映画を見てて、感じた違和感はまさにこれだ。あんな過酷な生活の中、あんな健全な精神でいるわけないんだよね。人格を疑われるだろうが、正直自分はこのサイトの事件解説のが2時間半の美しい映画よりよっぽど興味深い。ただ、家族とこの話をした際「監督はこの事件があまりにもショックだったから、こうであってほしいっていう個人的な理想像を描いたんじゃないか」という意見も出てあぁなるほどな。とも思った。でもやっぱり実際の事件の映画化のが見たいぞ。

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DVD:誰も知らない
CD:映画「誰も知らない」サウンドトラック/ゴンチチ
CD:そら/タテタカコ
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漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他) (2004・日)

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★★★☆☆
90分/カラー
監督:山口雄大
脚本:増本庄一郎/加藤淳也
原作:漫☆画太郎
音楽:ホモサピ
出演:根岸季衣/矢部太郎/津田寛治/森三中/温水洋一/遠藤憲一

地獄甲子園に続き、漫☆画太郎原作の漫画を映画化。今回は5話オムニバス。まず、出演者が、元インパクト、元ツインカム、ピエール瀧、ホフディランの片割れ、元ウキエさん現カツオ、ソラミミストの安斎さん、大人計画の人などなどTVブロスなんかを買ってしまっている人にはおなじみそうな面々が勢揃い。で、肝心の内容はというと、普通に楽しく見れます。ただ短編集なので地獄甲子園ほどのスケールのでかさや感動はない。演出で同じ映像のリフレインを多様してるのは、漫☆画太郎がよくやるコピーの乱用を表現してるのかしら。最初は面白いけど、ちょっとしつこくて飽きる感じもなきにしもあらず。でも、なんだろ、この監督、嫌いじゃないな。一見無茶苦茶っぽいけど、きちんと分かりやすい撮り方をしていて、映画としてしっかりしてるように思う。ニュアンスとセンスだけの意味不明なおしゃれ監督よりよっぽど将来性があるかと。あと、音楽が意外と好き。ハデーヘンドリックスのギブミーチョコレートとかセンプテンバーのシュールなカバーとか。変態っぽいけど。
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ジョン・ゲイシー / GACY (2003・米)

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★☆☆☆☆
86分/カラー
監督:クライヴ・サンダーズ
脚本:デビッド・バーク
出演:マーク・ホルトン/チャーリー・ウェバー

シリアルキラー・ファイルとかいう実在した連続殺人犯のドラマシリーズの1つらしいが、まぁ衝撃的なまでに退屈!全然人が死なない。いや、死んでるけど、その肝心な部分がいっさいない!エロもグロもない!えーー。まぁ、主役のシリアルキラー、ジョン・ゲイシーを演じているのがピーウィーの大冒険でピーウィーの自転車を盗むデブだったのが、個人的にちょっと面白かったくらい。つか、このシリーズ他もダメかな?チャールズ・マンソンとかジェフリー・ダーマーとかあるみたいだけど。
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呪怨2 (2000・日)

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★★★☆☆
76分/カラー
脚本・監督:清水崇
出演:大家由祐子・芦川誠・藤井かほり・柳ユーレイ・斎藤繭子・ダンカン・諏訪太郎

やっとこのオリジナルビデオ版2を見ました。が、やはり1に勝ってないなぁ...。1の劇場版よりは好きだけど、なんだろなぁ。もちろんつまんなくはないけど。何かが足りない。もしかして、三輪ひとみ、明日美姉妹や栗山千明みたいなアイドルが出てきてないからか?そういえば、劇場版がイマイチだったのもそのせいかも。奥菜恵じゃなんか違うんだ。あぁ、結局自分にとって呪怨てホラーでなくてアイドル映画だったんだ。今更認識。
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マッハ!!!!!!!! (2003・タイ)

★★★☆☆
108分/カラー
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー

すんごい肉体を持ってるムエタイ名倉潤のアクション大作。とでも言いましょうか。とにかくこの名倉潤の跳躍力とスピードがすんばらしい。もうそこにいんの?!どんだけとべんの?!とびっくりし通し。「今すげー事やったけど一瞬でよくわかんなかった」と思ってるとスローモーションでもう一度やってくれる編集も嬉しい。が、ストーリー自体はかなりかったるい。戦い始めるまでにずいぶんと時間がかかる。村の危機とかどうでもいいよ!!アクションを見せろ!肉体を見せろ!カメラもピンボケばっかしてんじゃないよ!
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ディープ・ブルー / Deep Blue (2003・英・独)


