HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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ジャックと豆の木 (1974・日)

ついに、DVDが発売されました!伝説の日本アニメ!

★★★★★
98分/カラー
監督:杉井ギサブロー
音楽:三木たかし/井上忠夫/都倉俊一/阿久悠(歌詞)
声の出演:市村正親/山本リンダ/悠木千帆(樹木希林)/西村晃/左とん平

「ミュージカルファンタジー」と堂々映し出され、ファンキーな音楽とサイケな映像にあわせて左とん平がシャウトするオープニング。もうその時点で満点差し上げる。が、そのワクワクが最後まで続くんだからホントにすごい。貧乏なのに悲壮感がないジャックと肝っ玉おっ母と演歌犬クロズビー、ムーグチックな楽器をひいてる不思議を売る男、オドロオドロしく薄気味悪い雲の上のお城、そこに住む気が狂ってとろんとした目のマーガレット姫、家来のねずみたち、ハート柄パンツでおそいかかる巨人チューリップ王子、巨人症息子を利用しお城のっとり計画進行中のすっげー怖いノワール夫人。ロック、ポップ、ファンク、ブルース、エレクトロ(?)、演歌(!)とバラエティに富んだ素晴らしい音楽の数々。いやもうかききれない。それくらい、いい。
子供の頃、とにかく何度も見た日本のアニメ映画はこれと銀河鉄道の夜なのだが、その2本が同じ監督の手によるものだと知ったのはつい最近。どっかの説教じみたロリコンを評価する前にこの人をもっと評価した方がいいんじゃないか?日本のアニメ好きの皆さん。つーかサントラCDとDVDを出してくれよ!!頼む!!(2004年4月11日 20時13分 記)

……と、思っていたら、ついに出ました〜〜!この記事を書いてから実に10年以上経って、DVD発売!感無量!

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DVD:ジャックと豆の木 [DVD]
CD:山本リンダBEST(挿入歌「奇跡の歌」収録)
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ハウルの動く城 / HOWL'S MOVING CASTLE (2004・日)

自分たちは特別だとかいって優越感に浸ってる気持ち悪い感じ。


★★☆☆☆
119分/カラー
監督・脚本:宮崎駿
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出演:倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、大泉洋

途中飽きてちゃんと見れてないから、
評価もなにもあったもんじゃないけど、
やっぱりなんだかな〜。

とりあえず、ハウルの声がなんか微妙と思ったら
木村拓哉なのか。なるほど。

冴えないオタク娘(ばあさん)と
ナルシスで勘違いしまくってるキモ男という
魅力のない者同士が
傷なめあって2人だけの世界に閉じこもってる感じ?
自分たちは特別だとかって優越感に浸ってるような 
気持ちのわる〜〜い感じ?

なんか、この主人公たち、
友達や仲間をあんまり大事にしないというか
いい人ぶってるけど、すごく利己的でヘコむ。 
これじゃ、友達いないのも仕方ないよな〜って思うけど、
そこは、周りの人間は悪だ敵だと決めつけてつっぱしる。
こういう人たちに振り回されるのすごく嫌だなと思ってヘコむ。

ジブリ作品てそゆの多いね。
友情があんまり出てこないつーか。
人付き合いつったら、
家族関係か恋愛関係か師弟関係みたいのばっかで。
ワイワイ楽しい仲間や友情ってのがなくて
どんよりした気分になる。

ま、散々酷評してきたが、唯一、 
パワーがなくなっちゃったボケばあさんと 
モサモサでふてぶてしい犬のコンビだけは
とてもカワイらしい。
この2人をメインにしたドタバタコメディだったら、 
すごく見たいのになぁ〜〜〜と心底思う。 
でも、そういう素敵なことはしないのが、ジブリ。

CD:ハウルの動く城 サウンドトラック [Soundtrack]
BOOK:魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 [単行本]

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フラガール (2006・日)

松雪泰子の衝撃的な美しさを堪能せよ!


★★☆☆☆
120分/カラー
監督:李相日
脚本:李相日、羽原大介
出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸部一徳、富司純子、高橋克実、寺島進

松雪泰子の美しさに唖然。衝撃。
パーフェクトなルックス。
キャラ設定も最高。
あれだけで見たかいがあった。
岸辺一徳もよい感じ。
蒼井優って、見た目は好みじゃないけど演技うまいな〜。
その他、役者陣はみんないい感じと思う。

が、内容は…
クライマックスありすぎ。
泣かせようとしすぎ。
別れだの和解だのがしつこく何回もあるので
だんだん、どうでもよくなってくる。飽きる。
しかも、それらのシーンになると
イチイチテンポが悪くなる。

ラストのフラダンスシーンは
それほどよくないのに無駄に長い。
チアーズのチアシーンくらい面白ければ
延々やってもらってもいいけどさ〜〜。
 

CD:フラガール plus 1
CD:フラガール~ ジェイク・シマブクロ
DVD:あなたもフラガール DVDで学ぶはじめてのフラレッスン

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崖の上のポニョ / PONYO (2008・日)

 M・ナイト・シャマランの迷走っぷりとかぶる

★★☆☆☆
101分/カラー
監督・脚本:宮崎駿
声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、土井洋輝、奈良柚莉愛


