HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズおすすめSF映画

デヴィッド・ボウイが亡くなった。実のところ、彼の音楽はあんまり聞いたことがなく、詳細をよく知らない。かろうじて、ラビリンスや戦場のメリークリスマスで役者やってたなとか、のんきな老夫婦が放射能に蝕まれていく衝撃のアニメーション映画、風が吹くとき(レイモンド・ブリッグズ原作)の音楽をやってたな、と映画での印象が少しある程度。でも、なんといってもデヴィッド・ボウイの映画界における、もっとも重要な功績は、息子ダンカン・ジョーンズという才能を残してくれたことではなかろうか。

ということで、ダンカン・ジョーンズが監督した2作をご紹介。どちらも、予想外すぎるラストとSF好きにはたまらない世界観。世にも奇妙な物語とか藤子F不二雄のSF短編などが好きな人にオススメです。マジで大好き、この監督!

---------
 

月に囚われた男 / MOON (2009・英)




★★★★★
97分/カラー
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ネイサン・パーカー
出演:サム・ロックウェル
 

月でエネルギー資源の発掘業務に携わる1人の男サム・ベル。孤独の中、毎日単調な作業をこなしているが、そろそろ任務期間が終了するので、地球で待ってる家族の元へ帰るのを楽しみにしている。そんなある日、作業中事故にあい、倒れてしまう。気づくと、基地へ戻っていたのだが何かがおかしい……という、SFサスペンス。

とにかくラスト。なんかもうラストが素晴らしい。なので、ストーリー的に何にも話せない。珍しいのは、普通だったら、これを衝撃のラストに持ってくるだろうという謎が、あっさり途中で明かされること。だから、初めて見た時と、2回目、謎を知ってる状態で見たときでは、印象がだいぶ違うんだよね。初回は、一体これからどうなるんだ?というハラハラドキドキ感が面白い。で、2回目は切ない人間ドラマの印象が強い。とにかく、ストーリーに関しては見てください。それしか言えない。

それから、全体的に2001年宇宙の旅を思わせる60年代風なのが良い。完全に自分好みのテイスト。暇つぶしに見てるビデオが奥様は魔女ってあたりとか。

そして、キャラクターもそれぞれいい感じ。主人公が優秀な宇宙飛行士というより、普通の雇われ作業員な感じが、裏2001年宇宙の旅とも称されるジョン・カーペンターのデビュー作、ダーク・スターに出てくるタルビーみたいだったり。ちなみに、かつてauから発売されてたデザイン携帯にタルビーってのがあったけど、その名前はデザイナーがダーク・スターのファンだったかららしい。個人的に、ケータイ史上、一番好きな携帯でした。話は戻って、ほとんど、そんな主人公しか出てこないわけだけど、もう1人?重要なキャラが人工知能。2001年のHALもコンピュータのくせに人間らしくて泣けるけど、あれとはまた違った人間らしさを発揮してて、なんかすごく好き。

ただ、残念なのは、全体的にちょっとテンポが悪いのよね。1時間半という短さなのにもかかわらず、途中で少し飽きちゃう。でも、やっぱ大好きだなこの映画。

---------

 

ミッション:8ミニッツ / SOURCE CODE (2011・米)




★★★★★
93分/カラー
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ベン・リプリー
出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト
 

列車の中で目覚めると、知らない人物の名前で呼ばれている主人公。鏡を見ると自分ではない顔が写っている。訳も分からないまま、乗ってる列車が爆発して死亡。目覚めると、暗いカプセルの中だった。実は、主人公は、過去に起こった爆弾テロの事故現場を再現した8分間のプログラムの中に入って犯人を捜す任務を任されていた。プログラム内で何度も同じ8分間を繰り返し、失敗しながらも徐々に事故の真相がわかっていく……というSFアクション。

これまたラストがすごい!誰が犯人かっていう推理モノかと思いきや、それだけじゃなかった〜!むしろ、そのあと!SF魂が炸裂。SF好きは、ラストの余韻に2、3日浸っちゃうこと間違いなし。そして、粋な人間ドラマも、たまりません。やっぱりストーリーはこれ以上は、何も言えません。実際に見て確認してください。

映像と音楽は、昔のスパイものっぽい雰囲気があって良い感じ。そして、話のテンポも良く、飽きずに最後まで見れる。ただ、テンポよすぎて、あっさりしてる感じもするけども。とはいえ、そこがむしろ、なんとなく軽いアクションが見たいな〜って気分の時に暇つぶし娯楽作として消費するのにもちょうど良さげなので、がっつりSFファン以外でも楽しめそう。間口が広いというか。


---------


以上、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズの映画、見たくなったかな?どうかな?てか、この監督って、SFとか禅とか好きだよね。で、どちらも根底に「権力者たちに抑圧され知らぬ間に自由を奪われている人々の反逆」みたいな、ある意味ロック的な思想を感じる。その辺、お父さんの影響があったりするのかしらね。

ともかく、新作が楽しみだ!
 

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フルメタル・ジャケット / FULL METAL JACKET (1987・米)

汚い言葉と超アゲアゲな音楽で、戦争の嫌さを訴える。


★★★★★
116分/カラー
監督:スタンリー・キューブリック
原作:グスタフ・ハスフォード
出演:マシュー・モディーン、アダム・ボールドウィン、ヴィンセント・ドノフリオ、R・リー・アーメイ、ドリアン・ヘアウッド、アーリス・ハワード、ケヴィン・メイジャー・ハワード、エド・オロス、ジョン・テリー、キーロン・ジェッキニス、カーク・テイラー

何回見ても、やっぱすごい。
基本的に戦争映画って、あんまり興味ないんだけど、
キューブリックのは、突撃も、これも、衝撃度がすごい。
なんつーか、本当に戦争嫌いなんだろうなぁって気がする。

いや、戦争嫌いっていうか
赤の他人に大義名分とかくだらん理由で
支配される命令されるってのが
大嫌いなんだろうなって思う。
すっげーーーわかる。その感覚。

国のためだかなんだか知らないけど、
理不尽にいじめられたり、
理不尽に人殺したり、
したくないんじゃ、ボケ!!
っていう感じ。

前半のデブのエピソードは、
もう本当に精神が追いつめられて ヘコんでくる。
と思いきや、一転、
後半はアッパーなBGMで
イケイケノリノリに描かれてるのが
これまた、すごい悪趣味というか。
前半の鍛錬に耐えたらマヒしてこうなるんかな〜っていう。
特にThe Trashmen のSurfin' Birdの
まさにトラッシュな高揚感と戦争シーンとのコラボが
なにやら異様に気持ちいいので必見。

でも、やっぱり、我に返って
自分たちの状況を直視してしまったら、
ものすごい鬱が襲ってくる。
そらもう、ミッキーマウスマーチでも歌って
現実逃避するしかないな…。
で、ローリングストーンズの
Paint It Blackで締めると。
こんな世の中、真っ黒にしちまえ!もう全部!

The Trashmen - Surfin Bird - Bird is the Word 1963


Rolling Stones - Paint It Black


CD:Full Metal Jacket: Original Motion Picture Soundtrack [CD, Soundtrack, Import, From US]
BOOK:フルメタル・ジャケット (角川文庫) [文庫]
BD:【初回限定生産】フルメタル・ジャケット 製作25周年記念エディション (2枚組) [Blu-ray]

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ローラーガールズ・ダイアリー / WHIP IT (2009・米)

腕っぷしの強そうなお姉さんいっぱい!でも、主役の子がイマイチ。


★★★☆☆
112分/カラー
監督:ドリュー・バリモア
脚本:ショーナ・クロス
出演:エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、ジミー・ファロン、ダニエル・スターン、アンドリュー・ウィルソン、イヴ、アリア・ショウカット、ゾーイ・ベル、ランドン・ピッグ、アリ・グレイナー、ユーレイラ・シール、カルロ・アルバン

娘をミスコンで優勝させたい
おしとやかなステージママと
ローラーゲームに闘志を燃やす娘の
スポ根性&母子愛ドラマ。

ドリューバリモア率いる弱小ローラーチームの
あばずれ感がなんとも素敵。
しかも、ライバルチームのボスは
ジュリエットルイスw!
そんなお姉さんらが、ローラースケートで
ガツガツ乱闘してるんだから、興奮しないわけがない。
こういうデスプルーフ的なワイルド女子が
いっぱい出てくるとそれだけで心が躍るね。

でもって、女子だけでなく、
少々なよったバンドマンの彼氏もなかなかカッコよし。

ということで、ストーリーどうこうよりも
出てくる魅力的な人々を観察してるだけでも面白い。

が、肝心の主人公の子がどうしても好きになれない。
この感じ前にもあったな…
と思ったら、JUNOだ。
つか、主役の子一緒じゃん。
どうも、エレン・ペイジって
好感もてないのよねぇ〜。
結局、顔がオタクっぽいのが嫌なだけかも?
でも、スーパー!のときだけは、
まんまキレたオタク役だったからか輝いてたな〜。
もっとあーゆーいっちゃってる役やって欲しいな。

CD:Whip It [Import, From US]


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サーフズ・アップ( / SURF'S UP (2007・米)

ペンギンかわいい!サーフィン爽快!が、ギャグ寒すぎ!


★★★☆☆
85分/カラー
監督:アッシュ・ブラノン、クリス・バック
出演:シャイア・ラブーフ、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、ゾーイ・デシャネル、ジョン・ヘダー、ディードリック・ベーダー、マリオ・カントーネ
出演:小栗旬、山田優、マイク眞木、清水ミチコ、楠大典、山寺宏一、佐藤せつじ、真殿光昭

サーフィン大会を目指して
故郷の南極から南国へやってきた
新人ペンギンサーファーのスポ根CGアニメ。

なぜ、ペンギンとサーフィン??
なぜ、偽ドキュメンタリー風な演出??
疑問がいっぱい。

そして、全体的にお笑いテイストなのだが、
いかんせんギャグが寒すぎて
途中で見るのをやめようかと思ってくる。

が、我慢して見ていると、
子ペンギンたちや
共食いペンギン族などキャラの造形や動きなどが
かわいらしくて、ちょっと癒される。

さらに、最後のサーフィンの試合シーンなどは
ど迫力で予想以上に本気。

サーフィンなんて何がおもしろいのか
全くわからなかった人間ですら、
「波に乗ったときの大自然との一体感!最高だよね!」
なんて、気分になる。

よって、現実では、
サーフボードにへばりついたものの
へっぴり腰で波に乗るどころか
どんどん沖へ流された…なんて人でも
妄想サーフィンが楽しめるのでおすすめです。

ただし、本当にストーリーはつまんないので
映像以外はぐっと我慢です。

ところで、日本語版て、
小栗旬と山田優が声やってんだ。
これがきっかけだったとか??


CD:サーフズ・アップ オリジナルサウンドトラック [Soundtrack]


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私の中のあなた / MY SISTER'S KEEPER (2009・米)

病気の子を抱える家族の苦悩と愛情…が、そんなに上手には描けてない。


★★★☆☆
110分/カラー
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ジェレミー・レヴェン、ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ソフィア・ヴァジリーヴァ、ジョーン・キューザック、トーマス・デッカー、ヘザー・ウォールクィスト、エヴァン・エリングソン、デヴィッド・ソーントン

白血病の姉を助けるために
ドナーとして人工授精で生まれた妹が
ドナーになることを拒否し、両親を訴える。
けっこう過酷な状況の家族愛ドラマ。

キャメロンディアスのヒステリックな演技とか
病気の子の具合悪そうな感じとか
けっこう頑張ってるとは思う。
悪い人がでてこないのも嫌いじゃない。
が、なーんか感動しない。
なんでだろう?

病気の子を抱える家族の苦悩と愛情
っていうテーマはいいんだけど、
思ったより精神的な葛藤みたいのが
ないんだよね〜。

結局は、ストーリーをつくるための
キャラクターと状況って感じがしてしまう。
もっとあの状態になったら悩まないか?
あっさりしてるんだよね、全体的に。
必死になってんのがお母さんだけつーか。
あんなもんなんかな〜。

ま、弁護士さんがラストすごいいい人で
それはちょっと嬉しい感じ。


CD:映画「私の中のあなた」オリジナル・サウンドトラック
BOOK:私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV) [文庫]
BD:私の中のあなた [Blu-ray]

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バウンド / BOUND (1996・独・米)

これで初監督とはウォシャウスキー兄弟すごっ!


★★★☆☆
108分/カラー
監督・脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:ジェニファー・ティリー、ジーナ・ガーション、ジョー・パントリアーノ、リチャード・サラフィアン、ジョン・P・ライアン

腕っぷしの強そうな女と
ベティブープみたいなセクシー女の
あばずれレズカップルが
マフィアの金を盗もうと企む
痛快フィルム・ノワール。

なんてことないサスペンスアクションだし、 
特になんの感動もないんだけど、
全然飽きずに最後まで見れる。
なんつーか、隅々までうまいな〜って感じ。

で、これがマトリックスでおなじみ
ウォシャウスキー兄弟のデビュー作ってんで、びっくり。
えーーー!しょっぱなからこんなうまいのーーー!?
天才ってのは最初から天才なんですね。
そういえば、スピルバーグの激突もすごいもんな…
だんだんうまくなっていくとかじゃないんだね…すごい人は。

しっかし、ウォシャウスキー兄弟ってば
知らない間に片方、女になってますねw。
確かに、このバウンドのレズ加減を見ると
なんとなく、わからないでもないような気がする。
というのもその女になった方、
オカマやニューハーフというより
レズっぽいおばちゃんになってるもんねw。
ある意味リアルに女に見えるからすごいw。

BD:バウンド [Blu-ray]

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トイ・ストーリー3 / TOY STORY 3 (2010・米)

アンディ17歳、もうおもちゃで遊ばない…って、もはや泣くしかない。


★★★☆☆
103分/カラー
監督・脚本:リー・アンクリッチ
脚本:マイケル・アーント、ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
声の出演(英語):トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョーン・キューザック、ネッド・ビーティ、マイケル・キートン
声の出演(日本語):唐沢寿明、所ジョージ、三ツ矢雄二

全体的に十分よくできた構成で 面白いんだが、 
前作トイストーリー2があまりにも素晴らしかったので 
どうしても物足りなさが残るなぁ〜。 
感覚的な楽しさを追求したというよりは、 
全ての物事がパズルのようにうまくハマっていくような 
頭で考えた限りなく正解に近い答えという感じ。 
ま、第一作目と比べれば同じくらいの面白さかな? 
それくらい「2」の出来がよすぎたのかもしんない。

と、厳しいことを書きながらも、
結局は、トイストーリーファンには嬉しい小細工がたくさんで狂喜乱舞。
ま、内輪受けっぽくなっちゃってる感も否めないけども。

ともあれ、とにかく素敵なのが今回もバズライトイヤー! 
面白すぎる上に、カッコよすぎる。 

それから、ボニーつー人見知りな女の子の描写がすごい。 
動きやら表情やら全てがリアル。 
子供のかわいらしさを見事に表現している。 
あの子を手がけたアニメーターのセンスに脱帽。 

ラストは、ベッタベタだが、結局号泣。 
あれは、泣くでしょ。ずるいでしょ。 
つーか、オープニングほかアンディの少年時代が 
うつるたんびに涙腺がゆるみまくる自分。 

ちなみにオープニングの短編、デイ&ナイトは 
お笑いとしては少し地味めだが、 
見せ方のアイデアが素晴らしく 
訴えたいテーマにもホロリ。 

CD:トイ・ストーリー3 [Soundtrack]
BOOK:THE ART OF トイ・ストーリー3 [大型本]

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イングロリアス・バスターズ / INGLOURIOUS BASTERDS (2009・米)

ユダヤ美女とヤンキーがヒットラーをぶちのめす!痛快活劇


★★★☆☆
152分/カラー
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、サミュエル・L・ジャクソン(ナレーション)

強い女が、映画館で、テロ。 
という、もうどう考えても大好きなシチュエーション。 
タラって映画オタクのツボをわかってるね。 
あいかわらず音楽の使い方もすごくセンスがいいし、 
いつになくヨーロッパのアート映画っぽい絵作りもよい感じ。 

役者もなかなかいい味出してる。 
ユダヤ人ハンターの異名をとるドイツ軍大佐の 
ねちっこい嫌みな演技がたまらん。 
ブラッド・ピットは常にしゃくれており、 
いかにも筋肉バカなヤンキーって演技してんのも笑う。 
つーか、みんな、その国の人間の物まねしてるような 
わざとらしいデフォルメ感がよいですね。 

ただ、「エルマー・ガントリー 魅せられた男」的な大惨事までは 
いい感じに盛り上がっているんだが、 
ラストはちょっと余分つーか。 
もっと具合悪くできそうな設定だけど、 
全体的にあっさりしすぎでもったいない感じも。 
でも、万人受けを考えるとこの辺がギリギリなのかな。 

ともかく、この映画が好きなあなたには、 
Vフォーベンデッタと 
セシルBシネマウォーズもおすすめします。 

CD:イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack]
BOOK:『イングロリアス・バスターズ』映画大作戦! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

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かいじゅうたちのいるところ / WHERE THE WILD THINGS ARE (2009・米)

原作の絵本より、だいぶ鬱っぽいかいじゅうたち


★★★☆☆
101分/カラー
監督・脚本:スパイク・ジョーンズ
脚本:デイヴ・エッガース
原作:モーリス・センダック

せつなカワイイ音楽やら 
ドキュメント風な映像など、 
ガキの青臭い悩みの表現はものすごくうまい。 
センスがほとばしってる。 

でも、楽しいかどうかつったら、楽しくない。 
かいじゅうの情緒不安定っぷりがなんともヘコむ。 

アート系単館映画として見てたら 
なかなかの名作と思っただろうが、 
全国ロードショー映画というイメージで見たので 
こういうのが見たかったわけじゃないんだが… 
っていう不満が残る。 

とはいえ、気分的に暗黒な子ども時代をすごした人は 
けっこうハマると思う。 

ちなみに原作の絵本をこれを見たあと読んでみたが、
めっちゃワクワクする話じゃ〜〜ん!
つーか、全然暗くないんじゃ〜〜〜ん!
どして、映画では、こんな鬱系かいじゅうになっちゃったのかしら?

それから、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドで怪演を見せていた
ポール・ダノが声で出演してたのね。

CD:Where Wild Things Are Motion Picture Soundtrack [CD, Soundtrack, Import, From US]
BOOK:かいじゅうたちのいるところ [大型本]
DVD:モーリス・センダック:かいじゅうたちのいるところ全3話 [DVD]

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脳内ニューヨーク / Synecdoche, New York (2008・米)

自分がこの世に存在しなければいけない理由がみつからない人のための映画


★★★★☆
124分/カラー
監督・脚本:チャーリー・カウフマン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ
音楽:ジョン・ブライオン

正直、1時間半くらいず〜っと我慢しなきゃいけない。 
なぜなら、全然意味がわからないからである。 

ストーリーを説明すると、 
主人公のおっさんは、アーティストの妻と4歳の娘と住んでいる。 
職業は、演出家。離婚の危機。 
新作の劇が封切りに。 
妻が娘を連れて女友達と個展があるのでベルリンに。 
劇が当たって、すごい賞を受賞。大金が入る。 
それを元手に、でっかい倉庫を借りて俳優を呼んで 
リアルな偽のニューヨークを作って 
実際の人々の生活をそのまま劇にするという大作にとりかかる。 
もちろん、自分やその周りの人の役を演じる俳優もいる。 
妻と娘は個展にいったまま帰ってこなくて 
他の土地で2人の男と結婚しているとか。 
というか、一緒に行った女友達とできている? 
娘も大きくなって入れ墨を彫られて、ストリッパーになってて 
更にこちらも女友達とできている? 
家に残された娘の日記を読むと、 
日々、家を出たあとの経歴が追加されている。 
一方おっさんは、チケット売りの女と不倫(後々、この人が本命)。 
でも、主演女優とも不倫して、気づけば結婚。娘もできた。 
そうこうしてるうち、17年が経ったそうです。 
俳優たちもいつこの劇が公開されるのかと疑問に。 
でも、まだまだ続くよ、この混乱ぶり〜〜〜。 
もう面倒なので説明終了。 

そんな陰鬱でカオスなシーンがだらだら続き、 
1時間半経過します。 
なんの苦行でしょうか。 

でもね、ラストに向けて面白くなってきちゃうんである。 
主人公のおっさん役の役者が死んで、 
元妻の部屋の清掃のおばちゃん役のおばちゃんが 
主人公のおっさん役に抜擢されて、 
主人公のおっさんが清掃のおばちゃん役になるあたりから急激に! 

面白いというか、チャーリーカウフマンが言いたいことが 
うっすら伝わってくるんである。やっと。 
マルコビッチの穴以降、一度も少しも伝わってこなかった 
カウフマンの言いたい事をはじめて受け取った感じ。 

中盤で、 
ここにいる全員が主人公なんだ! 
それぞれの人生の主人公なんだ! 
って言っていたのが、 
最後には、 
人は誰でもあって誰でもない、 
年をとるにつれ人の個性は失われていき 
ただ運転するだけになる 
と語られる。 

「自分は特別ではない」 
勘違いした若者は、気づかずにいられるが 
生きていくにつれ、その事実にだんだんと近づいていく。 
そういうことが、言いたいのかなと。 

ま、こういう映画が好きな人はたぶんボンクラ。 
僕はボンクラなので大好きだね。

CD:Synecdoche New York [Soundtrack, Import, From US]
DVD:脳内ニューヨーク [DVD]

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2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968・米・英)

今まで見た映画の中で1番好きだ〜〜〜っ!レッツ右脳で鑑賞!


★★★★★
139分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
原作:アーサー・C・クラーク
出演:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスター、 ダグラス・レイン(HAL9000の声)

今まで見た映画の中で一番好きな映画。
好きすぎて、とくに感想がない。
くらいの勢いだったけど、
少しだけ思ったことをしたためてみる。

最近読んだ、社会心理学者のエッセイでこんな話が紹介されていた。
右脳と左脳を結んでいる脳梁が切断された人に
右脳だけに笑ってくださいという指示をだし、
笑ってもらったところで、
何故笑っているかと尋ねる。
すると、「あなたが面白い人だから」と答えた。

本当は、右脳が見た指示によって、その人は笑ったのだが
左脳にその情報が伝わっていないため、
勝手に左脳がもっともらしい理由をでっちあげたわけだ。

そして、今日、2001年宇宙の旅を映画館で見てきた。
僕はこの映画を見ると、毎回同じ場所で泣いたり寝たり
怖がったり気持ちよくなったりする。

ちなみに、その場所をいくつかざっと紹介すると
【1】オープニングタイトル、2001: A Space Odysseyという文字が
出た瞬間に自然と涙が出る。
【2】骨が道具になると気づいて、はじめて振りおろしたときに
みごとな角度で砕かれた骨がこちらに飛んでくると力がみなぎる。
【3】月に現れたモノリスを調査しにいって
記念撮影するあたりがものすごく怖い。
【4】HALが72時間後に故障するというパーツを交換する船外活動で
強烈な眠気を感じ、数分寝てしまう。
【5】自分が間違ってることを認め、情けないまでに命を懇願する
HALのスイッチを切っていくところで号泣。
【6】真っ白い部屋に通されるまでのサイケな映像場面で笑顔になる。
【7】年老いたボーマン博士を見るとものすごく怖い。
【8】地球とスターチャイルドがうつり、エンドクレジットに
切り替わる瞬間に号泣。
というような感じ。

これらは、説明が簡単そうなものもあるけど、
そうでもないものもあって、
結局はよくわからないけど、すげーーもんを見た!
という満足感だけいっぱい。
これってなんだろな〜とず〜っと疑問に思ってるけど、
右脳だけはその本当の理由を知ってるのかな?
それを表す言語を左脳がしらないので
意識としては、はっきりした理由がわからないけど、
それをなんとか説明したいのにできなくてもどかしいけど、
それはそれで、いいのかな?

