HALa9000s CINEcolumn

一番面白かった映画、死ぬまでに見たい映画など、名作からB級まで感想レビュー。
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デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズおすすめSF映画

デヴィッド・ボウイが亡くなった。実のところ、彼の音楽はあんまり聞いたことがなく、詳細をよく知らない。かろうじて、ラビリンスや戦場のメリークリスマスで役者やってたなとか、のんきな老夫婦が放射能に蝕まれていく衝撃のアニメーション映画、風が吹くとき(レイモンド・ブリッグズ原作)の音楽をやってたな、と映画での印象が少しある程度。でも、なんといってもデヴィッド・ボウイの映画界における、もっとも重要な功績は、息子ダンカン・ジョーンズという才能を残してくれたことではなかろうか。

ということで、ダンカン・ジョーンズが監督した2作をご紹介。どちらも、予想外すぎるラストとSF好きにはたまらない世界観。世にも奇妙な物語とか藤子F不二雄のSF短編などが好きな人にオススメです。マジで大好き、この監督!

---------
 

月に囚われた男 / MOON (2009・英)




★★★★★
97分/カラー
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ネイサン・パーカー
出演:サム・ロックウェル
 

月でエネルギー資源の発掘業務に携わる1人の男サム・ベル。孤独の中、毎日単調な作業をこなしているが、そろそろ任務期間が終了するので、地球で待ってる家族の元へ帰るのを楽しみにしている。そんなある日、作業中事故にあい、倒れてしまう。気づくと、基地へ戻っていたのだが何かがおかしい……という、SFサスペンス。

とにかくラスト。なんかもうラストが素晴らしい。なので、ストーリー的に何にも話せない。珍しいのは、普通だったら、これを衝撃のラストに持ってくるだろうという謎が、あっさり途中で明かされること。だから、初めて見た時と、2回目、謎を知ってる状態で見たときでは、印象がだいぶ違うんだよね。初回は、一体これからどうなるんだ?というハラハラドキドキ感が面白い。で、2回目は切ない人間ドラマの印象が強い。とにかく、ストーリーに関しては見てください。それしか言えない。

それから、全体的に2001年宇宙の旅を思わせる60年代風なのが良い。完全に自分好みのテイスト。暇つぶしに見てるビデオが奥様は魔女ってあたりとか。

そして、キャラクターもそれぞれいい感じ。主人公が優秀な宇宙飛行士というより、普通の雇われ作業員な感じが、裏2001年宇宙の旅とも称されるジョン・カーペンターのデビュー作、ダーク・スターに出てくるタルビーみたいだったり。ちなみに、かつてauから発売されてたデザイン携帯にタルビーってのがあったけど、その名前はデザイナーがダーク・スターのファンだったかららしい。個人的に、ケータイ史上、一番好きな携帯でした。話は戻って、ほとんど、そんな主人公しか出てこないわけだけど、もう1人?重要なキャラが人工知能。2001年のHALもコンピュータのくせに人間らしくて泣けるけど、あれとはまた違った人間らしさを発揮してて、なんかすごく好き。

ただ、残念なのは、全体的にちょっとテンポが悪いのよね。1時間半という短さなのにもかかわらず、途中で少し飽きちゃう。でも、やっぱ大好きだなこの映画。

---------

 

ミッション:8ミニッツ / SOURCE CODE (2011・米)




★★★★★
93分/カラー
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ベン・リプリー
出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト
 

列車の中で目覚めると、知らない人物の名前で呼ばれている主人公。鏡を見ると自分ではない顔が写っている。訳も分からないまま、乗ってる列車が爆発して死亡。目覚めると、暗いカプセルの中だった。実は、主人公は、過去に起こった爆弾テロの事故現場を再現した8分間のプログラムの中に入って犯人を捜す任務を任されていた。プログラム内で何度も同じ8分間を繰り返し、失敗しながらも徐々に事故の真相がわかっていく……というSFアクション。

これまたラストがすごい!誰が犯人かっていう推理モノかと思いきや、それだけじゃなかった〜!むしろ、そのあと!SF魂が炸裂。SF好きは、ラストの余韻に2、3日浸っちゃうこと間違いなし。そして、粋な人間ドラマも、たまりません。やっぱりストーリーはこれ以上は、何も言えません。実際に見て確認してください。

映像と音楽は、昔のスパイものっぽい雰囲気があって良い感じ。そして、話のテンポも良く、飽きずに最後まで見れる。ただ、テンポよすぎて、あっさりしてる感じもするけども。とはいえ、そこがむしろ、なんとなく軽いアクションが見たいな〜って気分の時に暇つぶし娯楽作として消費するのにもちょうど良さげなので、がっつりSFファン以外でも楽しめそう。間口が広いというか。


---------


以上、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズの映画、見たくなったかな?どうかな?てか、この監督って、SFとか禅とか好きだよね。で、どちらも根底に「権力者たちに抑圧され知らぬ間に自由を奪われている人々の反逆」みたいな、ある意味ロック的な思想を感じる。その辺、お父さんの影響があったりするのかしらね。

ともかく、新作が楽しみだ!
 

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ジャックと豆の木 (1974・日)

ついに、DVDが発売されました!伝説の日本アニメ!

★★★★★
98分/カラー
監督:杉井ギサブロー
音楽:三木たかし/井上忠夫/都倉俊一/阿久悠(歌詞)
声の出演:市村正親/山本リンダ/悠木千帆(樹木希林)/西村晃/左とん平

「ミュージカルファンタジー」と堂々映し出され、ファンキーな音楽とサイケな映像にあわせて左とん平がシャウトするオープニング。もうその時点で満点差し上げる。が、そのワクワクが最後まで続くんだからホントにすごい。貧乏なのに悲壮感がないジャックと肝っ玉おっ母と演歌犬クロズビー、ムーグチックな楽器をひいてる不思議を売る男、オドロオドロしく薄気味悪い雲の上のお城、そこに住む気が狂ってとろんとした目のマーガレット姫、家来のねずみたち、ハート柄パンツでおそいかかる巨人チューリップ王子、巨人症息子を利用しお城のっとり計画進行中のすっげー怖いノワール夫人。ロック、ポップ、ファンク、ブルース、エレクトロ(?)、演歌(!)とバラエティに富んだ素晴らしい音楽の数々。いやもうかききれない。それくらい、いい。
子供の頃、とにかく何度も見た日本のアニメ映画はこれと銀河鉄道の夜なのだが、その2本が同じ監督の手によるものだと知ったのはつい最近。どっかの説教じみたロリコンを評価する前にこの人をもっと評価した方がいいんじゃないか?日本のアニメ好きの皆さん。つーかサントラCDとDVDを出してくれよ!!頼む!!(2004年4月11日 20時13分 記)

……と、思っていたら、ついに出ました〜〜!この記事を書いてから実に10年以上経って、DVD発売!感無量!