★★★★☆
91分/カラー
監督・脚本:アラステア・フォザーギル/アンディ・バイヤット
ナレーション:マイケル・ガンボン
製作:BBCワールドワイド/グリーンライト・メディア

劇画オバQならぬ劇画ファインディングNEMOもしくはNEMOin世界残酷物語。シャチがアシカの子供を放ったり、クジラの子供を溺死させたり、シロクマがイルカにケンカ売ったり、深海生物はインベーダーゲームみたいだったり、ディスコライトだったり、鳥がずいぶん深くもぐったり、ペンギンが腹強打したり、エイがスライム(ドラクエ)に見えたり...はぁすげぇ。海って宇宙なみにすげかったんだ。満足!ただナレーションは終止シリアスだったのでヤコペッティくらいオチャメでもよかったかなって気もしたり。
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張り込み (2000・日)

★★☆☆☆
79分/カラー
監督:篠原哲雄
脚本:豊島圭介
出演:若林しほ/小市慢太郎/堺雅人/榊ゆりこ

ある主婦の家に刑事が張り込みだとズカズカ入ってくるが、刑事の本当の目的は...といった内容。ビジターQと同じくラブシネマというシリーズの一つだそうです。あまりにビジターQがすごかったから他のもと思って見てみたけど、うーん。なんでしょね。毒にも薬にもならないような感じというか。あまりにありがちな。平凡な雰囲気からだんだん狂気的になっていくみたいなのがやりたいんだろうけど、特に狂気は見えず。
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ビジターQ (2000・日)

★★★☆☆
84分/カラー
監督:三池崇史
脚本:江良至
出演:遠藤憲一/内田春菊/渡辺一志/中原翔子

元ニュースキャスターの父は家出した娘と援交。学校でいじめられている息子の家庭内暴力に耐えきれず母はヤク中。そんな完全に崩壊しきっている家族のもとに父の頭を石でカチ割った若い男が居候することになりいつしかバラバラだった家族が愛を取り戻してゆく(?)というまるで逆噴射家族とピンクフラミンゴを足したような変態家族映画。とにかくレイプあり殺人あり死姦ありのエログロオンパレードなんだが、何故か見終わると心温まるいい映画だったような気分に。完全に騙されてる自分。遠藤憲一と内田春菊の演技がすばらしい。
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アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦 / American Pie:The Wedding (2003・米)

★★★★☆
103分/カラー
監督:ジェシー・ディラン
脚本:アダム・ハーツ
出演:ショーン・ウィリアム・スコット/アリソン・ハニガン/ジェイソン・ビッグス/ユージーン・レヴィ

ちょっとエッチ(いやほぼ全編エロ?)なさわやか青春バカ映画アメリカンパイシリーズがジムとミシェルの結婚にてついに完結!1作目からずーっと見守ってきた身としては映画としてどうとかって冷静な評価はできません。祝!めでたい!前2作のメンツが全員集合してなかったのは残念だけど、回を増すごとに露出度バカ度が高くなるmy favoriteスティフラーがここにきて主役に!と言っても過言ではない大活躍っぷり。ピンクフラミンゴのディバインばりの衝撃シーンも軽快にこなし、下品きわまりないスティフラー節も絶好調。とにかくアメパイファン(特にスティフラーファン)は絶対見ろ!
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24アワー・パーティ・ピープル / 24 HOUR PARTY PEOPLE (2002・英)

★★★☆☆
115分/カラー
監督:マイケル・ウィンターボトム
原作:トニー・ウィルソン
出演:スティーヴ・クーガン/シャーリー・ヘンダーソン/アンディ・サーキス/ジョン・シム

ニューオーダーとかがいたファクトリー・レコードを軸にしたUK(マンチェスター)音楽史といいますか。ピストルズなどパンクブームから今のクラブ文化までの流れが非常にわかりやすく描かれてます。音楽は好きだけど、知識はなんにもない私としましては、大変勉強になりました。でもって、映画の内容もいかにもUKといった感じで、波瀾万丈で落ち込みそうな展開にもかかわらず、飄々としていてコント的にキザなトニー・ウィルソンは悲壮感がなくてナイス。ちなみにこのトニーを演じてる役者がDAILY SHOWでおなじみジョン・スチュワートに似てるのも個人的にツボ。
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ウォレスとグルミットおすすめ生活 (2002・英)

★★★☆☆
40分/カラー
監督:クリストファー・サッドラー・ロイド・プライス/ロイド・プライス/クリス・サドラー
脚本:ニック・パーク/クリス・サドラー/ロイド・プライス
声の出演:萩本欽一