ようは、ブルースリーの言う
Don't think, Feeeel!ということか。


CD:2001年宇宙の旅 [Soundtrack]
BOOK:決定版 2001年宇宙の旅
BOOK:未来映画術「2001年宇宙の旅」

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アバター / AVATAR (2009・米)

映像だけはすごい。3Dで映画館で見ないと価値ゼロ。
AVATAR

★★★☆☆
162分/カラー
監督・脚本:ジェームズ・キャメロ ン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィー ヴァー、ス ティーヴン・ラング、ミ シェル・ロドリゲス

結論、アバターも、2001年宇宙の旅同様、
その時代の最新技術を駆使して作った
驚愕の映像を鑑賞するための映画だという印象。

2001年は映像を見せることに徹して
その他の部分は最小限に抑えているのに対し、
アバターは映像に興味がない大衆をも呼び込むために
無駄な売りポイントをたくさんつけている感じ。

しかしながら、3D映像技術は
ディズニーランドのアトラクション感覚で
なかなか楽しいのに肝心の物語が
邪魔くさくてしょうがなく、非常に残念。

では、その残念な内容はというと、
ハリウッドの大型作品は、
主人公側を安易に正義と定義して
それが勝った負けたなんていうどうでもいいことに
一喜一憂するもの(スポーツ観戦と似てる?)が多いが、
アバターもその例にもれず陳腐。
ま、そういうのが好きな人もいるのは理解できるが、
自分は全然興味ない。

ちなみにアバター側の生活様式と精神性は
ネイティブアメリカンなど
古来から自然と共生する世界のようでもあり
オープンソースをはじめとする
インターネットの世界のようでもある。

が、結局のところ、
地球人もアバターの種族(ナヴィ)もやってること自体は
どっちもどっちでがっくり。

見た目や生活様式や信仰のアイコンが
自分と違う奴は敵なので、とりあえず攻撃しましょう
という考え方の似たもの同士が
無駄に小競り合いしてるだけなのね〜。
それぞれがお互いを認めないし譲らないのね〜。

そして、上映時間(得に後半の戦闘部分)が長すぎて、
途中で面倒くさくなってくる。
もう、人間側の一発目の攻撃のときに
あの神聖なでかい木がなんらかの不思議な力で
戦わずして退けて終了〜〜〜!全1時間半!
くらいのボリュームでよかったと思う。
だって、唯一の見どころ豪華な3D映像も
戦闘になったらよくある感じでつまらないんだもの。

個人的にはストーリーを全部とっぱらって
あーゆー星が発見されて、
その星の生体を紹介する
フェイクドキュメンタリーだったら
最高に楽しかったのにな〜と非常に残念。

ちなみにこの映画、
映画館で、それも3Dで見なかったら
見る価値なしだと思うので、

DVDになったら見ようと思ってるなら
今見に行っておいたがいいかもしんない。

そういえば、こういう陳腐なハリウッド大作を見ると
いつも思い出すのが、子供の頃大好きだった
ポピュラスというゲーム。

自分が神か悪魔になって、自分を信心する民を増やし
最終的にはハルマゲドンで相手側の民を全滅させた方が勝ち
というなんともハードコアなシミュレーションゲームで、
単純にゲームとしてもものすごく面白かったのだが、
僕が好きだったポイントは、
神と悪魔の差はスタート時の
陣地の場所とその土地の環境、民の数くらいのもので
やること自体は基本的には全く変わらず、
どちらでプレイするかも、プレイモードによっては
こちらで自由に選べるところだった。

あのゲームで、神と悪魔=正義と悪ってのは
状況を説明する際、わかりやすくするための
ただのアイコンでしかなく
どちらが正義でどちらが悪かという図式は
どの視点から物を見るかで決まるだけだ
と感じて、気分がスッキリしたのを覚えている。

どちらか一方だけが正しい、
正解が1つしかない、
1つの方法でしか解決しない
そんな世界だったら、僕は息が詰まってしまう。
何が本当かわからないカオスな世界で、あぁよかった。

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ホーリー・マウンテン / THE HOLY MOUNTAIN (1973・メキシコ・米)

消費社会、宗教、アート他、あらゆる原理主義に対するとんでもアンチテーゼ
THE HOLY MOUNTAIN
★★★★★
163分/カラー
監督・脚本・音楽・出演:アレハンドロ・ホドロフスキー
製作:アレン・クライン
出演:ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、アリエル・ドンバール

エルトポほかメキシコの変態映画でおなじみの
アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品。
エルトポもサンタサングレもそんなにグッとこなかったが、
これはすごい。全く意味がわからない。
にも関わらず、面白すぎる。

しょっぱな、マリリンモンローなケバいねえちゃん2人が
おっさんに化粧をおとされ、爪と服をはがされ、髪を刈られる。
シーンは変わって、キリスト風の男が、
手足のないフリークなおっさんと子供たちに
十字架にくくりつけられ石を投げられる。
その後、反撃。
逃げ切れなかったおっさんを捕まえボコボコにしたのち
一緒にマリファナを一服吸って休憩したら
フリークおっさんとキリスト男は大の仲良しに。
街にでると、殺人ショー?をやっており、
ビビットでカラフルな血が飛び散り
それを見て、観光客セレブたちが喜んでいる。
そのうち1人のマダムがそこへ駆けつけた警官にレイプされ大喜び。
早速、旦那と共にその様子を記念撮影。
見世物小屋では戦士の格好をした大量のカエルを爆破。
キリスト男は拉致され、石工で型をとられて
キリストマネキンを大量生産される…
ここまでで、ほんのオープニング程度。
全部書いてたらキリがないので、ここまで読んで
気になった人は見てください。

ラストなんか、そんなんあり〜〜!!?
という、とんでもっぷり。

エログロオンパレードでありながら、
どこかキッチュでポップで美しい。
おかげで、元気になれました。


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プラダを着た悪魔 / THE DEVIL WEARS PRADA (2006・米)

出来のよいフェミニスト映画だが、夢セレブな女子は要注意
THE DEVIL WEARS PRADA
★★★☆☆
110分/カラー
監督:デヴィッド・フランケル
原作:ローレン・ワイズバーガー
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、エイドリアン・グレニアー、トレイシー・トムズ、サイモン・ベイカー

バカな女子向けの陳腐な映画なのかと思いきや
思ったよりも出来がよくてびっくり。
男気あふれる女がたくさん出てくるフェミニストな映画。
とにもかくにも、アンハサウェイがかわいい。
最初のダサダサな感じもカワイイけど、
やっぱ仕事のためにオシャレになった
あたりから超カワイイ。
自分もちょっとは見た目に気を使おうかしら?と思ったり。

でも、「夢セレブ」とか言ってる子が
こーゆー映画の表面的な部分にのみ感化され、
どうでもいいサービスや広告にのせられて
無い金を搾取され、結局後には何も残らない
ちょっとしたセレブ気分を味わうサービスを堪能し
現実逃避しているのかなと思うと少し哀れだ。

ま、最近はそんな女子もだいぶ少なくなったかも?
彼女らは今、婚活で必死かな?
農家でいいから嫁ぎたいとか言ってたり?

もし、あなたの夢が、
数年前の夢「セレブ」、今の夢「専業主婦」
だとしたら、お気をつけて。
それ、誰かの利益のために
押し付けられた夢かもしんないから。


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不意打ち / Lady in a cage (1964・米)

全ての映画はこれくらいオープニングに力を注いで欲しい!
Lady in a cage
★★★★☆
95分/カラー
監督:ウォルター・E・グローマン
脚本:ルーサー・デイヴィス
出演:オリヴィア・デ・ハヴィランド、アン・サザーン、ジェフ・コーリイ、ジェームズ・カーン、スキャットマン・クローザース

ひゃ〜〜!オープニングがカッコよすぎ!!!!
ローラースケートで浮浪者を踏みつける黒人ギャル
熱気ムンムンの中、カーセックスにいそしむカップル
ゴミ箱が爆発し、フタが宙を舞う
そして、車にひき殺された犬の死体
こんな不穏な日常シーンが次々ながれ、
そのスチールに格子のような模様が重なって、
文字がババーーン!超クーーーール!!!
この部分だけでも、見る価値あり。

溺愛している息子と2人暮らしの足の悪いばあさんが
家の真ん中にある檻型エレベーターで2階へあがる途中、
停電になり閉じ込められてしまう。
息子はあいにく外出中。
緊急ベルで外に助けを求めるがやってくるのはキチガイばかり、
家荒らされ放題。
ともかく、息子が帰ってくるまでの辛抱…と思いきや、
息子は母との関係を苦に本日、自殺をしに出ていったため
2度と帰ってこない。ガーン!
このばあさんの運命やいかに!

中盤だれる感じもあるけれど、
大したこと起こってね〜のに、なにやら怖かった。
サイコが好きなら絶対見るべし。

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カポーティ / CAPOTE (2005・米)

 実在のゲイ作家カポーティと死刑囚との友情巨編?
CAPOTE
★★★☆☆
114分/カラー
監督:ベネット・ミラー
脚本:ダン・ファターマン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズ・Jr、クリス・クーパー

本のネタが欲しくて、殺人犯に近づいた作家の
打算と友情の狭間の複雑な感情が
伝わってくるようで…こない。
フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は面白い。
全体的な雰囲気、ストーリーも嫌いではない。
が、あまりにあっさりテイスト。
これ、もっと面白くできたよな。もったいない感じ。

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シューテム・アップ / Shoot'em up (2007・米)

銃撃戦がやりたいだけ、内容一切なし!
 Shootem up
★★☆☆☆
86分/カラー
監督・脚本:マイケル・デイヴィス
出演:クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチ

オイルでスライディングしながら撃ちまくるオープニングと
後半の空中戦はバカみたいでめちゃくちゃ面白いが、
それ以外の銃撃シーンに関しては、
アイデアはバカで斬新なものの、爽快感がない。
こういうのは、痛そうに撮っちゃダメよね。
しっかし、モニカベルッチて人は、
本当にエロい体つきをしてますね。

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ナイトミュージアム / NIGHT AT THE MUSEUM (2006・米)

 ベンスティラーは面白いが、まぁ普通の子供向けコメディ
NIGHT AT THE MUSEUM
★★★☆☆
108分/カラー
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
出演:ベン・スティラー、カーラ・グギーノ、ディック・ヴァン・ダイク、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン

ボンクラをやらせたら右に出るものはいない
我らがベンスティラーが
今回も、定職につかず子供はいるけど離婚してる
ダメダメな男役で主演。
で、美術館の夜警の仕事をはじめるが、
その美術館は夜な夜な展示物が動き始める。
ティラノの骨が動いたりするのは
個人的にものすごく嬉しいし、
こまかいギャグもまぁまぁ楽しいかな。
でもって、どんな仕事にも意義があって
それを頑張るのはカッコイイみたいなテーマも
嫌いじゃない。けれど…
う〜ん、シナリオは陳腐だねぇ。
やっぱ子供向けかな。
ちなみにカウボーイのミニチュア役で
オーウェンウィルソンも出てます。

そういえば、最近、続編ができたみたいですね。
ロンドンにも宣伝のため、
ベンスティラーが来てたみたいですが、
面白くなってるんでしょうか?どうでしょうか?

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ダージリン急行 / THE DARJEELING LIMITED (2007・米)

ダメ人間の心にしみるボンクラ兄弟のネバーエンディングインド旅行
THE DARJEELING LIMITED
★★★★★
91分/カラー
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
脚本:ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン
出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン、ナタリー・ポートマン

とにかくラスト!※早くもネタばれ注意
それまで、ずっと持ち運んでいた
デカくてかさ張る、でも思い出の
父の形見のトランクを捨てて
列車に飛び乗るボンクラ3兄弟。
そして、のほほんとオーシャンゼリゼが流れて
列車の旅はまだ続く…
号泣するしかないでしょ、もう。

なんでも勝手に決めてしまう強引な長男
些細な事にも神経質な次男
女にだらしなく甘ちゃんな三男
フラリと姿を消す自由奔放な母
個性が強すぎるこの家族に共通するのは
全員が全員、自分勝手であるということ。

基本的にはバラバラで、
たま〜に目的が重なって一致団結してみたり、
でも、やっぱり気が変わってケンカしてみたり。
家族とか仲間とかって、こういうもんだよな。
ドライかつウォームというか。

この愛すべき滑稽な人々に
少しも共感を覚えられないとしたら、
ちょっと可哀想かもしれない。
そんな人には、もっと、
自分勝手でいいんだよ、と言いたい。
自分勝手な方が自分にも他人にも優しいときがある。

しかしながら、自分勝手すぎる人には
是非、自制心を持っていただきたく存じます。
例えば、僕とか。
僕とか。

ちなみに、この監督はいつもそうだが、
淡々としていながら少しも冷たい感じがしない
絵本のような画の作り方と
ぼんやりとセンスがいい音楽のチョイスが大好きだ。
正直、ストーリーがなかったとしも、
この映像と音楽だけで感極まって泣ける。

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CD:「ダージリン急行」オリジナル・サウンドトラック

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NUDE ON THE MOON (1961・米)

18禁バカSFなのに、何故かほんわか乙女チック
NUDE ON THE MOON
★★★☆☆
83分/カラー
監督・脚本:Doris Wishman
出演:Marietta, William Mayer, Lester Brown, Pat Reilly

夜空に満月のように浮かぶ地球のチープな絵をバックに
甘いメロディーの曲をフルコーラス歌い上げるだけの
安いオープニングに、しょっぱなからポカーーン…

カウンターパンチをくらって、放心しているうち、
NUDE(銃声)ON THE(銃声)MOON(銃声)
と、ゆるゆるタイトルアニメが。

そして、ヌードとかいいながら、
前半30分(上映時間1時間のうち)おっさん2人とブス1人の
三文芝居で一切ヌードなし。

…が、待ってました!
月にいったら、そこはヌーディストビーチならぬ、
ヌーディストムーンだった!という展開。

でも、南国バカンス風の月って…
どう見ても、不時着したのはどっかの川辺だし。
もちろん、宇宙服も、それで宇宙へ飛び出るのには
大変勇気がいります!というへっぽこな出来。

そして、月の住人にいたっては、
チョコレートをあげると、中身のチョコを捨て、
くるんであった紙を食ったりしてて
一体どういう設定なのか、全く意味不明。

でも、あまりのバカ映画っぷりに忘れがちだが
よくよく考えてみると、アダルトコーナーにあったくせに
月の住人が裸で生活しているという以外には
ほぼエロ要素がなく(唯一、ロケット打ち上げの際、
うっすらエロを想像させるようなチープ演出が入る程度)、
むしろ、全体を通してみるとほんわか乙女チックな
古いディズニーにも似た雰囲気にさえ彩られているのが、衝撃。

だって、
月へいけると大喜びの主人公。
そして、そんな彼をひそかに想う同僚の女子。
それまで全く恋愛に興味がなかった主人公は
そんな同僚の想いには微塵も気付かぬまま月へと旅立つ。
そして、月で出会った
マッパでチョコレートの包み紙を食う月の住人に初恋、
もう地球には戻らない!とだだをこねる。
も、2分後、あっさり地球に連れ戻され失恋。
がっくり肩を落としていると、
同僚が現れて(実は月の住人と同じ女優)、
あの月の住人の姿がフラッシュバック。
運命の人は、こんな近くにいたんだ〜!と主人公が同僚に抱きつく。
晴れて、乙女の片思いは成就しましたとさ。
という、今や少女漫画でも見れないであろう
超キュートでウブなラブストーリーなのである。

ムーディな音楽とも相まって、心底バカ映画なのにも関わらず、
見終わった後、2人の愛らしさに胸キュン必至?そうでもない?
この愛おしい感じは、ある種パンチドランクラブにも似てる?
いや、映画としては雲泥の差ですけど。

なにせ、監督は女エドウッドと称される
ドリスウィッシュマンですからね。

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ヘアスプレー / HAIRSPRAY (2007・米)

デブで陽気な変態ミュージカル。リメイクで毒薄まる
HAIRSPRAY
★★★☆☆
116分/カラー
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
原作:ジョン・ウォーターズ
出演:ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、クイーン・ラティファ、ザック・エフロン

悪趣味ジョンウォーターズの映画が
堂々リメイクされてヒットしただなんて!
と思ったけど、なんだ、やっぱ変態テイストは薄められてんだ。
1988年版のオリジナルよりも
だいぶ健全な雰囲気なので、
デブや変態やオタクなども含むマイノリティの反乱により、
一般人がひくようなバッドテイストが世間に認められる爽快感
みたいのはあんまりなかったね。
ラストのゴキブリドレスなかったし。

ま、音楽や美術はキュートなので
普通のミュージカルとしては楽しめます。
しっかし、ジョントラボルタがディバインに代わって
主人公のデブなお母さんを特殊メイクで演じているのだが、
すげーーーブサイクだな〜。踊りはうまいけど。
いや、今思えば、ディバインって
実は美しかったんだ!

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CD:映画「ヘアスプレー」オリジナル・サウンドトラック
DVD:ピンク・フラミンゴ ノーカット特別版

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マイラ / MYRA BRECKINRIDGE (1970・米)

元祖セクシー女優が性転換した男を演じる痛快エロコメディ
MYRA BRECKINRIDGE
★★★★☆
95分/カラー
監督・脚本:マイケル・サーン
脚本:デヴィッド・ガイラー
原作:ゴア・ヴィダル
出演:ラクウェル・ウェルチ、ジョン・ヒューストン、メイ・ウエスト、レックス・リード、ファラ・フォーセット、ジョン・キャラダイン

あの元祖セクシー女優、ラクウェル・ウェルチが
性転換した男性を演じる、とんでもエロコメディ?

ウブそうな若造をテーブルにしばりつけ、
バックからアメリカ国旗でウエスタンなコスプレで襲う
ラクウェル・ウェルチ様が素敵すぎ。

そして、数々の名作映画を切り刻んでコラージュしたり、
性転換した主人公(女)と元の主人公(男)が
同時に画面上に存在して普通に会話してたりする、
奇抜な演出も面白い。
音楽のチョイスもすこぶるセンスがいい。

が、当時はあまり興行的にふるわなかった模様。
いや、当時に限らず現在も
日本ではDVD、ビデオなどはリリースされておらず、
ほぼ日の目を見ていない状態。

けっこう、サブカルな若者にウケると思うのになぁ。

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BOOK:Myra Breckinridge (ペーパーバック)

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最高の人生の見つけ方 / THE BUCKET LIST (2007・米)

死ぬ前にやりたい事をやってる2人の仲間に加わりたい
THE BUCKET LIST
★★★☆☆
97分/カラー
監督:ロブ・ライナー
脚本:ジャスティン・ザッカム
出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ

ジャックニコルソンとモーガンフリーマンが
余命いくばくもない老人を好演。
前半は、末期がんなのに高級料理を食って
ウゲーーって吐いたり、秘書や医者に
悪態をつきまくったりする自由奔放な金持ちじじいジャックと
クイズ番組を見ながら1人回答しまくるインテリぶりを
見せつつも、修理工として地味な人生を家族にささげた
ホームじじいモーガンが死ぬ前にやりたい事をしようと、
スカイダビングして騒いだり、入れ墨ほって騒いだり
コミカルな展開で面白い。
が、後半は、当たり前のように安いお涙ちょうだい系。残念。

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クローバーフィールド/HAKAISHA / CLOVERFIELD (2008・米)

初代ゴジラほか、怪獣映画好き必見!
CLOVERFIELD
★★★★☆
85分/カラー
監督:マット・リーヴス
脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス

素人がデジカムで撮影したテープが
そのまま流されてるかのようなパニック映画。

日本に転勤になる青年のリービングパーティを
デジカムで撮影してると、急に地震が。
外にでると、マンハッタンから火花!
自由の女神の首がすっとんでくる。
何が起こったのか全くわからなないままひたすら逃げる。

こう書くと普通のパニックものっぽいが
ドラマティックなストーリーがあるわけでもなく
ずっと逃げてる人目線なのでとにかくリアル。

でも、素人風に撮ってはいるものの
ブレアウィッチと比べると、
観客の事も考えた撮り方をしているので、
ギリギリ具合が悪くならない程度に仕上がっている。

使用済みテープに上書き録画してる設定で、
ときおり関係ない平和な日常の映像が
ちらっと見えたりするのだが、
その演出が、すごく泣かせる。

そして、なにより、エンディングテーマが素晴らしい!
ここで、はたと気づく。

この映画って、初代ゴジラの感覚と似ているんだ!
いや、似ているというか、
今や廃れてしまった、古き良き日本の怪獣文化を
逃げ惑う一般市民の視点から
復活させようという試みだったんだね!
だから、主人公は日本に転勤っていう設定だったのか!
粋なゴジラ魂に涙。

正直、大好きである。
今後、何度も見てしまいそうな気がする。

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ミスト / THE MIST (2009・米)

これ以上ないってくらい救われない
THE MIST
★★★☆☆
125分/カラー
監督・脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング
出演:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー、トビー・ジョーンズ、ウィリアム・サドラー

ショーシャンクの空にの監督&原作コンビ再び。
怪獣や人の死に方のキモさは秀逸。
かといってただのパニックものではない。
最初はキチガイ扱いされ軽くあしらわれていた
宗教狂いのおばちゃんが極限状態が続き怯える人々を
洗脳していく様など人間ドラマはよくできてる。
オチもこれ以上ないってくらい救われない。
と、出来はいいのに、なぜか見終わったあと、
胸に残るものがな〜んもない。

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BOOK:スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員

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イン・トゥ・ザ・ワイルド / INTO THE WILD (2007・米)

世の中は「一度手にすれば、もう要らない物」ばっかりだ。
INTO THE WILD
★★★☆☆
148分/カラー
監督・脚本:ショーン・ペン
原作:ジョン・クラカワー
出演:エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン

1992年、裕福な家庭で育ち
優秀な成績で大学を卒業したばかりの青年が
アラスカの奥地で死体で発見された。
その実際にあった謎の死を取材し、
ベストセラーとなったノンフィクションの映画化。

イージーライダーしかり、いつの世でも
若者は自由を求めて放浪の旅に出たがるものだが、
これは、そういった旅ともまた違う印象を受けた。

今の世の中、持ってなかったら、
ちょっと欲しい感じもするけれど、
「本当は要らないもの」ばっかりだ。
主人公は、みんなが欲しがるいらないものを
すでに全部手に入れてた。
だから、もういらなかったんじゃん?
逆にそのせいで、本当に欲しいものを
手に入れる隙がなかったんじゃん?
だから全部捨てたんじゃん?

そういう物を全部捨てたらどれほどスッキリするだろう。
何もないってのは素敵だ。
そして、それをとやかく言う人がいないのも素敵だ。
でも、無い方が素敵だという事は、
一度、手に入れてみないとわからないのがやっかいだ。
でもって、手に入れるとなかなか捨てられないのもやっかいだ。

だから、この青年が少しうらやましい。

どうでもいいけど、主演のエミール・ハーシュは
ユアンマクレガーとディカプリオに似ているね。
そして、最後に出会うじいさんの演技は素晴らしい。
何でもないのに、泣けてくる。
逆にヒッピーたちとの安い家族ごっこはどうでもよい。

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BOOK:荒野へ(集英社文庫)

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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー / HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY (2008・米)

クソ映画だけど、ヘルボーイを今後も応援します。
HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY
★★☆☆☆
119分/カラー
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
原作:マイク・ミニョーラ   
出演:ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ルーク・ゴス、アンナ・ウォルトン、ジョン・アレクサンダー、ジェームズ・ドッド

いやぁ、前作もしょーもなかったですけど、
今回もしょーもないですね。

世界を滅ぼすために生まれたサタンなのに
なぜか小市民たちを救うために頑張って、
でも見た目がキモいだなんだって助けた奴らにいじめられ、
キモい仲間の半魚人とビール片手に家でカラオケ大会で
ストレス発散。全く持ってヒーロー度ゼロ!!