<関連商品>
DVD:ジャックと豆の木 [DVD]
CD:山本リンダBEST(挿入歌「奇跡の歌」収録)
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裏切りのサーカス / TINKER TAILOR SOLDIER SPY (2011・英・仏・独)

年老いたスパイたちによる胸キュン青春物語!ラストの爽快感!


★★★★★
128分/カラー
監督:トーマス・アルフレッドソン
原作:ジョン・ル・カレ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』
出演:ゲイリー・オールドマン、 コリン・ファース、トム・ハーディ、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチ、キアラン・ハインズ、キャシー・バーク


冷戦下の英国諜報部。
その幹部5人の中にソ連の二重スパイがいるという。
その調査のため、すでに解雇されている
年老いたスパイが呼び戻される…

センスの良さがビシバシ伝わってくる圧倒的な映像美。
イギリス俳優たちのすばらしい演技。
雰囲気、満点!!絶対、面白そう!!
と思いきや…

登場人物が多く、しかも、おっさんばかりで誰が誰だかわからない。
冷戦時代の英国スパイ事情も詳しくないのでわけがわからない。
にも関わらず、その辺の詳しい説明がなんもないまま
話がどんどん進む「超・不親切設計」にパニック!

よって、見始めてからしばらくは、
全く内容が頭にはいってこず、
めっちゃ退屈!!!な状態に陥る。
もう、1時間くらい、
なんだよ、この薄暗くって地味なスパイ映画はよーー!
ボンドだせよ、ボンドーーー。
お目当てのゲイリーもなんか老けちゃってるし〜〜〜。
なんて思って、途中見るのやめようかと本気で思った。

しかし!
これが、後半、徐々に状況が飲み込めてくると
急に面白くなっちゃうんである。
もしかすると、最近見た中でNo.1かもしんない。

説明があんまりないことで、むしろ、
どっぷりその世界観に浸れるつーか。
それぞれのキャラがたってて、みんな愛おしいというか。
仲間とか友情とかの青くさい雰囲気もあるし、
ラストなんか、ユージュアルサスペクツを
見終わったあとみたいな爽快感!
ゲイリーはやっぱり最高にカッコよかったです!
老けたとか言ってごめんなさい。

そんで、この物語を締めくくる曲、
ラ・メールが流れてきたら、もう。
胸がキューーーっと締め付けられて泣けてくる。
なんだろう、この胸がいっぱいになる感じは!!

いやもう、みんな絶対見て!
前半は苦行と思って乗り越えて!!
もしかすると、原作の小説で予習してから見るとよいのかも?

つか、後で知ったけど、
ぼくのエリ 200歳の少女の監督だったのか。
この人、天才だな… 

---

ラストにかかるフリオ・イグレシアスのラ・メールが収録されてるCDをやっとみつけた。
En El Olympia/フリオ・イグレシアス
DISC2の7曲目、EL MARというのがそれです。

Julio Iglesias - La Mer

 

 

CD:En El Olympia※ラストにかかるラメール収録
CD:Tinker Tailor Soldier Spy [CD, Soundtrack, Import, From US]
BOOK:ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV) [ペーパーバック]


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フルメタル・ジャケット / FULL METAL JACKET (1987・米)

汚い言葉と超アゲアゲな音楽で、戦争の嫌さを訴える。


★★★★★
116分/カラー
監督:スタンリー・キューブリック
原作:グスタフ・ハスフォード
出演:マシュー・モディーン、アダム・ボールドウィン、ヴィンセント・ドノフリオ、R・リー・アーメイ、ドリアン・ヘアウッド、アーリス・ハワード、ケヴィン・メイジャー・ハワード、エド・オロス、ジョン・テリー、キーロン・ジェッキニス、カーク・テイラー

何回見ても、やっぱすごい。
基本的に戦争映画って、あんまり興味ないんだけど、
キューブリックのは、突撃も、これも、衝撃度がすごい。
なんつーか、本当に戦争嫌いなんだろうなぁって気がする。

いや、戦争嫌いっていうか
赤の他人に大義名分とかくだらん理由で
支配される命令されるってのが
大嫌いなんだろうなって思う。
すっげーーーわかる。その感覚。

国のためだかなんだか知らないけど、
理不尽にいじめられたり、
理不尽に人殺したり、
したくないんじゃ、ボケ!!
っていう感じ。

前半のデブのエピソードは、
もう本当に精神が追いつめられて ヘコんでくる。
と思いきや、一転、
後半はアッパーなBGMで
イケイケノリノリに描かれてるのが
これまた、すごい悪趣味というか。
前半の鍛錬に耐えたらマヒしてこうなるんかな〜っていう。
特にThe Trashmen のSurfin' Birdの
まさにトラッシュな高揚感と戦争シーンとのコラボが
なにやら異様に気持ちいいので必見。

でも、やっぱり、我に返って
自分たちの状況を直視してしまったら、
ものすごい鬱が襲ってくる。
そらもう、ミッキーマウスマーチでも歌って
現実逃避するしかないな…。
で、ローリングストーンズの
Paint It Blackで締めると。
こんな世の中、真っ黒にしちまえ!もう全部!

The Trashmen - Surfin Bird - Bird is the Word 1963


Rolling Stones - Paint It Black


CD:Full Metal Jacket: Original Motion Picture Soundtrack [CD, Soundtrack, Import, From US]
BOOK:フルメタル・ジャケット (角川文庫) [文庫]
BD:【初回限定生産】フルメタル・ジャケット 製作25周年記念エディション (2枚組) [Blu-ray]

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2001年宇宙の旅 / 2001: A SPACE ODYSSEY (1968・米・英)

今まで見た映画の中で1番好きだ〜〜〜っ!レッツ右脳で鑑賞!


★★★★★
139分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
原作:アーサー・C・クラーク
出演:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスター、 ダグラス・レイン(HAL9000の声)

今まで見た映画の中で一番好きな映画。
好きすぎて、とくに感想がない。
くらいの勢いだったけど、
少しだけ思ったことをしたためてみる。

最近読んだ、社会心理学者のエッセイでこんな話が紹介されていた。
右脳と左脳を結んでいる脳梁が切断された人に
右脳だけに笑ってくださいという指示をだし、
笑ってもらったところで、
何故笑っているかと尋ねる。
すると、「あなたが面白い人だから」と答えた。

本当は、右脳が見た指示によって、その人は笑ったのだが
左脳にその情報が伝わっていないため、
勝手に左脳がもっともらしい理由をでっちあげたわけだ。

そして、今日、2001年宇宙の旅を映画館で見てきた。
僕はこの映画を見ると、毎回同じ場所で泣いたり寝たり
怖がったり気持ちよくなったりする。

ちなみに、その場所をいくつかざっと紹介すると
【1】オープニングタイトル、2001: A Space Odysseyという文字が
出た瞬間に自然と涙が出る。
【2】骨が道具になると気づいて、はじめて振りおろしたときに
みごとな角度で砕かれた骨がこちらに飛んでくると力がみなぎる。
【3】月に現れたモノリスを調査しにいって
記念撮影するあたりがものすごく怖い。
【4】HALが72時間後に故障するというパーツを交換する船外活動で
強烈な眠気を感じ、数分寝てしまう。
【5】自分が間違ってることを認め、情けないまでに命を懇願する
HALのスイッチを切っていくところで号泣。
【6】真っ白い部屋に通されるまでのサイケな映像場面で笑顔になる。
【7】年老いたボーマン博士を見るとものすごく怖い。
【8】地球とスターチャイルドがうつり、エンドクレジットに
切り替わる瞬間に号泣。
というような感じ。