待ってました!大大大好きな、ウォレスとグルミットの新作!映画じゃねーけど好きなのでコラム。これ、ネットでやってた短編をDVDにしたもので、無料版だけはチェックしてたんだけど、やっと全部見れたよ。いやぁあいかわらずカワイイですな。ウォレスの自己中なとこなんかクレイアニメじゃなかったらぶん殴りたいし、グルミットもホイホイ無茶な注文聞いてやんなよ!と思うんですが、やっぱ微笑ましい。朝ご飯を狂ったように用意してくれるオートシェフやら一人で買い物にいってくれる買い物カートやらリモコンなしでテレビのスイッチを入れられる大げさなシステムやらアホ新発明の数々も魅力的。欽ちゃんの吹き替えもあいかわらずトボけてていいねぇ。和む。でも、今までの長編に比べるとさすがに物足りないので、ホント早いとこ新しい長編を映画館で見たい!
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ビッグ・フィッシュ / BIG FISH (2003・米)


★★★☆☆
125分/カラー
監督:ティム・バートン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー/ビリー・クラダップ/ジェシカ・ラング/ヘレナ・ボナム=カーター/スティーブ・ブシェミ/ダニー・デビート

いい映画。全くもっていい映画。キャストも素晴らしいし最初から最後まで魅力的な展開。猿の惑星でどこへ行ってしまうのかと思われたティム・バートンだったけど、帰ってきたなという感じ。でも大人になっちゃった。お父さんのホラ話部分と現実の部分にあんまりコントラストがなくどちらも穏やかかつ静か。音楽もダニー・エルフマンにしてはワクワク感が多少うすかったような。ホットケーキを焼くからくりや火事から動物を救出などピーウィーの大冒険を思い出すようなシーンがちらっと入ったけど、やっぱどことなく押さえ気味。成熟した大人からすると、現実とホラ話がバランスよく共存している状態は十分ファンタジックかもしれないけど、まだまだ未熟な自分としてはホラ話が現実を完全に凌駕してほしかった。たぶん、それだったら号泣。
そういやものすごくどうでもいいんですが、このユアン・マクレガー、ハローバイバイのボケの方に見えてしょうがない。
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サンダーパンツ! / THUNDERPANTS (2002・英)


★★★☆☆
89分/カラー
監督:ピーター・ヒューイット
出演:ブルース・クック/ルパート・グリント/ポール・ジアマッティ

おならが止まらないという特異体質を持っているがために皆にいじめられている冴えない少年と鼻が悪いため唯一少年を疎まないオタク発明家少年の友情冒険活劇。という時点ですでに大バカな設定なんですが、おならメインでありながら下品さはなくむしろシュールな感じがするのがいかにもイギリスといったところ。だって、おならで鳥人間コンテスト優勝したり、おならが世紀の高音を歌い上げて世界的なテノール歌手に見いだされたり、おならのせいで殺人事件が起こり死刑宣告を受けたり、おならでロケットをとばし宇宙ステーションの危機を救ったりするんだから。なんかもう微笑ましいです。つーか発明家少年、どっかで見たことあんなぁって思ったらハリポタの子なのね。あまりに完璧なオタクぶりでわからなかった
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ジュラシック・パーク III / JURASSIC PARK III (2001・米)


★★★★★
93分/カラー
監督:ジョー・ジョンストン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール/ウィリアム・H・メイシー/ローラ・ダーン

誰がなんと言おうと大好きだ!ジュラシック・パークシリーズの中で一番の傑作だ!だって恐竜がいっぱいそれもしっかりと映ってる!いいんだ、学術的におかしい事だらけだって。僕らが夢見てる恐竜はこれだもの。思わず笑顔になってしまうね。ちなみに恐竜オタクのガキとおっさんが活躍して、生き残ってほしい人だけきっちり生き残る完璧なハッピーエンドも爽快。
いつか本物の恐竜が見れるようにならないかなぁ...。死ぬまでになんとかなって欲しいなぁ。
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くたばれ!ハリウッド / The Kid Stays in the Picture (2002・米)


★★★★☆
93分/カラー
監督・脚本:ブレット・モーゲン/ナネット・バースタイン
原作:ロバート・エヴァンズ

パラマウントの危機を救い今もなお現役の映画プロデューサー、ロバート・エヴァンズの伝記。実際の写真をちょいと加工して高度な紙芝居風にした映像に本人のナレーションという至極地味な仕様で、見始めて10分程度で飽きたなぁ...と思いきや、その後あまりに波瀾万丈かつ粋なエヴァンズの人生に最終的には感動。どんなにどん底な状況になっても復活するその懲りなさっぷり、見習いたいもんだ。
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スクール・オブ・ロック / The School of Rock (2003・米)