オープニングの映像がなかなかキレイだったので
もしや面白いのかな?と思いきや
やっぱりつまらないのがさすがジブリ。

親を下の名前で呼び捨てなのが
なんか気持ち悪い。

お母さんが躁鬱病なのかなんなのか
行動が不安定でヘコむ。

ポニョの変形がグロテスクなのは面白い。

が、そんなグロい奴にちょっと会って親切にしただけで惚れられて
災害まで起すほどストーキングされるというストーリーに恐怖。
アメリをみたときのような怖さ。

さらに今まで以上に全開なロリコン、マザコンテイストにも恐怖。
手塚治虫よろしく女子の変身フェチっぷりにも恐怖。

人魚姫、ピノキオ、海底2万マイル、パプリカ
その他いろいろ、なんかどっかで見たような要素ばかり。

最終的にたまたま1発当ててしまい、
周りから実力以上にチヤホヤされちゃったために
1人よがりな作品しかつくれなくなった
M・ナイト・シャマランにそっくりな迷走っぷり。
でも、あっちは若手だけど、こっちはじいさんなので
より物悲しい…
裸の王様をリアルにみたというか。

誰か教えてあげたらいい。
絵はうまいって認めるから映画はもうがんばらなくてもいいよと。
実際、本人はそういわれたいんじゃないか。
ポニョって名前つけたとき、もっとみんなが
それはないっす、そろそろ目を覚ましたらどうですか?
って正直につっこんでくれると思ったんじゃないか?
だってポニョだよ??正気の沙汰じゃないよ?

ちなみにこんだけクソミソに言ってますが
ナウシカやらラピュタやら魔女の宅急便やらに
比べたらだいぶ面白いとは思います。


<関連商品>
CD:崖の上のポニョ サウンドトラック
DVD:ポニョはこうして生まれた。 ~宮崎駿の思考過程~

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ジェネラルルージュの凱旋 (2009・日)

堺雅人の笑顔が小日向文世にそっくり
 ジェネラルルージュの凱旋
★★★☆☆
123分/カラー
監督・脚本:中村義洋
脚本:斉藤ひろし
原作:海堂尊
出演:阿部寛、堺雅人、竹内結子、羽田美智子、山本太郎

爽やかすぎて裏がありそうな堺雅人の笑顔が
愛しの小日向文世にそっくりだという事に気づいてから、
堺雅人にぞっこんである。
日本人で最も好きな顔、小日向文世に毛が生えた!万歳!
ということで、その境雅人と
日本人で最も好きな体型、阿部寛
を拝みたいだけで鑑賞。
感想、阿部寛と堺雅人がカッコイイ。
できれば阿部寛の立ち姿がもっと見たい。
ちなみに内容は、つまんなくはないが、正直どうでもよい。
あぁ、でも、やっぱり、小日向文世が若かったらなぁ…
若き日の小日向文世を拝みたい。

<関連商品>
DVD:チーム・バチスタの栄光
BOOK:ジェネラル・ルージュの凱旋(上)
BOOK:ジェネラル・ルージュの凱旋(下)

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パコと魔法の絵本 (2008・日)

ホラ、泣けよ!と脅されてるような涙カツアゲ映画
パコと魔法の絵本
★★★☆☆
105分/カラー
監督・脚本:中島哲也
原作:後藤ひろひと
出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、木村カエラ

非常に評価がしにくい。
主人公の女の子はかわいい。役所広司も泣かせる。
一見、雰囲気もチョコレート工場みたいで楽しそう。
でも、な〜〜んか全てが鼻につく。
全てがわざとらしい。
こういうのが好きなんだろ?ホラ笑えよ、泣けよ!
と脅されているような感じ。
弟が、涙カツアゲ映画と言っていたがホントそんな感じ。

<関連商品>
BOOK: パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)

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デトロイト・メタル・シティ (2008・日)

90年代、渋谷系にどっぷりハマってた恥ずかしい人必見!DMC
★★★★☆
104分/カラー
監督:李闘士男
脚本:大森美香
出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、松雪泰子、ジーン・シモンズ、秋山竜次、細田よしひこ、大倉孝二、岡田義徳、カジヒデキ

ピチカートファイブ、カヒミカリィ、コーネリアス、
カジヒデキ、小沢健二…と聞いて、ピンときたなら絶対見ろ。
松山ケンイチのあまりのキモさに、
渋谷系にハマってた若かりし頃を思い出し
居たたまれないこと間違い無し。
特にクラウザーさんが渋谷系バンドをやってる後輩と
遊園地のトイレでオシャレポップを
歌って踊る長回しシーンは、
なんのCGも効果も使っておらず
ただただ恥ずかしい。
が、映像や音響技術が発展したこのご時世で
これほどのアナログチープさはある意味衝撃的で、感動する。
ちなみに音楽が全部よい。
特に、金玉ガールズの「去勢せよ!」が素敵。


<関連商品>
CD:SATSUGAI/甘い恋人
CD:魔王/ラズベリーキッス
CD:デタラメ・マザコン・チェリーボーイ~for the movie~
CD:サリーマイラブ ~for the movie~
BOOK:デトロイト・メタル・シティ (1)
DVD:DMC MUSIC CLIPS

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バレット・バレエ/ BULLET BALLET (1999・日)

銃にとりつかれたダメ男のカッコよさにシビれる前半20分、以降普通。

★★★☆☆
87分/モノクロ
監督・脚本:塚本晋也
出演:塚本晋也、真野きりな、中村達也、 村瀬貴洋、鈴木京香、井川比佐志

恋人(鈴木京香)が銃で自殺し、
それ以来、銃にとりつかれている男の話。

最初の20分くらいはすごいカッコイイ!面白い!