これらは、説明が簡単そうなものもあるけど、
そうでもないものもあって、
結局はよくわからないけど、すげーーもんを見た!
という満足感だけいっぱい。
これってなんだろな〜とず〜っと疑問に思ってるけど、
右脳だけはその本当の理由を知ってるのかな?
それを表す言語を左脳がしらないので
意識としては、はっきりした理由がわからないけど、
それをなんとか説明したいのにできなくてもどかしいけど、
それはそれで、いいのかな?

ようは、ブルースリーの言う
Don't think, Feeeel!ということか。


CD:2001年宇宙の旅 [Soundtrack]
BOOK:決定版 2001年宇宙の旅
BOOK:未来映画術「2001年宇宙の旅」

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時計じかけのオレンジ / A CLOCKWORK ORANGE (1971・英)

キューブリックの人類に対する無条件の愛を見た?


★★★★★
137分/カラー
監督・脚本:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、エイドリアン・コリ、オーブリー・スミス、マイケル・ベイツ、スティーヴン・バーコフ
音楽:ウォルター・カーロス

オープニング。
赤と青の背景にシンプルな白い文字が出てるだけなのに
どうしてこんなにもインパクトがあって美しいのか…
その後も全編この調子でカッコイイんだから、たまったもんじゃない。
何度見てもキューブリックのセンスの良さにためいき。
映像や音楽のカッコよさは他でいくらでも
語られているので、ここでは内容にフォーカスしてみる。

実は原作の小説と映画ではラストが全然違う。
原作では、悪行三昧なアレックスくんの話は
すべて過去のもので、結局は体よく生きるために
まともな大人になってしまったアレックスくんが
昔は俺もとんがってたんだぜ〜
なんて、青春時代を回想してることになっている。

それに対し、
アレックスくんを生まれながらの悪として
最後まで描ききった
キューブリックはすばらしい。
暴力大好きな本性を無理矢理強制されて
生きた屍のようにされてしまったアレックスくんが
本来の自分に目覚め帰還する瞬間の爽快感。

この気持ちの良さは、
キューブリックに全部受け入れてもらった
という感じがするからなのかもしれない。
世間的に善いとされる行いをしなければ
決して愛されない世の中で

自分が自分であるのなら、
どんなに反社会的な人格であろうとも
その存在を認めます。
どんなに世の中の役に立たなくとも
この上なくクールです。
(ま、アレックスくんは悪い政治家の
イメージアッププロモーションの役に立ってるけどね〜)

と、言われているような気がするのだ。
いってみれば、無条件な愛情に満ちている?

たしか、谷川俊太郎もこんなことを言っていたはず。

「理性は誤るとしても感情はどうか
泉のように吹き出て尽きることのない感情は
たとえそれが人を破滅に導こうとも
正しい」



CD:時計じかけのオレンジ [Soundtrack]
BOOK:時計じかけのオレンジ 完全版
DVD:MEDICOM TOY LIFE ENTERTAINMENT The Rocking Machine※じいさんちにあったアレ

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ホーリー・マウンテン / THE HOLY MOUNTAIN (1973・メキシコ・米)

消費社会、宗教、アート他、あらゆる原理主義に対するとんでもアンチテーゼ
THE HOLY MOUNTAIN
★★★★★
163分/カラー
監督・脚本・音楽・出演:アレハンドロ・ホドロフスキー
製作:アレン・クライン
出演:ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、アリエル・ドンバール

エルトポほかメキシコの変態映画でおなじみの
アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品。
エルトポもサンタサングレもそんなにグッとこなかったが、
これはすごい。全く意味がわからない。
にも関わらず、面白すぎる。

しょっぱな、マリリンモンローなケバいねえちゃん2人が
おっさんに化粧をおとされ、爪と服をはがされ、髪を刈られる。
シーンは変わって、キリスト風の男が、
手足のないフリークなおっさんと子供たちに
十字架にくくりつけられ石を投げられる。
その後、反撃。
逃げ切れなかったおっさんを捕まえボコボコにしたのち
一緒にマリファナを一服吸って休憩したら
フリークおっさんとキリスト男は大の仲良しに。
街にでると、殺人ショー?をやっており、
ビビットでカラフルな血が飛び散り
それを見て、観光客セレブたちが喜んでいる。
そのうち1人のマダムがそこへ駆けつけた警官にレイプされ大喜び。
早速、旦那と共にその様子を記念撮影。
見世物小屋では戦士の格好をした大量のカエルを爆破。
キリスト男は拉致され、石工で型をとられて
キリストマネキンを大量生産される…
ここまでで、ほんのオープニング程度。
全部書いてたらキリがないので、ここまで読んで
気になった人は見てください。

ラストなんか、そんなんあり〜〜!!?
という、とんでもっぷり。

エログロオンパレードでありながら、
どこかキッチュでポップで美しい。
おかげで、元気になれました。


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ダージリン急行 / THE DARJEELING LIMITED (2007・米)

ダメ人間の心にしみるボンクラ兄弟のネバーエンディングインド旅行
THE DARJEELING LIMITED
★★★★★
91分/カラー
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
脚本:ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン
出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン、ナタリー・ポートマン

とにかくラスト!※早くもネタばれ注意
それまで、ずっと持ち運んでいた
デカくてかさ張る、でも思い出の
父の形見のトランクを捨てて
列車に飛び乗るボンクラ3兄弟。
そして、のほほんとオーシャンゼリゼが流れて
列車の旅はまだ続く…
号泣するしかないでしょ、もう。

なんでも勝手に決めてしまう強引な長男
些細な事にも神経質な次男
女にだらしなく甘ちゃんな三男
フラリと姿を消す自由奔放な母
個性が強すぎるこの家族に共通するのは
全員が全員、自分勝手であるということ。

基本的にはバラバラで、
たま〜に目的が重なって一致団結してみたり、
でも、やっぱり気が変わってケンカしてみたり。
家族とか仲間とかって、こういうもんだよな。
ドライかつウォームというか。

この愛すべき滑稽な人々に
少しも共感を覚えられないとしたら、
ちょっと可哀想かもしれない。
そんな人には、もっと、
自分勝手でいいんだよ、と言いたい。
自分勝手な方が自分にも他人にも優しいときがある。

しかしながら、自分勝手すぎる人には
是非、自制心を持っていただきたく存じます。
例えば、僕とか。
僕とか。

ちなみに、この監督はいつもそうだが、
淡々としていながら少しも冷たい感じがしない
絵本のような画の作り方と
ぼんやりとセンスがいい音楽のチョイスが大好きだ。
正直、ストーリーがなかったとしも、
この映像と音楽だけで感極まって泣ける。

<関連商品>
CD:「ダージリン急行」オリジナル・サウンドトラック

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WALL・E / ウォーリー (2008・米)

これにて人類VSコンピュータの戦いは幕を閉じた?