★★★☆☆
110分/カラー
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジャック・ブラック

ダメ人間のデブヒーロー、ジャック・ブラック満載映画!勉強漬けのエリート小学生にロック魂をたたきこむという本筋は、何か問題が起きたかと思えばごく簡単に解決し、あっさり展開。それだけに、ジャック・ブラックを見たいだけの人には好都合。変な顔、変な動きを心ゆくまで堪能できます。ただ、天才音楽っ子たち&ジャック・ブラックのライブなど音楽をしっかりきかせるシーンがもっとたくさん見たかった。ついでにジャック・ブラックが少しスマートになってたのも残念。またハイ・フィデリティんときくらいいっちゃって欲しい。
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ホーンテッドマンション / The Haunted Mansion (2003・米)


★★★☆☆
99分/カラー
監督:ロブ・ミンコフ
出演:エディ・マーフィー/ジェニファー・ティリー

ディズニーランドに行けばかならず1回は乗るこのアトラクション。おなじみのゴーストたちに会えるかなとワクワクしながら早速見てまいりました。結果、それなりに会えたけど何か物足りなさを感じるという感想。エディ・マーフィーは思ったほど違和感もなく、まぁ飽きずに見れたし、つまらなくはない。が、それ以上のものもない。屋敷のオーナーとその恋人との悲劇から呪いがかけられ...といった話よりも、ゴーストたちの大パーティみたいなのがもっと見たかったなぁ。中でもグリムグリニングゴーストの歌が一瞬しか聴けなかったのがとにかく不満。こちとらそれが聴きたくて金払ったのに!つーか、もう全編グリムグリニングゴーストのコンサート映画が見たいぞ!
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ルールズ・オブ・アトラクション / THE RULES OF ATTRACTION (2002・米・独)


★★★★☆
監督・脚本:ロジャー・エイヴァリー
原作:ブレット・イーストン・エリス
出演:ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク/シャニン・ソサモン/イアン・サマーハルダー/ケイト・ボスワース/ジェシカ・ビール

パルプフィクションが好きなので、自分はタランティーノ好きだと思っていたが、もしかするとロジャー・エイヴァリー好きだったのかもしれない。だって、キルビルよりこっちのが面白かったんだもの。ストーリー自体はドラッグ青春モノなのでありがちなんだが、個人個人の妄想も含めた思考の流れ感情の起伏がリアルである。さっきまで絶対としていたものがあっさりどうでもよくなったりするいい加減さ、本音と実際起こす行動の不一致など。そういえば同じ原作者のアメリカンサイコもそういった部分が面白かったな。ということは、もしかすると自分はこの原作者が好きなのか?どっちも本読んでねーけど。
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デッドコースター ファイナル・デスティネーション2 / FINAL DESTINATION 2 (2003・米)

デッドコースター
★★★★☆
90分/カラー
監督:デヴィッド・リチャード・エリス
出演:アリ・ラーター/A・J・クック/マイケル・ランデス/トニー・トッド

皆でワー!キャー!言いながら見るのに最高なこの一品。運命によってただただ登場人物が死んでいくのだが、そこは普通のホラーじゃございません。いかにもあぶなっかしい要素が次々にうつしだされ「さて、この人は一体どうやって死ぬんでしょーーか!?」っていうまるでクイズのような展開。そしてもったいぶらずに死ぬ瞬間をくっきりぱっきりあっさり披露。あまりに衝撃的かつ予想外な死にっぷりは怖いというよりヒャッホー!と叫んで笑ってしまう。それはまさにジェットコースター。邦題のセンスよすぎ!!
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プッシーキャッツ / JOSIE AND THE PUSSYCATS (2001・米・カナダ)


★★★★☆
99分/カラー
監督:ハリー・エルフォント/デボラ・カプラン
出演:レイチェル・リー・クック/タラ・リード/ロザリオ・ドーソン/セス・グリーン

いやいや、セス・グリーン(最初の数分だけだが)とレイチェル・リー・クックがスーパーアイドルだってんだから、ワシのために作ったんじゃねーのか?というみごとな配役。悪徳マネージャーもスパイキッズのフループだし、とにかくその他キャストもナイス!もうメンツだけで個人的には大満足である。でもって、ストーリーも現代のマスコミに踊らされた大量消費社会を軽快かつアホらしく風刺していて、なかなかいい出来。これでもう少しパンチの効いた音楽だったら満点なんだけどな。ちなみに金髪セクシー天然ボケドラムのタラ・リードが面白すぎてイチオシです。
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チアーズ!/Bring it on (2000・米)