すばらしい映像にすばらしい音楽。キャラも最高。
にも関わらず、もちろん全然盛り上がらず!
アクション映画としては相変わらず下手ったらない。
でも、愛に満ちあふれている。
つまんないけど、クソ映画だけど、
私はヘルボーイを今後も見守ります。

ちなみに、前作より★1つ多くつけたくなりました。
それだけでも快挙!

ちなみに前作のコラムは→こちらをクリック


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BOOK:ヘルボーイ:闇が呼ぶ (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

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ダークナイト / THE DARK KNIGHT (2008・米)

ヒース・レジャーが思ったほどはすごくない…
THE DARK KNIGHT
★★★☆☆
152分/カラー
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン
出演:ヒース・レジャー、クリスチャン・ベイル、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン

メメントの監督だし、
公開当時、ロンドンでは「ヒースレジャーの演技がすごい!」と
みんなして騒いでいたので、期待していたのだが、
思ったほどは、すごくない…
死んじゃったからここまで高く評価されてると見た。
でも、オープニングの強盗シーンでのジョーカーは超クール。
最後まであのノリだったらよかったのに。

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インランド・エンパイア / INLAND EMPIRE (2006・米)

自己満足にもほどがある。次回に期待。
INLAND EMPIRE
☆☆☆☆☆
180分/カラー
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、裕木奈江、ナオミ・ワッツ(声のみ)

う〜〜ん。デビッド・リンチは大好きだけど、これは一体…。
あいかわらず、どんより悪夢のような雰囲気は、
ものすごく心地がいいんだが、
ここまで話が支離滅裂だと、さすがに3時間は辛いねぇ。
デビッドリンチの過去の作品を
その場のノリで自由にMIXしてる感じ?

今まで、自分の世界観を出しつつも
他人に楽しんでもらおうと
なんとかエンターテイメントに仕上げてきたので
ここいらで、一発やりたい放題やってストレス発散!
つー自己満足な楽しさは伺える。
それは、ジタクラブにてたった1人でDJして踊り狂うのと似ている。

基本的に ただのアート系作品は大嫌いだ。
そういう作品は、作者本人の精神安定のためだけに作られていて
本人以外は誰も望んでいない事が多い。

インランドエンパイアはまさにそういう代物だ。
でも、前回、マルホランドドライブっていう
最高傑作を撮ってくれたんだから、
1本くらい、こんなオナニー映画撮ってもいいか。
次回に期待。

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THX-1138 / THX 1138 (1971・米)

ルーカスの本随はスターウォーズではなく、これだ。
THX 1138
★★★★☆
86分/カラー
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
脚本:ウォルター・マーチ
出演:ロバート・デュヴァル、マギー・マコーミー、ドナルド・プレザンス、イアン・ウルフ

ジョージルーカスは天才でした。
今まで、なめててごめんなさい。

まず、映像がめちゃくちゃスタイリッシュ。
センスがいいにもほどがある!
SF好きのツボばかりを完璧に映像化しております。
ストーリーや訴えたい事も完璧です。

なにもかも管理された狭い世界の中で、悶々としてる若者が
真実に向かって、外の世界へ向かって、命をかける!感じ?
外の世界に何があるかなんてのは関係ない。
何もなくてもいい、ただ、一生ここで何もしないでいる事だけは我慢できない。
その熱い思いにロマンを感じる。

途中眠くなるけど、スターウォーズより断然好き。

余談だが、CUBEの監督は、
この映画にモロ影響を受けてると思う。
つーか、あの監督の全ての作品が、
コレをつまんなくリメイクした感じだ。
「自分の大好きな映画、みたいな映画」を作るのが仕事なんて、
ある意味うらやましい。



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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 / SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET (2007・米)

音楽がダメだなと思ったら、ダニーエルフマンじゃないのね
 SWEENEY TODD
★★☆☆☆
117分/カラー
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・ローガン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター

全然おもんない。映像もあんまり。歌もあんまり。
ティムバートンってやっぱ、ピーウィーの大冒険やチョコレート工場みたいな
カラフルでアッパーな変態映画が向いている?

気持ち悪いものへの愛が薄いつーかなんつーか。
例えば、デビッドリンチとかデビットクローネンバーグだと
虫、死体、内臓、血みどろが出てきても
そこに愛があるんですよ。
それらを美しいと思って撮ってるのがわかるんですよ。
実際、彼らの撮るそれらは美しい。
でも、これは、ただキモいし汚い。

あとね、今回音楽がダメすぎ。全然興奮しない。
ダニーエルフマン手抜き〜!
って思ったら、ダニーエルフマン参加してないらしい。
そら、ダメだわ。仕方なし。

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 / THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON (2008・米)

タイタニックの後釜を狙ってる?

★★☆☆☆
167分/カラー
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット

ばあさんの独りよがりなロマンスを聞かされるという設定から
ディカプリオに対抗して、ブラッドピット、無駄にすごいCG技術、
ヒロインはケイト・ウィンスレットに対抗して
ケイト・ブランシェットの名前が似てるってのはさすが に偶然か?
とにかく、ポストタイタニックを狙った感でいっぱい。
正直、最初と最後以外はほとんど早送りしてしまいましたが
まぁ、しっかり見る価値はないでしょう。
つーか、デビッドフィンチャーってつまんねぇ映画ばっか撮るよな。

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CD:ベンジャミン・バトン 数奇な人生 オリジナル・サウンドトラック
BOOK:ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)

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スラムドッグ$ミリオネア / SLUMDOG MILLIONAIRE (2009・米・英)

ダンスビートにのせた爽やか青春活劇!
SLUMDOG MILLIONAIRE
★★★★☆
163分/カラー
監督:ダニー・ボイル
脚本:サイモン・ボーフォイ
出演:デヴ・パテル、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、アニル・カプール

シリアス社会派ドラマかと思いきや、実は爽やかな青春モノ。
出されるクイズを通して、自分をいつもおとしめる兄や
思いを寄せる女の子など主人公を取り巻く人々を絡めて
主人公の生い立ちを物語っていく。
クイズの問題が物語を先導するというアイデアや
クラブ系音楽の使い方や手際のよい演出など、全てがスタイリッシュ。
トレインスポッティングの監督が作ってるだけあるなという感じ。
エンディングのインド映画でおなじみ
集団ダンスはテンションあがります。

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CD:スラムドッグ$ミリオネア [Soundtrack]
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ウォッチメン / WATCHMEN (2009・米)

正義とは、平和とは?という問に対する豪快で無茶な回答WATCHMEN
★★★★☆

163分/カラー
監督:ザック・スナイダー
脚本:デヴィッド・ヘイター、アレックス・ツェー
原作:アラン・ムーア
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、パトリック・ウィルソン

Vフォーヴェンデッタと同じく、アラン・ムーア原作コミックの映画化。
やっぱりこれもテーマがすごい。やたらスケールがでかい。
正義とは、平和とはなんだ?という問に対する
豪快で無茶な回答を出してしまっている。

真実を隠蔽することを拒絶するアウトローなロールシャッハと
世界で最も賢い大富豪エイドリアン・ヴェイト
この熱い思いみなぎる2人のヒーローにもっとフォーカスをあてて
話が展開されていたら、最高に面白かったように思う。

が、偽バットマンみたいなおぼっちゃまヒーロー、ナイトオウルと
偽ワンダーウーマンみたいなエロヒーロー、シルクスペクターの
2人が、思いのほかでしゃばっていて、萎える。
他のヒーローが自己実現的キャラだったり、
善悪が混ざった人間臭い魅力的なキャラだったりするのに対し、
こいつら凡人すぎ!
世界の平和のために人生かけてる同僚たちを尻目に
結局、おまえら、メソメソして、気づけばやってばっかかよ!
で、雑魚だから、うまく生き残った上に責任も追わされず
何百万人の犠牲のおかげで自分らは、その後幸せになれましたとさ??
死ね!死んでしまえ!ヒーロー面した偽善者め!

そういえば、先日、原作の漫画を立ち読みしたら、映画のまんまで驚愕!
まさか、ここまで忠実に映像化できてたとは!
監督他、スタッフすげーーー!
DR.マンハッタンは原作も映画もモザイクなしのフリチンです。

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BOOK:WATCHMEN ウォッチメン
BOOK:V フォー・ヴェンデッタ

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レイチェルの結婚 / Rachel Getting Married (2008・米)

人々から逃げたくて、涙がとまらない。
Rachel Getting Married
★★★★☆
112分/カラー
監督:ジョナサン・デミ
脚本:ジェニー・ルメット
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、トゥンデ・アデビンペ、マーサー・ジッケル、アンナ・ディーヴァー・スミス、アニサ・ジョージ、デブラ・ウィンガー

アンハサウェイが今年アカデミーにノミネートされていた作品。

お姉ちゃんが結婚するので、家に帰ってきた主人公。
が、そこには自分の居場所があるようで、ないようで。

トッド・ソロンズの映画(→レビューはこちら)にも似た、居心地の悪さ。

まともでソツなく生きてきた姉は
これから幸せいっぱいと振る舞いながらも
ヤク中なのに、みんなにチヤホヤ心配される妹を
心のどこかで嫌っている。
お父さんはひたすら優しいけれど、問題の確信からはスルっと逃げる。
お母さんはあからさまに、もう家族には深く関わらない、他人の様相。
単純で素直で繊細な主人公は、
こういうの嫌だ!とみんなの心を代弁してみせるが
こんな祝いの席で、また面倒な事言い出したと誰も取り合わず、
うやむやにしようとする。

別に誰も悪い人はおらず、ドロドロに憎しみあっているわけではない。
むしろ、お互いの事を大切に思っている。

そんな善良な普通の人々の薄っぺらい祝福や
上っ面だけのつまらない会話など
みんなで空気を読み合う滑稽なコミュニケーションの様子を
ひたすらリアルに描いている。

そんな風景は、見ていて、辛い。人里から離れたい衝動にかられる。
ラストは、家族だからって、一緒にいなくてもよいのだ。
表面上楽しんで、それ以上の付き合いなどない方がよい事もある。
という大人な潔さで、爽やかにまとめているのが救いでもあり、
どこか残念でもあり。
ちなみに羊たちの沈黙の監督の最新作だそうです。
この監督、天才だな。 

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チェンジリング / CHANGELING (2008・米)

個人的な真の目的は達成せずとも、戦うことには意義がある
CHANGELING

★★★☆☆
実際におこった、連続殺人事件を
クリントイーストウッドが映画化。
自分の息子がある日突然行方不明になり、
警察に通報するも相手にされず、
全く別の少年をあてがわれて事件解決と
あしらわれる母親役をアンジェリーナジョリーが演じている。

実際の事件自体はかなりグロいサイコ系なのだが、
映画ではその辺はあまりクローズアップされておらず、
やりたい放題で腐敗しまくったロス市警と
その実態をあばき、市民の権利や生活を守ろうとする人々
の戦いに焦点をあてている。

警察ににらまれたら最後、
どんなに正しいことを主張しようとキチガイ扱いされ
泣き寝入りするしかない理不尽な状況に強い憤りを感じる。
ここまで極端な例はないにしろ、
世の中は、そういうことがものすごく多い。
そして、そんな状態はよくないとわかっていても、
とばっちりを受けたくないもんだから、
自分たちの生活第一で我関せずな小市民。
まぁ、庶民じゃどうにもならないっちゃならないけどさ。
でも、自分のつまんない日常を守るため
何かを我慢するとか嫌だね、僕は。

ヒロインがラッキーだったのは、
ちょうど、警察にとどめをさす武器となる理不尽な事件と
捨てるものが何もないからこそ戦える、その被害者を探していた
ジョンマルコビッチ扮する牧師に目をかけられたこと。

いくら正しくても、いくら頑張っても
頭が悪かったり、たった1人だったりしては、
力の強いものには勝てない。
でも、とことん頭を使って、徐々に大勢の人を取り込んで
諦めずにじわじわ戦えば、正しい方が勝てるのだ。

ともかく、そういった事が手際よく表現されていて
途中までは非常によくできている。

が、しかし、最後はどうかな〜〜。
とってつけたような事実が暴かれていって
急に作り物っぽくなるんだよな。
そんなことあるわけねぇ〜!展開が安すぎる!

個人的には、
勝ってもその後の流れが変わるだけで、
実際にその戦いの恩恵をうけるのは戦った本人ではなく、
後に続く人たちで、その恩恵を受けてるはずの後世の人々は
それに気づくこともなく平和にくらし、それゆえ感謝もしない。
それでも、ヒロインの活動には意味があった。
という感じにしめてたら、最高だったんだけどな。


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WALL・E / ウォーリー (2008・米)

これにて人類VSコンピュータの戦いは幕を閉じた?

★★★★★
103分/カラー
監督:アンドリュー・スタントン
原案:アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン、ジム・リアドン
製作総指揮:ジョン・ラセターほか
音楽:トーマス・ニューマン

WALL-E、素晴らしすぎました。
子供を全くなめてない、オタクが本気で作った本作。
セリフに頼らず、音と動きだけで感情を表現する技術ほか、
たぶん、各方面で散々絶賛されてると思いますが全くその通り。
なので、ここは個人的に感動した部分に焦点をあてる。

この映画は僕にとっては
かなり特別に大好きだったりする。
なぜなら、予想以上に生涯ナンバーワン映画
2001年宇宙の旅してるから!

だって、HAL出てくるし!
BGMも絶妙なタイミングで使われてるし!
なによりメッセージがね、2001年とつながっている。

SF映画における人類VSコンピュータの長い戦いは
このWALL-Eにて完結したんではないだろうか?

2001年宇宙の旅で人類に完敗したコンピュータ。
A.I.で絶滅した人類にかわり地球の代表として生き残ったロボットの勝利。
そして、WALL-Eで、ダメになった人類をロボットが復活させ共生する。

なんて完璧な大団円っ!!!
2001年宇宙の旅トリロジーといっても過言ではない。

子供の頃から、人間は最終的にロボに進化する
つーか、そうなったらいいなぁと思っている。
猿から人間への進化過程のミッシングリンクは
もし人間がロボに進化したら、その中間の化石は
みつからないつーのと同じだったら素敵だなと思っている。

初めてMacを触ったときに、不思議な愛着を覚え、
2001年宇宙の旅のHAL9000に感情移入し涙した。
それは、誰よりも内面は人間くさいのに
生命力のある人間様の仲間には
加えられてないと常々感じている自分と彼らが
だぶってみえるからなのかもしれない。

そういえば、自分のVJネームにも使うくらい
愛してやまないHALは、
2001年でもWALL-Eでも悪役なわけですが
スターウォーズでも一番魅力的なのは
半分ロボな悪役ダースベイダーなので、本望!!


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レミーのおいしいレストラン / RATATOUILLE (2007・米)

あなたが、自分はマイノリティだと感じているなら絶対見ておかねばならない!

★★★★★
120分/カラー
監督・脚本:ブラッド・バード
声の出演:パットン・オズワルト、 ブライアン・デネヒー、ブラッド・ギャレット、ピーター・オトゥール、ルー・ロマノ

ネズミの料理なんて気持ち悪いという意見も
多数聞こえてきたピクサー最新作ですが、

ネズミすげー頑張ってるよ!!
動きとか表情とか、かわいすぎる!!
全然キモくないから自信もって!と励ましたい(誰を?)。

ストーリー的には、
世間の批判や家族の無理解にもめげず、
ただ好きだからと夢を追う
ベッタベタな展開にもかかわらず、
不覚にも3回くらい号泣。
何故、そんなにも泣けたのか考察してみる。

料理の天才であるにも関わらず
人間は敵だ、ネズミに料理なんか必要ない
と家族たちには全く理解されず
その類いまれなる才能をろくに発揮できずに
悶々とした日々を過ごすレミー。

本当にみんなが言うように
料理なんかできても無駄なんだろうか?
人間は全て敵なんだろうか?

世間の常識は何か自分には当てはまらないような気がするが、
こんな何の権威もない若造ネズミの言うことなんて
誰も聞いちゃくれないし、
自分が絶対に正しい!という確信もない。
レミーは悩みながらも
ネズミ社会で暮らすことも、人間になることもできず
ネズミのまま人間社会で生きる道を模索する。

この葛藤が、とてもリアルである。

生まれてこの方、みんなと同じような生活ができない。
多数決になると、いっつも負ける。
そんな人(つーか、自分)は共感せずにはいられない。
ましてや、そんなマイノリティ感をもちながら、
何か物を作ったりするのが好きな人だったら間違いなく
もしかしてこれ、オレの事?と思うはず。

そんなレミーが、レミーのまま頑張って
成功をつかんでいくのだから、そりゃもう泣けるさ。

そして、辛口批評で数々のレストランを窮地に追いやってきた
権威ある料理評論家イーゴの料理への真剣な思いにも泣かされる。
「食べ物が好きなのではない、愛しているのだ!」
なんつーカッコよさ!硬派!

実は、この映画、レミーと
レミーに操られる人間の友達リングイニではなく、
料理を心から愛する2人、レミーとイーゴが主人公である。
「カッコーの巣の上で」同様、最後の最後で
お前が主人公だったんかいっっ!パターン。

料理を作る天才と、
天才の作る料理を誰よりも理解できる天才
のガチバトル。
この図式は、モーツァルトの生涯を描いた映画「アマデウス」における
モーツァルトVSサリエリにも似ている。

話はずれるが、「カッコーの巣の上で」と「アマデウス」は
どちらもミロス・フォアマン監督作。
この人の映画はたいがい素晴らしいので見といて損なし。
レミーの監督、ブラッド・バードは
ミロス・フォアマンのファンなのかな?

後で知ったが、このブラッド・バードて
映画マニアの間では伝説に残る号泣アニメ、
「アイアンジャイアント」の監督なのね。
そら、泣かない方が難しいわ・・・

ともかく、素晴らしい映像と音楽、小気味よい演出など
全てにおいて出来がいいので
何も考えなくても十分楽しく見れるはず。
たぶん、あなたが予想してるよりもすごい映画っすよ。


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DVD:レミーのおいしいレストラン
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僕らのミライへ逆回転 / Be Kind Rewind (2008・米)

へぼゴーストバスターズ、最高!映像バカ必見!

★★★★☆
監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジャック・ブラック、モス・デフ

ミシェル・ゴンドリーというと
この世で最も素敵なPVといっても過言ではない
Daft PunkのAround the Worldが有名ですが、

映画に関してはヒューマンネイチャー、エターナルサンシャインと
悪くないけど、それほどでも…ってイメージでした。
まぁ、あれらは脚本がチャーリー・カウフマンだからしょうがないけど。

が、今回満を持して脚本も本人ということで
正直、映像バカにはたまらない作品となっております。

ビデオテープの中身を全部消しちゃったビデオ屋の
ボンクラたちが、ビデオを借りにきたお客さんのために
慌ててへっぽこゴーストバスターズやら
ラッシュアワー2やらロボコップやら
果ては2001年宇宙の旅までw自作。
これが、思いのほか大評判になってしまい…
という映画が好きすぎて、映像なんか作ったりしちゃってる痛い人間には
完全に、どストライクなストーリー。

最新テクノロジーを全く駆使しないアナログな作業、
「これ面白くね?」つーアイデアだけのごり押しな映像。
映画とガラクタへの愛情に満ちあふれた魂。

見せ物小屋のようなローテクな感じ、
人間臭い場末なグルーヴを少しでも出せたらと
思いながらVJをしている自分としては痛く共感。

とはいえ、話自体は単純といいますか、
おそらく、映像とかに特別な感情がないなら
ごく普通のちょっといい話系コメディにしか
見えないかなぁという気もします。

ともかくスウェーデン版(?)ゴーストバスターズが
面白すぎるので、それだけでも確認していただきたい。
日本ではいつ公開なのかな?もうやってるのかな?

ちなみにホームページも大量のバカコンテンツで素敵!
こんな事してんのが大好きなんだろうなぁと微笑ましい。
つーか、激しくうらやましい。バカなことばっかして暮らしたい。


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ヴァンパイア 最期の聖戦 / JOHN CARPENTER'S VAMPIRES (1998・米)

ホラー×西部劇!土臭い男気と血みどろ描写に興奮!

★★★★★
108分/カラー
監督・音楽:ジョン・カーペンター
脚本:ドン・ジャコビー
出演:ジェームズ・ウッズ、ダニエル・ボールドウィン、シェリル・リー、トーマス・イアン・グリフィス

ジョン・カーペンターって監督は
SFとかホラーとかB級テイストと
西部劇的な土臭い男気とをみごとなまでにミックスさせ、
感動と爽快感と興奮をもたらすのがとにかくうまい。
中でも、これはその手腕を思う存分堪能できる1本!

荒野を舞台に害虫駆除をするかのように
ヴァンパイアをバッシバッシ処理していく
強面ジェームズ・ウッズ率いる
スレイヤーチームがカッコよすぎ。

薄暗い廃屋に生身で突入。
襲いかかってくる雑魚ヴァンパイアをボウガンで一撃!
それだけでは死なないので
すかさず、矢にとりつけていたワイヤーを
車で引っぱり照りつける太陽の下に拉致。
日光に当たった途端、ヴァンパイヤの体が発火、丸焦げバンザイ!
今日の収穫として焼けこげたヴァンパイヤの頭蓋骨を
ボンネットに並べてお疲れカンパイ!
なに、この手際のよさ!く〜〜、シビれる!
ブレイドの血のシャワー場面で興奮した人は絶対ハマります。

そして、敵のマスターヴァンパイヤチームも
負けずおとらずカッコイイ。
雑魚と違って、昼間は土の中で待機。
カンカン照りの太陽がしずんでゆく夕焼け頃に
さぁ、俺たちの出番だぜ!とばかりに
乾いた大地からズボッ!ズボッ!と生える腕。
Gメンよろしくズラっと並び、凄み顔で
こちらへ歩いてくる皆さん。ひゃ〜〜、なんなら血吸われたい!

そして散々血みどろの対決があった末
ラストのクールかつ暖かい男の友情で涙!
これぞ、まさに粋!
どうして、こんな素敵な映画が日本では廃盤なんだ?謎。


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DVD:ジョン・カーペンター DVDコレクターズBOX
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不滅の恋 ベートーヴェン / IMMORTAL BELOVED (1994・米)

廃盤な理由がわからない名作!恋愛モノと思いきやハイレベルな伝記ミステリー!

★★★★★
120分/カラー
監督・脚本:バーナード・ローズ
出演:ゲイリー・オールドマン、ジェローン・クラッベ、 イザベラ・ロッセリーニ、ヨハンナ・テア・ステーゲ、マルコ・ホーフシュナイダー、ミリアム・マーゴリーズ

個人的に人類史上最も好きな顔と断言できる
男前ゲイリー・オールドマン主演!
ということだけで何の感慨もなく見たのだが、
ゲイリーはもちろん、映画としても素晴らしい出来で
今だにオレ映画ランキング上位に入る名作。

恋とかいってるからラブロマンスかと思いきや、
実はどっちかつーとかなり出来のいい推理モノ。

ベートーヴェンの死後、みつかった1通の遺書に
全財産を捧げるとかかれた不滅の恋人とは一体誰なのか?
それを追いながら、
ベートーベンの波乱に満ちた生涯を描く正当派。
ゲイリーオールドマンが出てるからって
全部が変態映画じゃーないんだよ!

でも、他の人がベートーベンをやってたら
もっと、普通でまともな映画に仕上がって
ここまで印象に残らなかったかなという感じはある。

とにもかくにも、ラストには衝撃のどんでん返しと感動が待っている!