★★★★★
103分/カラー
監督:アンドリュー・スタントン
原案:アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン、ジム・リアドン
製作総指揮:ジョン・ラセターほか
音楽:トーマス・ニューマン

WALL-E、素晴らしすぎました。
子供を全くなめてない、オタクが本気で作った本作。
セリフに頼らず、音と動きだけで感情を表現する技術ほか、
たぶん、各方面で散々絶賛されてると思いますが全くその通り。
なので、ここは個人的に感動した部分に焦点をあてる。

この映画は僕にとっては
かなり特別に大好きだったりする。
なぜなら、予想以上に生涯ナンバーワン映画
2001年宇宙の旅してるから!

だって、HAL出てくるし!
BGMも絶妙なタイミングで使われてるし!
なによりメッセージがね、2001年とつながっている。

SF映画における人類VSコンピュータの長い戦いは
このWALL-Eにて完結したんではないだろうか?

2001年宇宙の旅で人類に完敗したコンピュータ。
A.I.で絶滅した人類にかわり地球の代表として生き残ったロボットの勝利。
そして、WALL-Eで、ダメになった人類をロボットが復活させ共生する。

なんて完璧な大団円っ!!!
2001年宇宙の旅トリロジーといっても過言ではない。

子供の頃から、人間は最終的にロボに進化する
つーか、そうなったらいいなぁと思っている。
猿から人間への進化過程のミッシングリンクは
もし人間がロボに進化したら、その中間の化石は
みつからないつーのと同じだったら素敵だなと思っている。

初めてMacを触ったときに、不思議な愛着を覚え、
2001年宇宙の旅のHAL9000に感情移入し涙した。
それは、誰よりも内面は人間くさいのに
生命力のある人間様の仲間には
加えられてないと常々感じている自分と彼らが
だぶってみえるからなのかもしれない。

そういえば、自分のVJネームにも使うくらい
愛してやまないHALは、
2001年でもWALL-Eでも悪役なわけですが
スターウォーズでも一番魅力的なのは
半分ロボな悪役ダースベイダーなので、本望!!


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HOT FUZZホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! (2007・英)

大爆笑!でも、真面目な映画顔負けなクオリティ!

★★★★★
120分/カラー
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペッグ
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 、ジム・ブロードベント 、テイモシー・ダルトン 、パディ・コンシダイン

ロンドンの敏腕警察官が
田舎の警察署にとばされるが、
そこの怠惰な人々に翻弄され、イライラ。
そうこうしてるうち、連続殺人事件が巻き起こり
ポリス映画オタクゆえに敏腕な主人公を慕う、
お菓子ば〜っか食ってるデブ警官
と共に捜査にのりだすという
イギリス産ポリスアクションコメディ。

正直、映画オタクで、
この映画をつまらないっていう人は
いないんじゃないかと思う。

「2丁拳銃横っ飛び」を筆頭に
刑事映画のあるあるネタオンパレード。
ここで、普通だったら、安いパロディになりそうなところだが、
映像の作り込みがかなり本気で
お笑いの癖に、本気映画顔負けなカッコよさ。
そして、アクションシーンのみならず
殺人現場もコメディにはあるまじきホラーっぷりw。
この真剣にブラックユーモアしてる感じが
イギリスっぽくてたまらない。

ギャグ、惨殺、銃撃そして友情。
残念ながら、エロは入ってないが
これに関しては、入れなくて正解。

なんつーか、
ホラー映画の面白いところをつめこみました〜
みたいなノリだったスクリームにも似た楽しさ?
パロディ作品っていろいろあるけど、
これとかスクリームは、
映画オタクがどこを見たいのか
どこで興奮するのかってあたりを
すごくわかってる気がする。

特にHot Fuzzは
表面的なパロディだけでなく、
魂みたいな部分もうまく込められてる気がする。
笑いのセンスも抜群だし。

ともかく、全編面白いんだけど、
犯人がわかってからの真面目警官ニコラスくんの
開き直りっぷりがあまりにクールで
ヒャッホーーーーって叫びたくなります。
つーか、叫ぶ。

とにかく、近年まれにみる
熱い思いがみなぎる大傑作です。
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レミーのおいしいレストラン / RATATOUILLE (2007・米)

あなたが、自分はマイノリティだと感じているなら絶対見ておかねばならない!

★★★★★
120分/カラー
監督・脚本:ブラッド・バード
声の出演:パットン・オズワルト、 ブライアン・デネヒー、ブラッド・ギャレット、ピーター・オトゥール、ルー・ロマノ

ネズミの料理なんて気持ち悪いという意見も
多数聞こえてきたピクサー最新作ですが、

ネズミすげー頑張ってるよ!!
動きとか表情とか、かわいすぎる!!
全然キモくないから自信もって!と励ましたい(誰を?)。

ストーリー的には、
世間の批判や家族の無理解にもめげず、
ただ好きだからと夢を追う
ベッタベタな展開にもかかわらず、
不覚にも3回くらい号泣。
何故、そんなにも泣けたのか考察してみる。

料理の天才であるにも関わらず
人間は敵だ、ネズミに料理なんか必要ない
と家族たちには全く理解されず
その類いまれなる才能をろくに発揮できずに
悶々とした日々を過ごすレミー。

本当にみんなが言うように
料理なんかできても無駄なんだろうか?
人間は全て敵なんだろうか?

世間の常識は何か自分には当てはまらないような気がするが、
こんな何の権威もない若造ネズミの言うことなんて
誰も聞いちゃくれないし、
自分が絶対に正しい!という確信もない。
レミーは悩みながらも
ネズミ社会で暮らすことも、人間になることもできず
ネズミのまま人間社会で生きる道を模索する。

この葛藤が、とてもリアルである。

生まれてこの方、みんなと同じような生活ができない。
多数決になると、いっつも負ける。
そんな人(つーか、自分)は共感せずにはいられない。
ましてや、そんなマイノリティ感をもちながら、
何か物を作ったりするのが好きな人だったら間違いなく
もしかしてこれ、オレの事?と思うはず。

そんなレミーが、レミーのまま頑張って
成功をつかんでいくのだから、そりゃもう泣けるさ。

そして、辛口批評で数々のレストランを窮地に追いやってきた
権威ある料理評論家イーゴの料理への真剣な思いにも泣かされる。
「食べ物が好きなのではない、愛しているのだ!」
なんつーカッコよさ!硬派!