と思ったのに、しばらくしたら
ヤク中とか、ヤクザとか、レオンのマチルダ的な女子とか
非常にありがちな展開に。

鉄男もそうだが、塚本晋也映画って
勢いとセンスだけは突出してるのに
何か足りない感があるのがもったいない。
面白いのに、最終的に見終わると普通というか。
やっぱりインディペンデント映画だから
予算とかそういう大人の事情で
やりきってない感が出てしまうんだろうか?


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CD:バレット・バレエ [Soundtrack]
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SURVIVE STYLE5+ (2004・日)

2時間も目的のないCMを見せられて、ぐったり。

★☆☆☆☆
120分/カラー
監督:関口現
脚本:多田琢
出演:浅野忠信、橋本麗香、小泉今日子、阿部寛、岸部一徳、麻生祐未、津田寛治、 荒川良々、三浦友和、 千葉真一

2時間、CMを見せ続けられているかのよう。
と思ったら、CM界で有名な人たちが作ってるのか、納得。

殺しても生き返る妻と、催眠術師の阿部寛のキャラクターは
なかなかカッコイイ。
カラフルな部屋他、セットもかわいいっちゃかわいい。
音楽の選曲もそこそこセンスがよく、ダサくない。
が、全ての要素の使い方に情緒が全くない。

たぶん、30秒くらい見るなら
どこを切っても確かに悪くないんだろうけど
それ以上は見てられない。疲れるったらない。
見たところで何も得るものもない。
強いて言えば、CM制作に興味がある人、
そういう業界を目指してる人には勉強になるのか?

映画ではないね。


<関連商品>
CD:「SURVIVE STYLE5+」Original Soundtrack
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A (1998・日)


★★★★☆
135分/カラー
監督:森達也
撮影:森達也/安岡卓治
音楽:朴保

サリン事件を起こしたオウムを許すことはできないが、これにうつされている荒木広報部長やその周りの信者たちをただオウムだからとやみくもに拒絶する社会ってまともだろうか?と思えてくる。部屋の汚さや修行がどうこういう部分は全く理解不能だが、それ以外はオウム信者といえど拍子抜けするくらい普通っぽい。そして、オウム側からのレンズ越しだと、オウムというだけでヒステリックになっている報道陣や警察や一般人の方がむしろ気味悪く見える。こう書くとオウム擁護だなどと短絡的に決めつける輩も出てくるだろうが、そうじゃない。どちらも同じという気がする。外で一悶着あって部屋に戻って信者たちがホッと一息ついて談笑してる様は一般人のそれと変わりがない。きっと、オウム信者に対していじめとしか見えないような扱いをしていた警官だって、職場や家に帰って同じようにやれやれ今日はまいったよ〜なんて話をしてるに違いない。本質が同じなのに、お互いが相手を理解しようと努力しなかった、できなかった結果があーゆー事件につながったのかもしれないね。

<関連商品>
BOOK:「A」?マスコミが報道しなかったオウムの素顔
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スウィングガールズ / SWING GIRLS (2004・日)

スペースチャンネル5の曲にだまされるな!よく考えろ!面白くないぞコレ!

★★☆☆☆
105分/カラー
監督・脚本:矢口史靖
音楽:ミッキー吉野/岸本ひろし
出演:上野樹里/貫地谷しほり/本仮屋ユイカ/竹中直人/小日向文世/谷啓

スペースチャンネル5が大好きなので一瞬いい映画なのかと勘違いしそうになったが、冷静に考えてみると映画としてはひどい。ウォーターボーイズもシルヴィ・バルタンの曲だけで、わりといい映画と勘違いしちゃってたことを改めて認識。反省。音楽の効果ってばおそろしい・・・。ということで音楽を抜きにしてみると、「きちんとドラマを見せるのはめんどくさいので、つまんないギャグや小手先の映像技術でお茶をにごしました」と言わんばかりの内容。ストーリーをないがしろにするなら、唯一光ってる選曲センスだけでも生かして、最後の演奏だけは中途半端に練習した素人ではなくプロの吹き替えにした方がよかったのでは?スクールオブロックの子たちくらいじゃないと感動できんよ。
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真夜中の弥次さん喜多さん (2005・日)

当時、読んでて全く意味不明だったのが、これでやっとスッキリ

★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:宮藤官九郎
音楽:ZAZEN BOYS
原作:しりあがり寿
出演:長瀬智也/中村七之助/小池栄子/阿部サダヲ/柄本佑/生瀬勝久/寺島進/竹内力/森下愛子/岩松了/板尾創路/桑幡壱真/大森南朋/おぎやはぎ/皆川猿時/古田新太/毒蝮三太夫/松本まりか/川口真理恵/あじゃ/前田綾花/松本真衣香/斉藤亜希子/勝俣幸子/山口智充/清水ゆみ/しりあがり寿/松尾スズキ/楳図かずお/中村勘九郎/毒蝮三太夫/研ナオコ/ARATA/麻生久美子/妻夫木聡/荒川良々