にも関わらず、日本ではDVDほか廃盤!!
何故だ〜〜〜〜!!再発希望。


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CD:不滅の恋~ベートーヴェン~ [Soundtrack]
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エリザベスタウン / ELIZABETHTOWN (2005・米)

こんな至れり尽くせりな女子がいるわけねーーー!

★★★☆☆
123分/カラー
監督・脚本:キャメロン・クロウ
出演:オーランド・ブルーム/キルステン・ダンスト/スーザン・サランドン/アレック・ボールドウィン/ブルース・マッギル/ジュディ・グリア/ジェシカ・ビール

若き天才デザイナーが鳴り物入りで作り上げたスニーカーが大コケし、会社を首になって自殺しようとするオープニングは面白いかも!と期待させられたが、その後、地味なのにキョトンとするようなラブストーリーに突入。飛行機の中で偶然あったちょっとエキセントリックで魅力的なスッチーとそんな仲良くなれるわけないっしょ!しかも、なんで会ったばっかりなのに、あんな膨大な自作旅ガイドとCDくれてんの!いつ作ったんだ!いつ!毎日必死に作ったって制作期間1ヶ月以上の大作だぞ!結果、少女漫画好きボンクラ男子の夢物語って感じかね。やっぱボンクラファンタジーならメリーに首ったけ、キルステンダンストならチアーズのがおすすめですよ。

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ステップフォード・ワイフ / THE STEPFORD WIVES (2004・米)

レトロでポップ!オチもびっくり!女子は特に見るべし

★★★★☆
93分/カラー
監督:フランク・オズ
脚本:ポール・ラドニック
音楽:デヴィッド・アーノルド
原作:アイラ・レヴィン
出演:ニコール・キッドマン/マシュー・ブロデリック/ベット・ミドラー/グレン・クローズ/クリストファー・ウォーケン/フェイス・ヒル/ロジャー・バート

超エリートビジネスウーマンが仕事に疲れ閑静な住宅街に夫婦で引っ越してくるが、そこは頭からっぽ美人主婦ばかりが集う奇妙な場所だった!という世にも奇妙な物語系の内容。レトロポップでコミカルな雰囲気でありながら、しっかりサスペンスのツボも押さえている出来のよさ。役者もみんな魅力的で、中でも主婦にまじってはしゃぐゲイ役ロジャー・バートがナイス。途中見ていて女性ならムカムカしてくると思われるが、オチで爽快。実はかなりフェミニズムな映画である。ちなみに監督はスターウォーズのYODA!でもって原作はローズマリーの赤ちゃんと同じ人!そら、おもしろいわな。

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BOOK:ステップフォードの妻たち (文庫)
DVD:ステップフォード・ワイフ(1975)
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プロデューサーズ / THE PRODUCERS (2005・米)

最低の奴らが集まるとすんばらしいものができるのね!

★★★★☆
134分/カラー
監督:スーザン・ストローマン
脚本:メル・ブルックス/トーマス・ミーハン
出演:ネイサン・レイン/マシュー・ブロデリック/ユマ・サーマン/ウィル・フェレル/ゲイリー・ビーチ/ロジャー・バート

なんすか、このフリークス大集合っぷりは!それだけでなんだかホッと幸せ気分w。ヒットラーを敬愛する半ズボンナチ野郎に、強烈に姦しいオカマたちに、舌ったらずなロシアなまりの馬面デカ美人(まさかユマサーマンがこんなおちゃめだとは)。そしてニューヨーク中のばあさんと寝て軍資金を集めるへっぽこプロデューサーと、スヌーピーのライナスばりにタオルを手放さないへなちょこ会計士の主役2人。ちょっと長くてだれるなぁっていうところもあるが、このキャラのインパクトだけで見たかいがあったというものだ。とにもかくにもナチとオカマのやりきってる感に爆笑しつつ、こんなむちゃくちゃな人たちが認められる世界って素敵と思わずにはいられない。

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CD:プロデューサーズ
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Vフォー・ヴェンデッタ / V FOR VENDETTA (2005・米)

おもいっきり探偵団 覇悪怒組の摩天楼ファン必見!

★★★★☆
132分/カラー
監督:ジェームズ・マクティーグ
脚本:アンディー・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
音楽:ダリオ・マリアネッリ
原作:アラン・ムーア/デヴィッド・ロイド
出演:ナタリー・ポートマン/ヒューゴ・ウィーヴィング

おもいっきり探偵団覇悪怒組ファンなら絶対心躍る!なぜなら、魔天郎が大活躍だから!そんなわけで、この摩天楼もといVがまぁかっこよい。そして、ストーリーもまぁ面白い。マイノリティや同性愛者を政府が大量虐殺し、ナチスドイツみたいになっちゃってるイギリスでテロリストVが、民衆を奮い立たせ、議事堂の爆破をもくろむ。勧善懲悪でも、爽快アクションでもない、アナーキーでゴシックな雰囲気がたまらん。普段、1時間半を超える映画はもっと短くまとめられただろ!と思う私だが、これに限ってはもっと細部まで見たいんで、特別に3時間以上じっくり描写してよし!と制作者に許可を出したい(何様?)。ちなみにこれを見たあと、テレビをつけると熱海の市長選のニュースが。無理だろうと言われていた若手候補が、花博を大失敗させてもなお地盤はかたいとみられていた現職を60票差でくだし、当確!熱海にも革命が起こるか?ところで11/5って何?と思ったらガイ・フォークス・ナイトなのね。ちなみにイギリスではハロウィンよりこっちの行事のが盛んらしいね。それからそれから、Vってエージェント・スミスだったんだ!あーー!ともかく、これの原作コミックが読みたい。


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※エンディングのブレイクビーツ?ぽい曲が欲しいのだけど、これには入ってない模様。残念。
BOOK:V フォー・ヴェンデッタ (コミック)
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カラーパープル / THE COLOR PURPLE (1985・米)

たくましい女性がいっぱい黒人映画というよりフェミニスト映画

★★★☆☆
153分/カラー
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:メノ・メイエス
音楽:クインシー・ジョーンズ
原作:アリス・ウォーカー
出演:ウーピー・ゴールドバーグ/マーガレット・エイヴリー/ダニー・グローヴァー/オプラ・ウィンフリー

父親に犯されて2人の子供を産み、その後唯一の心の支えである妹のかわりに4人の子持ち男に売られ、奴隷のように働かされる黒人女性の物語。こう書くとひどく暗いように思うが、そうでもない。主人公をはじめ、自由奔放に生きる歌手や男勝りな息子の嫁など、出てくる女性がみんな強い。黒人映画というよりフェミニスト映画。でも、撮ってるのは白人男性であるスピルバーグなので、まぁ魂はあんまりこもってないかも。とはいえ、さすがにそつがないというか上手。志ばっかり高い下手なアート監督がとるよりよっぽどいいんじゃないかしら。ウーピーゴールドバーグというと、お笑いイメージが強いけども、こんなシリアスな演技もできるのか。音楽もなかなか。と思ったらクインシージョーンズなのね。ともかく、出来のよい映画。長いのに飽きないもんね。ただ、自分はこんなにたくましく生きれないなぁと見たあとぼんやりヘコむ。

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BOOK:カラーパープル (文庫)
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アトミック・カフェ / THE ATOMIC CAFE (1982・米)

原爆が落ちてもサッと隠れれば大丈夫!?放射能はたいした問題じゃない!?そんな無茶な!

★★★★★
89分/カラー
監督:ケヴィン・ラファティ/ジェーン・ローダー/ピアース・ラファティ
音楽:リチャード・バス/デヴィッド・ダナウェイ/リチャード・ウルフ

実際の原爆CMや教育ビデオやニュースなんかを小気味よくつないでるだけで、こんなに笑えてこんなに恐ろしいとは。政府や国が言ってる事は、信じちゃいけない。いや、それどころか、CMや宣伝広告などなんとか大衆を操作しようとしてるモノ全て信じちゃいけない。広告にのせられてしょぼい買い物しちゃったぁ〜くらいならまだマシだが、それが原爆やら放射能やら戦争やらじゃシャレになんないっしょ!!「ピカッと光ったらサッと隠れる♪」じゃねーよ!「放射能は色も匂いもないから特に気にしなくていい」じゃねーよ!「被爆すると髪が抜けるけどカツラをかぶれば大丈夫」じゃねーよ!みんなこんなん見て「じゃあ安心」なんつって納得したんだろうか?いや、納得せざるをえなかっただろうね。というより、原爆ってなんかヤバイぞと薄々感じて不安すぎたから、むしろこう言ってもらいたかっただろうね。だから、今もメディアは僕らの望まない事実を隠し、ノータリンでハッピーな情報を垂れ流してるんだね。ダイエットとか健康とか幸運とかゆって・・・。
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キング・コング / KING KONG (2004・米)

ロードオブザリング好きよりむしろジュラシックパーク好き必見!

★★★★★
188分/カラー
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン/フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ナオミ・ワッツ/ジャック・ブラック/エイドリアン・ブロディ

今更ですが、これすんばらしい!33年版のキングコングと内容一緒だけど、あれのスゴさがやっとわかった!オリジナルって当時としてはすごかったと思うんだけど、やっぱ想像力が乏しくなった自分のような現代人が見るとどうしてもショボ感が否めなかったわけです。でも、ピータージャクソンにはこう見えてたんだね!そして、当時興奮した人々にはこう見えてたんだね!そりゃ、映画史に残る名作と言われるはずだよ。でもって、キングコングがとにかく愛おしい!恐竜との戦いっぷり、勝利後の硬派っぷりもカッコよすぎる!ちなみにナオミワッツにジャックブラックと自分好みな役者勢揃いで大満足!恐竜もたっくさん出るんで、ジュラシックパーク3ファンにもおすすめです。つーか、なんでこれが日本で不発に終わったのか全く謎!あんたらの目は節穴か!?ナナだかハチだかいう柔いもん見てる場合じゃねーぞ。

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CD:映画『キング・コング』オリジナル・サウンドトラック
GAME:PETER JACSON'S キング・コング オフィシャルゲームオブザムービー
DVD:キング・コングができるまで 製作日記
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リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 / THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON (2004・米)

自分のような善人ぶってるダメ人間は、一番の危険人物で最大の公害だと感じる

★★★★☆
107分/カラー
監督・脚本:ニルス・ミュラー
脚本:ケヴィン・ケネディ
音楽:スティーヴン・M・スターン
出演:ショーン・ペン/ナオミ・ワッツ/ドン・チードル/ジャック・トンプソン/マイケル・ウィンコット

みんなはこれを見て、誰に感情移入するのでしょうか?主人公の気持ちが痛いほどわかるという人はきっとダメ人間です。でもって、最近流行りの負け組で下流な人です。おそらく、正直で善人です。そしてけっこう完璧主義者で、なんでも器用にこなします。中途半端に賢く、環境にも恵まれこれといって本気で苦労した経験が乏しいためプライドも高く、夢見がちなので、自分が世の中の歪みをなおすんだ!とか根拠のないデカい目標を立て、ちょっと頑張ってみますが、いかんせん肝心なところでつめが甘かったり勇気がなくて、ラスボスではなく何も悪くない人だけに危害を加える結果になったりします。そこで、実は社会にとっては自分が一番のガンだと気づけばいいんですが、ここぞとばかりに気づきません。そういう人は残念ながら幸せな人生にはあまり縁がありません。自分はたぶん、そっち側です。あぁやっぱりなぁ。
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ハードロック・ハイジャック / AIRHEADS (1994・米)

大好きなB級俳優(でも今やスター)勢揃いなのに、恥ずかしい〜!寒っ!

★★☆☆☆
92分/カラー
監督:マイケル・レーマン
脚本:リッチ・ウィルクス
音楽:カーター・バーウェル
出演:ブレンダン・フレイザー/スティーヴ・ブシェミ/アダム・サンドラー

まず、主要人物3人がブレンダン・フレイザー、スティーヴ・ブシェミ、アダム・サンドラーですよ!絶対面白そうだよねぇ。ウェービーなロン毛にやぶれたケミカルジーンズに赤のネルシャッツ・・・と、なんかイヤ〜な予感はしても、やっぱりチェックしちゃうよねぇ。硬派な売れないロックバンドがラジオ局に押し掛けて俺らの曲を流さないと殺す!と水鉄砲で脅してる模様が全部放送されてて一躍人気バンドになってしまうというアホサクセスストーリーなんだが、まぁチープ。トリプルXの脚本家かぁ!そら、つまんねーや。

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CD:ハードロック・ハイジャック
DVD:ハードロック・ハイジャック
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未来世紀ブラジル / BRAZIL (1985・米)

自分が特別だと思えないあなたに見て欲しい。その通り特別じゃないですよ!奇跡なんて起こりませんよ!

★★★★★
143分/カラー
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム/トム・ストッパード
音楽:マイケル・ケイメン
出演:ジョナサン・プライス/キム・グライスト/ロバート・デ・ニーロ/マイケル・ベイリン/ボブ・ホスキンズ/キャサリン・ヘルモンド

12モンキーズやら何やら、テリーギリアムの映画は数々見てきましたが、これが最高傑作といって間違いないでしょう!内容は、異常なまでの管理社会の中で、“金持ちの家に生まれどっちかてーとエリートの部類には入ってはいるが根本的にダメ人間の役人”が、“夢で見た美しい女性”と“正式な手続きを踏まず颯爽とエアコンを修理して回るがため、規律を乱すテロの親玉として手配されている配管工”という自由な生き方をしている2人に出会い、無駄な書類や規則でがんじがらめになっている現実社会から逸脱できるんじゃないかと希望を抱くファンタジー大作である。大衆1人1人1日1日のささやかな悪や間違いの集積の前では、たった1人の凡人の全身全霊の力など、全く無力だという絶望感。でも、安定した長い人生を棒に振ってまでも得たかった一瞬の非日常。そういう感覚が複雑に絡んで、ラストの悪夢的映像の嵐から、あのおなじみのかろやかなメロディへの強烈な展開に号泣。ちなみにモンティパイソン好きとしてはパイソンズ中もっともナイスガイなマイケルベイリンがあんな役をやってるところも印象的。

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ソウ2 / SAW II (2005・米)

見たからって何も得るものもない娯楽映画として、かなり良い出来!

★★★★☆
100分/カラー
監督:ダーレン・リン・バウズマン
脚本:ダーレン・リン・バウズマン/リー・ワネル
出演:ドニー・ウォールバーグ/ショウニー・スミス/トビン・ベル/フランキー・G/グレン・プラマー/ディナ・メイヤー/エマニュエル・ヴォージア/ビヴァリー・ミッチェル/エリック・ナドセン

CUBEだ、esだ、メメントだ!と、鳴り物入りで公開された前作が思いのほかよく出来た普通の娯楽作だったので、ここのスタッフにはひそかに期待してましたが、やっぱりなかなか優秀だと確信。前作は仲間と楽しく作りました的なほのぼの感がちょっと出てましたが、今回はそれがなく、よりプロっぽい。ただ怖がってもらえりゃいい、驚かせればいい、どんでん返しがあればいいって雰囲気。で、引き続ききちんとオチをつけてるのがえらい。思わせぶりにしない潔さ。アートでも名作でもない、ただ消費されるだけのエンターテイメントに徹してる安さと軽快さに男気を感じます。次回作もとりあえず出たら見るね。

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CD:SAWII sound track
BOOK:ソウ2??SAW2
DVD:ソウ2 DTSエディション
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おわらない物語 アビバの場合 / PALINDROMES (2004・米)

人は何にも変わらないと言われてヘコむ。全くその通りです。

★★★★☆
100分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
音楽:ネイサン・ラーソン
出演:エレン・バーキン/スティーヴン・アドリー=ギアギス/リチャード・メイサー/ジェニファー・ジェイソン・リー/デブラ・モンク/シャロン・ウィルキンス/マシュー・フェイバー

これ、トッド・ソロンズの新作だったのか。フライヤ持ってたのに全然気づかず。宣伝の仕方間違ってない?まぁ、ともかくやっと見てみました。まず、自殺した「ウェルカム・ドールハウス」のドーンの葬式から始まり、より強烈にオタクチックになったドーン兄が「妹は音楽の才能が全くなかった・・・うんぬんかんぬん」と弔辞を述べている様子をハンディカム風にうつすオープニングですでに好み。主人公であるドーンの従姉妹アビバの演者がコロコロ変わる演出も面白い。流れる音楽のセンスも相変わらず素晴らしい(どうやらテーマ曲はカーディガンズのニーナが歌ってるみたい)。でも、なんだか気分的には軽い。というのも、アビバはアホだけど、強くてよい子なわけ。だから、ダメ人間の自分はあまり感情移入できず、笑いも少ない。たぶん“子宮を取られてしまったアビバを見て、二度と孫の顔を見れなくなってしまった自分を悲しむアビバ母”、“自分を変えようといくら頑張っても人の本質は何も変わらないと人生をあきらめているドーン兄”あたりがメインだったら、ハハって自嘲して3日は浮上できなくなる大作だったに違いない。とにかく、アビバのパーティに来たドーン兄の話が全てなんじゃないだろうか。自分がなるべく気づかないようにしてた事をわざわざ言われてヘコむわけだが、トッド・ソロンズの映画はそこがいい。知ってるけど認めたくない事をわざわざ無感情で自ら言ってみせることで、知ってるだけまだ自分はましだ、とちょっと楽になる。そういえば、アビバの1人は男の子らしいけども、どの子ですか?もしや一番かわいかった黒髪ショートカットの子?

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DVD:おわらない物語~アビバの場合~
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エターナル・サンシャイン / ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND (2004・米)

カルト映画好き音楽好きはもちろん、恋愛モノ好きですら納得しないでしょうな。

★★★☆☆
107分/カラー
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
音楽:ジョン・ブライオン
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/キルステン・ダンスト/マーク・ラファロ/イライジャ・ウッド/トム・ウィルキンソン

ダフトパンクのプロモと言えばAround The World!セウシーなミイラや全身タイツのガイコツが巨大ディスコライトみたいな壁の前でひたすら奇妙に踊るあれ。あの素敵なPVを作ったミシェルゴンドリーが監督ってんで、期待してましたが、う〜ん微妙。恋愛ものならもっとベタなノリでもいいと思うし、カルト系ならもっとヘンテコでもいいと思うし、ミシェルゴンドリーならもっと素敵な映像でもいいと思うし。全部中途半端。そういえばヒューマンネイチャーもわりと微妙だったよな。脚本のチャーリーカウフマンがやっぱり微妙なのかなぁ。この人の脚本ていつも、うじうじ悩んで脳がぐるぐるしてこんな事よく考えちゃうよねっていうのが言いたいのはわかるんだけど、いつもあともう一歩。言葉で説明しちゃってるつーか、無駄にインテリつーか。もっと感覚的にあるある!って思いたいんだよなぁ・・・こっちとしては。

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CD:エターナル・サンシャイン
DVD:エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション
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Farewell: Live From Universal Amphitheater 1995 (2001・米)

夢のチョコレート工場の音楽にぞっこんなあなたに!ダニーエルフマン満載!

★★★★☆
出演:Oingo Boingo

ピーウィーの大冒険を見て以来、あの音楽にやられてダニーエルフマンにぞっこんなわけですが、音楽だけじゃないんですね、本人見たらよりぞっこん。フォービデンゾーン見て、あまりに素敵だったので、オインゴボインゴのプロモも必至でさがしていくつか入手し、もうアホかっつーくらい何度も見てるわけですが、サンフランシスコでついにDVDもゲット。残念ながら、もうこの頃はすでにちょっとお年をめしているのですが、それでもやっぱり素敵です。ライブは2時間半以上たっぷりあって、ちょい途中だれるかなぁとも思いますが、ラストDead Man's Partyでやっぱり大興奮。最終的にはアンコール4曲しっかり堪能し大満足。と、DISC1のライブはもちろんなんですが、このDVDのみどころはDISC2の特典映像だったりします。Mystic Knights of the Oingo Boingoから今に至るまでのヒストリー、バックステージや打ち上げの様子、ライブ見に来たお客さんの仮装大会っぷりなどなどが見られます。つーか、ホント、ダニーエルフマン大好きだーーーー!もっともっと見たいぞーー!ちなみにこれリージョン1です。日本語字幕どころか英語字幕もありませんので、あしからず。全く何言ってるかわかりません。日本では出す気ないのかね?なんで、そんなにダニーエルフマンて騒がれてないのかね?夢のチョコレート工場も名前聞くのはティムバートンとジョニーデップばっかだしさっ!

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CD:Farewell: Live at Universal Amphitheater 1995/Oingo Boingo
BOOK:Clowns of Death: A History of Oingo Boingo
DVD:Farewell: Live From Universal Amphitheater 1995
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ロスト・イン・トランスレーション / LOST IN TRANSLATION (2003・米)

さらりと憂鬱。サブカルアートおしゃれっこが憧れそうなめんどくさい日本

★★★☆☆
102分/カラー
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
音楽:ブライアン・レイツェル/ケヴィン・シールズ
出演:ビル・マーレイ/スカーレット・ヨハンソン/ジョヴァンニ・リビシ/アンナ・ファリス/マシュー南

憂鬱。映像はキレイだし音楽もおしゃれだし、これといってつまんなくもないんだけど、なんだかめんどくさい。パチンコ、カラオケ、オタクが集うゲーセン、選挙カーとうんざりする王道文化はもちろんのこと、「俺、サーファー。アメリカ人の友達とこの前も海行ってさ」とか言うような人ばっかりのおしゃれなだけのクラブ、京都、生け花、スタジオボイス、HIROMIXなどなどこれまたうんざりするサブカルアートおしゃれ文化も満載。いや別にスタジオボイスとか読むけどね。ゲームも好きだけどね。つか、これに出てたクラブも行ってたけどね。でも、オタクにもおしゃれっこにも共感できないんだよな。趣味は似てるけどなんか違うっていう人々の中でポツネンとしちゃう感覚はまぁ出てる。けど、ホントさらりと憂鬱でそこがまたスマートで気分が滅入る。ただラストのビルマーレイの嬉しそうな笑顔だけは嬉しい。あれだけでいい映画だったように思う。つか、ソフィアコッポラも日本でスパイクジョーンズと一緒にジャッカスしてればよかったんじゃないの?そっちのが絶対楽しいって。ま、それを楽しめなかったからこんな映画作って離婚したんだろうが。そういやはっぴいえんどの風をあつめてがどこで使われるのかと思ったらエンドロールなのね。ビルマーレイの笑顔のとこで流れたら泣けたのにな。

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CD:Lost in Translation [Soundtrack]
BOOK:ロスト・イン・トランスレーション
DVD:ロスト・イン・トランスレーション
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劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA / BEAVIS AND BUTT-HEAD DO AMERICA (1996・米)

クソガキなのになんでか愛らしいんだよな、コイツら。

★★★★☆
81分/カラー

監督・脚本:マイク・ジャッジ
脚本:ジョー・スティルマン
音楽:ジョン・C・フリッゼル
声の出演:マイク・ジャッジ/ブルース・ウィリス/デミ・ムーア/ロバート・スタック/クロリス・リーチマン

coolを連発しゲヘゲヘ笑うクソガキコンビを見て、coolと思ってた90年代後半のMTVキッズの皆さんごきげんよう。自分もそのうちの1人なわけですが、映画になってたのは知らなんだ。日本ではビデオスルーだったのね。ちなみに今回サンフランシスコのレコ屋(ここかなり楽しいです!)で中古をゲットし、今更見てみました。日本語字幕なくてよくわかりません。が、なんだかウキウキ。巨大化して街をぶっこわしてる夢なんか見てる間にテレビが盗まれ、起きてえっとえっと・・・と何度も部屋を見回して、見回しまくって、やっと「テレビない!!!」つって大慌てなアホ2人、その解決策としてまずは学校のテレビを堂々先生の目の前で盗むアホ2人、飛行機で隣のばあさんの薬を大量に飲んだり美人スッチーにベルト閉めてとつきまとったりするアホ2人、空港の出迎えで自分たちの名前をろくに読めてないアホ2人、レッチリなのにファンキーな名曲にあわせてラスベガスで卑猥に踊ってたらあっさり補導されるアホ2人・・・その後もダムを破壊したり、砂漠で自分らそっくりな犯罪者(?)に出会ったりまぁ珍道中。クソガキなのに何故だか微笑ましいビーバス&バットヘッド。懐かしい。個人的に砂漠で死にかけてヘビメタっぽいアニメの悪夢を見るとこなんか大好きです。つか、今気づいたけど、ブルースウィルスとデミムーアが声やってんだ!あの悪者夫婦役か?たぶんこの公開当時ってラジー賞とか夫婦でとってた頃じゃない?なんともさすがなキャスティング。

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CD:Beavis And Butt-Head Do America: Original Motion Picture Soundtrack
CD:Beavis And Butt-Head Do America: Original Score Album From The Motion Picture
BOOK:Beavis and Butt-Head Do America: The Official Script Book
DVD:劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICA
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ディープ・スロート / DEEP THROAT (1972・米)

銀河ヒッチハイクガイドのスーパーコンピューター名のパロ元!