★★★★★
100分/カラー
監督:ペイトン・リード
出演:キルスティン・ダンスト/エリーザ・ヂュシュク/ジェシー・ブラッドフォード/ガブリエル・ユニオン

最近、カップヌードルポークのCMがまんまこれのオープニングなんで、また思い出して見ちゃったり。一体何度見てるんだ?でもって毎回始まった途端、顔がにやけてにやけてしょうがない。はちきれんばかりのチア演技、無駄にサービスしまくってる水着で洗車シーンなどみどころ満載。スポ根なのに、太陽は僕の敵な自分が見ても嫌みは全く感じない。おそらくブサイクな顔でさわやかに頑張るキルスティン・ダンスト、音楽オタクなジェシー・ブラッドフォード、どことなくゴス美人エリーザ・ヂュシュクとメイン3人が典型的な体育会系キャラとは違うからだろね。さ、これ見て元気出してこ!
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リベリオン 反逆者 / EQUILIBRIUM / LIBRIUM (2002/米)


★★★★☆
107分/カラー
監督:カート・ウィマー
出演:クリスチャン・ベイル/エミリー・ワトソン/テイ・ディグス/アンガス・マクファーデン/ショーン・パートウィー

マトリックスのパチモンみたいなパッケージだったので全くノーマークだったが、見てみてびっくり。多少ストーリーはダルく感じるとはいえ、銃と東洋武術をみごとにミックスさせたガン=カタ戦闘シーンが恐ろしくカッコイイ。ブレイドや処刑人などで興奮した人は見といて損なし。特にラストの20分!
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ハイ・フィデリティ / HIGH FIDELITY (2000・米)


★★★★☆
114分/カラー
監督:スティーヴン・フリアーズ
出演:ジョン・キューザック/ジャック・ブラック/リサ・ボネ/ジョエル・カーター

いってみれば大人のラブ・ストーリー...なのだが、その大人ってのが30もすぎてなおモラトリアムな雰囲気を漂わせている音楽オタクなのである。見てるとすごく痛い気分に。心当たりがあるというかなんというか。誰も頼んじゃいないのになんでもトップ5を発表しちゃったり、マイベストテープとか作って流しちゃったり。あいたたた。と、まぁ本筋もなかなか面白いんだが、とにもかくにもジャック・ブラックに注目していただきたい!自分の嫌いなレコード売らない、ダサい奴にもレコード売らない、自分ボーカル希望でバンドメンバー募集してるけど誰も応募してこない、振り向けば半ケツ、と最悪なレコード屋の店員として大活躍。このデブ最高。
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ストーリーテリング / STORYTELLING (2001・米)


★★★★☆
87分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
出演:ジョン・グッドマン/セルマ・ブレア/マーク・ウェバー
音楽:ベル・アンド・セバス

まず、オープニングとエンディングの曲が無条件にいい。聞いただけで泣ける。とくにオープニングはシンプルながら美しい映像とセットになっていて現実逃避度は満点。
そして肝心の内容は、”「差別はしちゃいかん」という意識が強すぎて障害者や黒人に愚かな服従の仕方をする女子の前半部”と”ただ「テレビに出てビッグになりたい」とぼんやり思っているだけのダメ人間代表格受験生と体裁にこだわる家族とその家政婦とそのドキュメンタリー映画をとってる映画作家の後半部”の2部構成。
出てくる人間がどいつもこいつもしょーもない。が、そこが妙にリアルで全員に共感できてしまう。そこで起こっていることが現実的でないとしても、登場人物が何故こう言ったのか、何故こういう行動をとったのか、手に取るようにわかる。それが絶望的でありながらも他人を多少なりとも理解できたような気分になれて不思議と心地よい。
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パーティ★モンスター / Party Monster (2003・米)


★★☆☆☆
99分/カラー
監督・脚本:フェントン・ベイリー/ランディ・バルバート
原作:ジェイムス・セント・ジェイムス
出演:マコーレー・カルキン/セス・グリーン/クロエ・セヴィニー

ドラッグ、クラブカルチャー、ゲイ、友情、成功と没落、殺人事件と面白くなりそうな要素満載なのにどれか一つに絞らなかったために全てが中途半端。とはいえ、徹夜明けでも寝ずに最後まで見れたあたりは評価したい(映画というより自分を)。年齢も性別もよくわからない育ち方をしたマコーレ・カルキン、仮装大賞状態でほぼまともに顔を拝めないセス・グリーンと豪華キャストもいかしきれてない中、マリリン・マンソンだけはクール。

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※サントラ4曲目Money, Success, Fame, Glamour (remix)/Fleix Da Housecat vs. Pop Tartsは必聴!
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