宮藤官九郎というと、ちらっとドラマなんかを見てみるとゲンナリするほどつまんないし、しりあがり寿もcomicアレ!で読んでたものの、絵汚いし、わけわかんねぇ!とあまりよい印象はなかったわけです。だから、どーせこれもアホな若者が喜ぶだけの寒い映画だろうと見てませんでした。が、家にビデオあったんで、たまたま見たらこれが案外よい出来でびっくり。もちろん、嫌いなテイストもなくはないですが、いろいろ納得できた。これだけの内容をきっちりわかりやすく、おとぎ話昔話風の雰囲気で形にするってのはかなり大変な作業と思う。で、宮藤官九郎の脚本って今まで、他人が映像化してたからおかしなことになってたんだろなという気もした。この人の脚本の正しい演技や映像やテンポってのはきっとこれ。原作の漫画についても、絵のせいで全然理解不能だったけど(まぁ全部は読んでないし)、ちゃんとしたストーリーがあったんだなとスッキリ。役者も主役をはじめなかなか嫌みがない演技でよい。中でもARATAのバーテンは印象的。唯一、面白くないのが松尾スズキ。この人、どの映画でも、「俺って面白いでしょ」オーラ出ちゃってて下手だなぁと思うのだけど、大人計画の舞台ではどうなの?うまいの?

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CD:「真夜中の弥次さん喜多さん」オリジナルサウンドトラック
CD:真夜中の弥次さん喜多さん 愛と幻覚のセレナーデ
BOOK:合本 真夜中の弥次さん喜多さん
BOOK:真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん
BOOK:くど監日記 真夜中の弥次さん喜多さん
DVD:真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション
DVD:真夜中の弥次さん喜多さんでおなじみヒゲのおいらん
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ナッシング / NOTHING (2003・カナダ・日)


★★★☆☆
89分/カラー
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:アンドリュー・ロウリー/アンドリュー・ミラー
音楽:マイケル・アンドリュース
原案:デヴィッド・ヒューレット
出演:デヴィッド・ヒューレット/アンドリュー・ミラー/モーリス・ディーン・ウィン(ナレーション)

CUBEの監督つーことで見てみた。なるほど。カンパニーマンで、こいつ何がしたいの??と思ったけど、3本見たら、ある意味納得。この監督、オタクなんだね。改めて考えると3本とも暇で哲学的なオタクの現実逃避って感じがする。だからある種非常に共感できる部分があって、中でもこのナッシングは下手したら歴史に残るダメ人間大作になりえたかもしれない。世の中のいろんな事が全部自分たちを不幸にしてるような気がして、もう何もかもめんどくさーーーい!つったらホントに何もなくなったっていう不条理でダメ人間にとっては夢のようなうらやましいストーリー、アイデア満載なおもしろい演出&映像、とくに90年代後半に流行ったようなちょっと切なくかわいい音楽のチョイスは絶妙。ただただ真っ白で何も無い中、自分の持ち物を少しずつ落としながらひらすら歩いてみる場面なんかは無意味に泣けてくる。が、見終わって一息つくとな〜んかクソ映画だったな・・・という気がしてしまうのは何故だろう。きっと手際がよすぎんの。全てがデジタルで頭でっかちな感じというか。そこがオタクで子供っぽくて薄っぺらい。あれでアナログ、リアルな雰囲気が出てたらものすごかったんじゃないかと思うと心底もったいない!!

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DVD:ナッシング
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オーディション / Audition (2000・日)

怖すぎ痛すぎ!でもグッとくる。日本ホラーで断トツのナンバー1!
オーディション
★★★★★
115分/カラー
監督:三池崇史
原作:村上龍
出演:石橋凌/椎名英姫/沢木哲/國村隼/石橋蓮司
やっと見れた!それもイギリスで。よくぞDVDもっててくれたアレックス!いやぁしっかし、こりゃ面白いわ。世界的に評判いいのも納得。気をてらったような演出、映像なんかなんもない。ラスト直前まで地味きわまりない。むしろ80年代のヘボいドラマのような雰囲気すら漂う。にもかかわらず、これまたどうして興味深い。先がどうなるのか気になって仕方ない。で、しまいにゃ、あれほどまともなドラマ風情だったのが夢だか現実だかわけわかんない感じにぐちゃぐちゃしてきて、衝撃の展開に!日本のホラーでここまでゾクゾクしたのは初だ。でもって、本気で怖い!そして痛い!痛い!痛い!痛すぎて笑う(人は限界を超えると笑顔になるね)!でもって役者もいいんだ。若くてピュアそうな女子との恋にウキウキしちゃってる石橋凌なんかホントに...哀れさ全開。いい!そんで、そのお相手、恐怖の女麻美も素晴らしい。そりゃ、ころっといっちゃうよ。そんな都合いい娘いるわけねーけど、みんなやられると思うね。とにかく三池作品の中でもかなりの傑作!必見!
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笑の大学 (2004・日)