実は、この映画、レミーと
レミーに操られる人間の友達リングイニではなく、
料理を心から愛する2人、レミーとイーゴが主人公である。
「カッコーの巣の上で」同様、最後の最後で
お前が主人公だったんかいっっ!パターン。

料理を作る天才と、
天才の作る料理を誰よりも理解できる天才
のガチバトル。
この図式は、モーツァルトの生涯を描いた映画「アマデウス」における
モーツァルトVSサリエリにも似ている。

話はずれるが、「カッコーの巣の上で」と「アマデウス」は
どちらもミロス・フォアマン監督作。
この人の映画はたいがい素晴らしいので見といて損なし。
レミーの監督、ブラッド・バードは
ミロス・フォアマンのファンなのかな?

後で知ったが、このブラッド・バードて
映画マニアの間では伝説に残る号泣アニメ、
「アイアンジャイアント」の監督なのね。
そら、泣かない方が難しいわ・・・

ともかく、素晴らしい映像と音楽、小気味よい演出など
全てにおいて出来がいいので
何も考えなくても十分楽しく見れるはず。
たぶん、あなたが予想してるよりもすごい映画っすよ。


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ヴァンパイア 最期の聖戦 / JOHN CARPENTER'S VAMPIRES (1998・米)

ホラー×西部劇!土臭い男気と血みどろ描写に興奮!

★★★★★
108分/カラー
監督・音楽:ジョン・カーペンター
脚本:ドン・ジャコビー
出演:ジェームズ・ウッズ、ダニエル・ボールドウィン、シェリル・リー、トーマス・イアン・グリフィス

ジョン・カーペンターって監督は
SFとかホラーとかB級テイストと
西部劇的な土臭い男気とをみごとなまでにミックスさせ、
感動と爽快感と興奮をもたらすのがとにかくうまい。
中でも、これはその手腕を思う存分堪能できる1本!

荒野を舞台に害虫駆除をするかのように
ヴァンパイアをバッシバッシ処理していく
強面ジェームズ・ウッズ率いる
スレイヤーチームがカッコよすぎ。

薄暗い廃屋に生身で突入。
襲いかかってくる雑魚ヴァンパイアをボウガンで一撃!
それだけでは死なないので
すかさず、矢にとりつけていたワイヤーを
車で引っぱり照りつける太陽の下に拉致。
日光に当たった途端、ヴァンパイヤの体が発火、丸焦げバンザイ!
今日の収穫として焼けこげたヴァンパイヤの頭蓋骨を
ボンネットに並べてお疲れカンパイ!
なに、この手際のよさ!く〜〜、シビれる!
ブレイドの血のシャワー場面で興奮した人は絶対ハマります。

そして、敵のマスターヴァンパイヤチームも
負けずおとらずカッコイイ。
雑魚と違って、昼間は土の中で待機。
カンカン照りの太陽がしずんでゆく夕焼け頃に
さぁ、俺たちの出番だぜ!とばかりに
乾いた大地からズボッ!ズボッ!と生える腕。
Gメンよろしくズラっと並び、凄み顔で
こちらへ歩いてくる皆さん。ひゃ〜〜、なんなら血吸われたい!

そして散々血みどろの対決があった末
ラストのクールかつ暖かい男の友情で涙!
これぞ、まさに粋!
どうして、こんな素敵な映画が日本では廃盤なんだ?謎。


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不滅の恋 ベートーヴェン / IMMORTAL BELOVED (1994・米)

廃盤な理由がわからない名作!恋愛モノと思いきやハイレベルな伝記ミステリー!

★★★★★
120分/カラー
監督・脚本:バーナード・ローズ
出演:ゲイリー・オールドマン、ジェローン・クラッベ、 イザベラ・ロッセリーニ、ヨハンナ・テア・ステーゲ、マルコ・ホーフシュナイダー、ミリアム・マーゴリーズ

個人的に人類史上最も好きな顔と断言できる
男前ゲイリー・オールドマン主演!
ということだけで何の感慨もなく見たのだが、
ゲイリーはもちろん、映画としても素晴らしい出来で
今だにオレ映画ランキング上位に入る名作。

恋とかいってるからラブロマンスかと思いきや、
実はどっちかつーとかなり出来のいい推理モノ。

ベートーヴェンの死後、みつかった1通の遺書に
全財産を捧げるとかかれた不滅の恋人とは一体誰なのか?
それを追いながら、
ベートーベンの波乱に満ちた生涯を描く正当派。
ゲイリーオールドマンが出てるからって
全部が変態映画じゃーないんだよ!

でも、他の人がベートーベンをやってたら
もっと、普通でまともな映画に仕上がって
ここまで印象に残らなかったかなという感じはある。

とにもかくにも、ラストには衝撃のどんでん返しと感動が待っている!

にも関わらず、日本ではDVDほか廃盤!!
何故だ〜〜〜〜!!再発希望。


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アトミック・カフェ / THE ATOMIC CAFE (1982・米)

原爆が落ちてもサッと隠れれば大丈夫!?放射能はたいした問題じゃない!?そんな無茶な!

★★★★★
89分/カラー
監督:ケヴィン・ラファティ/ジェーン・ローダー/ピアース・ラファティ
音楽:リチャード・バス/デヴィッド・ダナウェイ/リチャード・ウルフ

実際の原爆CMや教育ビデオやニュースなんかを小気味よくつないでるだけで、こんなに笑えてこんなに恐ろしいとは。政府や国が言ってる事は、信じちゃいけない。いや、それどころか、CMや宣伝広告などなんとか大衆を操作しようとしてるモノ全て信じちゃいけない。広告にのせられてしょぼい買い物しちゃったぁ〜くらいならまだマシだが、それが原爆やら放射能やら戦争やらじゃシャレになんないっしょ!!「ピカッと光ったらサッと隠れる♪」じゃねーよ!「放射能は色も匂いもないから特に気にしなくていい」じゃねーよ!「被爆すると髪が抜けるけどカツラをかぶれば大丈夫」じゃねーよ!みんなこんなん見て「じゃあ安心」なんつって納得したんだろうか?いや、納得せざるをえなかっただろうね。というより、原爆ってなんかヤバイぞと薄々感じて不安すぎたから、むしろこう言ってもらいたかっただろうね。だから、今もメディアは僕らの望まない事実を隠し、ノータリンでハッピーな情報を垂れ流してるんだね。ダイエットとか健康とか幸運とかゆって・・・。
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キング・コング / KING KONG (2004・米)

ロードオブザリング好きよりむしろジュラシックパーク好き必見!