★★★☆☆
62分/カラー
監督・脚本:ジェラルド・ダミアーノ
出演:リンダ・ラヴレース/ハリー・リームス/ドリー・シャープ

当時一世を風靡したポルノ。でも、出てくんの、おばちゃんじゃーーーん。絶頂ポイントで花火がうち上がりベルが鳴る映像に爆笑。でも、カラっとした雰囲気やサントラが欲しくなるくらいナイスな音楽。70年代ってだけでおしゃれに見えてくるのが悔しい。ただのエロ映画なのに。もちろん18禁となっております。ちなみに銀河ヒッチハイクガイドのスーパーコンピューター、ディープソートってこれをもじったらしい。アホ!!しょーもなっ!!そら、あんだけ考えて42しか出せんはずだわ。

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CD:Deep Throat Anthology, Pts. 1 & 2
DVD:ディープ・スロート
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バス男 / NAPOLEON DYNAMITE (2004・米)

地方でくすぶってるダメ人間の夢が叶いまくるファンタジー

★★★☆☆
95分/カラー
監督:ジャレッド・ヘス
脚本:ジャレッド・ヘス/ジェルーシャ・ヘス
音楽:ジョン・スウィハート
出演:ジョン・ヘダー/ジョン・グリース/アーロン・ルーエル/エフレン・ラミレッツ/ディードリック・ベーダー

先日サンフランシスコへ行ったらタワレコの広告やらキャラグッズやらいたるところで目にしたし、去年イギリスの友達も絶賛していたし、日本以外では大ブームだったっぽいこのナポレオン・ダイナマイト。どうしたって冴えない奴らのどうでもいい日常を切り取ったボンクラ青春ものなんですが、実はダメ人間の夢が叶いまくるファンタジーでもあるんです。完全ニートなキモいオタク兄ちゃんがチャットで出会ったファンキー黒人美人にだまされるのかと思いきや真面目なおつきあいだったり、ヘボダンスビデオを見て一生懸命ダンスの練習してもどうせ皆にバカにされるだけでしょと思いきやジャミロクワイの曲に合わせて見事なダンスを披露し喝采を浴びたり、とミラクルの連続。地方でくすぶってるダメ人間必見です。が、さすがにもう少しカッコイイ男子orカワイイ女子が出てくるとよいなぁ。

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CD:Napoleon Dynamite
BOOK:Napoleon Dynamite: Flippin' Sweet!
BOOK:Napoleon Dynamite: The Complete Quote Book
DVD:バス男
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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! / WALLACE & GROMIT: THE CURSE OF THE WERE-RABBIT (2005・英・米)

迫力のクレイアクションよりなにより、ウサギがかわいいったらない!

★★★★☆
85分/カラー
監督:ニック・パーク
脚本:ニック・パーク/スティーヴ・ボックス/ボブ・ベイカー/マーク・バートン
音楽:ジュリアン・ノット
出演:ピーター・サリス/レイフ・ファインズ/ヘレナ・ボナム=カーター

日本公開を待てずSFOに行ったついでにDVDゲット。お待たせ、ウォレスとグルミットの最新作!初の長編!ハリウッドで作られているだけに狼男やキングコングなどをごちゃまぜにしたホラー、アクション、サスペンステイスト満載の娯楽作。でもやっぱり魅力はクレイアニメの絶妙な間や動き。この感覚はニックパークに勝る人はいないと思う。さすがのティムバートンや数々の巨匠も到底かなわないね。とにかく今回はウサギがかわいいったらない。街の人々が大切に育ててるでっかい野菜を悪気もなく持ってこうとしてウォレスとグルミットにとっつかまったり、野原にいっぱい生息してるところをやっぱりウォレスとグルミットに一気にとっつかまったり、で捕まったウサギはウォレスとグルミットの家で冷蔵庫荒らしたり。バイバイってみんなで手を振る仕草なんかもうたまらん。最終的に本筋よりももっともっとこのウサギたちが見たかったなぁと思ってしまったので星は4つ。あと、ライバルの飼ってる犬も人相(犬相?)悪いくせに手足は短くチョロっとしててたまらなくカワイイ。

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CD:オリジナル・サウンドトラック「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
BOOK:ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!完全ガイド
GAME:ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!(PS2)
DVD:ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!
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隣のリッチマン / ENVY (2004・米)

ダメな仲間が社会的に大成功!なダメ人間ファンタジー

★★★☆☆
99分/カラー
監督:バリー・レヴィンソン
脚本:スティーヴ・アダムス
音楽:マーク・マザースボウ
出演:ベン・スティラー/ジャック・ブラック/レイチェル・ワイズ/エイミー・ポーラー/クリストファー・ウォーケン

犬のフンを消し去るスプレーというおバカな商品で急に大富豪になったジャックブラックが、むちゃくちゃいい奴!!リッチになったからって隣人であり親友であるベンスティラーを無下にするどころか、家に招待して豪勢にふるまったり、いろんなものをプレゼントする大盤振る舞い。それも嫌みでやってるんじゃなく、ただただ大好きな友達や家族といつも一緒に遊びたい!楽しみたい!というノリ。最初はそんなジャックブラックを勝手にねたんでたベンスティラーもこんな自分は友達として失格だ・・・と謝罪。みんないい奴すぎるぜ!ちょっと地味でかったるい感じもあるが、ホッとしたい人必見。悪い人、一切出てきませんから!

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スタスキー&ハッチ /STARSKY & HUTCH (2004・米)

70年代テイストとお笑いが大好きなら元のTVドラマを知らなくたって大丈夫

★★★★☆
100分/カラー
監督:トッド・フィリップス
製作総指揮:ベン・スティラー
脚本:ジョン・オブライエン/トッド・フィリップス/スコット・アームストロング
音楽:セオドア・シャピロ
原作:スティーヴィー・ロング
出演:ベン・スティラー/オーウェン・ウィルソン/スヌープ・ドッグ/フレッド・ウィリアムソン/ヴィンス・ヴォーン/ジュリエット・ルイス

70年代の人気刑事ドラマ、スタスキー&ハッチをベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンがおバカにソウルフルにリメイク!ということですが、自分オリジナル版全く見たことないです。なので、そちらとの比較はできませんが、スヌープ・ドッグのどハデな衣装やら、ファンキーなディスコミュージックやら、70年代全開なテイストとベン・スティラーとゆかいな仲間たちの相変わらずなアホっぷり仲良しっぷりが楽しい娯楽作。最近撮ったにしては今風にせず、なんでも古くさいところが素晴らしい!ラストはオリジナルのドラマを見てた人には嬉しいシーンも。

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パンチドランク・ラブ / PUNCH-DRUNK LOVE (2002・米)

善良でまともだけど、ふいに周りの奴らをブチのめしたくなる人へ

★★★★★
95分/カラー
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:ジョン・ブライオン
出演:アダム・サンドラー/エミリー・ワトソン/ルイス・ガスマン/フィリップ・シーモア・ホフマン

完璧です。久々に完璧な映画。もっと早く見ておけばよかった。おおげさかもしれませんが、もしかするとこの監督がポストキューブリックなのかもしれません。一つ一つの画面がなんとまぁ美しい事。光と闇の強い対比、物や人物の気持ちいい配置、緩急あるカメラワーク、細かいショットからなにからすべて完璧。そして、無音からの急な騒音、主張しすぎないセンスのいい音楽のチョイスなど音に関しても完璧。あれだけビシっときまってると狙い過ぎで嫌みになりそうなのに、あくまで、内容が主であるところがまた完璧。ストーリーは、簡単にいうとダメ人間のラブファンタジーなのだが、これがまた、まぁ素晴らしい。7人ものうるさい姉にパーティに来いと何度も言われたり、行ったら行ったで周りはみんな楽しそうにウザい事ばっかりしゃべっててそんな中いたらイーーーってなって窓を割ってしまったり、今すぐハワイに行こうとプリンのクーポンを貯めてサポートセンターに電話したら淡々とあしらわれたり、「でも今行きたいんです!」て電話で何度も言って興奮して泣いてしまったり。ダイヤルQ2になんとなく電話したら悪徳業者でチンピラに襲われてちょっと金を取られて絶望感でいっぱいだけど次の日は普通に出社したり。ささいな事も大変な事もすべてが同じレベルで非常に重大で最悪な気分になる出来事の数々。自分は善良でまともで、周りの人もそんなに悪い人じゃないんだけど、なんだか運が悪くて辛くて瞬間的に全てが嫌になってしまう。その最悪な気分と、だからなんだという普通の気分が毎日ぐわんぐわん波打って本当に疲れる感覚。うーん、わかる。でも、そんなダメな奴を彼女はあたたかく見守ってくれて、キチガイ扱いしないんです。かといって過剰に優しいわけでもないんです。ごく自然に普通に優しい。ホッとする。ホッとしたらすごーく強くなるんです。なんでもうまくいくんです(気持ち的に)。「ブギーナイツ」「マグノリア」もよかったけど、正直これが一番グッときた。最後に、もっと見たいなくらいで終わる1時間半っていう尺も完璧。

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CD:パンチドランク・ラヴ
BOOK:パンチドランク・ラブ
DVD:パンチドランク・ラブ DTSコレクターズ・エディション
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マダガスカル / MADAGASCAR (2005・米)

吹き替えはヘボいが、大自然を大否定なストーリーとキチガイペンギンクルーは良し。

★★★★☆
86分/カラー
監督:エリック・ダーネル/トム・マクグラス
脚本:マーク・バートン/ビリー・フロリック/エリック・ダーネル/トム・マクグラス
音楽:ハンス・ジマー
声の出演:ベン・スティラー(玉木宏)/クリス・ロック(柳沢慎吾)/デヴィッド・シュワイマー(岡田義徳)/ジェイダ・ピンケット・スミス(高島礼子)

ニューヨークの動物園でアーバンリッチライフ(?)を送るスター動物たちがジャングルに放り出されて野生の血を思い出すが、やっぱりそんなん嫌だ!と原始的な欲求よりも文化的な友情を選ぶというストーリー。同じカテゴリーの者だけの閉鎖的なコミュニティ(ようするに肉食と草食とか)で生きることを否定しているスター動物たちに非常に共感できる。確かにえさを毎日もらって、全くサバイバルと無関係な恵まれた環境だからこそライオンとシマウマがあっさり仲良くしてるわけだが、それを「そんなの不自然だ」「間違ってる」というのなら、大自然なんぞクソくらえである。腹が減って友達を襲いそうになるのを必至で堪えるライオンの理性ある態度に安っぽいけど感動すること間違いなし。と、多いに語っているが、結局のところ、強引に人間の船をシージャックし、南極に行ってみたら「最悪!」とあっさり南国リゾートへ来てしまうロシア兵風ペンギンたちにぞっこん。動きから何からすべて変態かつキュート。彼らダイジェストで5回は見ろ!ちなみにシュレック同様吹き替えで見始めたところ、5分でヘドが出そうになりましたが、字幕にかえたら案外よかったです。シュレックが嫌いなのはやっぱり吹き替えで見てたからかもしれません。

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DVD:マダガスカル プレミアム・エディション "ペンギン大作戦"ディスク付
DVD:マダガスカル スペシャル・エディション
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マシニスト / THE MACHINIST (2004・米・スペイン)

こんだけ気の小さい男のサイコスリラーってのも珍しい。
特殊メイクばりの激ヤセクリスは必見。

★★★☆☆
00分/カラー
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:スコット・コーサー
出演:クリスチャン・ベイル/ジェニファー・ジェイソン・リー/アイタナ・サンチェス=ギヨン/ジョン・シャリアン/マイケル・アイアンサイド

1年間も眠れずガリガリな男のキッチンにラストの2文字がERとなっているハングマン(首つり死体の絵が完成する前に虫食いの言葉を当てるゲーム)の落書きが現れ、次々と奇怪な事件に巻き込まれる。一体ERとはなんなのか?MOTHER?それとも・・・というサイコスリラー。クリスチャン・ベイルの激やせぶりが話題でしたが、確かに特殊メイクか?と何度見ても思ってしまうほどのやせ方にびっくり。でも、その寝れなくてやせちゃった理由がなんだかちっさい!謎の男に気を取られ同僚の腕を機械に巻き込んでしまったり、「釣りに行きたい」とか「逃げろ」なんて思わせぶりなメッセージがふいに画面にうつったり、どこまでが現実なのかわからない雰囲気&青みがかった暗い映像など映画としてはなかなかよい出来でゾクゾクするんだけど、見終わったら、はぁ?その程度の悩みでそこまでイっちゃったんですか?みたいな。確かに現実だったらその程度じゃないかもですが、映画だし〜!フィクションだし〜!もっとキレてていいんじゃねぇ?

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BOOK:マシニスト
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 / STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH (2005・米)

スターウォーズのくせに面白い!やればできんじゃん!ルーカス!
★★★★☆
141分/カラー
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/イアン・マクディアミッド/クリストファー・リー/フランク・オズ

白状します。正直、スターウォーズって話が面白いなんて思ったことないんです。映像技術とかキャラとか世界観とかにはワクワクだけど、旧3部作もへっぽこエピ1,2も全部見たけど、内容なんざこれっぽっちも覚えてなかったんです。だから、今回も予告編がいくら面白そうでも、大した期待もせず、儀式だから...と映画館へ行ったまでのこと。が、これがSFXとかキャラとか関係なくちゃんと面白いからびっくり!!はじめてルーカス映画から感情ってもんを感じたよ。ルーカスは完全にシス派なんだね。ジェダイの活躍、宇宙の平和なんざ全く興味がなかったんだね。だから1,2はあんなにやっつけだったんだね。旧3部作でも話的に最も面白かったのは帝国の逆襲で、やっぱりシス優勢じゃない。ともかく、エピ1,2でがっくりし、見に行くのを躊躇してるなら、今すぐ映画館へ行くべし。つーかスターウォーズなんて見たこともないっつってる人も流行にのって行ってみるべし。何も知らなくてもたぶん面白い。旧3部作を見てる人はその10倍くらい面白い。はず。

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※これかなり欲しいっす。
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MAY −メイ− / MAY (2002・米)

怖いけど、それよりなにより、切ねぇな。
MAY
★★★★☆
94分/カラー
監督・脚本:ラッキー・マッキー
音楽:ジェイ・バーンズ=ラケット
出演:アンジェラ・ベティス/ジェレミー・シスト/アンナ・ファリス/ジェームズ・デュヴァル/ニコール・ヒルズ/ケヴィン・ゲイジ

内気で、お母さんにもらった人形だけが友達の孤独な女子に好きな人ができるけれども、結局うまくやれず変態な方向へ行ってしまうキチガイホラー。友達がいないなら作ればいいと教えるお母さんが、お誕生日に人形をくれるんだが、その包装をうまく開けれないだけで、台無しだ...って嫌な顔をするのです。お父さんもやれやれという顔をするのです。周りの人らのほんのささいなリアクションで、嫌われたとか大切にされてないと感じて、死ぬほどヘコんでしまう繊細でもろい幼少期を送った人は是非見てみよう。きっちりその感覚を思い出してぐったりすること間違いなしだ。そんなゴスっ子のリアルで悲しいコミュニケーション障害描写が続き、切なすぎるわけだが、後半ふっきれてホラーになるのである意味逆に救われる。が、あんなハッピーエンドではやはり切ない。
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ワイルド・スタイル / WILD STYLE (1982・米)

なんの感慨もないけど、初期のヒップでホップな感じって楽しい。
ワイルド・スタイル
★★★★☆
82分/カラー
監督・脚本:チャーリー・エーハン
音楽:フレッド・ブラザウェイト/クリス・スタイン
出演:リー・ジョージ・クイノーネス/フレッド・ブラザウェイト/パティ・アスター/サンドラ・ピンク・ファーバラ

ヒップホップカルチャーの伝説的映画ってんで、やっと見てみました。別にストーリー的には何の盛り上がりも胸に訴えてくるものもないですが、グラフティやら、ブレイクダンスやらクラブ・ライブの様子をダラダラ見てるだけでとりあえず楽しい。飽きずにずーっと見てられる。80年代つーとテクノなイメージ強かったが、これ80年代なのか。自分ブラックな文化に傾倒してるわけでもなんでもないけど、白人テクノな文化よりこっちのがカッコイイ。つーか恥ずかしくないね、今見ても。そういやハンサムボーイテクニークだかなんだかの曲でこの映画のバスケシーンのセリフ(?)使ってんのあるね。よくこれが、あんなにもさわやかポップになったな。

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パーティ / THE PARTY (1968・米)

泡まみれで、サイケなペイントの象とはっちゃけたい!
パーティ
★★★☆☆
98分/カラー
監督:ブレイク・エドワーズ
脚本:トム・ウォルドマン/フランク・ウォルドマン
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:ピーター・セラーズ/クローディーヌ・ロンジェ/マージ・チャンピオン/スティーヴ・フランケン/デニー・ミラー/ギャヴィン・マクレオド/キャロル・ウェイン

ピーター・セラーズが浅黒く顔ぬって、ドジでまぬけなインド人という設定のコメディ。ピンクパンサー好きならこれも好きでしょ。靴ひもをなおそうと、足をのせた台がダイナマイトのスイッチで今撮影中の映画セットを大爆破など、ドタバタギャグをこきざみに連発。ベタなんだが、ついプッと笑ってしまうのが悔しい。そして、60年代のオサレな雰囲気。いい時代だよねぇ。今と違って美しいものばかりで疲れないもんねぇ。幸せな気分。まぁそれだけにテンポがゆったりすぎて、飽きる感じも多少ある。でもでも、なんつっても、ラストのクライマックス!いきなりサイケな象が出てきて、みんなで洗おうて洗ってたら家中泡で包まれて、みんなワーーーイ!ってはしゃいじゃう。もちろん、音楽も素敵すぎ!!あんなパーティ行きてぇ!!呼べ!

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ウィラード / WILLARD (2003・米)

雰囲気はいいけど、映画としてのストーリーテリングは激下手
タイトル
★★☆☆☆
100分/カラー
監督・脚本:グレン・モーガン
音楽:シャーリー・ウォーカー
原作:スティーヴン・ギルバート
出演:クリスピン・グローヴァー/R・リー・アーメイ/ローラ・エレナ・ハリング/ジャッキー・バロウズ/キム・マッカミー/ウィリアム・S・テイラー

うだつがあがらない青年(バック・トゥ・ザ・フューチャーの父さん)がネズミと仲良くなって、彼をいじめる会社社長に復讐する、という話らしい。が、なんで、ネズミと仲良くなったの?なんで、白いネズミだけかわいがって、他は毛嫌いしてるの?なんで、元々お父さんの会社だったのに、今の社長にのっとられて、いじめられてるの?ヒロインはウィラードの味方なの?そうでもないの?全くわかりません。話はすすむんだけど、人の感情の流れってのが無視されてるから理由がわからない。「桃太郎は鬼退治にいきました」「犬が仲間になりました」じゃ、映画としておもろくないんですけど!映像や音楽に関しても雰囲気は悪くないが、一見かっこよさげなのに、無駄なフラッシュバックやつまらんエフェクトが入って、ときおりセンスの悪さが光ってたオープニングからして、自己満な香りがするので、なんだか微妙。
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フォーガットン / THE FORGOTTEN (2004・米)

サイコサスペンス?と思いきや、B級SFオカルトもの!!
★★★☆☆
92分/カラー
監督:ジョセフ・ルーベン
脚本:ジェラルド・ディペゴ
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジュリアン・ムーア/ドミニク・ウェスト/ゲイリー・シニーズ/アルフレ・ウッダード/ライナス・ローチ/ロバート・ウィズダム/ジェシカ・ヘクト/アンソニー・エドワーズ

いやぁ、ジュリアン・ムーア最高。こういう、無駄に不幸な役やらせたらピカイチね。でもって、こんだけアホ映画なのに、この人をはじめ役者陣がまぁうまいっつーか、真にせまって真面目に演技してんのがえらいよ。一瞬、アホ映画ってわかんないもん。にしても、ホントバカだねぇ。B級だねぇ。途中まで、ホントよくできたサスペンスかと思ったのにさ。コントか??でも、正直けっこう好きです、この無茶っぷり。過剰な演出。しょーもないのに、案外びっくりドッキリさせられる。で、とにかくテンポがいい。あっちゅーまに話がとんでもなくでかくなってて笑う。そしてなんの解決もなく、ひょっと終わって。ちゃんちゃん。つー感じ。なんだったんだ...今の1時間半...。

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CD:オリジナル・サウンドトラック「フォーガットン」
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ライフ・アクアティック / The Life Aquatic With Steve Zissou (2005・米)

洋風川口浩探検隊感動ヒューマンドラマ

★★★★☆
118分/カラー
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
音楽:マーク・マザースボウ
出演:ビル・マーレイ/オーウェン・ウィルソン/ケイト・ブランシェット/アンジェリカ・ヒューストン/ウィレム・デフォー

海洋ロマン活劇を見ようと思ってる人、全然違うので思い直してください。あくまでダメな人たちの淡々とした友情絵本です。ザ・ロイヤル・テネンバウムズのラストではふいに2度も号泣してしまった私ですが、今回は「なんか退屈じゃない?今度こそ泣く気がしないね」なんて途中まで思ってました。が、ジャガーシャークの登場とともに結局号泣。またやられました。なんだろね、この監督って。地味で退屈そうなんだよ、毎回。なのに、なんでか感動しちゃうんだよ。何がいいってストーリーでも、映像でも、音楽でもないの。いや、ひたすら地味でじわっと現実逃避的なそれら要素があわさってるからこそ、ボソっと口にする登場人物たちの完璧なつぶやきが胸を打つのか。誰も存在を信じてないジャガーシャークに親友を殺されたとリベンジを誓ったズィスーが、その宿敵ジャガーシャークを目の前にして言う一言なんて、もう。怒りでも、悲しみでもなかったあの一言が、もう。号泣。ちなみに一番男前なキャラはズィスーの奥さん。Mr.インクレディブルもそうだったけど、最もたのもしいのが女性ってのはなんだかいいね。ちなみにしょっぱなのカラフルなタツノオトシゴから肝心の恐怖!ジャガーシャーク(まんま。見たらわかる)まで、インチキくさくてどこか懐かしいファンタジックなCGの生き物たちが魅力的。飼いたい。

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フォービデン・ゾーン / Forbidden Zone (1980・米)