★★★☆☆
121分/カラー
監督:星護
原作・脚本:三谷幸喜
音楽:本間勇輔
出演:役所広司/稲垣吾郎

真面目で厳しい検閲官と喜劇作家の友情物語。映画になったらどうなるのかと思ったけど、セリフそのまま。だから、イメージが全然違う!とかは思わない。音楽は古畑や世にも奇妙な物語の本間勇輔だし、監督はこれまた世にも奇妙な〜でおなじみ星護だし。メンツ的には好み。が、もし舞台を見ないでこれを見たらどうだろう??たぶん全然面白くない気がする。自分は舞台版が大好きなので、ここはこんなだったなあんなだったと思い出して笑ったり泣いたりできただけのような気がする。セリフこそ同じだけれど、映画は全てが表面的。役所広司と稲垣吾郎では笑いの技量が足りない。やっぱり西村雅彦と近藤芳正じゃなきゃダメなんだな。ちなみにこの話自体は全くもって素晴らしい。三谷幸喜の笑いへのバカバカしくも真剣な愛情に爆笑号泣。どんな状況下であれ笑いは忘れちゃいかん!笑いこそ癒し(癒し系グッズだの集めるくらいなら寄席に行け!)であり生きているということなのだ!余談だが、昔、爆笑問題の漫才で核兵器の代わりに笑い死にする兵器で人類大爆笑というネタがあったと思うが、あれにも笑いながら感動したっけ。あぁ、もう一度、舞台版が見たい。
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シベリア超特急3 (2002・日)

シベ超3
☆☆☆☆☆
企画・製作・脚本・監督・出演とにかく全部:水野晴朗 a.k.a. MIKE MIZNO
出演:三田佳子/宇津井健/西田和昭//内藤武敏/真柄佳奈子

三田佳子や宇津井健までも大根にみえる。さすがシベリア超特急。つか、1をテレビで見て衝撃を受けてから、早数年。今やシベ超というジャンルをも確立したともいえるこの猛進ぷり。ちなみに2はなんだかんだで見てません。もちろん4も見てません。つか、シベ超に金を払ったことはありません。この3もテレビで見ました。うん、そんなもんでいいと思うよ。やっきになって見るもんじゃないよ。危うく見そうになりがちだけども。つか、テレビだと、水野晴朗が「皆さんお待ちかね!この映画の登場です!」なんて言ってシベ超はじまるわけ。で、終わったらシベ超5の予告を本人がまぁ嬉しそうに語るんだからお得感強いよ。ちなみにシベ超は評価ゼロって決まってるから。
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ザ・スパイダースのゴーゴー向う見ず作戦 (1967・日)

★★★☆☆
監督:斎藤武市
脚本:倉本聰/才賀明
出演:堺正章/井上順/かまやつひろし/田辺昭知/井上孝之/大野克夫/加藤充(以上スパイダース)/林家こん平/イーデス・ハンソン/松原智恵子/柳家金語楼

ミスターかくし芸マチャアキのアイドル時代ですよ!華奢で中性的なルックス、天才的に面白い動きとリズム感、そして髪型!数年前、美容院でスパイダースのマチャアキみたいにしてくださいと注文し、ギャグととられた悲しい思い出もありますが、やっぱいいよ、この髪型。真似したいよ。動きも滅法真似したい。そして男前担当のジュンはやはりカッコイイ。どうみても外人だもん。でもってムッシュ他の音楽性もホントすんばらしい。と、スパイダース大好き話はこの辺にして、映画の内容ですが、これまたすごい。大磯ロングビーチ(ドキ!女だらけの水泳大会でおなじみ。いつしかやらなくなったな...)で歌の大会やってて(ヴィレッジ・シンガーズとかもちらとうつる)そこで優勝した美女が「私に向かってまっすぐ歩いてきた人の愛を受け入れます」なんて言ったのを真に受けてスパイダースが「じゃぁ行こう」と、ただひたすらまっすぐ歩くという。もちろんまっすぐ歩くわけですから、いろんな障害があるわけですがこれがまぁ無茶苦茶。刑務所に自ら入り、そこにマチャアキのドッペルゲンカーがいたり、死刑囚を尻目に13階段をのぼって何故かジュンが首吊って死んだり(でも、次のカットでは何事もなく生きてる。サウスパークのケニーの原点はこれか??)、家を破壊して通ったあと逆再生で元に戻したり、女子プロレスに乱入し最終的にクレーン車登場で勝ったり、外人妻がこん平と浮気してるのがバレて夫が2人を殺そうかどうしようか悩む横を通りながら「殺したがいいよ」「いや、話し合ったがいいよ」なんてお気楽かつバラバラなアドバイスをしていったり...あぁもう書ききれない。ちなみに挿入歌は大好きなメラメラとバンバンバンはなかったけど、ストーリーと関係なく急にナイスなお姉ちゃんたちが現れて素敵なステージでフルコーラス歌います。あと、オープニングがipodのCM(これまた原点??)みたいでクール。とこれだけ絶賛しといて★3つなのは、スパイダースがうつってないところは全然興味ないから。
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MIND GAME (2004・日)

MIND GAME
★★★★☆
103分/カラー
監督・脚本:湯浅政明
原作:ロビン西
音楽:山本精一
声の出演:今田耕司/前田沙耶香/藤井隆/たくませいこ/山口智充