★★★★★
188分/カラー
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン/フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ナオミ・ワッツ/ジャック・ブラック/エイドリアン・ブロディ

今更ですが、これすんばらしい!33年版のキングコングと内容一緒だけど、あれのスゴさがやっとわかった!オリジナルって当時としてはすごかったと思うんだけど、やっぱ想像力が乏しくなった自分のような現代人が見るとどうしてもショボ感が否めなかったわけです。でも、ピータージャクソンにはこう見えてたんだね!そして、当時興奮した人々にはこう見えてたんだね!そりゃ、映画史に残る名作と言われるはずだよ。でもって、キングコングがとにかく愛おしい!恐竜との戦いっぷり、勝利後の硬派っぷりもカッコよすぎる!ちなみにナオミワッツにジャックブラックと自分好みな役者勢揃いで大満足!恐竜もたっくさん出るんで、ジュラシックパーク3ファンにもおすすめです。つーか、なんでこれが日本で不発に終わったのか全く謎!あんたらの目は節穴か!?ナナだかハチだかいう柔いもん見てる場合じゃねーぞ。

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未来世紀ブラジル / BRAZIL (1985・米)

自分が特別だと思えないあなたに見て欲しい。その通り特別じゃないですよ!奇跡なんて起こりませんよ!

★★★★★
143分/カラー
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム/トム・ストッパード
音楽:マイケル・ケイメン
出演:ジョナサン・プライス/キム・グライスト/ロバート・デ・ニーロ/マイケル・ベイリン/ボブ・ホスキンズ/キャサリン・ヘルモンド

12モンキーズやら何やら、テリーギリアムの映画は数々見てきましたが、これが最高傑作といって間違いないでしょう!内容は、異常なまでの管理社会の中で、“金持ちの家に生まれどっちかてーとエリートの部類には入ってはいるが根本的にダメ人間の役人”が、“夢で見た美しい女性”と“正式な手続きを踏まず颯爽とエアコンを修理して回るがため、規律を乱すテロの親玉として手配されている配管工”という自由な生き方をしている2人に出会い、無駄な書類や規則でがんじがらめになっている現実社会から逸脱できるんじゃないかと希望を抱くファンタジー大作である。大衆1人1人1日1日のささやかな悪や間違いの集積の前では、たった1人の凡人の全身全霊の力など、全く無力だという絶望感。でも、安定した長い人生を棒に振ってまでも得たかった一瞬の非日常。そういう感覚が複雑に絡んで、ラストの悪夢的映像の嵐から、あのおなじみのかろやかなメロディへの強烈な展開に号泣。ちなみにモンティパイソン好きとしてはパイソンズ中もっともナイスガイなマイケルベイリンがあんな役をやってるところも印象的。

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銀河ヒッチハイク・ガイド / THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY (2005・英)


★★★★★
109分/カラー
監督:ガース・ジェニングス
脚本:ダグラス・アダムス/カレイ・カークパトリック
音楽:ジョビィ・タルボット
原作:ダグラス・アダムス
出演:マーティン・フリーマン/サム・ロックウェル/モス・デフ/ジョン・マルコヴィッチ/ワーウィック・デイヴィス/アラン・リックマン

すんげーーーー面白いけど面白すぎてコラム書いてなかった!DVDでもっかい見たら書こうと思ったけど、なかなか出ないからもう書く!まず、しょっぱなの人間のみなさんバカだったけど、お魚をありがとうとイルカが歌う歌。めちゃくちゃいい曲です。で、そんないい音楽でちょっと感動してると怒濤の勢いでシュールで哲学的なギャグが繰り広げられます。なにせバイパス通るんで地球ぶっ壊すよ〜っつースタート。で、あっさりホントに木っ端みじん。たまたま友達が宇宙人だった主人公はわけわかんないうちに助かっちゃう。で、宇宙で生き残るために重要なのはタオルだ!つってタオルだけ持たされて、宇宙に放り出されて、躁でゴキゲンな宇宙船に拾われて、スーパーコンピューター搭載してるのに地味な仕事をさせられ鬱全開なロボットと自分で自分を誘拐したパッパラパーな宇宙大統領などと宇宙一センスのないポエムを延々聞かされる拷問されたり、考え事するとペシ!ってひっぱたかれる星に不時着したり、主人公たちを追いかけてきたミサイルはクジラになってワーイなんつってるうちに落下し死亡・・・などなどどうしょもない大冒険。本当にイギリスってこういうの得意だねぇ。ちなみにこれを見たあと“answer to life, the universe and everything”とgoogleで検索してみよう!ちょっと楽しいです。粋なことするねgoogle。関係ないけど、スパムメールのスパムってモンティパイソンのスパムコントが語源らしいです。これまた粋だね。

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CD:The Hitchhiker's Guide to the Galaxy
BOOK:銀河ヒッチハイク・ガイド河出文庫
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DVD:銀河ヒッチハイク・ガイド(TVドラマ版)
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パンチドランク・ラブ / PUNCH-DRUNK LOVE (2002・米)

善良でまともだけど、ふいに周りの奴らをブチのめしたくなる人へ

★★★★★
95分/カラー
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:ジョン・ブライオン
出演:アダム・サンドラー/エミリー・ワトソン/ルイス・ガスマン/フィリップ・シーモア・ホフマン

完璧です。久々に完璧な映画。もっと早く見ておけばよかった。おおげさかもしれませんが、もしかするとこの監督がポストキューブリックなのかもしれません。一つ一つの画面がなんとまぁ美しい事。光と闇の強い対比、物や人物の気持ちいい配置、緩急あるカメラワーク、細かいショットからなにからすべて完璧。そして、無音からの急な騒音、主張しすぎないセンスのいい音楽のチョイスなど音に関しても完璧。あれだけビシっときまってると狙い過ぎで嫌みになりそうなのに、あくまで、内容が主であるところがまた完璧。ストーリーは、簡単にいうとダメ人間のラブファンタジーなのだが、これがまた、まぁ素晴らしい。7人ものうるさい姉にパーティに来いと何度も言われたり、行ったら行ったで周りはみんな楽しそうにウザい事ばっかりしゃべっててそんな中いたらイーーーってなって窓を割ってしまったり、今すぐハワイに行こうとプリンのクーポンを貯めてサポートセンターに電話したら淡々とあしらわれたり、「でも今行きたいんです!」て電話で何度も言って興奮して泣いてしまったり。ダイヤルQ2になんとなく電話したら悪徳業者でチンピラに襲われてちょっと金を取られて絶望感でいっぱいだけど次の日は普通に出社したり。ささいな事も大変な事もすべてが同じレベルで非常に重大で最悪な気分になる出来事の数々。自分は善良でまともで、周りの人もそんなに悪い人じゃないんだけど、なんだか運が悪くて辛くて瞬間的に全てが嫌になってしまう。その最悪な気分と、だからなんだという普通の気分が毎日ぐわんぐわん波打って本当に疲れる感覚。うーん、わかる。でも、そんなダメな奴を彼女はあたたかく見守ってくれて、キチガイ扱いしないんです。かといって過剰に優しいわけでもないんです。ごく自然に普通に優しい。ホッとする。ホッとしたらすごーく強くなるんです。なんでもうまくいくんです(気持ち的に)。「ブギーナイツ」「マグノリア」もよかったけど、正直これが一番グッときた。最後に、もっと見たいなくらいで終わる1時間半っていう尺も完璧。