フォービデン・ゾーン
★★★★☆
75分/カラー
監督:リチャード・エルフマン
脚本:マシュー・ブライト/ニック・ジェームズ/ニック・L・マーティンソン/リチャード・エルフマン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:エルヴェ・ヴィルシェーズ/マリー=パスカル・エルフマン/スーザン・ティレル/ジセル・リンドレイ/ダニー・エルフマン

めくるめく狂気のミュージカルファンタジー!なんだこのピンクフラミンゴとロッキーホラーショーを足したような6次元ワールドは!久々に映画を見て衝撃を受けました。とにかく素晴らしいのは音楽。ピーウィーの大冒険を見て以来ダニー・エルフマン(サタン役で登場。ルックスもカッコイイ!ホレる!)の音楽にぶっとばされ続けているわけですが、デビュー作からして、もう天才だったのね!DEVO的ニューウェーブなオープニングテーマからエレクトロポップ、スウィンギンジャズ、クラシック、パンク、ロックなどなどいろんな要素がつまったキチガイでコミカルな味付けの不穏で素敵な音楽の数々が始終流れっぱなし。映像もやすいセット、ゆるいアニメ、気味悪く愉快な人々(ときおり女王の乳がはみ出てるのが非常に気になる、王女は常に上半身裸だが)など悪趣味で魅力的。子供の頃、サーカスや遊園地に抱いたちょっと怖くてゾクゾクでも楽しそうでワクワクする感覚。DVD欲しい。家で何度も自由に見まくりたい。ただ、単調なエロネタが多すぎるのと、王様役の小人の顔が生理的に嫌いなタイプなのと(オースティンのミニミーだったらよかったのに!)、白黒だったのが少し残念かな。サイケで不自然な色合いで見たらもっともっと面白そう。一度フィルムに色つけて上映してみて欲しい。

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CD:Forbidden Zone/Original Motion Picture Soundtrack
CD:Anthology/Oingo Boingo
※ダニー・エルフマン率いるオインゴ・ボインゴのベスト。映画では使われてないがLittle GirlsとかDead Man's Partyとか名曲!
DVD:Farewell: Live from Universal Amphitheater 1995/Oingo Boingo
※オインゴ・ボインゴ解散ライブのDVDだそうです。リージョン1。
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ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ / HIDE AND SEEK (2004・米)

★★☆☆☆
102分/カラー
監督:ジョン・ポルソン
出演:ロバート・デ・ニーロ/ダコタ・ファニング/ファムケ・ヤンセン/エリザベス・シュー/エイミー・アーヴィング

母が自殺して、父と娘が山の家に引っ越してくると次々と不吉な事が起こるサスペンスサイコスリラー。なのね...。なんの前情報も仕入れてなかったもんだから、てっきり幽霊とか出てくるゴシックホラーな感じかと思っちゃってた。全然違うじゃん!だまされた。今更って感じの内容です。普通です。特筆すべきことが何もない。とりあえず、ダコタ・ファニングってひとりでできるもんの二代目ちいまいちゃんにそっくりね。だから好き。以上。
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ドッジボール / DODGEBALL: A TRUE UNDERDOG STORY (2004・米)

★★★★☆
93分/カラー
監督・脚本:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ヴィンス・ヴォーン/クリスティーン・テイラー/ベン・スティラー/リップ・トーン/ジャスティン・ロング

強烈にアホでインチキくさい筋肉自慢なCMから始まって何事??なスタートのこの映画。最高!最高!ベン・スティラー最高!ぞっこん!バカ全開!キモイ!実際の奥さんクリスティーン・テイラーに劇中かなり嫌がられているんだが、マジでキモイと思っていたに違いない!とにかくズーランダー同様ベンスティラーと愉快な仲間たちの映画で、まぁ楽しい。海賊になりたいおっさん、ネットでアジアンなビッチと出合って結婚した地味なサラリーマンおやじ、チアリーダーを目指す冴えない高校生男子などなどはみだしものたちが車椅子の変態天才ドッジじいさん(ボールの代わりにレンチとかなげる)の元で力をあわせて(?)優勝を目指すフリークスのハッピー友情巨編。あっという間の1時間半。まぁ見てやってよ、この爆笑コントを。ちなみに終わったからってすぐ帰っちゃったらもったいないぞ。おまけ映像を待つべし。関係ないけど水着で洗車ギャルのBGMにつかわれてたMilkshake、あれのピアノとか入ってておっしゃれーなRemix(セカンドロイヤルっぽい感じ)がすげー好きなんですが、誰mixなんだ?
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コンスタンティン / Constantine (2005・米)

★★★☆☆
121分/カラー
監督:フランシス・ローレンス
出演:キアヌ・リーヴス/レイチェル・ワイズ/シア・ラブーフ/ジャイモン・フンスー/マックス・ベイカー

マトリックスみたいなSFオタクアクション大作かと思いきや、天国だの地獄だのゆってるアホB級オカルトアクションでした。しょっぱな、運命の槍を手に入れたメキシコ人が豪快に車にひかれるが何事もないかのようにまた疾走するシーンからして気持ちがよく、その後もスピードとキレのあるなかなかセンスと勘のいい演出が多い。そして、正直マトリックス2・3があれなので全く期待してなかったキアヌですが、ジェームスボンドみたいな自己紹介やブレードみたいキメキメな演技で、案外しびれる。レイチェルワイズ扮するヒロインととくに恋仲になるわけでもなく、全体的にどこかマニアックな趣味趣向が好感触。が、なんか話はだれるっつーか。盛り上げようとしすぎて間延びしてるような。神とか悪魔とか興味ねーし。つーわけで途中から俄然飽きちゃう。惜しい!
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チーム★アメリカ ワールドポリス / Team America: World Police (2004・米)

★★★☆☆
98分/カラー
監督・脚本:トレイ・パーカー
脚本:マット・ストーン
声の出演:トレイ・パーカー/マット・ストーン/クリステン・ミラー/マササ

すげーー。サンダーバードだ!大人のサンダーバードだ!でも、バカだ!!大バカだ!!英語でほとんどセリフわかんなかったけど、とにかくしょーもない事だけはわかった!ひたすら精巧で出来がよい人形(感動もの!)使ってこの内容。さすがサウスパークコンビ。テーマソングもいかにもヒーローでロックな曲調でアメェ〜リカァ〜ファック!イェー!と絶叫...。まず、フランスでテロを阻止するため街をボッコボコに壊し、市民があぜんとしてる中、チームアメリカのリーダー?がみごとな勝利(エッフェル塔とかなくなってっけど!)にご満悦。でもってその勢いでヒロインにプロポーズ。アホ???が、その途端、テロリストに打たれて死亡。その代役としてブロードウェーで♪みんなエイズなのさ〜♪みたいなショーをやってる役者に白羽の矢が。そして向かう敵はジョンイル(自分は凡人に理解されずに孤独〜みたいな歌をミュージカルっぽく歌ってたような...)!!更にティム・ロビンスやらマイケル・ムーアなどが自己満ヒーロー戦隊、チームアメリカを非難する団体としておそいかかる。ちなみにこの団体にマット・デイモンもいるんだが、セリフは全てIQ低そうに「マット、デイモン〜」のみ。その他、人形だからやりたい放題でやたら長いFUCKシーン、ゲロシーン。そしてリアルな血しぶきなど。なんとも悪趣味。と、かなり見所満載だけど、サウスパークみたいに何故か感動しちゃったってのがないのが残念。やっぱかわいらしさがないからかね。
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 / Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (2004・米)

★★★☆☆
109分/カラー
監督:ブラッド・シルバーリング
原作:レモニー・スニケット
出演:ジム・キャリー/メリル・ストリープ/エミリー・ブラウニング/リーアム・エイケン/カラ・ホフマン

発明が得意なしっかり姉ちゃん、知識が豊富なクール弟、歯が強いオモロベビーの三兄弟が力をあわせて毎度難関をのりきる冒険ゴスファンタジー。お姉ちゃんは私の従姉に、弟は私の友達に似ていて非常に親しみやすい個人的にはナイス人選。ジムキャリーの動きもあいかわらず天才的だし、なんといってもエンディングの切り絵みたいなアニメーション必見!初期のティムバートンのようなゴステイスト全開!あれには★5つ!!映画が終わったからってすぐ帰っちゃダメよ。とかなり大好きな感じではあるんだが、問題はストーリー...。とにかく不幸の連続で爽快感がない。出てくる人は奇妙で興味深いけどどいつもこいつも性格が悪いもしくは頭が悪い。数少ないいい人はすぐ死ぬ。ギャグっぽいとはいえ、やるせない。悪趣味だけど、ゴスだけど、それが自分らしさだ!みたいな開き直ったゆかいな仲間の憂鬱で憎めない物語がこの映像や雰囲気で見れたら最高なんだけどなぁ。つか、語り部のレモニーってジュードロウなの?さっぱりわからん!

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BOOK:おしおきの寄宿学校 世にも不幸なできごと 5
BOOK:まやかしエレベーター 世にも不幸なできごと 6
BOOK:鼻持ちならない村 世にも不幸なできごと 7
BOOK:敵意ある病院 世にも不幸なできごと 8
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サイドウェイ / SIDEWAYS (2004・米)

★★★☆☆
130分/カラー
監督・脚本:アレクサンダー・ペイン
出演:ポール・ジアマッティ/トーマス・ヘイデン・チャーチ/ヴァージニア・マドセン/サンドラ・オー
出ました。いい年したオタクのダメ人間恋愛モノ。ハイ・フィデリティとゴーストワールドは音楽オタクのおっさんでしたが、今度はワインオタクの小説家を夢見る切ないおっさん登場。つーか、ワイン通て...。あのブドウは繊細だからとか、何年のなんとかってワインを持ってるとか、アスパラガスの香りがするねとか、非常に痛い。どーでもいい蘊蓄や自分の好みなんかを喜々としてしゃべりやがって!普段はうじうじしてるくせに!はい、悔い改めます。このハゲおやじ、あまりに自分と重なってうっすら泣けてくるよ、チクショウ。そして相方の性欲バカっぷり。あぁもうなんだろ、このヘボバチェラー旅行は。全く利口じゃない。特にドラマティックでもない。でも、クスリと笑えてしみじみ。この監督にしてはちょっと丸すぎる感じで印象薄いけどまぁいいか。
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セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ / CECIL B. DEMENTED (2000・米)

セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ
★★★★☆
88分/カラー
監督・脚本:ジョン・ウォーターズ
出演:スティーヴン・ドーフ/メラニー・グリフィス/エイドリアン・グレニアー/アリシア・ウィット/ラリー・ギリアード・Jr

映画バカテロ集団がクソみたいなシネコン映画をご機嫌にぶったぎる!これ見るととりあえず、やる気が出ます。何に頑張ればいいのか全くわかりませんが、無駄に頑張ろうと思います。そして、躁で善人ぶったおっさんや演技のうまさ押し売りのおっさんが出てくるような映画なぞ見たくもねぇ!マスターベーション的ディレクターズカットなんて作る意味あんのか?ボケ!壮大なだけのくだらん話をサーガなんつって垂れ流して人の時間を無駄に消費させんじゃねぇ!こじゃれたOLやら主婦やらが水曜だか金曜だかに集まるこぎれいで(内容も)やっすい映画ばっかやってる映画館なんぞ震災にあってしまえ!と叫んでみる。よし、元気出た。
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moog (2004・米)


moog

★★★★☆
70分/カラー
監督:ハンス・フェルスタッド
出演:ロバート・モーグ/ガーション・キングスレー/ジャン・ジャック・ペリー/マニ−・マーク/ミックス・マスター・マイク/ルーク・ヴァイバート/キース・エマーソン/リック・ウェイクマン/ハーブ・ドイチ/ウォルター・シアー/バーニー・ウォレル/DJ ロジック/DJスプーキー=ポール・D・ミラー/パメリア・カースティン/ステレオラブ/ティノ・コープ/チャーリー・クローザー他

わーー!もう、ウッキウキ。エレクトリカル・パレードを初めて見たときの感動を皆覚えているだろうか?自分は憂鬱な現実(小学校)を完全に忘れてただただ楽しい嬉しい気分になって救われたなぁ。で、その音楽がペリー&キングスレーという人らがmoogというシンセで作った曲だって知ったのは十数年後。今だってあの曲を聞けば、理由もなくハッピー。そのmoogを作った博士のドキュメンタリーとあれば、見ないわけにはいかない。正直、映画としては焦点がボケてる感じもして、moogに興味がなければ面白くないだろなって感じもするけど、この際そんな事はどーでもいい。ペリー&キングスレーはもちろん、世界一おちゃめなおっさん(と私は思う。日本だったら由利徹)マニー・マーク他大好きなアーティストがたくさん出てくるし、ツボすぎる映像と音楽満載。中でも、moogを使ったビールのCMが最高!!あれだけでも見たかいあった!そして肝心のモーグ博士はガーデニング好きのなんだか愛らしいじいさんで、機械にも人柄が現れてるなぁと納得。幸せな気分になれました。

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CD:The Essential Perrey & Kingsley
※ペリキンを知るきっかけとなった1枚。ジャケが素敵。
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※ペリキン他moogの代表曲を集めたコンピ。ペリーの曲のFatboyslim remixあり。
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SPUN スパン / SPUN (2002・米・スウェーデン)

SPUN
★★★★☆
102分/カラー
監督:ジョナス・アカーランド
脚本:ウィル・デ・ロス・サントス/クレイトン・ヴェロ
出演:ジェイソン・シュワルツマン/ミッキー・ローク/ブリタニー・マーフィ/ジョン・レグイザモ/パトリック・フュジット/ミーナ・スヴァーリ/デボラ・ハリー

ようするに、スタイリッシュなよくあるドラッグ青春もの。監督はミュージックビデオ出身で演出はもちろんクール。基本的にこの手のおしゃれそうな作品はボロクソにけなしたいのが多いんですが...正直かなり好き。登場人物一人一人にロゴがあるとか女子たちのビッチなファッションとかアニメとの合成だとか急に古い刑事ドラマ風になるとかカッコつけてんなーと思うんだけど、センスだけで意味も隙も魂もないおしゃれさとは違って実際カッコいい。そこにいる人々がちゃんと魅力的で愛らしい。キャストも天才マックスにアメリカンパイにローストチキンばっか食う自殺少女に...とどいつもこいつもいい人選。ストーリーもダメ人間のダメな生活をダラダラ追ってるだけでそれほどドラマティックじゃない感じが泣けてくる。今後何度も見そうな予感。
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サスペクト・ゼロ / SUSPECT ZERO (2004・米)

★★★☆☆
監督:E・エリアス・マーヒッジ
出演:アーロン・エッカート/ベン・キングスレー/キャリー=アン・モス

羊たちの沈黙やらセブンやらユージュアルサスペクツやらが流行った時期ならその勢いでちょっと人気出たかもなぁって感じのサイコスリラー?変な幻覚や幻聴で眠れないFBI捜査官が大量に起こっている誘拐殺人事件を追うわけだが、まぁいたって普通。気味悪さもオチの衝撃もなんもない。かといって、映像的に下手ってわけでもないからなんとなく最後まで見れる。ただ、やっぱ前半がかったるい。前半にまとめて謎があって、後半にまとめてその解がある。テストじゃねーんだから。小さい謎がとけていくうち、それがつながってだんだんでかい謎になるみたいな構造じゃないといかんせん盛り上がりにかけるよねぇ。
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マトリックス レボリューションズ / THE MATRIX REVOLUTIONS (2003・米)

マトリックスレボリューションズ
★★★☆☆
監督・脚本:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス/ヒューゴ・ウィーヴィング/ジェイダ・ピンケット=スミス

リローデッドがあまりにひどかったんで、ずーっと見てませんでしたが、こっちは思ったよりひどくないじゃん。ミフネ隊長率いるロボ軍団の戦いなんかは迫力あるし、話のテンポもそこそこよいし。SFアクションとしては普通によい。ただ、見終わったあと何か釈然としない。というのも、いつのまにか話変わってねーか??論点ずれてねーか??1では、マトリックスを崩壊させようとリアル人間たちは頑張ってたんじゃないの?なんで、スミスだけ退治して機械ともども万歳になってんの?金持ちになって変わったね、ウォシャウスキー!!ただのオタクのくせに!!

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スクービー・ドゥー2 モンスターパニック / SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASHED (2004・米)

スクービードゥ2
★★★★☆
93分/カラー
監督:ラージャ・ゴスネル
脚本:ジェームズ・ガン
出演:フレディ・プリンゼ・Jr/サラ・ミシェル・ゲラー/マシュー・リラード/リンダ・カーデリニ/セス・グリーン

出ました、よい子のアイドル、スクービー!お化け屋敷に探偵ごっこだもん、ワクワクしないわけないよねー。見たからって何も得るもんなんざないけども、ただ楽しい。でもってこのシリーズは本当に出来がよい。アニメの雰囲気を全く壊してない。むしろそれ以上。アニメオタク大国日本が大量生産してたしょーもないアニメの実写版らとはわけが違うよ。衣装もセットもキュートでカラフルで、登場キャラはみんな愛らしい。今回は自分のアイドル、セス・グリーンまで登場し(まぁあいかわらずちっちゃい)、魅力的なモンスターもたっくさん!!前作で受賞したNickelodeon kids choice awardsは逃したものの(2004はNEMOだって。そりゃ勝てねーや...)個人的には今作のがより大興奮!!1つ残念なのは前作でも思ったけど、昔のテーマ曲を使ってほしいなー。あの曲大好きなんだよなー。ところでパフィーの曲ってエンドクレジットで流れてたやつかな?

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※パフィとかfatboyslimとか
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※オリジナルアニメシリーズ!大好きなテーマ曲もこれなら聞ける?
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裸のランチ / NAKED LUNCH (1991・英・米)

裸のランチ
★★★★☆
115分/カラー
監督・脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
原作:ウィリアム・バロウズ
出演:ピーター・ウェラー/ジュディ・デイヴィス/イアン・ホルム/ジュリアン・サンズ? ロイ・シャイダー

数年前に一度見たときはすごく好きな雰囲気ながら何度も寝てしまい、全く意味がわからん!と思ってたんだけど、改めて全部しっかり見たらやっぱり全くわからん!が、寝てなくても結局悪夢を見てたような気分で気持ちよい。原作は麻薬中毒&ゲイのシュールな小説らしいけど、映画はどっちかつーと昆虫をはじめグロテスクな造形や悪夢への愛と創作する事の快楽や苦痛を描いてるので麻薬中毒でもゲイでもない自分には映画のが面白いんだろうなと思う。タイプライターが巨大なゴキブリになって指令を出したり、でっかいムカデの肉をさばいてミンチにしたり、ゲイが虫のように変形して若い男のエキスを吸ったり...みたいのにワクワクできる人におすすめ。ちなみにDVD特典のメイキングドキュメントもだいぶ面白い。劇中でウィリアムテルごっこと称し妻を射殺してしまうシーンは現実に原作者が起こした事件を元にしてるとかそういった背景を知るとより興味深い。

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スーパーサイズ・ミー / SUPER SIZE ME ?(2004・米)

スーパーサイズミー
★★★★☆
98分/カラー
監督・出演:モーガン・スパーロック

私はもうホントどうしようもない緊急事態でもない限り、マクドナルドなんぞ食わん!!と常々声を大にして言ってるんですが、今後その理由をイチイチ説明する手間が省けそうです。「なんで?」なんてすっとぼけた質問されても「スーパーサイズ・ミーを見ろ!!」で事がすみます。大企業が劣悪な商品を巨額な金を使って宣伝し、素直な大衆の金と健康を搾取している図式が見事に描かれています。つか、それよりなによりマズくて、1ヶ月どころか1個食っただけで具合が悪くなるんだよ!マックて!いや、マックだけじゃなく、吉野家もファーストキッチンもファミレスもコンビニ弁当もその他諸々!実のところ自分、子供の頃はジャンクフード漬けのチョコレート中毒で、面倒だからカロリーメイトで数ヶ月過ごすなんて荒技をやってた事もありました。そしたらね、ホントに死にかけた!なので、この映画、全然人ごとじゃないのさ(素でバカ)。と、昔の自分もそうだから気持ちはわかるが、アメリカってのは人間の欲望に対して過剰に正直すぎる。食いたいものを食いたいだけ食って、すこっしも動きたくないなんて。まともな人なら、先の事を考えてその欲望を多少なりとも押さえるけど、それがない。今の快楽を捨てるくらいなら後の事は考えるのよそうってなる。だから、京都議定書なんかもオレやんなーいって言えちゃう。これってアメリカがものすごく若い国だからってことはないかい?歴史や伝統などがないから、何をよりどころにしていいかわからない。それを補うために昔の人は宗教なんてもんを発明したんだろうが、この映画の中で「この人誰だ?」って子供にキリスト見せたら正解率0%なところを見ると(笑)。そりゃ、欲望が行動のよりどころとなるのは当然で、その欲望てのが肥満であり、金=経済であり、“消費”なわけだ。でも、もうそんな時代じゃないよねー。って、ここ数日どーしょもない生活送ってたお前が言うな!と何人かに激しくつっこまれそうですが。そういや、最もスーパーサイズをプッシュしてた肥満率ナンバーワンのテキサス州てブッシュが元州知事だったよね。あそこは死刑執行数もトップだかなんだかだったような気がしたけど、それってどうなの??

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フォーチュン・クッキー / FREAKY FRIDAY (2003・米)

フォーチュンクッキー
★★★☆☆
97分/カラー
監督:マーク・S・ウォーターズ
出演:ジェイミー・リー・カーティス/リンゼイ・ローハン/マーク・ハーモン/ハロルド・グールド/チャド・マイケル・マーレイ

テレビで字幕もなくよくわからないまま、ジョディ・フォスターがなんだかすごく魅力的だったので見てしまい、あれなんだったんだろう?とずっと気になってた映画あった。それがこの映画のオリジナルであるフリーキーフライデー。真面目でお固い母親とバンドをやってる自由奔放な娘の心が入れ替わる青春コメディなんだけど、このリメイク版は普通に楽しい娯楽作。なかなかよかったんじゃないでしょうか。お母さんになってカードで買い物しまくるところで流れるアイドルロック風What I Like About Youがめちゃくちゃいいし。ただやっぱり自分的にはジョディ・フォスターのが強烈。というのも、ジョディの場合、真面目なお母さんが娘に入ってる状態ってのがものすごく合ってるというか、自然というか。子供のはずなのに、ものすごい物事を悟ったような大人の顔つきをしている。もっかいオリジナルを見たい。日本でもDVDとか出てるんだろうか?