漫画家を志す青年が大好きな幼なじみの前で情けなく殺されるが神様に背き、復活した途端ヤクザに追われクジラにのまれ、クジラの中で30年暮らしてるじいさんと恐竜と仲良く生活。が、やはり外の世界に出たいと頑張る。そんなストーリーなんだが、そんなことはどうでもいい。とにかく音楽!!音楽が流れるとなんだか泣きそうになって、はたと気づいた、これ山本精一じゃん!?昔からボアダムズ好きだのなんだのゆってたけど、誰が好きってEYEでもヨシミちゃんでもなく山本精一。この人の音楽は何故にこうも簡単に自分の涙腺を緩めるのか。神様に死んだと言われて流れる寂しいかつ優しい歌やらラストのめくるめく回想シーンで流れる曲などどれもこれもグッとくる。ちなみにこの映画、ストーリーより音とイメージの連続な感じはビートルズのイエローサブマリンのようで、映像のスピード感、迫力、アイデア等々なかなか素晴らしい。が、元々のキャラの造形が肌にあわない。乳首がすけてるTシャツ着てたり、ぬいぐるみ帽子(?)かぶったり、じいさんのヒゲをキュっと結んだり、そういうのがちょっと違う。ロビン西の漫画て感覚的には共感できるが、絵がどうも苦手なんだよなぁ。勢いはあるけど雑っていうか。非常に残念。この音楽で、この演出で、この話で、もっといい絵だったら歴史に残る大傑作だったに違いない。

<関連商品>
BOOK:マインド・ゲーム/ロビン西
※コミックアレ!に連載されてた原作の復刻。アレ!って真夜中の弥次さん喜多さんとか今や伝説的な人気漫画がいっぱいだったねぇ。ろくに内容覚えてねーけど。
CD:マインド・ゲームサウンドトラック
※ボアダムズ、想い出波止場、羅針盤などの山本精一!!必聴!!
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バーバー吉野 (2003・日)


★★☆☆☆
96分/カラー
監督・脚本:荻上直子
出演:もたいまさこ/米田良/大川翔太/村松諒/宮尾真之介/桜井センリ

町の伝統で吉野ガリと呼ばれるかりあげヘアを強要されている小学生男子がおしゃれに目覚めて大人たちに反抗する、ノスタルジック青春物語。都会からきたオサレな転校生、秘密基地でエロ本、クラスのちょっと大人びた女子が好きだと皆で告白、お父さんリストラで川辺で息子と男同士の語らい、校門で髪型チェック、皆で家出などなどベタなネタの連続。もたいまさこなど役者陣はなかなかよいのでクスっとするとこもあるけど、爆笑とまではいかない。昭和の男子の生活ってこんなだよねっていうステレオタイプの安いイメージばかりなので、リアルさに欠けて懐かしいとか共感できない。結局、つまんなくはないけど、見たところでどうってこともないなぁ。
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大冒険 (1965・日)

大冒険
★★★☆☆
106分/カラー
監督:古沢憲吾
出演:ハナ肇/植木等/谷啓/犬塚弘/安田伸/石橋エータロー/桜井せんり(以上クレイジー・キャッツ)/団令子/越路吹雪

深夜、テレビにて途中から鑑賞。クレイジー・キャッツ結成10周年記念のアクションコメディ映画だそうですが、なんすかこれは!敵はナチス(終盤にはヒットラーも当然登場。「やっぱ生きてたんだぁ」なんて植木等がお気楽な感想を述べる)。その手下で日本に送りこまれてるのが越路吹雪!何故か谷啓が民間発明家でカラーコピーを発明。植木等はさらわれた谷啓の妹団令子(どことなく若い頃の加賀まりこ似)を助けようと追うがナチスやら警察(ハナ肇他)やらに逆に追われて、車にへばりついてトラックへダイブ、ビルの屋上から突き落とされるが無事着地(突き落とした奴は一緒に落ちて死亡)、クレーンで吊らされるなど様々なアクションをこなし「面白かった」「いい運動になった」と散々な目にあってるのに尋常じゃないポジティブシンキンを披露。さすが無責任男。それから、まぁいろんな事があってつっこみどころ満載なまま展開し、急にドーンガーンドンガラガッタ♪(大冒険のテーマ、そのまんまな曲名!!)とクレイジー・キャッツのライブで終了。東京オリンピックやら万博やらでエネルギッシュだったこの頃の日本がなんだかうらやましい。
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アイデン&ティティ (2003・日)

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★★★☆☆
118分/カラー
監督:田口トモロヲ
脚本:宮藤官九郎
原作:みうらじゅん
出演:峯田和伸/麻生久美子/中村獅童/大森南朋/マギー

バンドブームに乗ってデビューした若者たちのロックな青春物語なだけあって、イカ天世代には懐かしの面々が実際に出てきます。不器用にしか生きられない主人公の気持ちもわかります。普段は大嫌いな宮藤官九郎の脚本も今回は奇をてらった嫌みな感じもなく、大好きな田口トモロヲの初監督としての技量もなかなかだと思います。が、しかし、なんとなく満足しない。みうらじゅんて非常に面白いけど、語りだすと長くてけっこう飽きるよねぇってよく思うんだが、まさにそんな。原作読んでないけど、きっとこのままなんでしょう。それと全体的に音楽がよくない。ラストのボブディランだけはすごくいい。やっぱディランて才能あんだなぁと。別にファンじゃないけど。関係ないけど、人を呼ぶとき君君言ってるのが耳につく。不愉快。自分もよく言うので悔い改めようと思った。ちゃんと名前で呼びましょう。そういや、主人公の彼女は完璧すぎやしないか?オタクの夢そのものじゃん。タランティーノもそうだけど、恥ずかし気もなくこういう妄想を平気で語れる人って人気あるよね。

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DVD:アイデン&ティティ
CD:アイデン&ティティ/オリジナルサウンドトラック
BOOK:アイデン&ティティ・プライマルブック/『アイデン&ティティ』製作委員会
BOOK:アイデン&ティティ?24歳27歳/みうらじゅん
BOOK:アイデン&ティティ32?アイデン&ティティ第3部/みうらじゅん
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IZO (2004・日)