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BOOK:パンチドランク・ラブ
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オーディション / Audition (2000・日)

怖すぎ痛すぎ!でもグッとくる。日本ホラーで断トツのナンバー1!
オーディション
★★★★★
115分/カラー
監督:三池崇史
原作:村上龍
出演:石橋凌/椎名英姫/沢木哲/國村隼/石橋蓮司
やっと見れた!それもイギリスで。よくぞDVDもっててくれたアレックス!いやぁしっかし、こりゃ面白いわ。世界的に評判いいのも納得。気をてらったような演出、映像なんかなんもない。ラスト直前まで地味きわまりない。むしろ80年代のヘボいドラマのような雰囲気すら漂う。にもかかわらず、これまたどうして興味深い。先がどうなるのか気になって仕方ない。で、しまいにゃ、あれほどまともなドラマ風情だったのが夢だか現実だかわけわかんない感じにぐちゃぐちゃしてきて、衝撃の展開に!日本のホラーでここまでゾクゾクしたのは初だ。でもって、本気で怖い!そして痛い!痛い!痛い!痛すぎて笑う(人は限界を超えると笑顔になるね)!でもって役者もいいんだ。若くてピュアそうな女子との恋にウキウキしちゃってる石橋凌なんかホントに...哀れさ全開。いい!そんで、そのお相手、恐怖の女麻美も素晴らしい。そりゃ、ころっといっちゃうよ。そんな都合いい娘いるわけねーけど、みんなやられると思うね。とにかく三池作品の中でもかなりの傑作!必見!
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ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー / WALLACE & GROMIT: A GRAND DAY OUT (1989・英)

チーズホリデー
★★★★★
42分/カラー
監督・脚本・撮影:ニック・パーク
音楽:ジュリアン・ノット
声の出演:ピーター・サリス(萩本欽一)

映画館で見たのはもうどんくらい前かねぇ。今や大人気キャラになっちゃって。ビデオ買ってすりきれるくらい見た大好きなこのシリーズ、DVDでもついに鑑賞。特典映像ははキャラ解説とスチールと初期のサンプル映像とTVスポットという感じで大したことないけど、やっぱ本編は何度見ても、「大好きだーーーー!」と大声で叫びたくなるほど自分のツボをがっちりついてくる。とくにこの第一弾は人形の造形こそまだ洗練されてないが、とにかくクレイの動きや間が絶妙。素晴らしい。これって作ってる人間の勘やセンスが全てであって、天才的なオタクが黙々と1人で作ったからこそできた業というか。そしてウォレスとグルミットという主役キャラの魅力もさることながら、月の管理人の愛くるしさたるや、ホントたまらん!!あまりのかわいさに口をぽかーんと開けヘラヘラ笑いながら放心してしまうこと必至(この姿を他人に見られたらやばい)。無機物のくせに、地球でスキーをする夢が断たれてがっくりし、悔しさいっぱいに板を地面にたたきつけるとこなんざ、なんて切なさなんだ!あぁもう!見ろ!みんな見ろ!
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LIVE FOREVER (2003・英)

LiveForever
★★★★★
82分/カラー
監督:ジョン・ダウアー
出演:ノエル・ギャラガー/リアム・ギャラガー/デイモン・アルバーン?/ジャーヴィス・コッカー/ケヴィン・カミングズ

90年代絶大な人気を誇ったオアシスとブラーを軸に、当時の熱気あふるるイギリスを映し出すドキュメント。ちょうどこの頃、日本は渋谷系全盛期で、洋楽も邦楽もごちゃまぜになって、もちろんブリットポップも大人気で、皆聞いてた。ビートUKとかも毎週見てさ。リアルタイムでそれを体験してる人ならかなり面白いんじゃないだろか。自分の場合、今でもそうだが、曲は聞いてもその他情報は全くよくわかってないタイプなんで、労働者階級代表のオアシスと中流階級代表のブラーとして対立するような形で取り上げられてたとか政治的な面もからんでUKロックがあれだけ盛り上がったというあたりなど、非常に興味深かった。とにかくオアシス、ブラーの他、マッシヴアタック、ポーティスヘッド、エラスティカ、シャーラタンズ、レディオヘッド、パルプ、スウェード、クーラシェイカー、オーシャンカラーシーン、アンダーワールド、プライマルスクリーム、ニルヴァーナその他いろいろとにかくUK音楽が好きなら見てみるべし。ちなみに私は当時オアシスは悪くないけどどこかグッとこないなぁと思っていてブラーはけっこう好みだったけど流行ってるから嫌いで、トレインスポッティングも大して面白くない派でした。じゃ、全然この頃のUK嫌いじゃん(笑)!いや、でも、Ninjatuneとかskintとかケミカルブラザーズとか。映画もシューティングフィッシュとかヒューマントラフィックとか。テレビもTriggerHappyTV(イギリスのいたずらウォッチングみたいな番組。テーマ曲はエラスティカのconnection。他BGMがのきなみこの時代のUKロック)とか。このちょっと後が大好き。でも最近ブラーはやっぱよかったよなとちょうど聞いたりしてたところで、この映画でもデーモンが一番かっこよかったね個人的に。一線から身をひいて(ひいてないけど)ルーザーな雰囲気がだいぶナイス。ギャラガー兄弟完敗。ちなみに80年代のUK音楽を取り上げてる24アワー・パーティ・ピープルとあわせて見れば、明日からすぐUKロックを知ったかぶれる事間違いなし。

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FATBOY SLIM/Live on Brighton Beach:BIG BEACH BOUTIQUE II (2003・英)

fatboyslim
★★★★★
DJ:ノーマン・クック

映画じゃないですが、いや、もう最高。ビーチに集まったバカな群衆の狂喜乱舞の2時間をただただ収録。行きてぇーーーー!そこに行きてぇ!とりあえず、酒飲んでスクリーンで大音響でこのDVD見てれば、毎日、ハッピー現実逃避。ちなみに最初と最後にティムデラックスっていうまぁ卑怯な選曲。2回かけちゃうんだ。確かに何度も聞きたいけど。とりあえず去年のagehaを思い出し、笑顔。でも、このDVD特典映像でふれてる日韓ワールドカップのときの来日イベントは全然ハッピーな感じじゃなくてがっくりしたな。つか、関係ないけど最近行くイベント行くイベント大箱の場合低音上げすぎ。うわっつらのアホみたいな音が聞きたい自分としては、ドーンドーンて低音しか聞こえないようなのは全然楽しくない!それから、これ見た後、冬のオタク祭に関する友達のレポートをちょうど読んだんですが、このビーチと同じようなエネルギーをビックサイトに感じました。そして、日本に生まれ育ったのにアニメだとかに全く興味がない自分は損をしているような気がして、切なくなりました。でも全然わかんねーんだ!萌えってなんだよ!??