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ジェレミー / JEREMY (1973・米)

ジェレミー
★★☆☆☆
90分/カラー
監督・脚本:アーサー・R・バロン
出演:ロビー・ベンソン/グリニス・オコナー/レン・バリ/ネッド・ウィルソン/レオナルド・チミノ

若い2人の淡くせつないラブストーリーみたいな。えぇ。この手のモノ苦手でした自分!最近恋愛映画でもおもろいの多かったから(例えば秘書セクレタリーとか橋の上の娘とかラブ・アクチュアリーとか)ついうっかり借りちゃった!ボンクラファンタジーには違いないけど、そこそこキモいメガネ男子(かといって完全オタクかというとバスケしてロックも聞いてて案外健全)と中途半端にかわいい女子という主役2人の魅力がうっすい。オープニングの歌からして、ゾゾーーーッと寒気がしたので、やばいなぁと思ったけど。いや、クソ映画じゃないと思うけど。いい映画なんだと思うけど。自分には合わなすぎ。つかね、もっとキュートでフレッシュで切ない話かと思ったんだが、うす暗いな奴らの地味な話なんだもん。すげー嫌な人とかは一切出てこないんだけど、ぐったり。
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永遠のモータウン / STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN (2002・米)

永遠のモータウン
★★★☆☆
108分/カラー
監督:ポール・ジャストマン
出演:ファンク・ブラザース/ジェームズ・ジェマーソン/スティーヴィー・ワンダー/マーヴィン・ゲイ/チャカ・カーン

モータウンて名前も音楽もよく聞くわりに、ろくに知らなかったけど、なるほどね。ファンク・ブラザーズっつーこの人らが皆のバックバンドしてたんだ。でも、やっぱりあんまりこの辺の物事に詳しくないので、いろんな人の名前が出てきても、へぇくらい。どうにも、音楽に関する知識欲というか、記憶力がない。自分の持ってるレコードもジャケの色とかで覚えてるだけで、全然名前とかわかんないもんな。なので、こういうバカが見るより、モータウンサウンドだとか60年代の音楽史にちゃんと興味ある人が見たら最高に面白いのでは。とりあえず、音楽がいいので、酒をくらって、音楽ビデオとしてはだいぶ楽しめました。どの曲だったか、倍速で見るとものすごくよかったな。あのテンポでremixしたブートとか出たら欲しい感じ。だからどの曲だよ...。もうほら忘れてる。

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恐竜小僧ジュラシック・ボーイ / Clifford (1994・米)

ジュラシックボーイ
★★★☆☆
89分/カラー
監督:ポール・フラハティ
出演:マーティン・ショート/チャールズ・グローディン/メアリー・スティーンバーゲン

なんだぁ?これ?主役は恐竜好きで悪賢い少年らしいがどうみてもおっさん。なのに劇中では子供として当たり前のように扱われている。イビサボーイズGODJなんかが好きな自分はその気味悪さにグッときて、つい見始めてしまった。いやらしい笑顔や気持ち悪いしゃべりなどもどことなくピーウィーに似ててこれまたグッとくるなぁと思ったら、このおっさん少年、サボテンブラザーズのちっさい人じゃんね。それにしても、最初は笑ってられたんだが、このおっさん少年のひどさにだんだん腹が立ってきて、散々な目に遭わされる叔父さんと同じように「死ね!!!」と怒りが。普通コメディだったら、パーティーがだいなしになっちゃったっくらいのいたずらだろうに、最終的に叔父さん、前科がついて、保釈金払って出所して、デザイナーの職まで失う始末。それはあんまりだろぉ。でも、ジュラシックワールドを見ると非常に楽しそうなので、確かにあそこに連れてってもらえなかったら、ブーたれるわな。そんでシリアルやらアイスやらジャンクな食べ物をちらかし放題食い放題するのもワーイな感じ。そゆことしたい。そういや、イメージイラストみたいのがCMいくとき映ったんだけど、その絵、すごくどっかで見たことがあるような。原作が有名な漫画だったりすんのかな?思い出そうとしてもでっかい赤い犬が邪魔をする。あれはクリフォード違いだ。
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ターミナル / THE TERMINAL (2004・米)

ターミナル
★★★☆☆
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

自分の国(ロシアとかその辺の設定)がなくなっちゃって空港に足止めされた男のコメディファンタジー。スピルバーグて、すんげー感動ってのもあんまないけど、すんげーつまらんてこともないよね。どんなテイストの映画も誰が見てもそこそこ飽きないように普通の娯楽として仕上げるのが得意というか。今回もそんな。キャサリン・ゼタ=ジョーンズが出しゃばってきてからだんだん微妙な展開になり最後の方はやたら盛り上がっちゃってあぁ〜あな感じだが、それまではだいぶ面白い。英語が通じないっぷり、25セントの稼ぎ方、スパイと疑われる、VS監視カメラなどなど、まるでコント。1941、マイノリティ・レポート、コレ、の3本はジャンル“ドリフ”だと思う。
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! / ELECTION (1999・米)

ハイスクール白書
★★★★★
監督・脚本:アレクサンダー・ペイン
出演:マシュー・ブロデリック/リース・ウィザースプーン/クリス・クライン/ジェシカ・キャンベル

テレビつけたら出てるメンツが好きな感じだったんで、なんとなく見てみた。何コレ!すげおもろい!!「ヒャヒャッ」って何度も声出して笑ってしまった。高校の生徒会長選挙にまぁムカつく優等生女子が立候補するんだが、そいつの事が大嫌いな情けない生徒会委員顧問の教師がなんとしてでも当選を阻止しようとお人好しなボンボンを対立候補に出させて、どたばた事件が起こるわけです。ムカつく優等生役をキューティーブロンドの子が、情けない教師をマシュー・ブロデリックが、バカボンボンをアメリカン・パイやギリーに首ったけの中途半端な男前がやってるんですけど、このキャスティングみごと。ぴったし。で、演出がいろんなアイデア満載。途中映像がとまって心の声が入ったり、急にイメージ映像になったり、古い映画風になったり、コミカルなギミックだらけで楽しい。テンポも間も素晴らしい。すごくブラックで嫌な奴ら(ボンボンはむちゃくちゃいい奴。なにせバカだから)の話なんだけど、何故か爽快。ホントだいぶ面白いからみんな見て。つか、監督、アバウト・シュミットとかジュラシックパークIIIの関係の人なのね。そら、面白いわけだ!納得。
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アンダーワールド / UNDERWORLD (2003・米)

アンダーワールド
★★★☆☆
122分/カラー
監督:レン・ワイズマン
脚本:ダニー・マクブライド
出演:ケイト・ベッキンセール/スコット・スピードマン/シェーン・ブローリー/マイケル・シーン/ビル・ナイ

ヴァンパイアと狼男の戦争を描くゴスヒロインアクション映画。しょっぱな女ヴァンパイア戦士ケイト・ベッキンセールが高いビルから飛び降りてカッコよく着地なシーンですでにこれはイケる!と思わせる。案の定、アクションやら全体の映像がとにかくグロクール。飯食いながら見てたらちょっとまずくなった。わりとそんなん平気な方なので、驚き。別に気持ち悪いもんをはっきり見せてるわけじゃないんだけど、なんとなく精神的グロさが伝わるというか。狼男に変身するシーンだとか、襲ってくるときの動きだとか、銃弾が肉体から排出されるとことか。いい!話も何故狼男がただの人間を追ってるのかヴァンパイアと狼男が何故戦争しているのかという謎解きチックな展開でなかなか興味をもたせる。終わり方も続きがありそうなカッコイイ感じだし、これといって悪い嫌いな点がない。んだけど、なんでか★3つにしちゃった。限りなく4つに近いんだけど、何が足りなかったんですかね?関係ないけど、この主役の女優と監督て結婚したんだって?で、前の夫は狼男のボスだったんだって?それを踏まえてもっかい見たらもっと面白いだろうか。
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Mr.インクレディブル / The Incredible (2004・米)

インクレディブル
★★★★☆
製作総指揮:ジョン・ラセター
監督:ブラッド・バード
声の出演:クレイグ・T.ネルソン(三浦友和)/ホリー・ハンター(黒木瞳)/サミュエル・L.ジャクソン(斉藤志郎)/サラ・ヴァウエル(綾瀬はるか)

自分、ピクサー大好きでして、アイアンジャイアントも号泣しまして、スパイキッズも全部見てます。そんなわけでこれに関してものすごくひいきして見てしまいそうだったので、手放しには褒めないぞ!と心に決めて挑んだんですけどね。えぇ、すんごい面白かったっすよ!シュレック2をちょっと前に見てたもんだから、より一層、こっちの素晴しさがきわだった。やっぱ子供の心をわかってるよ。ピクサーは。で、007やら黄金の7人やらオースティンパワーズやら燃えよドラゴンやらいろいろ好きな映画をいい感じに思い出す。音楽も映像もとにかくツボ。ちなみに一番好きなキャラはスーパーヒーロー専門のデザイナー、エドナ。身勝手で自己中だけど、天才的な仕事ぶりとヒーローへの愛情とちっこくてちょこまか動くオモロかわいさが最高。そんで、スーパー能力はお母さんが一番すごい。完全に人間じゃないです。そういえば、見る前にヴァイオレットに似てると友達に言われてたんですが、見てて「なんだよこのオタクゴス貞子は...」と思ったキャラがそのヴァイオレットでした。オイ!あれに似てるってどういうことだよ!でも、確かに似てた!気味悪くたれた黒髪、ギョロっと飛び出た目、透明度(生きてる人間の気配がない)、全て納得だ。困った。
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ニュースの天才 / SHATTERED GLASS (2003・米)

ニュースの天才
★★★★☆
製作:トム・クルーズ
監督:ビリー・レイ
出演:ヘイデン・クリステンセン/ピーター・サースガード/クロエ・セヴィニー/スティーブ・ザーン

エアフォースワンに置いてある権威あるニュース雑誌で嘘八百な記事をかきまくってた実在若手ライターの話。地味なんだけど、きっちり面白いいい映画。だが、とにかく主人公のアナキン=スティーブンがまぁ胸くそ悪い!口がうまくて皆にいい顔をし平気で嘘をつく。で、いざとなると反省したと見せかけて嘘の上塗り。更にもうどうしようもなくなったら泣いたりパニクったりして問題をうやむやにしようとする。確かにライターにしては若いんだろうが、考え方や行動がガキすぎる。SWエピソード2のときもアナキンムカつくなぁって感じだったが、ここでもみごとにカチンときた。それだけこの役者、演技がうまいということなのか。いやでも、こんなムカつくように見える奴の嘘記事がチヤホヤされるわけねーし。実際のスティーブンがどれほど器用な奴なのか見てみたい。関係ないけど、この胸クソ悪いガキの嘘をあばく、ネットニュース記者アダムがすげーカッコイイ。顔が。もっと出てきてもよいのに。そしてガキライターを厳しく処分する編集長チャックはどことなく知り合いに似ていて親近感。
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シュレック2 / SHREK 2 (2004・米)

シュレック2
★★★☆☆
94分/カラー
監督:アンドリュー・アダムソン
声の出演:マイク・マイヤーズ(濱田雅功)/エディ・マーフィ(山寺宏一)/キャメロン・ディアス(藤原紀香)/アントニオ・バンデラス(竹中直人)/ジュリー・アンドリュース/ジョン・クリーズ

浜ちゃん最悪だって知ってるのに、字幕読むの面倒だなぁなんて前作に引き続きつい吹き替えで見てしまった。関係ないけど、最近槇原とデュエットしてる歌もひどいね。浜ちゃんの演技とか歌とかってテレながらやってそうなところがどうにも気持ち悪くてしょうがない。と、浜ちゃん批判しててもしょうがないので、映画についてですが、新キャラ長靴をはいた猫はキュートかつ男気あふれる感じでよい。音楽のチョイスもわりと好き(DVD特典でHexstaticも必ずかけるナンシー・シナトラのThese Boots Are Made for Walkin'を長靴をはいた猫が歌ってたり)。ストーリーはあいかわらず惚れたはれたのメロドラマで飽きる。映画のパロディ満載(スパイダーマン、ロードオブザリング、夢のチョコレート工場など)だけど、なんとなくあざとい感じが嫌かも。とりあえず、王様の声がモンティパイソンの中でも私が最も大好きなジョン・クリーズだったり、猫がバンデラスだったり、なので字幕でもっかい見てみるか。

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CD:Shrek 2 [Original Soundtrack]
※DVD特典で入ってるThese Boots Are Made for Walkin'やらMr. RobotoやらWhat I Like About YouやらDisco Infernoやらの楽曲は残念ながら収録されてません。でも、郷ひろみでおなじみLivin La Vida LocaやスクールウォーズでおなじみHolding Out for A Heroなど本編でかかったものは一通り入ってるみたい。
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ディボース・ショウ / INTOLERABLE CRUELTY (2003・米)

ディボースショウ
★★★☆☆
100分/カラー
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ジェフリー・ラッシュ/セドリック・ジ・エンターテイナー/エドワード・ハーマン/ビリー・ボブ・ソーントン

金持ちと離婚して慰謝料をがっぽり稼ごうとたくらむ美女と離婚裁判を得意とする腕利き弁護士のバトルラブコメ。騙し騙されのサクサクすすむストーリー、ウィットに富んだ会話、おしゃれかつ飄々とした雰囲気、まさにコーエン兄弟節全開。この兄弟の映画ってほぼハズレがない。けど、あまりにスマートで心に響かないっちゃ響かない。特に恋愛ものに関しては照れくさいからおちゃらけインテリ度が強い。そのすかした感じはむしろ好感持てるわけだが、やっぱこの人らはついてないダメ人間を描いてる方がいいな。
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ソウ / SAW (2004・米)

SAW
★★★☆☆
103分/カラー
監督:ジェームズ・ワン
脚本・出演:リー・ワネル
出演:ケアリー・エルウェズ、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター

ポストCUBE、メメント、es他いろいろ言われている今作。徹夜明けで体調がすこぶる悪い中わざわざ見てきました。正直見終わったあとの感覚はesに近いかな。すげーー怖くてヘコむ映画なんだろうとウツになる気満々で挑んだのに、案外楽しいまともな娯楽作で、拍子抜けといいますか。で、見てるときの感覚はメメントやCUBEに近く、映画というよりアドベンチャーゲームをしてるような。登場人物が皆単純素直でうすっぺらく、ストーリーもご都合主義で無理があり、結局オチや死に方などのアイデアを見せたいだけなのはいかにも映画学生が作った感じ。とはいえ、これだけ心に迫るものがないにもかかわらず、飽きさせずに最後まで見せる演出力はなかなかのもので商業監督としての才能はあるとみた。ノコギリは鎖でなくて足を切るためとか、生きた人間の腹をかっさいて鍵を取り出せとかグロい設定が多いものの肝心の部分ははっきりとは見せず、一般人でも耐えれる程度に仕上げているあたりもヒットしやすいようにできてるなと。なので、暇つぶしに消費するにはもってこいです。ま、裏を返せば気分や具合が悪くなるような衝撃を得たい人にはかなり物足りないとも言えます。

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CD:Saw (Original Motion Picture Soundtrack)
BOOK:ソウSAW 角川ホラー文庫
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秘書 セクレタリー / SECRETARY (2002・米)

セクレタリー
★★★★☆
111分/カラー
監督:スティーヴン・シャインバーグ
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
出演:ジェームズ・スペイダー/マギー・ギレンホール/ジェレミー・デイヴィス/レスリー・アン・ウォーレン/スティーヴン・マクハティ

変態S弁護士&変態M秘書のエロティックラブロマンス。こんなんね、おもろいわけねーだろとたかをくくってたが面白い。どう考えても変態なのに、2人とも何故だか愛らしくて魅力的。不思議だ。でもって、タイプミスしただけであざができるほど尻をたたいたり、ミミズを手紙にはさんでみたり、3日も放置プレイしてみたりなどなどあきらかに最悪行為の連続なのに気持ち悪くない。事務所内の雰囲気はどことなーくエロい悪夢のような。そうデビッド・リンチ的...なんて思ってたら、音楽が同じ人なのね。納得。そういえば、弁護士役ジェームズ・スペイダーの顔がかなり大好きなんだが、すぐ忘れてしまう。この人今までに何度か他の映画でも見かけてるはずなのに、またお初だと思ってた。デビッド・クローネンバーグのクラッシュにも出てるのか。見ようと思ってまだ見てなかったな。つか、あれも変態映画じゃん。
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ヘルボーイ / HELL BOY (2004・米)

ヘルボーイ
★☆☆☆☆
122分/カラー
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
出演:ロン・パールマン/ジョン・ハート/セルマ・ブレア

久々でました。ゴキゲンなクソ映画。ブレイドを見て以来、アメコミの映画化は最高だと完全に勘違いして数々の駄作を見まくってきましたが、これは中でも相当ひどいですよ!!地獄からやってきたヘルボーイがFBI、半魚人、自然発火少女らとモンスター退治という内容はとても好感触。が、これが衝撃的につまんねーーーー!テンポは悪いし、演出ダサいし、ギャグ寒いし、盛り上がらないし。もうマジで才能ない(笑)。ただ、映画とアメコミが大好きという純粋な思いが伝わってくるので、つい見守ってしまい、寝るに寝れず。まぁ、CGはキモくてインチキくさいからちょいおもろい。ヒロインも貧乳&幸薄顔(でも大好きな)セルマ・ブレアなのも好感持てる。ついでに、ベラ・リンのWe'll meet again(博士の異常な愛情のエンディング曲)など個人的にものすごい好きな曲が、急に使われていてこれまた嬉しいのだが、挿入するポイントが全くとんちんかん。せっかくの名曲も効果ゼロ。ふと史上最低の監督とうたわれるエド・ウッドを思い出してしまった。クソなんだけど、どこか憎めない感じが。いや、さすがにエド・ウッドの映画よりはこっちのがおもしろいですよ。

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CD:オリジナル・サウンドトラック「ヘルボーイ」/マルコ・ベルトラミ
※残念ながらWe'll meet againは収録されてない模様。
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ロジャー&ミー / Roger And Me (1989・米)

ロジャー&ミー
★★★★☆
監督:マイケル・ムーア
90分/カラー

ゼネラル・モータースの工場閉鎖により失業大国となってしまったマイケル・ムーアのホームタウンミシガン州フリント。観光化を計り新しい雇用を生み出そうなどいろいろ試みるがことごとく失敗。そして、GM会長ロジャー・スミスにしつこく面会を求めるも全く相手にされず、無力さ全開。なんだかその様子は我がホームタウン熱海のそれともなんとなーく重なって見え、悔しい思いでいっぱいに。オイ、アホでマヌケな熱海市長。あの花博のサテライト会場ってなんだったんだ?7億もどこに使ったんだよ。説明しろ。みうらじゅんが喜んで写真でも撮りに来そうなパレードやら学校の花壇並の花にそんな金かかるんか?その分、もっと有意義な使い道があったんじゃないか?つか、みんな諦めないでもっと怒ったがいいんじゃないか?なんなら僕が熱海のマイケル・ムーアになってやろうか。いや市長になってやろうか。と、話はずれたが、マイケル・ムーアの根底にあるものはこの頃から華氏911にいたるまでずっと一貫してて、その単純で熱い主張に自分は常に共感できる。
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フレディ VS ジェイソン / FREDDY VS.JASON (2003・米)

フレディvsジェイソン
★★★☆☆
もうこれはタイトル通りです。ちょうど、映画館でやってた頃、ジェイソンXを見てしまい、そっちがあまりにつまんなかったもんだから、こっちもどうせ...なんつって見なかった事を非常に後悔しております。なんもためにならないけれど、面白い。実のところ、子供の頃ホラーが大嫌いだったもんで、13日の金曜日は1作目を字幕もないまま適当に見ただけで、エルム街の悪夢にいたっては一切見たことなかったんですよ。なめててごめん。特にフレディ!あんたカッコイイよ!これから見るよ!あんたの過去の活躍っぷりを!

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DVD:フレディ VS ジェイソンFREDDY VS.JASON
CD:フレディーvsジェイソン オリジナルサウンドトラック
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フラッシュバック / TANGLED (2001・米)

フラッシュバック
★★★☆☆
90分/カラー
監督:ジェイ・ロウィ
出演:レイチェル・リー・クック/ジョナサン・リス=メイヤーズ/ショーン・ハトシー

レイチェル・リー・クックてだけで借りてみた。3人の大学生男女の間で起こった事件の真相をひもといてゆくサスペンススリラー。内容的には映画というより、テレビの2時間ドラマみたいな薄さ。ありがちな展開。とはいえ、なんとなく飽きずに最後まで見れたんで、クソつまらんというわけではないですが、なんでしょね...。とにかく問題なのは、キャスト。レイチェル・リー・クックてあんなだったっけ???全然かわいくないんすけど!顔立ちはよく見ればあいかわらず端正なんだけど、全く輝いてない。髪型が似合わない?演技下手?もしかして、太った?特典映像で、この役が今までの中で一番自分に近いとかゆっちゃってたけど、マジで?がっくり。とにかくがっくり。ついでにジョナサン・リス=メイヤーズ、ベルベット・ゴールドマインのときからずっと気持ち悪くて苦手です。
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マーダー・ライド・ショー / House of 1000 Corpses (2003・米)

マーダーライド日本
★★★☆☆
89分/カラー
監督・脚本・音楽:ロブ・ゾンビ
出演:シド・ヘイグ/ビル・モーズリイ/シェリ・ムーン/カレン・ブラック/マシュー・マッグローリー

とにかく新旧B級ホラー映画の好きな場面だけを集めるだけ集めたようなホラーオタク映画。やりたい事がすごくわかる。「理由なんてないけど、こういうのが大好きなんだよぉ」なんつって楽しんで作ってるのがひしひしと伝わってくるので、なんかもう見ていて微笑ましい。が、だからこそ全然盛り上がらない!だって怖くないんだもの!つーか、キレイな映画館でお行儀よくじっくり見たのが失敗。もっとゆるーい感じでビールとバカでかいポップコーン抱えて、ギャーギャーつっこみいれながら見るのがきっと正解。DVD出たら家でホラーナイトでもしたい。でも、ホントこの映画の色とか音楽とか全体のテイスト自体はかなり好きです。

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CD:House of 1000 Corpses
TOY:キャプテン・スポールディング ヘッドノッカー
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華氏911 / FAHRENHEIT911 (2004・米)

華氏911
★★★★☆
122分/カラー
監督・脚本:マイケル・ムーア
出演:ジョージ・ブッシュ

カンヌでパルムドールを獲得し...と解説はもういらないね。今調べて122分もあったんだとびっくり。90分かそこらかと思ってた。それくらい集中して鑑賞してしまった。これに満点つけちゃって、金持ちでスマートな大人からはバカにされるかもしれない。日本人で大統領選なんて関係ないのにバカじゃない?何そんなに熱くなってんの?これをクールだと言うことがオシャレだとでも思ってんの?誰でも知ってる内容なのに何を今更?なんて言われそうだ。それでも、4年前の大統領選、911、イラク戦争に関して詳しいわけじゃないけど常に何か憤りを感じていた自分はこの映画を支持したい。偏った内容だ!と言われているけど、実際イラク戦争が開始された頃、アメリカのテレビは同じくらい偏ったアメリカ万歳一色の報道しかしてなかったじゃないか。今まさに戦争をしてる国なのに(だからこそか?)日本にいるより、現実でどんなことが起こっているか普通に暮らしてたらさっぱりわからなかったじゃないか。そんなアメリカで(それもかなり大勢に)現場の映像をちゃんと見せただけでも価値があると思う。でもってその見せ方もうまい。しっかりエンターテイメントになっている。あれなら固い話に聞く耳もたない多くの人々に見てもらえる。そういえば、うちの祖母もよくおもしろおかしく、自分が死にかけた戦争体験を聞かせてくれた。そのおかげで、おそらく自分は若い世代にしては反戦の気持ちが強いと思う。ちなみに、これは反戦の映画ではない。うーん、他にも言いたいことは山ほどあるんだが、とにかく“ずる賢い金持ちが、大衆が無知で貧乏なのをいいことにうまいこと操って何もかも搾取する”という構図を手際よく見せたこの映画をある種無知で貧乏な僕らも日本人だから関係ないとは言わず見といていいと思う。

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DVD:華氏 911
BOOK:おい、ブッシュ、世界を返せ!/マイケル・ムーア
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ジョン・ゲイシー / GACY (2003・米)

??????????
★☆☆☆☆
86分/カラー
監督:クライヴ・サンダーズ
脚本:デビッド・バーク
出演:マーク・ホルトン/チャーリー・ウェバー

シリアルキラー・ファイルとかいう実在した連続殺人犯のドラマシリーズの1つらしいが、まぁ衝撃的なまでに退屈!全然人が死なない。いや、死んでるけど、その肝心な部分がいっさいない!エロもグロもない!えーー。まぁ、主役のシリアルキラー、ジョン・ゲイシーを演じているのがピーウィーの大冒険でピーウィーの自転車を盗むデブだったのが、個人的にちょっと面白かったくらい。つか、このシリーズ他もダメかな?チャールズ・マンソンとかジェフリー・ダーマーとかあるみたいだけど。
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わらの犬 / STRAW DOGS (1971・米)