IZO
★★☆☆☆
128分/カラー
監督:三池崇史
企画・原案・脚本:武知鎮典
出演:中山一也/桃井かおり/松田龍平/美木良介/高野八誠 /原田龍二/石橋蓮司/山本太郎/秋野太作/大橋吾郎/原田大二郎/ミッキーカーチス/遠藤憲一/寺島進/高瀬春奈/中山麻理/菅田俊/松田優/本宮泰風/宮本大誠/石山雄大/TEAH/村上竜司/中島宏海/夏山千景/伊藤秀裕/中村一議/長谷川誠/シーザー武志/古井榮一/武蔵拳/伊藤靖司/須藤雅宏/山口祥行/山口仁/ERIKU/加藤正人/塩田時敏/山之内幸夫/高島優子/天手千聖/宮本浩光/内田裕也/及川光博/緒形拳/岡田眞澄/大滝秀治/片岡鶴太郎/勝野洋/樹木希林/篠田三郎/ジョー山中/曽根晴美/友川かずき/長門裕之/夏樹陽子/原田芳雄/ビートたけし/ボブ・サップ/魔裟斗/松方弘樹/力也

幕末のテロリスト、人斬り以蔵の怨念が時空を超えて蘇る...といった内容で、それはもう斬って斬って斬りまくる。わけだが、これがまぁ眠い!金払ったんだから見なくちゃと思うんだが、起きては寝て起きては寝て。映画も斬っちゃ歌って移動して斬っちゃ歌って移動しての繰り返し。どこで起きても同じ場面。90分くらいに短縮してもよかったんじゃないの??でもってどのシーンもなんかの映画の使い回しでやっつけな感じ(千年女優とかメリーに首ったけとかエヴァンゲリオンとか過去の三池崇史作品とかその他いろいろ)。主演の人も見た目の存在感は確かにあるんだが、一声発するとどうにも大根(うなるだけでも)。唯一、友川かずきが歌ってるところはなんか興味深かったかな。結局、上映後、前に座っていたカップルの彼氏の方が彼女に「ホントごめん!!ホントごめん!!」と謝り倒してたのが一番面白かった。
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夢二(1991・日)

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★★☆☆☆
128分/カラー
監督:鈴木清順
脚本:田中陽造
写真:荒木経惟
出演:沢田研二/毬谷友子/宮崎萬純/広田玲央名/原田芳雄

竹久夢二と彼をとりまく女たちの悪夢のような愛憎劇...?なのかな?大正ロマンあふるる美しい映像、エキセントリックな演出などなど映画のテイストとしてはかなり好み。とくに冒頭の紙風船まみれなシーンからピストルで撃たれるまでなんかは素晴らしい。が、全く意味がわかりません。話がすすむにつれますますわかりません。ストーリーがわからないってのは別にいいんだけど、登場人物の感覚がどうにも自分と共通してないようで、とにかく「はて?」という感想。ジュリーも大好きなんだけど、このときすでに...。もっとスタイルがよかったなら...。残念。
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誰も知らない (2004・日)

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★★☆☆☆
144分/カラー
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:柳楽優弥/北浦愛/木村飛影/清水萌々子/韓英恵/YOU/遠藤憲一/寺島進/木村祐一

主演の子がカンヌで最優秀男優賞を史上最年少で受賞し一躍有名になった本作。母親に捨てられた4人兄弟の生活という全く盛り上がりにかけそうな内容をどう扱っているのか気になり、マスコミに踊らされた形で見にゆく。結果、予想通りになんもない!!驚くほどなんもない!!人間の嫌な部分を丸々カットした、サバイバルなはずなのに案外こギレイな子供たちの生活が淡々と映し出される。見ていて怒りも悲しみも喜びも楽しみも特にない。ただ、おしゃれ映画でも奇をてらった映画でもないので嫌みもない。このなんにもなさがいかにもドキュメンタリー出身監督っぽい。が、あまりにないないづくしで、寝た。つーか長ぇー!まぁ、好きな人にはたまらないんだろうとは思う。

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上記のコラムを書いた後、実際の事件について調べてみました。
http://www.b-square.org/sugamo.html
あの映画を見てて、感じた違和感はまさにこれだ。あんな過酷な生活の中、あんな健全な精神でいるわけないんだよね。人格を疑われるだろうが、正直自分はこのサイトの事件解説のが2時間半の美しい映画よりよっぽど興味深い。ただ、家族とこの話をした際「監督はこの事件があまりにもショックだったから、こうであってほしいっていう個人的な理想像を描いたんじゃないか」という意見も出てあぁなるほどな。とも思った。でもやっぱり実際の事件の映画化のが見たいぞ。

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DVD:誰も知らない
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CD:そら/タテタカコ
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漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他) (2004・日)

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★★★☆☆
90分/カラー
監督:山口雄大
脚本:増本庄一郎/加藤淳也
原作:漫☆画太郎
音楽:ホモサピ
出演:根岸季衣/矢部太郎/津田寛治/森三中/温水洋一/遠藤憲一