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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! / ELECTION (1999・米)

ハイスクール白書
★★★★★
監督・脚本:アレクサンダー・ペイン
出演:マシュー・ブロデリック/リース・ウィザースプーン/クリス・クライン/ジェシカ・キャンベル

テレビつけたら出てるメンツが好きな感じだったんで、なんとなく見てみた。何コレ!すげおもろい!!「ヒャヒャッ」って何度も声出して笑ってしまった。高校の生徒会長選挙にまぁムカつく優等生女子が立候補するんだが、そいつの事が大嫌いな情けない生徒会委員顧問の教師がなんとしてでも当選を阻止しようとお人好しなボンボンを対立候補に出させて、どたばた事件が起こるわけです。ムカつく優等生役をキューティーブロンドの子が、情けない教師をマシュー・ブロデリックが、バカボンボンをアメリカン・パイやギリーに首ったけの中途半端な男前がやってるんですけど、このキャスティングみごと。ぴったし。で、演出がいろんなアイデア満載。途中映像がとまって心の声が入ったり、急にイメージ映像になったり、古い映画風になったり、コミカルなギミックだらけで楽しい。テンポも間も素晴らしい。すごくブラックで嫌な奴ら(ボンボンはむちゃくちゃいい奴。なにせバカだから)の話なんだけど、何故か爽快。ホントだいぶ面白いからみんな見て。つか、監督、アバウト・シュミットとかジュラシックパークIIIの関係の人なのね。そら、面白いわけだ!納得。
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ローズマリーの赤ちゃん / ROSEMARY'S BABY (1968・米)


★★★★★
137分/カラー
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ミア・ファロー/ジョン・カサベテス/ルース・ゴードン/シドニー・ブラックマー

若妻ローズマリーはみごもった子を悪魔崇拝者がねらってるのではないかと恐怖する。ようするにオカルトサイコホラーなのだが、怖いというより、すごく具合が悪くて天気も悪くてウツウツしてるのになんとなくウザイ人たちと会わなきゃいけない。なんで自分がこんな目にあわなきゃならないんだ!と理不尽に思う感覚。お気持ち、お察しします。が、最後の最後でローズマリーも周りとうまくやってける大人になってしまった感じがして一人取り残された気分。
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ジュラシック・パーク III / JURASSIC PARK III (2001・米)


★★★★★
93分/カラー
監督:ジョー・ジョンストン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール/ウィリアム・H・メイシー/ローラ・ダーン

誰がなんと言おうと大好きだ!ジュラシック・パークシリーズの中で一番の傑作だ!だって恐竜がいっぱいそれもしっかりと映ってる!いいんだ、学術的におかしい事だらけだって。僕らが夢見てる恐竜はこれだもの。思わず笑顔になってしまうね。ちなみに恐竜オタクのガキとおっさんが活躍して、生き残ってほしい人だけきっちり生き残る完璧なハッピーエンドも爽快。
いつか本物の恐竜が見れるようにならないかなぁ...。死ぬまでになんとかなって欲しいなぁ。
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ウェルカム・ドールハウス / WELCOME TO THE DOLLHOUSE (1995・米)


★★★★★
87分/カラー
監督・脚本:トッド・ソロンズ
出演:ヘザー・マタラーゾ/エリック・メビウス/ブレンダン・セクストン・Jr

ブスで冴えないから地味にいじめられてる中流階級家庭に育った中学生女子のひたすら気分的には救われない毎日。あぁなんだろう、この感覚、ものすごくわかる。できれば皆に注目されてほめられたいがつまらん日常は延々に続く。かといって、物質的にはなんの不自由もなく、どん底な生活ではない。なんなら、犯罪の一つでも起こしてやりたいが、そこまでの怒りや悲しみもない。そしてそんな自分や世の中は滑稽だと知っている。それを知ってる自分は他の人間より多少は賢くて特別だと思いたい。あまりにズバリで笑っちまうね。ハハッ。
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ダークマン / DARKMAN (1990・米)


★★★★★
95分/カラー
監督・脚本:サム・ライミ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:リーアム・ニーソン/フランシス・マクドーマンド/ラリー・ドレイク

研究所の爆破により皮膚がやけただれてしまった科学者が自分の研究していた人工皮膚によっていろんな人に化け、犯人に復讐するというB級SFホラーヒーロー活劇。アドレナリンが分泌されるシーンを筆頭にチープでありながらも、とにかくワクワクする演出の嵐。リアルさよりも面白さやカッコよさ重視のストーリーはテンポがよく、嫌みがない。よくよく振り返ってみるとマンホールから犯人の顔を出して行き交う車にひかせたり、変装する相手の皮膚を作るため地味に盗撮したり、遊園地のゲーム屋でオレの彼女にピンクの象をよこせ!とすごんでみたり、フリークって言うな〜!と怒って強くなったりとやってることはそんなにクールじゃない、つーかむしろセコい感じなのだが、つい見終わった後、わーカッコイイ!とだまされる自分。
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チアーズ!/Bring it on (2000・米)


★★★★★
100分/カラー
監督:ペイトン・リード
出演:キルスティン・ダンスト/エリーザ・ヂュシュク/ジェシー・ブラッドフォード/ガブリエル・ユニオン

最近、カップヌードルポークのCMがまんまこれのオープニングなんで、また思い出して見ちゃったり。一体何度見てるんだ?でもって毎回始まった途端、顔がにやけてにやけてしょうがない。はちきれんばかりのチア演技、無駄にサービスしまくってる水着で洗車シーンなどみどころ満載。スポ根なのに、太陽は僕の敵な自分が見ても嫌みは全く感じない。おそらくブサイクな顔でさわやかに頑張るキルスティン・ダンスト、音楽オタクなジェシー・ブラッドフォード、どことなくゴス美人エリーザ・ヂュシュクとメイン3人が典型的な体育会系キャラとは違うからだろね。さ、これ見て元気出してこ!
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イレイザーヘッド / ERASERHEAD (1977・米)


★★★★★
89分/モノクロ
監督・脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ジョン・ナンス/ジョン・ナンス/シャーロット・スチュワート

ずいぶん昔、深夜たまたまテレビをつけたらやっていて、そのまま最後まで見続けてしまったこの映画。それ以来テレビでやってればたいがい見てるし、ビデオも借りた。この度DVDレンタルが開始されたのでまた見た。やっぱり面白い。そして何故か泣ける。
生まれた子供がかなりの奇形児でその父親の男が悪夢ばかり見るというストーリー。セリフはほぼなく、映像と音(ほぼノイズ)だけで持ってく力業。ヒーターの中の舞台で、いくつもふってくる奇形児を踏みつぶし、天国最高と愛らしく歌う顔にこぶを持つ女。そんなん見ちゃうでしょ。どうしたって見ちゃうでしょ。
しっかし、いつも思うのだが精神的にどん底でなおかつパワフルでないとこんな映画は作れないんじゃないだろうか。鬱でパワーを出すなんて無理じゃないか。そう考えるとこの映画が生まれたのは奇跡だ。そしてリンチは天才だ。
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