★★★☆☆
117分/カラー
監督:サム・ペキンパー
脚本:デヴィッド・Z・グッドマン
出演:ダスティン・ホフマン/スーザン・ジョージ/ピーター・ヴォーン

暴力と言えばこの人、サム・ペキンパー(ペキンパーのあたり声に出して言うと楽しい)。だそうですが、なんとなく今まで全然見てませんでした。感想、なかなか面白い。ヘナチョコ数学者とそのセクシー妻が田舎町に引っ越してきたが、最終的に暴徒と化した不良一家と殺し合いという展開。もうホント嫌〜な雰囲気の村にひょろいインテリがまぎれちゃって全然なじめなくて、下品きわまりない低能な不良どもにバカにされてる様子を見ていて、絶対こんなとこ住みたくねぇ!こいつらのきなみぶっ殺してぇ!とムカムカしてきたこちらの祈りが通じて、ラストはその通りに戦いまくってくれる。やったね。関係ないけど、ダスティン・ホフマンの若い頃ってピーウィー・ハーマンに似てる気がする。
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アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦 / American Pie:The Wedding (2003・米)

★★★★☆
103分/カラー
監督:ジェシー・ディラン
脚本:アダム・ハーツ
出演:ショーン・ウィリアム・スコット/アリソン・ハニガン/ジェイソン・ビッグス/ユージーン・レヴィ

ちょっとエッチ(いやほぼ全編エロ?)なさわやか青春バカ映画アメリカンパイシリーズがジムとミシェルの結婚にてついに完結!1作目からずーっと見守ってきた身としては映画としてどうとかって冷静な評価はできません。祝!めでたい!前2作のメンツが全員集合してなかったのは残念だけど、回を増すごとに露出度バカ度が高くなるmy favoriteスティフラーがここにきて主役に!と言っても過言ではない大活躍っぷり。ピンクフラミンゴのディバインばりの衝撃シーンも軽快にこなし、下品きわまりないスティフラー節も絶好調。とにかくアメパイファン(特にスティフラーファン)は絶対見ろ!
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ハピネス / HAPPINESS (1998・米)

★★★☆☆
134分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
出演:ジェーン・アダムス/ララ・フリン・ボイル/シンシア・スティーヴンソン

トッド・ソロンズ作品の中では一般的に一番ポピュラーで評価が高いようだけど、改めて見てやっぱりストーリーテリングやウェルカム・ドールハウスに比べて印象が薄い。登場人物がある意味みんな過剰でエネルギッシュで、デフォルメされてるから感情移入度が低い。よって、面白いことには間違いないが、ズバリ自分の胸中を言い当てられ内蔵までさらされているような感覚にはならないというか。だからこそ展開はドラマティックだし、ラストもほんのりハッピーで娯楽映画として誰もが楽しめる作りにはなっている。
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SEX アナベル・チョンのこと / SEX: THE ANNABEL CHONG STORY (1999・米・カナダ)

★★★☆☆
86分/カラー
監督:ガフ・リュイス
出演:アナベル・チョン、ロン・ジェレミー

前人未到10時間で251人の男とやった田島陽子みたいなAV女優のドキュメント。ちなみにエロ映像はほとんどないからそんなのを期待して見ないように、男性諸君。CBSドキュメントとかが大好物!なら見といて損無し。硬派なフェミニストが性を商品化して女の強さを証明してみせるわけだが、やはりそんなアナベルに世の風あたりは厳しく、記録を打ち立てた後の彼女の様子は痛々しすぎる。ジェリー・スプリンガー・ショーで見せ物になっている彼女の笑顔などホントギリギリ。こういう賢くて強い(ちょい過剰すぎるが)女には受け身ではない成功を勝ちとっていただきたいと同性として思ったんだけど、特典映像のインタビューで堂々とした現在のアナベルが見れて、なんだかホッとしたね。
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ラジオ・デイズ / Radio Days (1987・米)

★★☆☆☆
88分/カラー
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:セス・グリーン/ミア・ファロー/ジュリー・カヴナー/ジョシュ・モステル/マイケル・タッカー

実はウディ・アレンの映画は初です。こんななんだぁ。自分とは興味の対象が違いそう。とりあえずこれは、古きよき(つっても第二次世界大戦中だけど。やっぱ敗戦国とは感覚が違うよね。お気楽)アメリカで過ごした人なんかにはグッとくるんだろう。ちなみに何故今までノーマークなウディ・アレン作品をわざわざ見たかといいますと、そんなんセス・グリーンが出てるからだよ!いやもう、表情、仕草、身長(もっと伸びてもよかったろうに...)などなどさしてお変わりなく、まぁカワイイ!見てるだけで幸せです。
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リービング・ラスベガス / LEAVING LAS VEGAS (1995・米)

★★☆☆☆
112/カラー
監督:マイク・フィギス
出演:ニコラス・ケイジ/エリザベス・シュー/ジュリアン・サンズ

暗いですなぁ。愛というより依存といいますか、でもそれを愛と勘違いしてるあたり不幸にしかならないっていうね。まぁ大人のドロドロな底辺恋愛映画なので、幼稚な自分は特に感情移入もできず、ボケーっと見てしまいましたが、映画としての出来は悪くないと思いますよ。人が病的にダメになっていく様はリアルだったし。そうなんだよねぇ、誰がなんといおうとそうなっちゃうんだよねぇ。自分で気づいて自ら変えようと本気で思わない限りどうにもなんない。で、そんなダメ人間をほっとけない周りの人が実は一番苦労しちゃうんだよね。ホント、申し訳ない。反省。
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トゥルー・ロマンス / TRUE ROMANCE (1993・米)


★★★☆☆
124分/カラー
監督:トニー・スコット
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:クリスチャン・スレイター/パトリシア・アークエット/デニス・ホッパー/ヴァル・キルマー/ゲイリー・オールドマン

なるほど、これはまさに映画オタクのビデオ屋店員の夢そのものだ!なんか危なっかしいけど素直で愛らしい女がいてー、そいつも俺にぞっこんでー、俺はオタクなバイトなんかそっちのけでその女を困らせてる愛人をぶっ殺しにいってー、ヤクが手に入ってー、俺の肝っ玉を買われて売買が成立してー、でもヤク盗んだのバレてー、みんな死んじゃってー...。ね。あきらかにオタクの妄想。ラストなんか特に。そんなわけねーじゃん!でも、恥ずかし気もなく堂々それを発表してるあたり、やっぱり同じ事を思ってるボンクラには待ってましたというか。もてないオタク必見!...でも理想と現実だいぶ違うから夢から覚めなさい〜♪(特にFカップ好きの皆さん)
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ビッグ・フィッシュ / BIG FISH (2003・米)


★★★☆☆
125分/カラー
監督:ティム・バートン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー/ビリー・クラダップ/ジェシカ・ラング/ヘレナ・ボナム=カーター/スティーブ・ブシェミ/ダニー・デビート

いい映画。全くもっていい映画。キャストも素晴らしいし最初から最後まで魅力的な展開。猿の惑星でどこへ行ってしまうのかと思われたティム・バートンだったけど、帰ってきたなという感じ。でも大人になっちゃった。お父さんのホラ話部分と現実の部分にあんまりコントラストがなくどちらも穏やかかつ静か。音楽もダニー・エルフマンにしてはワクワク感が多少うすかったような。ホットケーキを焼くからくりや火事から動物を救出などピーウィーの大冒険を思い出すようなシーンがちらっと入ったけど、やっぱどことなく押さえ気味。成熟した大人からすると、現実とホラ話がバランスよく共存している状態は十分ファンタジックかもしれないけど、まだまだ未熟な自分としてはホラ話が現実を完全に凌駕してほしかった。たぶん、それだったら号泣。
そういやものすごくどうでもいいんですが、このユアン・マクレガー、ハローバイバイのボケの方に見えてしょうがない。
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遊星からの物体X / THE THING (1982・米)


★★★☆☆
109分/カラー
監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル/A・ウィルフォード・ブリムリー/リチャード・ダイサート

SF映画の古典のリメイクだが、元の方を見てないので比較はできず。とりあえず、まぁありがちなB級SFモンスターパニック。とはいえ、モンスターの魅力的な気持ち悪さにぞっこん。悪趣味きわまりないのにずっと眺めていたくなる。そしてラストもやたらカッコイイ。ただ、それ以外はけっこう飽きる感じも。
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ローズマリーの赤ちゃん / ROSEMARY'S BABY (1968・米)


★★★★★
137分/カラー
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ミア・ファロー/ジョン・カサベテス/ルース・ゴードン/シドニー・ブラックマー

若妻ローズマリーはみごもった子を悪魔崇拝者がねらってるのではないかと恐怖する。ようするにオカルトサイコホラーなのだが、怖いというより、すごく具合が悪くて天気も悪くてウツウツしてるのになんとなくウザイ人たちと会わなきゃいけない。なんで自分がこんな目にあわなきゃならないんだ!と理不尽に思う感覚。お気持ち、お察しします。が、最後の最後でローズマリーも周りとうまくやってける大人になってしまった感じがして一人取り残された気分。
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ジュラシック・パーク III / JURASSIC PARK III (2001・米)


★★★★★
93分/カラー
監督:ジョー・ジョンストン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール/ウィリアム・H・メイシー/ローラ・ダーン

誰がなんと言おうと大好きだ!ジュラシック・パークシリーズの中で一番の傑作だ!だって恐竜がいっぱいそれもしっかりと映ってる!いいんだ、学術的におかしい事だらけだって。僕らが夢見てる恐竜はこれだもの。思わず笑顔になってしまうね。ちなみに恐竜オタクのガキとおっさんが活躍して、生き残ってほしい人だけきっちり生き残る完璧なハッピーエンドも爽快。
いつか本物の恐竜が見れるようにならないかなぁ...。死ぬまでになんとかなって欲しいなぁ。
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ウェルカム・ドールハウス / WELCOME TO THE DOLLHOUSE (1995・米)


★★★★★
87分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
出演:ヘザー・マタラーゾ/エリック・メビウス/ブレンダン・セクストン・Jr

ブスで冴えないから地味にいじめられてる中流階級家庭に育った中学生女子のひたすら気分的には救われない毎日。あぁなんだろう、この感覚、ものすごくわかる。できれば皆に注目されてほめられたいがつまらん日常は延々に続く。かといって、物質的にはなんの不自由もなく、どん底な生活ではない。なんなら、犯罪の一つでも起こしてやりたいが、そこまでの怒りや悲しみもない。そしてそんな自分や世の中は滑稽だと知っている。それを知ってる自分は他の人間より多少は賢くて特別だと思いたい。あまりにズバリで笑っちまうね。ハハッ。
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レス・ザン・ゼロ / Less Than Zero (1987・米)


★☆☆☆☆
99分/カラー
監督:マイク・カニエフスカ
原作:ブレット・イーストン・エリス
出演:アンドリュー・マッカーシー/ジェイミー・ガーツ/ロバート・ダウニーJr.

アメリカン・サイコやルールズ・オブ・アトラクションと同じ原作者ってんで期待していたのだが、なんだか普通。特に映像や音楽がカッコイイわけでも、編集や演出が斬新なわけでもなく。リアルに80年代の作品だから仕方ないか。
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くたばれ!ハリウッド / The Kid Stays in the Picture (2002・米)


★★★★☆
93分/カラー
監督・脚本:ブレット・モーゲン/ナネット・バースタイン
原作:ロバート・エヴァンズ

パラマウントの危機を救い今もなお現役の映画プロデューサー、ロバート・エヴァンズの伝記。実際の写真をちょいと加工して高度な紙芝居風にした映像に本人のナレーションという至極地味な仕様で、見始めて10分程度で飽きたなぁ...と思いきや、その後あまりに波瀾万丈かつ粋なエヴァンズの人生に最終的には感動。どんなにどん底な状況になっても復活するその懲りなさっぷり、見習いたいもんだ。
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スクール・オブ・ロック / The School of Rock (2003・米)


★★★☆☆
110分/カラー
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジャック・ブラック

ダメ人間のデブヒーロー、ジャック・ブラック満載映画!勉強漬けのエリート小学生にロック魂をたたきこむという本筋は、何か問題が起きたかと思えばごく簡単に解決し、あっさり展開。それだけに、ジャック・ブラックを見たいだけの人には好都合。変な顔、変な動きを心ゆくまで堪能できます。ただ、天才音楽っ子たち&ジャック・ブラックのライブなど音楽をしっかりきかせるシーンがもっとたくさん見たかった。ついでにジャック・ブラックが少しスマートになってたのも残念。またハイ・フィデリティんときくらいいっちゃって欲しい。
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ホーンテッドマンション / The Haunted Mansion (2003・米)


★★★☆☆
99分/カラー
監督:ロブ・ミンコフ
出演:エディ・マーフィー/ジェニファー・ティリー

ディズニーランドに行けばかならず1回は乗るこのアトラクション。おなじみのゴーストたちに会えるかなとワクワクしながら早速見てまいりました。結果、それなりに会えたけど何か物足りなさを感じるという感想。エディ・マーフィーは思ったほど違和感もなく、まぁ飽きずに見れたし、つまらなくはない。が、それ以上のものもない。屋敷のオーナーとその恋人との悲劇から呪いがかけられ...といった話よりも、ゴーストたちの大パーティみたいなのがもっと見たかったなぁ。中でもグリムグリニングゴーストの歌が一瞬しか聴けなかったのがとにかく不満。こちとらそれが聴きたくて金払ったのに!つーか、もう全編グリムグリニングゴーストのコンサート映画が見たいぞ!
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怪獣島の大冒険 / Pufnstuf (1970・米)


★★★★☆
98分/カラー
監督:ホリングスワース・モース
音楽:チャールズ・フォックス
出演:ジャック・ワイルド/ビリー・ヘイズ

日本で見かける着ぐるみショーと比べ、あまりにゆるく統一感のないキャラたちに衝撃を受けたものの、すんばらしい音楽と夢あふるる内容に当時子供であった私はあっさり騙され心の名作に入れてしまった一品。改めてみてみると、思ってた以上のゆるさそして小汚さにまた衝撃。が、音楽はやはりよい。バンドを追い出されたいじめられっこジミーがMy楽器のフルートと突然話せるようになり友達できたよワーイな歌と、魔女オブザイヤー発表パーティで魔女(ママス&パパスのキャス・エリオット)が歌い上げる人と違うってハードでロンリーだけど素敵よね(この歌はマジで泣けます)な歌と、最後島の皆が助かって怪獣島最高!な歌はとにかく必聴。このサントラはオシャレDJにわりと重宝されてるみたいなので、レコ屋でみつけた人は買って、そして、くれ!

<関連商品>
DVD:Hr Pufnstuf Complete Series
BOOK:Pufnstuf & Other Stuff/The Weird and Wonderful World of Sid & Marty Krofft
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ルールズ・オブ・アトラクション / THE RULES OF ATTRACTION (2002・米・独)


★★★★☆
監督・脚本:ロジャー・エイヴァリー
原作:ブレット・イーストン・エリス
出演:ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク/シャニン・ソサモン/イアン・サマーハルダー/ケイト・ボスワース/ジェシカ・ビール

パルプフィクションが好きなので、自分はタランティーノ好きだと思っていたが、もしかするとロジャー・エイヴァリー好きだったのかもしれない。だって、キルビルよりこっちのが面白かったんだもの。ストーリー自体はドラッグ青春モノなのでありがちなんだが、個人個人の妄想も含めた思考の流れ感情の起伏がリアルである。さっきまで絶対としていたものがあっさりどうでもよくなったりするいい加減さ、本音と実際起こす行動の不一致など。そういえば同じ原作者のアメリカンサイコもそういった部分が面白かったな。ということは、もしかすると自分はこの原作者が好きなのか?どっちも本読んでねーけど。
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ダークマン / DARKMAN (1990・米)


★★★★★
95分/カラー
監督・脚本:サム・ライミ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:リーアム・ニーソン/フランシス・マクドーマンド/ラリー・ドレイク

研究所の爆破により皮膚がやけただれてしまった科学者が自分の研究していた人工皮膚によっていろんな人に化け、犯人に復讐するというB級SFホラーヒーロー活劇。アドレナリンが分泌されるシーンを筆頭にチープでありながらも、とにかくワクワクする演出の嵐。リアルさよりも面白さやカッコよさ重視のストーリーはテンポがよく、嫌みがない。よくよく振り返ってみるとマンホールから犯人の顔を出して行き交う車にひかせたり、変装する相手の皮膚を作るため地味に盗撮したり、遊園地のゲーム屋でオレの彼女にピンクの象をよこせ!とすごんでみたり、フリークって言うな〜!と怒って強くなったりとやってることはそんなにクールじゃない、つーかむしろセコい感じなのだが、つい見終わった後、わーカッコイイ!とだまされる自分。
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デッドコースター ファイナル・デスティネーション2 / FINAL DESTINATION 2 (2003・米)

デッドコースター
★★★★☆
90分/カラー
監督:デヴィッド・リチャード・エリス
出演:アリ・ラーター/A・J・クック/マイケル・ランデス/トニー・トッド

皆でワー!キャー!言いながら見るのに最高なこの一品。運命によってただただ登場人物が死んでいくのだが、そこは普通のホラーじゃございません。いかにもあぶなっかしい要素が次々にうつしだされ「さて、この人は一体どうやって死ぬんでしょーーか!?」っていうまるでクイズのような展開。そしてもったいぶらずに死ぬ瞬間をくっきりぱっきりあっさり披露。あまりに衝撃的かつ予想外な死にっぷりは怖いというよりヒャッホー!と叫んで笑ってしまう。それはまさにジェットコースター。邦題のセンスよすぎ!!
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プッシーキャッツ / JOSIE AND THE PUSSYCATS (2001・米・カナダ)


★★★★☆
99分/カラー
監督:ハリー・エルフォント/デボラ・カプラン
出演:レイチェル・リー・クック/タラ・リード/ロザリオ・ドーソン/セス・グリーン

いやいや、セス・グリーン(最初の数分だけだが)とレイチェル・リー・クックがスーパーアイドルだってんだから、ワシのために作ったんじゃねーのか?というみごとな配役。悪徳マネージャーもスパイキッズのフループだし、とにかくその他キャストもナイス!もうメンツだけで個人的には大満足である。でもって、ストーリーも現代のマスコミに踊らされた大量消費社会を軽快かつアホらしく風刺していて、なかなかいい出来。これでもう少しパンチの効いた音楽だったら満点なんだけどな。ちなみに金髪セクシー天然ボケドラムのタラ・リードが面白すぎてイチオシです。
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チアーズ!/Bring it on (2000・米)


★★★★★
100分/カラー
監督:ペイトン・リード
出演:キルスティン・ダンスト/エリーザ・ヂュシュク/ジェシー・ブラッドフォード/ガブリエル・ユニオン

最近、カップヌードルポークのCMがまんまこれのオープニングなんで、また思い出して見ちゃったり。一体何度見てるんだ?でもって毎回始まった途端、顔がにやけてにやけてしょうがない。はちきれんばかりのチア演技、無駄にサービスしまくってる水着で洗車シーンなどみどころ満載。スポ根なのに、太陽は僕の敵な自分が見ても嫌みは全く感じない。おそらくブサイクな顔でさわやかに頑張るキルスティン・ダンスト、音楽オタクなジェシー・ブラッドフォード、どことなくゴス美人エリーザ・ヂュシュクとメイン3人が典型的な体育会系キャラとは違うからだろね。さ、これ見て元気出してこ!
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ハイ・フィデリティ / HIGH FIDELITY (2000・米)


★★★★☆
114分/カラー
監督:スティーヴン・フリアーズ
出演:ジョン・キューザック/ジャック・ブラック/リサ・ボネ/ジョエル・カーター

いってみれば大人のラブ・ストーリー...なのだが、その大人ってのが30もすぎてなおモラトリアムな雰囲気を漂わせている音楽オタクなのである。見てるとすごく痛い気分に。心当たりがあるというかなんというか。誰も頼んじゃいないのになんでもトップ5を発表しちゃったり、マイベストテープとか作って流しちゃったり。あいたたた。と、まぁ本筋もなかなか面白いんだが、とにもかくにもジャック・ブラックに注目していただきたい!自分の嫌いなレコード売らない、ダサい奴にもレコード売らない、自分ボーカル希望でバンドメンバー募集してるけど誰も応募してこない、振り向けば半ケツ、と最悪なレコード屋の店員として大活躍。このデブ最高。
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イレイザーヘッド / ERASERHEAD (1977・米)


★★★★★
89分/モノクロ
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ジョン・ナンス/ジョン・ナンス/シャーロット・スチュワート

ずいぶん昔、深夜たまたまテレビをつけたらやっていて、そのまま最後まで見続けてしまったこの映画。それ以来テレビでやってればたいがい見てるし、ビデオも借りた。この度DVDレンタルが開始されたのでまた見た。やっぱり面白い。そして何故か泣ける。
生まれた子供がかなりの奇形児でその父親の男が悪夢ばかり見るというストーリー。セリフはほぼなく、映像と音(ほぼノイズ)だけで持ってく力業。ヒーターの中の舞台で、いくつもふってくる奇形児を踏みつぶし、天国最高と愛らしく歌う顔にこぶを持つ女。そんなん見ちゃうでしょ。どうしたって見ちゃうでしょ。
しっかし、いつも思うのだが精神的にどん底でなおかつパワフルでないとこんな映画は作れないんじゃないだろうか。鬱でパワーを出すなんて無理じゃないか。そう考えるとこの映画が生まれたのは奇跡だ。そしてリンチは天才だ。
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ストーリーテリング / STORYTELLING (2001・米)


★★★★☆
87分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
出演:ジョン・グッドマン/セルマ・ブレア/マーク・ウェバー
音楽:ベル・アンド・セバス

まず、オープニングとエンディングの曲が無条件にいい。聞いただけで泣ける。とくにオープニングはシンプルながら美しい映像とセットになっていて現実逃避度は満点。
そして肝心の内容は、”「差別はしちゃいかん」という意識が強すぎて障害者や黒人に愚かな服従の仕方をする女子の前半部”と”ただ「テレビに出てビッグになりたい」とぼんやり思っているだけのダメ人間代表格受験生と体裁にこだわる家族とその家政婦とそのドキュメンタリー映画をとってる映画作家の後半部”の2部構成。
出てくる人間がどいつもこいつもしょーもない。が、そこが妙にリアルで全員に共感できてしまう。そこで起こっていることが現実的でないとしても、登場人物が何故こう言ったのか、何故こういう行動をとったのか、手に取るようにわかる。それが絶望的でありながらも他人を多少なりとも理解できたような気分になれて不思議と心地よい。
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パーティ★モンスター / Party Monster (2003・米)


★★☆☆☆
99分/カラー
監督・脚本:フェントン・ベイリー/ランディ・バルバート
原作:ジェイムス・セント・ジェイムス
出演:マコーレー・カルキン/セス・グリーン/クロエ・セヴィニー

ドラッグ、クラブカルチャー、ゲイ、友情、成功と没落、殺人事件と面白くなりそうな要素満載なのにどれか一つに絞らなかったために全てが中途半端。とはいえ、徹夜明けでも寝ずに最後まで見れたあたりは評価したい(映画というより自分を)。年齢も性別もよくわからない育ち方をしたマコーレ・カルキン、仮装大賞状態でほぼまともに顔を拝めないセス・グリーンと豪華キャストもいかしきれてない中、マリリン・マンソンだけはクール。

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DVD:パーティ★モンスターPARTY MONSTER
CD:パーティ★モンスター/オリジナルサウンドトラック
※サントラ4曲目Money, Success, Fame, Glamour (remix)/Fleix Da Housecat vs. Pop Tartsは必聴!
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