地獄甲子園に続き、漫☆画太郎原作の漫画を映画化。今回は5話オムニバス。まず、出演者が、元インパクト、元ツインカム、ピエール瀧、ホフディランの片割れ、元ウキエさん現カツオ、ソラミミストの安斎さん、大人計画の人などなどTVブロスなんかを買ってしまっている人にはおなじみそうな面々が勢揃い。で、肝心の内容はというと、普通に楽しく見れます。ただ短編集なので地獄甲子園ほどのスケールのでかさや感動はない。演出で同じ映像のリフレインを多様してるのは、漫☆画太郎がよくやるコピーの乱用を表現してるのかしら。最初は面白いけど、ちょっとしつこくて飽きる感じもなきにしもあらず。でも、なんだろ、この監督、嫌いじゃないな。一見無茶苦茶っぽいけど、きちんと分かりやすい撮り方をしていて、映画としてしっかりしてるように思う。ニュアンスとセンスだけの意味不明なおしゃれ監督よりよっぽど将来性があるかと。あと、音楽が意外と好き。ハデーヘンドリックスのギブミーチョコレートとかセンプテンバーのシュールなカバーとか。変態っぽいけど。
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呪怨2 (2000・日)

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★★★☆☆
76分/カラー
脚本・監督:清水崇
出演:大家由祐子・芦川誠・藤井かほり・柳ユーレイ・斎藤繭子・ダンカン・諏訪太郎

やっとこのオリジナルビデオ版2を見ました。が、やはり1に勝ってないなぁ...。1の劇場版よりは好きだけど、なんだろなぁ。もちろんつまんなくはないけど。何かが足りない。もしかして、三輪ひとみ、明日美姉妹や栗山千明みたいなアイドルが出てきてないからか?そういえば、劇場版がイマイチだったのもそのせいかも。奥菜恵じゃなんか違うんだ。あぁ、結局自分にとって呪怨てホラーでなくてアイドル映画だったんだ。今更認識。
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張り込み (2000・日)

★★☆☆☆
79分/カラー
監督:篠原哲雄
脚本:豊島圭介
出演:若林しほ/小市慢太郎/堺雅人/榊ゆりこ

ある主婦の家に刑事が張り込みだとズカズカ入ってくるが、刑事の本当の目的は...といった内容。ビジターQと同じくラブシネマというシリーズの一つだそうです。あまりにビジターQがすごかったから他のもと思って見てみたけど、うーん。なんでしょね。毒にも薬にもならないような感じというか。あまりにありがちな。平凡な雰囲気からだんだん狂気的になっていくみたいなのがやりたいんだろうけど、特に狂気は見えず。
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ビジターQ (2000・日)

★★★☆☆
84分/カラー
監督:三池崇史
脚本:江良至
出演:遠藤憲一/内田春菊/渡辺一志/中原翔子

元ニュースキャスターの父は家出した娘と援交。学校でいじめられている息子の家庭内暴力に耐えきれず母はヤク中。そんな完全に崩壊しきっている家族のもとに父の頭を石でカチ割った若い男が居候することになりいつしかバラバラだった家族が愛を取り戻してゆく(?)というまるで逆噴射家族とピンクフラミンゴを足したような変態家族映画。とにかくレイプあり殺人あり死姦ありのエログロオンパレードなんだが、何故か見終わると心温まるいい映画だったような気分に。完全に騙されてる自分。遠藤憲一と内田春菊の演技がすばらしい。
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生きる (1959・日)

★★★☆☆
143分/モノクロ
監督:黒澤明
出演:志村喬/日守新一/田中春男/千秋実/左卜全/菅井きん

古い名作映画というのは偉大な噂が先行して、実際見るのとイメージが違うものがよくある。これはまさにそれ。癌になり初めて生きる意味を知る初老男のシリアスなお涙頂戴感動映画かと思いきや、実はコミカルかつ皮肉なある種トッド・ソロンズ作品のような内容。前半は役所で地味に働いていた男が病院へ行き、どうやら癌らしいのだが、これから自分が何をしていいかわからず酒を飲みストリップへ通い、しまいにゃ若い娘のストーカーをする様がひたすらコントタッチで描かれる。そして若い娘に諭されて仕事にやりがいをみつけるところで場面は変わりもう葬式の後半部分へ。ここからは滑稽な役所の人間、男の事をなにも理解できずに終わった息子夫婦や親類、職務怠慢警官など死んだ男よりよっぽど残念な生きてる人々の様子が浮き彫りに。結局感想としては役所の人間、働けよ!!ということで、公務員や政治家などは全員これを見て幸せに死ぬためにちゃんと働こうと思っていただきたい。ちなみになかなか面白い娯楽作品ではあるが、クールというかあまりに作りがうますぎて感動するすきがなかったので★は3つ。黒澤明ってけっこう恥ずかしがりやなんじゃない?
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鉄男 (1989・日)


★★★☆☆
79分/モノクロ
製作・監督・脚本・美術・撮影・照明・編集・特撮・出演:塚本晋也
出演:田口トモロヲ/藤原京/叶岡伸/六平直政/石橋蓮司

はぁ。こりゃ確かにすごい。映像に力がある。これを見た日はきちんと悪夢を見れそうだ。突然鉄になりだした男の話?なんで戦ってるの?つーか戦ってる相手誰よ?と始終意味不明なんだがラストはまぁ男気を見せたというか、カッコイイことだけは納得。が、★は3つどまりとさせていただきます。何故かというと登場人物たちがこの現象をどう感じているかさっぱりわからなかったのと緩急の緩の部分がもう少しあってもよかったと思うから。
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